気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#ステラリス エキニャン戦記 3

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2219年、初の入植地であるアスティン星で大規模な住居不足が発生。
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元老院の怠慢から、致命的な「手続きの誤り」があった。

数千万人単位での、チケット2重販売。
席に座れなかった者の怨嗟の声がスラムに響く。
元老の担当者を処刑。元老院長は見せしめに更迭。
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スラムと、それに伴う汚染区域はしばし放置し、今は見逃す。
スラムの者達にも使い道はある。
荒野のバラックで生きるよりは、鉱山送りにした方が彼らにとっても良いはず。
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帝国臣民は、生まれながらの鉱夫。
帝国の血肉となって未来に活きてくれるはずだ。
この裁きは、帝国の威光を示すに充分であり、内外に私という存在の大きさを知らしめた。
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私は、「恒星間の支配権」という物に理解を深める事が出来た。
皇帝の号令の下、ますます星系拡張は効率よく進む事であろう。
同年、テゼキアン領内を通り抜けてきたと思わしき、第二の異星人と接触
「レギン・チュズ州」
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平等主義者で、我が帝国同様、軍事に特化した国体である。
物腰は穏やかだが、意に沿わぬ者であれば武力に訴えるという、見下した態度が透けて見える。
いずれ、いつかは必ず戦う相手となろう。
油断はすまい。
「1つ目」レギンチュの所在は、「四つ目鳥」テゼキアンの背後。
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国力は我が方と同等。
しかし、艦隊戦力では圧倒的にこちらの負けだ。
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間にテゼキアンが挟まってくれるのは、丁度良い形ともなろう。
2221年、突然テゼキアンの鳥どもから貢ぎ物が届けられる。
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フン、見え透いた付け届けを。
案の定、鳥どもは1つ目と敵対していた。
挟み撃ちをされたくないが故の上辺だけの友好だ。
貢ぎ物を渡されたからとて、私の心は毛筋ほども揺れない。
今はまだ動けないが、彼らの間で戦争が起きた時には、その背後を思う存分に食い荒らしてやるとしよう。
そんな我らの狙いは、当然あちらも理解している。
国家観の相違から来る大きな嫌悪の感情を押し殺し、不可侵条約まで持ち掛けてくる。
無論、応じる気はない。

続いて、第三の異星人が南から姿を現す。

ラク・タラク・ナク連合」
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外見こそトカゲの出来損ないのような連中だが、またも平和主義、かつ、軍事拡張に特化した国家。
いずれこのトカゲどもとも国境を接する事になる。
遠くない未来で、開戦する事になるとすれば、テゼキアンの鳥どもより、このトカゲどもの方が可能性は高いかもしれない。
次第に、拡張して行く先が埋まっていく。
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出会った三国からは、いずれも国境封鎖の通知が届けられている。
この拡大競争に勝った者が、今後の盤面に大きなアドバンテージを得る。
内政も軍備増強もほぼ手つかず放置のまま、強引な領域拡張を急いではいるのだが、悲しいかな、拡張の歩みは鈍化している。
国威が足りない。
ならば、どうすれば良いか?
国を奮い立たせるには、「敵」が必要だ。
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国境を接しないレギンチュを仮想敵と設定する事で、帝国に力が宿る。
その力で、僅かではあるが国境を広げる「影響力」を稼ぐ事が出来る。

そうして調査船を各地に送り続けていると、奇妙な拾い物も色々見つかる。
2223年、母星周辺宙域から、なんとも奇妙な物の存在が報告されてきた。
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異星人文明の「記憶」を収めた膨大な量の箱。
利用できるなら大きな力にもなろうが、いかんせん我が帝国の科学技術の発展は、未だこの「箱」を扱うレベルではない。
今は捨て置き、未来において再検討する事にする。
2226年、「太陽系」と呼ばれる星系を発見。
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調査船はこの星系の第三惑星に文明の痕跡を発見するが、役に立ち得る何物も、その惑星に残されてはいなかった。
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太陽系第三惑星。 聞き覚えがある。
ここが、あの「地球」か。
この次元では、同族同士の戦争で星を焼くという愚かな末路だったらしい。
「地球帝国」ともまた違った、宇宙を旅するには至らなかった地球、か。
一体幾つの並行世界が存在するのか。
数カ月後、「太陽系」近海で面白い発見があった。
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センサーの故障から小惑星群から出られなくなったという漂流船を保護した。
その小さな船に乗っていたのは、「地球」から来たと名乗る女だった。
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自分は技術者として優秀なので帝国で雇うべきだと、自らを売り込んで来た。
地球人。
奇妙な話だ。
彼女の語る「地球連邦」は、今の我々の帝国と同じように、領域拡大のため活発に調査船を飛び回らせていたらしい。
ならば、宇宙に出られなかった、あの滅亡した未開文明の「死んだ地球」とは異なる世界から来たという事になる。
彼女もまた、次元断層に飲み込まれ、事故でこの宇宙に流れ着いた者なのか?

それにしても、なんという虚弱な種族…… 伝え聞く地球帝国の強さの片鱗も感じられない。
なんとか生き延びようとして自分を売り込むおどおどした態度の奥に、我らエキニャン人への侮蔑の意思も感じられる。
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私は殺意を押し殺し、この者を帝国の科学者として迎え入れる。
今はまだ、「その時」ではない。
今は、まだ。
//2219-2226