気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#ステラリス エキニャン戦記 4

4th_nom.jpg
銀河北部で3つの国と接触
領域の拡張する先、どこで陸国とぶつかるか、予想も立つようになる。
おぼろげながら銀河地図の形が定まりつつあった。
nn32m.jpg
帝国の調査船は、2223年、どの国からも遠く離れた銀河の僻地で、古代の造船工場を発見していた。
nn42.jpg
これを再稼働するため、遠方まで建設船を派遣する必要があった。
もし、このタイミングで強力な古代の戦闘艦が手に入れば、それだけで侵略戦争にカタを付ける事が出来るほどの優位性を持つ事が出来る。
一刻も早く、領内の発掘施設建造の手を止めてでも、この復旧作業を優先する必要があった。
そして今、2226年、建設船の面々は見事に工場施設を再稼働させた。
nn43.jpg
施設の残存エネルギーは乏しく、三隻の船を完成させた後、完全に機能を停止。
永続的な造船所として使う事が出来なかったのは残念だが、戦力は手に入った。
nn44.jpg
「R44級襲撃艇 ISS スペクター」
nn45.jpg
私は大きく落胆する。
確かにその装備は帝国を上回る物だった。
だが…… 戦闘力、234…… 通常のコルベットと同等の性能ではないか。
労力に見合う報酬であったのかどうか、疑問に思うレベルである。
が、この北方探査にも収穫はあった。
2227年、先行していた調査船が新たな異星人と接触
「エルゾ銀河共和国」
nn46.jpg
帝政の権威主義者で、軍事拡張を続け、異民族を受容する政策……
彼らの有り様は我らに近い。 理解は出来る。
だが、受け入れる事は出来ない。
融和、寛容、異種族交流の精神などという惰弱な物にすがった結果、我が故郷はどうなったか。
彼ら不快な虫どももまた、滅ぼさねばならぬ敵だ。
エルゾの所在は、遥か彼方、テゼキアン、レギンチュを挟んだ更に西方。
nn47.jpg
我ら同様、長い時間を掛けて北方宙域を探索し、このタイミングで出会う事になったようだ。
2228年、ついに当面の仮想敵国であるラクサラと国境を接する。
nn48.jpg
帝国の版図拡大も限界が見えてきた。
そろそろ、軍事にも注力すべき時。
帝国の国家的目標に、「探索・発見」に続いて「覇権」を加える。
nn49.jpg
2230年、また新たな異星人達が姿を現す。
「フスコ委員会」
nn50.jpg
受容的で物質主義の、銀河の探索者。
南方からこちらへと進出し、いずれ国境を接する事になろう敵だ。
「ウィンダー星間連合」
nn51.jpg
受容主義の軍国主義者…… 温厚な武人、なんたる矛盾か。
戦士の誇りを持たぬ者共など、いずれ我らに滅ぼされる事となろう。
通行不能の銀河中心域を挟み、次第に世界の姿が見えてくる。
nn52b.jpg
覇を競うように互いに星系を拡げ合う各国。
拡張に注力しただけあり、我が帝国も決して他国に負けてはいない。
だが、私は密かに大きな不安を抱えていた。
星が、足りない。
入植地が、全く見つからない。
試験的なテラフォーム実験には成功した。
nn54.jpg
だが、不毛の地を乾燥型惑星に変えた所で、どうにも居住性が低すぎる。
エキニャンの民を住まわせる事は出来ない。
居住可能な惑星が、他国と比べて極端に少ない。
母星近郊で二つの惑星を開拓したのみに留まり、見つかるのは入植不可能な惑星ばかり。
大地は力、人は力、だ。
我がニャーンの種族が銀河に覇を唱えるには、種としての数が必要。
このままでは…… 計画は破綻する。
軍拡で星を奪う事を、そろそろ考えなければならない時期に来たか。
他国も、考えることは同じだ。
2236年、エルゾが隣国レギンチュに宿敵宣言を出す。
2253.jpg
銀河のあちこちで火種がくすぶり始めている。
全ニャーンが待ちかねた戦いの時が、始まろうとしていた。
//2226-2236