カルト宣教師から奪ったメイトウをアークが装備。工場長から奪ったメイトウをゴローが装備。
予行演習で実感も掴めた。いよいよ、決断の時が迫っていた。
「滅ぼすだけなら行ける……はずだ。 俺達のうち誰かが犠牲になれば、な」
「どうせ私達はこの次元から消え去る身です。
捨て石にする作戦ならば、転生可能な我々が適任でしょう」
「・・・・・・・・・」
「どうした、ジョン。「それ」は、不満かい？
あくまで使用は君の判断に任せるつもりだが」
「確かに、こいつは自主規制じゃ。
検証の試し撃ちもまだやっとらんかったしのぅ……
いざという時の切り札として持っておいた方がいいとは思うぞい」
「そうだぜ。 卑怯だとか思わん方がいいってモンだぜ。
何せ、これから行く所には……」
「世界最強が待ってるんだからな」
04-26「最終決戦」
最終目的。
すべてのMOD武装のデータを収集し、南東勢力の1つを討伐する事。
対象は４つ。
・第二帝国
……ダメだ。短期プレイの相手としては厳しすぎる。
・皮剥ぎ盗賊
他よりはマシだと思うが、対ロボット武装が足りない気がする。
敵将だけを狙うならばワンチャンあるかもしれないが……
・サザンハイブ
敵将だけ狙う、となると、ここが一番楽。
恐ろしいのは親衛隊のみ。
と、言う訳で、ターゲットはサザンハイブに決まった。
最後の傑作「提督の制服」が完成したため、装備は万全。
いよいよの最終決戦を始める前に、まずは手応えを確かめるための前哨戦。
間をすっ飛ばして言うと……
一度目のトライでは、村を1つ落とすに留め、持参した食料も少なくなって来たので、そこで引き返した。
戦闘に次ぐ戦闘。実に効率のいい鍛錬の場となった。
サザン村の樽の中からバックパックが出てくるという、嬉しい発見もあった。
倒す端から武器をポイ捨てして無力化し続けた結果、キャンプ地には墓標のようにポールアームが立ち並ぶ。
シーズン２以来の懐かしい光景。
修行の成果に満足しての一時撤収。
そして、カタンの町で武術組のサンバンとフォージの筋トレをしつつ、店に傑作が並ぶのを待つが……
延々待ち続けてもアタリが来ず、仕方なく熟練等級で我慢する事に。
使う対象は「キング」。
スキル一桁の射手＋最凶ライフルで、バニラ最凶を倒せるのかどうか。
試し撃ちとしてはこれ以上ない相手だろう。
いざ、覚悟を決めて最終決戦へ。
と、その進路上に、すっかり忘れていたメイトウ持ちの拠点が立ちはだかる。
そーいやこの辺りだっけ……
敵対100派閥だし、やっちまうか！
ここも、もう楽勝。
メイトウだけいただき、ボスを治療して立ち去る。
これで重武器使いのタロウにもメイトウの配備が出来た。
筋力足りてないけどねー
そして、再びのロイヤルバレー。
一戦一戦は大した事ないのだが、ダメージの積み重ねが厳しい。
なかなか全快まで行かず、寝ている間に巡回部隊と出くわし続ける。
サンバン一人を残して全滅するという所まで追い込まれる場面もあったが……
サンバンが持ちこたえてくれたお陰で、気絶からの復帰組の反撃が始まり、なんとかギリギリの逆転勝利。
ようやく全快までこぎつけ……
これが今回の最終ステージ……
いよいよ本番、サザンハイブの城だ。
ムムッ！ 好機か！？ ここで現れる味方と言うと……
やはりヤギか！
少しでもデコイとして使えるように治療してから突入しよう。
まずはカメラを送り込んで、と……
うーん…… 流石にここに隠密で入り込んで女王だけ始末っていうのは、難しいよなぁ……
暗殺禁止だから、殴り倒すまでは粘らないといけないし……
ならば、いつものように少しずつ釣り出して、堅実に護衛を減らしていくとしようか。
うっ、こいつ、足速いな……
前方から先に倒したハイブ兵の生き残りが迫って来た事もあり、一体だけならば、と戦闘を開始。
いくらステ80～90だろうと、装甲ボロ装備のハイブソルジャーならばなんとかなるだろう……
えっ
釣れたのは一体ではなかった。
おそらく全てのエリートガードが追いつき、一斉に攻撃を仕掛けてきた。
ダメだ。
こいつらの速度相手だと、振り切れない……
やるしかねぇ！！
だ、ダメだぁ！ とてもじゃないが勝てる気がしねぇ！！
目論見が甘かった…… ここまで感知が高いとは……
慌ててバックパックを投げ捨てるが、それでどうにかなる戦いではない。
それに、こいつらが「拉致して王に捕食させる」種族だという知識はあったが、正直それはレアケースなのだとばかり思っていた。
シーズン２では何度も倒されて寝込んでいたが、奴らは一向にさらいに来なかったからだ。
が、しかし…… 今回は……
片腕の負傷のせいか、解錠率が10％しかないとは……
「あいつらはこれからもこの世界で生きていくんだ。
危ない役目は我々が担うべき…… そうだろう？」
重傷者を休ませつつ、まだ走れるアークがゴローの救出に向かう。
だが、しかし……
最悪な事に、護衛無しで寝ていたジョンが、寝袋から拉致されるという最悪の事態に。
アークは無事ゴローを逃がす事に成功するが、代わりに自分が捕まってしまった。
って、えーと…… これは、まさか……
うわあああぁぁぁぁぁぁキングだあぁぁぁぁあぁぁぁぁ！！！
斜面に埋まってるとか気付けるかよーーーー！！
まさかの地面の中からの登場！
おまけにアークのヤツ、一回目の90％の解錠に失敗！
早くしないと、足が……
いいぞジョン、％低いのに一発解錠だ！ アークを救え！
アーク、絶望的なタイミングで二度目の解錠失敗。
どういう事だ…… 10％の失敗を２連続で引くとは……
奇跡の三連失敗。
しかも、モタモタしている間に敵に見つかってしまい……
ここでようやくの解錠。 遅すぎる……
ジョンは既に殴られて再びポール入り。
片足の無いアーク一人では逃げられない。
アークも再びポールに入れられるが、今度はキングの捕食対象がジョンに移った。
二人とも足をやられたら終わりだ…… 急げ！！
まずジョンが脱出に成功。
その瞬間に捕食対象がアークに移るが、こちらは解錠する度にポールに戻され、抜け出せる状況にない。
「一人の犠牲で決着が着くなら、構わない！ 行け！！」
ここで最終兵器「フェイザーＸ」の試し撃ち…… という事も考えたが、ジョンも足が半減している。
逃がす事を優先してしまった。
ここでアークを救出するのは……
メンバーの中で最も軽傷なフォージ。
キングの動きは遅い。
悠々とアークを救出。
さあ、総員撤退だ！
って……
味方の所に着く寸前、ジョンが捕らわれている？！
このボロボロの状況では勝ち目が無い……
サンバン、フォージ、射撃武器の使用を許可する！
つまようじでヤツをひるませろ！
クソッ…… フォーメーションはバッチリだが、いかんせん戦闘力が足りていない……
ここでまた気絶者が増えると、拉致られ続けて厄介な事に……
って、思ったとおり、増援が来てしまった！
速く仕留めないと……
ウィンワン＆シュライク、殊勲の一勝！
なんとか次が来る直前に乗り切り……
総力戦で二体目、三体目を撃破。
一時はどうなる事かと思ったけれども……
なんとか全員生きて戻ってくる事が出来た……
ここで一度撤退するか？
アークに義足を用意してからリベンジするか？
いや……
一足先に全快したシュライク、君に全てを託そう。
カタンに置いてきたつもりだったのに、ごめんなさい……
行け！ シュライク！ 全てを終わらせろ！
一秒、一発が惜しまれる、瞬間の勝負で、攻撃６回を要したのは運の悪さなのか、良さだったのか。
とにかく、エリートガードが駆けつけるより速く勝負はついた。
ここでメイトウを持ち去らなければ追跡されなかったのだろうか……？
シュライクは敵に追われながら脱出。
奴らの速さは振り切れるものではない。
当然、こうなる。
立ち上がれないアークまで参戦しての総力戦。
ここで負ける訳には行かない……
敵もダメージが蓄積している。なんとか耐え抜いて欲しい……
ダメか…… 敵に巡回部隊まで合流してしまっては……
全滅、再び。
連れて行かれたのはウィンワンとアーク。
ウィンワンの捕食が始まる。
隠密を指定しても起き上がれない状況が続き、仲間が目を覚ます度に殴られている中、ジョンが起床に成功。
女王は倒した。後は逃げ切りさえすれば……
アークとウィンワンは、最悪死んでも構わない。
そういう作戦でここまで来たはずだ……
ならば、未来ある若者を逃がすためにこそ、切り札を使おう……
奴らはこれで死滅する種族。
歴史にこの兵器の伝説が残る事は無い。
遠慮なく使わせてもらおう……
ズドドドドドッ
な、何連射した……？！
数え切れない高速の弾幕……
一射で、狙った相手を倒しただけでなく、隣りの相手にまで大ダメージが。
ペナ入ってスキル６の射手が、熟練等級を使ってさえこの威力……
万全の体制ならば、もっと恐ろしい威力を発揮したのだろう……
流石のリーサルウェポンぶり。
味方の拉致を阻止する事に成功。
一方で、かじられ中のウィンワンは自力で脱出し、アークの救助に向かう。
一秒を争うギリギリのタイミング。
救出成功。
まだウィンワンの足は49耐久が残っていて、悪化速度も＜止まり。
止血は後回しにして、脱出を優先する。
「もう若い連中は先に逃したぞい。 後はお主らだけじゃ……」
いかん…… 後方にも敵が残っていたか。
脱出中のシュライクが拉致られた。
チャキ……
担ぎ状態の敵に使うとリスクもハンパないぞこれ……
距離が離れている事を確認してから……
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
ふぅ……今度は誤射らなかった……
流石にエリートガードも一発KOだな。
そうこうしている間に、タロウ、サンバン、ゴローは無事安全圏まで離脱。
操作性を考え、小隊を分ける事に。
まあ、安全圏とか言いつつ、カタンに着くまでには何度もビークシングと戦う事になる訳だけれども……
アーク達もようやく落ち着いて離脱の準備に取りかかれた。
忘れずに投げ捨てていたバックパックも回収し……
えぇ……
あっ…… もうサザンハイブからフォグマンに変化してる……
誰だよ、簡単とか言ったヤツ。
大半を倒して閑散としていたサザンハイブ城周辺がまたにぎやかに……
タロウ達もクライマックスだけど、ちょっとそっちは頑張って耐えてもらうしかないわ……
フォージは長い昏睡状態に入っていて自力で解錠出来ない。
まだ走れるメンツとして、ジョンが突撃。
一発解錠……する前に一発で気絶！ 解錠失敗！
ここまで来たら、全員で生きて帰るんだ！
セカン、下腹と胸部は一発KO域だが、足は一本72に減っているだけ…… 行けるさ！ 頼むぞ！
最初の一発が胸部に入って解錠失敗……
あれぇ……？
2階に放り込まれて監視の目が無いジョンが自力脱出。 チャンスだ。
敵が一瞬反応してから飛び込んだ方がいいのか……？
そうでもないか……
担いでから逃げ切るまでに殴られ、またポールへ。
しかし、これでフォージに対する捕食は止まった。
どこの誰かは分からないが、他の誰かを食べに行ってくれたようだ。
ジョンも自力脱出。
タロウ達も無事放置戦闘のままピンチを自力で乗り切ったようだ。
良かった……
時間的余裕が出来たと見て、離脱前にフォージに止血を行うセカン。
そんな二人に、ジリジリと階下から迫る者があった。
足を失ったエリートガードか…… なんという執念……
が、相手をする事もない。放置して立ち去る。
今度こそ、これで任務達成か……
もうこれ以上のピンチは御免だ。
寝袋で休まず、このまま帰ろう。
そう言えば、最後に起死回生のチャンスをくれた相手は誰だったのか。
その姿は屋内に隠れて確認できないが……
お前だったのか……
サザンハイブのエリートガードが、かつての仲間たちに捕食されるという悲しい結末……
「立ち去る前に、1つだけやっておかなければならない事がある。
任せてもいいかい、ジョン」
「ワシら四人の中で一番マシな足を残してるのがワシじゃからの。
ま、任せておくがええぞい！」
そして、ジョンは、一人サザンハイブ城へと戻っていく。
一瞬黄色くなる隠密アイコンにビクッとして物陰に隠れるも、姿を現したのはヤギ。
ジョンは遺跡中枢のパネルを開き、古代遺跡の通信装置にアクセスする。
そして、これまで集めてきた「次元の異物」のデータを天上の衛星兵器コロッサスへと送信。
後は、発動を待つだけ。
＜続く＞
縛り内容
・装備の購入禁止 武器防具以外も含む
・固有名詞のついたキャラクターの勧誘禁止
・勢力との同盟禁止 勢力との敵対(極力)禁止
・剥ぎ取り、棒立ち奴隷救助以外の犯罪の禁止
・暗殺・誘拐の禁止
・拠点建設禁止
・メイン４キャラの死亡時以外リセット禁止
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、南ハ、皮、スケ、第二、いずれかの拠点を攻略する
全使用MOD
・負荷軽減MOD(草減らしとテクスチャ軽量化) ・装備clipping
