五期生、ジッパーが加入。
しかし、筆者自身のイージーミスにより17番が欠番状態に。
新たに17番を迎え入れるためにも、スクインを旅たたねばなるまい。
「筋力と運動が多少伸びただけのコイツを連れての旅、本当に大丈夫じゃろーか」
「なぁに、俺達だってロックの兄貴達にそう思われて旅をして来たじゃないか」
「吾輩としては、チミの下半身の方がいつも心配なのだがね……」
「で、どこ行くのかな! 楽しみ!」
「あんまり無茶も出来ないし、近場の探検から、ってトコじゃない?」
4-4-04「探検、防衛戦、そして問題発生」
まずは近場の探索から。
ハブ東の廃墟へ。
奴隷商人の一団に遭遇。
条件反射で攻撃したくなるのを我慢し、様子を観察。
勢力名リストや、防具鍛冶のリストにもその名が見られた、ドルチー……
「ドルチーの奴隷商」表記になっているという事は、奴隷商派閥の名称変更とかではないようだ。
一度、元ネタをガッツリ検索して調べて来ないといけないかも。
廃墟の方は、ガッカリ廃墟のままだった。
せっかくだから、と、鉄板を2枚拾って立ち去る。
自動移動中、またジッパーが敵中に取り残される。
慌てて仲間を駆けつけさせるが、すっかボコボコにされてしまった。
回復のため、ボダゾン東のウェイステーションで休憩。
さて、ビークシングが出ないなら、探索範囲を広げても問題ないだろうか。
大陸の中央付近に位置し、手強い敵も出現しない、ガットと違って普通に初心者にオススメ出来る拠点建設予定地、シェム。
平らで豊かな大地が広がり、湖の多さから地形を活かした迎撃作戦も取りやすい、理想的な場所……
過去のプレイから受ける印象としては、問題と言えばたまに南方からビークシングが迷い込んでくる事くらいだった。
宿屋すら無いため、防衛も回復も食料確保も自力で行わなければいけない。
ピコーン、と地質調査。
流石、本当にオススメの土地なだけある。
乾燥帯ではあるけれど、必要な物が揃っている。
0表記の鉄だって、近くに鉱脈がちゃんとある。
現環境での敵はどうか。
散策していると、すぐにダスト盗賊改め、鋼牙族に出くわす。
こら! 伏せ字くらいしなさい!
『戦おう!』『OK!』
臨戦体勢で対峙する男と男。 火花散る睨み合い。 緊迫の一瞬!
え……?
「・・・・・・・」 「・・・・・・・」
戦闘開始に備えて部隊を動かしていたのがいけなかったのか?!
ジューロが勝手に500cat渡して戦闘開始イベントを終わらせてしまった……
しょぼーん
ビークシングはいるのかいないのか。探索を続行。
おや、このバグっぽい棒は……?
やっぱりコイツか、緑のラプター。正式名称コールド・ワン。
よく見ると腕だけじゃなく、下アゴもおかしいな……
質感が綺麗なだけに勿体ない。
タフだけど弱い。そんなラプターは戦闘訓練にもって来い。
多少傷つきながらも、余裕で仕留めて肉をゲット。
ここで詩人の歌イベント③が発生。
これのせいでギャグキャラとしか思えないんだよな~ この人~
現在のステータスはこちら。
まだ打たれ強さが一桁しかないので無茶は出来ないが、早く実戦で鍛えてやらないと、思わぬ強敵との戦いになった時にあっさり事故死する事も有り得そうだ。
回復のため、ボーダーゾーン改めセントラルランドへ移動。
このまま東へ突き進みたい所ではあったけれども、鈍足の新人を連れたまま酸性雨対策を施さずにブラックデザートを横断するのは無茶すぎる。
ウェイステーションの宿屋でしばしの回復。
うっ…… また変な頭の傭兵が……
おっさん間で流行ってるのか、それ……
髪型MOD、やっぱり減らそうかなぁ……
経験値稼ぎのため、野盗に絡まれた際には戦闘を避けない事にしよう。
まだ大方針を決めていないため、判断を保留にしているが、今期では敵対や同盟を禁止してはいない。
「ねえねえ、なんで今回は観測者さん同盟OKにしてるの?」
「うむ、それじゃよ。
今度の世界は、正規の世界に紛れ込んだ「異物」の探査というには規模が大きすぎるらしくての」
「異物なのは元の世界の方ってか? 正副が逆転しちまってるんだな」
「それで、じゃ。
ここでは大きく世界に干渉したとして、元々の我々Kenshi達の歴史にダメージを与える事はない……と、そういう事のようでな」
「その分、吾輩達の観測・収集すべきデータ量が山盛りなワケでもあるがね……」
「なるほどね…… じゃ、しっかりドコとどう手を組むか考えないといけないワケかい」
「おっけー、分かった! なんとなく!」
殺しが続いて飢え盗と完全敵対になっても構わないと思ってはいるが、それでもやっぱり良心は咎める。
一応、ほどほどに治療は施してから立ち去る。
この狼も、見た目がよりワンコっぽくなったから、肉の剥ぎ取りがちょっと可哀想になっちゃうんだよなぁ……
って、しまった! ジューロの武器、ネジ回しのままで出発してた!
こりゃ一回戻らないと……
てなわけで、スクインに帰還。
ジッパーが鉄鉱石を鉄板に変換。ジューロが鉄板を鋼材に変換。
いや、来期継続キャラならば、防具鍛冶の訓練開始という事で、装甲板でも製造させておこうか。
と、同時に、ジュウザにはブラックデザート横断のための準備を進めさせる。
酸耐性装備、ダスターコートを人数分用意するのだ。
危険度の下がったこの世界であれば、熟練コートでも構わないか。
傑作が出揃うのを待たず、とりあえず人数分用意。
「駄目だ。ワシの美脚が完全に隠れておる。
こんな物、身に着けられはせんわい!!」
しかたないなぁ…… じゃあ耐性は落ちるけど鉄傘で!
プレートジャケットも40%の酸耐性があるので、鉄傘と合わせて75%確保可能。
ダスターコートの80%に近い数値はある。
拠点選びのための建築資材も、ストームハウス一軒分+2の18個は持った。
さあ行くぞ! ブラックデザート横断だ!
またジッパーが敵中に取り残され、今度は走れなくなるほどボコられるという、幸先の悪い出だし。
担いでまたウェイステーションに立ち寄り……
売ってる物が変わってないかな?と確認のため義肢店に立ち寄ると……
あら? 意外。
脳筋ぽい装備のオーク達しか見かけなかったので、現環境では弓兵はいないのかな?とか思っていたが、弓兵混じりのダスト(鋼牙族)にも遭遇。
なるほど、オークが前衛、ゴブリンが後衛か。それっぽーい!
施しが出来る時には、つい仏心で飢え盗を助けてしまう事も。
経験値として喰ってしまった方が得なんだけどね……
で、シェムに入った辺りでまた詩人イベントで同じネタが繰り広げられる中、突然鋼牙族の悲鳴が。
シェムに人食い系の種族が追加された?
捕食動物=ビークシング、やっぱりどこかにいるのか……?
どこから聞こえてくる悲鳴か分からず、探索は諦める。
シェムで拠点建設の候補地を探しながら、遭遇戦を何度か繰り返す。
うんうん、ダストの一団相手でも、初動こそ殴られるものの、体勢が整えばちゃんと緑ばかりになる。
ここいらで暮らして行く事は、現状でも可能に思える。
と、辺りの戦闘の気配をチェックしているうち、先程の鋼牙族の悲鳴の原因が判明。
このラプター、人を食うのか……
徘徊する群れの数は1~2体のようだし、滅多な事では負けないと思う。
大きな心配は無いとは思うが、一応捕食者が存在するのだという事は覚えておこう。
さて、拠点の建設候補地ならば、アレが欲しい所だが……
あった!
やっとみつけた! 地味に色違いな鉱脈! 金だ!
直近だと地形が悪いし、麓の平坦地にストームハウスを建てるとしよう。
資材18個だけでは最低限の状態にしか出来ないが……
完成! 初めての拠点!
っていきなりかよ!
襲撃予告が2つ発生。
鋼牙(ダスト)と、ブラドラ忍軍。
鋼牙族が先に来る…… と言うか、予告が発生した時点でもう目の前まで来ていた。
先日の『戦おうぜ!』のキャンプからやって来たのかもしれないなー
ブラドラとの連戦になるので、深手を負いたくはない所だが……
バックパックを降ろし、完全臨戦態勢。
いやぁ、シーズン4始まって以来初めての拠点なもんで、ついついノリでね……
顔面に一撃を入れる選択肢をポチッ
ビビッて逃げていく敵を追い掛けて無理やり戦闘に持ち込む。
全ての敵に反撃されていたらタダでは済まなかったかもしれないが、幸い、弓兵以外殆どそのまま走り去って行った。
イチゴのスキルが上がって飛び蹴りをようやく披露。
戦闘は小規模に留まった。
(あ、ジューロ、またスクインにメイトウ置き忘れてる……)
合間に死体の匂いを嗅ぎつけて来たのか、ラプターとの遭遇戦を挟み……
回復しきらないうちに、ブラックドラゴン忍者との戦いへ。
ええい、そんな長口上いちいち聞いてられるか!
ジューロ、撃っちまいな!
弾薬は乏しいが、丁度メイン武器を置いてきてしまっているので、もしもの時用に持ち歩いていた弓で宣戦布告。
総力戦が始まる。
頭数が違いすぎ、かなり無茶な挑戦な気がする……
特に、トゥエルの下半身には目を光らせておこう。
う…… やっぱり、各々で多対一になってて、苦しい戦いに……
でも、被ダメージは一桁ばかり。
装備の差は歴然で、粘り勝ちできそうではある。
問題はこの人。 軽減0で足にダメージが通るから……
いかんいかん、と、走って敵を引き付けつつ、止血しながら戦う事に。
ジッパー以外も苦しそうだが、ちゃんと持ちこたえているか……
引き斬りしつつ、トゥエルはきっちり仕事を果たす。
倒れた忍者はしっかり武装解除。
「待たせたなジッパー! よく耐えた!」
トゥエルが戦線に戻る頃には、もう大勢は決していた。
三倍程度の人数の敵に対し、気絶者0で勝利。
初の防衛戦は快勝に終わった。
とは言え、楽勝には程遠く、被ダメージは大きい。
ジッパーの打たれ強さは9から18に。
やはり実戦こそ最大のトレーニング法だなぁ
他の面々もそこそこのダメージを受けている中、イチゴ一人がこの軽傷。
回避、回避で、格下相手には余裕があるという事だろうか。
先を急がず、ここはしっかりと回復期間を取る。
みんなお疲れ様。
襲撃者達のうち、生きてる者は大体撤退していったが、何人かはまだ昏睡状態で倒れている。
この生き残りのブラックドラゴン忍者2人は、新メンバー候補として担いで行くとしよう。
おっと、忘れちゃいけない。
この為の拠点だ。
巨大工場の建設予定地の選定に入るが……
十分な面積の土地があるにも関わらず、どこにカーソルをあわせても「近すぎる」と出て建築出来ない……
なんてこった……
どこなら建てられるって言うんだ……
じゃあ、ひとまず建築の事は忘れ、予定通りブラックデザート横断と洒落込もうか。
酸完封はできていないが、75~80%なら問題はほぼ無いはず。
行くぞ!
当然、ブラックデザートシティに立ち寄る進路を取る。
と、その進路上に生産施設型遺跡が見えてくる。
ここはイカン……
今の戦力でハープーンを相手には出来ない。
ここを漁るのはもっと後にしよう。
スルーして、ブラデザシティへ。
ここの小屋は…… うーん、いつもあまり資材を持ち歩けない縛りでやってるから、設置作業が進んでいないなぁ……
酸性雨のダメージくらいは回復してから行こうか、と、寝袋を使おうとしたその時、気付いてしまう。
ブラドラ忍者、酸ダメージで死亡……
一人は結構元気で、酸の河を渡る時ももってくれそうだが、もう一人は手遅れだった。
ジッパーさん、耐性UPのために傘をもらっておきながら、そのランダムセリフは酷いよ……
当然、ボロ小屋にも立ち寄る。
新たな研究項目のために、特に赤本の数が必要となる。
AIコア共々買い足してから出発。
水泳スキルの足りないジッパーがダメージを受けつつ酸の河を渡り……
ブラドラ忍者も生存。
無事、酸性雨地帯を乗り越える。
さあ、毎度おなじみ大砂漠南西のウェイステーションへ。
ここの塔には寝床を沢山用意しているし、物資も色々収納してある。
トゥエルのポールアームが、Mk3からメイトウにパワーアップ。やったぜ。
後は、ジッパー用に小型バックパックも一つ持っていく。
サーベルのメイトウは、使い手がいないからそのまま放置。
広大な砂漠を目にし、ハッと思い出す。
大工場建設、ここなら行けるようだ。
なんでシェムでは駄目だったんだろう……
先にストームハウス建てちゃったのがいけなかったのかなぁ?
拠点建築は一箇所のみという縛りルールにしている。
今はとりあえず建築可能という事実だけを記録し、先を急ぐ。
かついだままのブラドラちゃんを眼窩の市場で荷降ろししなければ。
と、ここで草の海賊今期初登場。
ダストよりは強いはずだが…… もう苦戦はしないか。
無傷ではないが、そう苦労する事なくあっさりと撃滅。
おお、MOD武装になってるぞ! 海賊らしくカトラス装備だ!
こりゃ、今期も傑作でMOD装備を揃えるのは大変そうだなぁ
眼窩に到着。
おや……? 眼窩に一般市民が住むようになってるのか。
奴隷商人のグループに、「市民」が加えられている。
しかもエルフ耳。
うーん、金髪エルフ美少女とかチームに欲しい所ですな!
と、ここまでやって来た目的、ブラドラ忍者を奴隷商の前にポイ捨てして、購入出来るようにする、いつものマッチポンプ仲間入りガチャを試みるのだが……
ここで、大きな問題が発生。
ブラドラ忍者のお姉さんが死んでいる。
購入リストに出てこないからおかしいと思ったんだよ……
原因には、すぐに思い当たった。
耳だ。
この世界では、人間のインベントリには皆耳が配置されている。
剥ぎ取られれば死ぬ。
奴隷商は奴隷化の際に持ち物を没収する。
つまり、そういう事だ。
奴隷商マッチポンプ法は、今期では使えないのか……
これは困ったぞ。
吟遊詩人は例外として簡単に加入させる事が出来たが、フォグマン・カニバルからの救出頼みとなると、中々に厄介……
詳しくは知らないけど「剥ぎ取っても死なないバグ」とか利用すべきかも?
うーん、まあ、今期は長期プレイになる予定だし、急がず慌てず、じっくりと機会を伺って行くとしようか。
さあ、気持ちを切り替え、次だ!
次は、あのなぜか赤で表示されているトレーダーズエッジを見に行こう。
ヘングに変化はなし、と。
自然環境が豊かになったこの世界でも、グレートデザートは砂漠のまま。
侍は…… ドワーフ? 小人混じり。
ここのロングハウスはあまり拠点化が進んでいない。
簡単な荷物整理だけ終わらせて……
ロンゲンの城へ。
ん? 紋章、変わってる?
ギルドでなく都市連合の旗じゃなかったっけ、これ。
ロンゲンに変化は無し。
寝ている間に確認したが、メイトウもそのまま。
うーん、「無所属」なのか。
この世界にはトレーダーズギルドは存在しない……?
ドルチーの存在感がその分増している、とかかな?
そして、前期の生活ですっかり慣れ親しんだヘフトへ。
さーて、MOD設備の消滅した跡でも確認するか、と、門の裏手のアウトポスト型家屋に駆け込むと……
あ、あれれ??? ここ、ノーブルハウス?!
どうなってんの!?
ノーブルハウスの位置に酒場が!
一瞬焦ったけど、入る門が逆だったため、酒場と場所の入れ替わったノーブルハウスに入る形になっただけで、自前で買った大型物件はそのまま残っていた。
いやぁ~~ これはいい改変だねぇ!!
これでもう貴族屋敷めり込み問題は発生しない! 素晴らしいーーー!!
40K MOD関連の消滅を確認。
防具収納も寂しい事になってるなぁ……
もうちょっと売り捌いてから終わるべきだったか。
さあ、ここなら研究用の赤本・青本はたっぷりある。
解禁じゃ、解禁じゃ!
しかし、一気に全部とはいかない。
鍛冶カテゴリでは、この、解禁要求資材の重い「Remas」から試してみようか。
解禁された謎設備を設置。
ピルム…… ローマ軍団兵の事かな(検索)?
しかし、このクラフト台、完成しても何も作れない。
うーん、時期尚早だったという事か。
しかし、武器の方はしっかり追加されている。
防具の方も一気に色々来ている。
こりゃ把握するだけでも一苦労だ。
とりあえず、名前だけでも存在感が激しい「ウイング」から……
このウイング、保護部位が沢山あるが、どこに装備するのやら。
ベルトスロットだったら全員に配備したい所。
と、一気に色々出来る事が増えてしまって混乱気味で、再びのヘフト滞在が始まるのであった。
警報問題の解消という嬉しい驚きと共に、奴隷商活用不可という大問題も発生。
大工場建設のためには、せっかく建てたストームハウスも解体しなければならないだろう。
課題は山積み。
楽しい苦しさが押し寄せてくる。
新環境Kenshi、実に楽しいぞぉ!!
<続く>
縛り内容
・装備の購入禁止 義肢、弾、ランタン、パックパックを含む
・加えて、飛び道具は弾を自作しないという制限を掛ける
・固有名詞付きキャラと動物は雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・拠点は一つだけ建設OK
・前期からの継続キャラの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・トゥエルのみズボン装備禁止 足がもげたら離隊
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、キャットロンを倒す
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、前期メンバーを解雇する
メンバー
トゥエル:美尻が自慢のオークのおっさん ロボ工学担当 長柄装備
ジュウザ:キザなタフガイ 雑用担当 重武器装備
ホーティ:嫌味な元貴族の末弟 弓鍛冶担当 鈍器装備
イチゴ:みんなのアイドル 研究担当 武術使い
ジューロ:ど根性姉御 武器鍛冶担当 鉈装備
ジッパー:吟遊詩人 訓練中 刀装備