気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#ステラリス エキニャン戦記 2

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2200年、銀河の探索を開始。
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観測をするのは私の本領である。
この世界での観測塔……天文台のデータを元に作成した星図を見て、私は怯んだ。
縮尺を間違えたかと思うような巨大さ。
直径は倍、星系数にして三倍はあろうか。
異星人の脅威を説いて宇宙に打って出た皇帝としては、この先の長く苦しい戦いを思い、慄かざるを得ない。
どれだけの異星人、どれだけの強敵が待ち構えているのか。
そして、性質を全く異にするあの謎の艦隊が出現するまでに、それらの強敵達を駆逐する事が本当に私に出来るのか。
出来る出来ないではない。
やらねばならぬ。
そのための最初の一歩を踏み出す。
帝国の戦闘力を宇宙で発揮するためには、屈強な肉体だけでなく、他を圧倒する艦隊が必要だ。
艦隊を運用するための国力が必要だ。
国力を得る為には、国土が必要だ。
故に、調査・探索である。
当面、調査船と科学者の数を増やし、国家の土台を見極めるための地図作りを重視して行く。

2201年、200万年前に栄えた「第一文明」の痕跡を発見。
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他国より先んじてこの謎の解明を行えば、大きな力が得られるだろう。

2204年、予想外の早さで異星人と接触
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テゼキアン惑星同盟。

狂ったオカルティズムを他国に押し付ける、狂気の民族。
この銀河を守るため、いずれ彼らも撃滅せねばなるまい。
が、今はまだその力を持ち得ない。
敵国の方が戦力が上だ。
今艦隊を増強して戦いを仕掛けても、艦隊と占領地を維持するだけのリソースが無い。
目先の戦力強化より、今は国力を高める事が優先される。

翌2205年、テゼキアンは国境を封鎖。
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敵母星を調査中だった船が行方不明となり、後に本国に帰還はしたものの、貴重な探査初動の時間を無駄にする事となる。
この非礼をいつか後悔させてやる。

2207年、テゼキアンと国境を接する。
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近い。 あまりにも近すぎる。
不快だ。
早く奴らを殲滅したい。

同年、母星近海にて、遺棄されたゲートウェイを発見。
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活用出来るのはまだまだ先の事だろう。今は放置でいい。
同年11月、次元断層らしきものに飲み込まれ、調査船乗員を喪失。
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幸い艦と艦長は生き延び、帰還を果たしたが、乗員を多数失った。
なんとも幸先の悪い滑り出しだ。
と、思った直後、消えた乗員は全く異なる船に乗って姿を現す。
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彼らが体験したのは、私と似たような現象だ。
見慣れない艦隊に囲まれていたという事だけは確かとの事だが、乗員の記憶は定かではなく、実際の所何が起きたのかは不明だ。
おそらく、「次元ドリフト」と名付けられたこの事故で、彼らは平行世界に流れ着いたのだろう。
幸い、私の時とは違い、彼らは元の星系、元の時間軸、元の肉体のまま帰って来る事が出来たが……
結果として、平行世界で手に入れた調査船一隻を獲得。
星系拡張と情報収集のための力が増す形となった。

2209年、遠方の未調査星系にて、我々の母星と様式とを同じくする神殿を発見。
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探査の手を幾分緩め、この調査を優先して進める。

2211年、テゼキアンへの敵意は年々高まる一方となり、私自身もこの憎悪を推奨。
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政治・軍事を帝政に集権させる事を強力に推し進める会派、「皇帝の剣」を結成させる。
帝国議会の後ろ立てを取り付け、同年、国内不穏分子の巣窟たる「大スラム」を駆除。
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惰眠を貪る惰弱な浮浪者共に、労役と言う名の真の「生」を与え、国家の一員として迎える。
2215年、ワームホールを発見。
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予想外のタイミングで襲撃を受ける事にもなり得る、厄介な代物だ。
今は実働状態にする事が出来ず、将来の不安要素が一つ増えた形になる。
2216年、古代から今も尚動き続ける超巨大コンピューターを発見。
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今の私には分かる。
分析からすると、解体して得られる資源は僅か。
先々の事を考えれば、僅かな足しにしかならない。
解析を続けて技術研究の足しとしても、そう大きな技術向上にはなるまい。
ならば、この脅威をそのままの形で保持し、これを帝国が有する事によって、テゼキアンに対する示威とする。
この「影響力」のボーナスは大きく、国境の拡張の助けとなった。
今、何より欲しいのは「影響力」である。
同年、異星で見つかったエキニャン様式の神殿の調査が全て完了する。
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結果……
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我らエキニャン人は、高次存在に仕えるために作り出された種であったのではないか、との結論に達した。
高次、存在……
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この調査結果をどう扱うか、どう利用すべきかを考えたが、答えは出ない。
私は、調査船の研究者全員に王命を下し、本件に関する真相の一切を闇に葬るよう命じる。
誇り高いエキニャンの民が、造られた奴隷であったなどと……
それが「あれ」であるかまでは分からぬが、「あれ」の奴隷であった、など……
とても、とても…… 認められるような話ではない。
そのような事実は、害にしかならない。
「皇帝が何らかの神智を得た」
と、
その事実が漏れ伝わるだけでいい。
これで、また内外に私の「影響力」が増す事だろう。

今はまだ国力が足りない。
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国家の拡張速度はテゼキアンの奴らに勝るが、軍事面ではまだ太刀打ち出来る状態ではない。
使える物は何であろうとも使えるだけ使って、高めた威光の力をもって帝国の拡張を続けなければならない。

敵より早く、他を圧倒するだけの力を身に着けなければ、殺されるのは我らだ。
奴らを抹殺するだけの力を、一刻も早く……
//2200-2216