気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi 93:オクランの盾攻略戦 敵将ヴァルテナを倒せ!

渓谷に位置するシェクの同盟国「メッメ堂座」から、精鋭15名の攻撃部隊が出発。

新たにシェク領となった占領地域に取り残される形となった採掘場を、行きがけの駄賃とばかりに三度踏み潰して行く。
採掘拠点の戦力は、武装を失った歩哨が2名残るのみ。

包帯も無く、怪我の治療も出来ないまま任務を続けるその根性と忠誠は大した物だ。
もう頑張らなくていい。 殴り倒した後、檻に入れておいた。

そうだ…… 同盟関係になった「浮浪忍者」の首領モールは、
「ヴァルテナの砦を攻める時が来たら、私の部下達に声を掛けてくれ」
と言っていたな……
ここまで予備兵力としての訓練を進めてきた二人に、隠れ家の村まで走ってもらうとしようか。

伝令を走らせつつ、攻撃軍は隣接する鉱山を襲撃。
確か、ここも二度目だったか。

数人の衛兵を軽く一捻りにし、さらに北上。
廃墟「採掘場跡」を経由し……

敵性ロボットに対する防衛拠点と思わしき、「ナルコの誘惑」。
隣接した回復小屋も建設済みだし、次のターゲットはあそこだ。
小屋到着と同時に、またもや飢えた野盗が襲ってくる。
ええい、余計な手間を取らせおって。

ケルトンベッドを設置する分の資材を持ってくるべきだったな……迂闊だった。
ほんのかすり傷程度とは言え、傷んだ機体の損耗分を完治できない……
一休みした後、酸性雨の降る中、「ナルコの誘惑」攻略戦を開始。

比較的安全と思わしき裏手側から攻め込もうとしたが、接近した時点で敵のクロスボウ砲台からの攻撃が開始されたため、戦力を過信していまいかと心配しつつも、手っ取り早く敵地中央に位置する正門から突入する事に。
よしよし、ちゃんとアグヌ&ゲッコーで援護射撃も出来ているな。 我が軍の優勢だ。

しかし、流石に高位パラディンを含む敵部隊をザコ扱いは出来ない。
各員の手足のダメージ状況を細かく監視しつつ、部隊を動かしていくが……

高パラの個体数は少なく、すぐに片付いてしまった。
ちょっと拍子抜けだが…… この先に本番が控えているのだから、大した被害も受けずに済んで良かった良かった。
ひとまず酸性雨を避け、敵の兵舎に入って止血を終えると、檻の中に奴隷が一名。

解放チャンスが来たとなると……
悪いね、カナンちゃん。 卒業の時が来てしまったよ。

短い間に筋力30台までは上げる事が出来た。

これからのテックハンター暮らし、頑張れよ!
空いた人員枠に、さあ、彼(彼女?)は入ってくれるか?

残念、仲間入りならず!
まあ、さあ戦争だってタイミングで一度新人を連れて帰るつもりも無いし、これはこれで丁度良かったか。
伝令隊の2名はリバース鉱山を通過。

浮浪忍者の里を目指して北上を続ける。
修行中の身で衛兵達との連戦を行うのはかなり危険を伴う行為だったが、設置済みの休憩小屋のお陰もあって、無事突破。

 



……が、スクショも撮り忘れているので結論から言うと、この二人での長旅には意味が無かった。
隠れ里に到着した後、浮浪忍者達に何らかの援軍要請が出せないものかと、彼女らの本部で色々な相手にカーソルを合わせてみたのだが、仲間入りの勧誘以外、それらしい物は見当たらず……
両軍の連携した攻撃作戦は諦めざるを得なかった。
攻撃部隊は既に、目的地「オクランの盾」に到着。

あの砦を守る敵将、上級審問官ヴァルテナ……
ヤツを倒し、殺害するか、身柄を確保してこの場から離れる事がこの戦争の目的だ。
そうする事で、この砦は陥落し、他国の手に落ちる事となるだろう。
おそらく、この聖帝国北東地域では、都市連合の版図に変わる事となるのだろうが、今はそれでも構わない。
都市連合と事を構えるのはまだまだ先の事だろう。
ケルトンの耐久最大値がやや摩耗している程度で、傷はほぼ全快。
この勢いは止められない。
同盟軍の出し方を調べたりせず、このまま戦端を開いてしまおう。
「オクランの盾」攻略戦、開始!

砦外部に展開している兵力はあまり多くない。
簡単に制圧でき、残敵を求めて部隊が勝手に散開してしまうが、それで問題ない程度の戦力であった。
敵の挙動がおかしいな、と思ったら、なんとブラックデザート忍者による襲撃まで同時に発生していた。

敵対組織なので手を組むことは出来ない。撹乱ご苦労、とこちらも斬り捨てて制圧完了。
あれ? もうおしまい? なんだか拍子抜けだな……
確かに高パラは何人か混じっていたけど、敵は戦力がまとまっていないし、各個撃破で数で圧倒出来てしまった形かなぁ……
「オクランの拳」の方が余程手強かったかもしれん。

いや、待て……
問題のヤツがいない。
敵将ヴァルテナ、姿を確認出来ていないぞ。
と言う事は、屋内か……
怪しいのは、あの中央に位置するY字ハウスか。

忘れずにブングルを持参しつつ…… いざ、突入!
おお、いるわいるわ、高位パラディンと審問官で編成された最精鋭部隊!

そして……
いたぞぉぉ!! 敵将ヴァルテナ、覚悟せいっ!!

うっへぇ、ステータス高ぇ!
全員で包囲…… いや、これではメインメンバーの攻撃機会が減って余計によろしくない。

敵将はクロコ、ルカ、ブングルで相手する! 他の皆は手分けして敵兵に当たれ!
油断するな…… 敵は精鋭揃いだ!
ドゴォ!!

ひゃ、125ダメージだとぉ!? これが、パラディンクロスによるスケルトン特効ボーナスの威力かっ!
それに、こちらの攻撃は…… -130だとぉ!?!?
バケモノかこいつ! セタより遥かに強いぞ!!
対単体ダメージに秀でたバーン老師の格闘には期待していたのだが、三桁ダメージを連打され、一瞬で撃沈。

特効も恐ろしいが、これが人間の手足に叩き込まれたら、と思うと恐ろしい……
普段軽装のユキ達を重装に切り替えて来て正解だった。
続いてキハク、ユキも撃沈。

き、厳しい……!! これ、勝てるのか!?
敵の練度が高い…… こちらの攻撃は当たりにくく、当たってもダメージは小さい。

これは……このまま屋内戦を続けるのは危険かもしれん……
ホームランバッターの巻き込み範囲攻撃に期待を掛けるか……
おう、表に出ろぃ!!

さあ、この仕切り直し、吉と出るか凶と出るか……
だが、外に出た直後、頼みの主砲ルカが倒されてしまう! これは、ピンチ……!!

続いて、もう一人のホームランバッター、サッドニールも腕をやられ、範囲攻撃を放てなくなってしまう。

サッドニールは狼牙棒に持ち替えて果敢に戦闘を継続するが……
ビープまでもが倒れ、ホームランバッターが全滅。 

判断を誤ったか……!? 屋内で戦い続けるべきだったかもしれん……
!!?

サッドニールの左腕が-160に! 辛うじて繋がっているが、あと一発もらうと……
っ!! クソッ! 後退させる間も無かっただと……!?

サッドニールが片腕を失った! が…… まだだ!

サッドニールはそのまま体勢を立て直し、戦闘を継続する。
勇者サッドニール…… その姿、忘れんぞ!
激闘は続き、ブングル、スペイド、スキナーが倒れる。

敵の数は減っているが、それ以上にこちらの方が倒れるペースが早い。
我が軍は次第に数の優位を失いつつあった。
ここで射撃要員のアグヌが弾切れ。 格闘戦に移行してしまう。

事前に雑魚戦をこなしすぎたか…… これまた判断ミス……
そうだ。 イカン、射撃班の扱いが雑になっていた。
残るゲッコーには、しっかりヴァルテナ一人のみをターゲットするように指示しなければ。
頭数の不足する中、サッドニールとクロコで必死にヴァルテナを抑え込みながら、ゲッコーの射撃でひるみを狙っていく。

クロスボウの射撃なら、ダメージは微小であっても敵の行動阻害が期待出来る。
その隙に攻撃を叩き込めば……!
よし! 攻撃が通るぞ!

しかし、クロコも胸部と左腕がマイナスに突入。ここで沈む。
が、少しずつ早期に倒れたメンバーが起き上がり始め、戦線を維持。

頭数が補われ、射撃による妨害行動も効果を発揮している。
行ける…… 行ける……か!?
ヴァルテナは致命傷状態だが、まだ右足以外の部位耐久はかなり残っている状態。

削り切るより、倒せるとすれば出血で、か……?
ここで、バーン老師……

飛び蹴りから突きの連撃を決める。
サッドニールとバーンの二人、名コンビだな…… 魅せてくれる。
ルカが復帰し、ヴァルテナ包囲は進むのだが、敵の耐久値は頭部の40が最低。

こちらもボロボロで、いつ誰がどうなるか分からない状態。
ついに、ヴァルテナを抑え込み続けたサッドニールが沈む。

今は50前後のダメージでも各員の四肢を飛ばされ兼ねない状況……
早く決着を付けたいが、敵はしぶとく、強い……!!
サッドニールを倒した一撃、その振り下ろしの隙に、ルカとバーンが殊勲の連続攻撃。

敵の頭部耐久、残り8!
ここでユキが戦線に復帰するが、後方で配下の精鋭2名を抑えているのは、もうキャットとクロウのみ……

早く仕留めなければ、ここからの負けもあり得るぞ……
急げ! 最後のひと押し、削りきれ!
ビープと、そしてサッドニールが根性で起き上がってくるその時、ゲッコーの射撃が一瞬、ヴァルテナの動きを止める。

その一瞬の隙を、ユキが捉えた。

敵将ヴァルテナ、討ち取ったり!!
よし、ルカ、お前は胸部以外大して怪我していないな、担いでおけ!

手足を痛めた者が多すぎる。足を引きずっては撤退出来ん。
このまま残敵を掃討するぞ!
ズタボロの状態とは言え、戦いは既に8対2になっている。

勝敗は決した。
が…… 敵は精鋭。 残る「審問官」達はヴァルテナにも匹敵する能力を持つ。
ステータスで見ればこちらが大きく劣っている。
敵の抵抗は長く続き…… 日は暮れ、夜となる。

戦いは長く、長く続き……
尚も猛威をふるい続けた審問官の体力にも限界が訪れようとしていた。

再びルカが倒れ、ヴァルテナの身柄確保をなんとか五体満足なスゥが引き継ぐ。

ヴァルテナが死にかけていたので、四肢を落とされかねない損傷で後方に下げていたキャットで治療する。
最後の一撃が誰のものだったかは分からない。
最後まで戦い続けたのは、クロコ、ユキ、スキナー、そしてサッドニール。

彼らの手で、最後の一人が倒され……
15時に始まった戦いは、翌01時にようやく終結したのであった。
歓喜の雄叫びもないまま、各々、命を繋ぐための治療を開始する。

辛勝…… 辛勝だった。
もう少しの不運、もう少しの判断の誤りがあれば、被害はこんな物では終わらなかっただろう。
ケルトンであるサッドニールの腕一本で済んで、まだ幸いだったと言えるかもしれない。
セタとヴァルテナの戦力差、まさかここまで大きいとは…… 誤算だ。
言うなれば、セタは文官、ヴァルテナは武官…… 真の軍部トップはこちらだったという事か。
 
さあ、これ以上、巡回兵との戦いになったりすれば、もう持たない。
さっさと引き上げよう……

キハクとアグヌはしばらく起きて来ない。 足を痛めた者も多いが、なんとか担ぎ手は足りたか。
もう少し痛めつけられていたら、鈍足化を避けられず、さらなる危機にも繋がったかもしれないな……
さらば、オクランの盾。
勇猛果敢に戦ったパラディン達よ、安らかに眠るがいい。

と、出口に目を向けると……
おやまぁ……

左腕を失い、血液量もマイナスになった高位パラディンが、アイアンスパイダーと戦っているではないか……
無論、勝てるはずもなく、あえなく撃沈。

よくやったよ、アンタは……
避けて通り過ぎてもいいんだが、仇は取っておいてやるよ。

こうして、敵軍総大将ヴァルテナを拉致し、一行はオクランの盾を後にした。

夜が明ける頃、「ナルコの誘惑」の傍らの休憩小屋に到着。
ケルトンベッドを追加しようとするのだが…… 「電子部品」が不足している。

一人だけ無傷に近いゲッコーが、取り急ぎ最寄りのバッドティースに走って素材を買ってくる事にする。
皆が長期療養に入っていたその頃、浮浪忍者の里は戦勝の知らせに沸き立っていた。

出せるのであれば、今度こそ援軍の出し方をきっちり調べてから戦いを挑みたいな。
いやしかし明け方の事で仕方ないとは言え、寝たまま同盟軍と作戦の打ち合わせとは……(呆)
いやぁ、勝った勝った!
ヴァルテナはこのままスクインの監獄塔に引き渡し、セタと再会させてやるとしようか。
次は皇帝フェニックス…… いよいよホーリーネーション滅亡の時は近いぞ!
その時……

雷鳴と共にその知らせは届いた。

くっ…… 半数を残して来たとは言え、二軍の戦力で聖騎士と審問官を相手に戦えるのか!?

幸い、シェクが援軍を出してくれるようだが…… 不安は大きい。
い、いや待て、「メッメ堂座」ではなく、「プレイヤーの拠点」だと?!
敵が来るのは、ここか!!

ゲッコーを送り出し、満身創痍の13人と一匹……
果たして、この消耗した状態でヴァルテナの身柄を守り通し、拠点襲撃を乗り切る事は出来るのか!?
シェクの増援は間に合うのか!?
次回に続く。