気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi VS #ステラリス その5「戦乱の勝者達」

ナルコの遺物、サイブレックスの合金精製装置を手に入れたモングレルだったが、ゾンビ殲滅戦ではパカリ院に先んじられ、空白地となった旧ゾンビ領を奪取するに留まった。

連邦を組んだエルゾ・パカリ・都市連合に対し、当方一国ではどう繁栄しようと対抗しようが無い。
だがしかし、外交は国是によって封じられている。
さあ、ここからどう立ち回ればいいのか……
 
 

Kenshi VS ステラリス その5「戦乱の勝者達」

 
 
不可侵条約を結んで以来態度の軟化したエキニャン帝国とは、友好関係を強化出来ている。

 
センサーリンク情報を買い、当方と比べ「圧倒」である艦隊戦力の確認が可能となった。

総戦力5000以上! こちらの倍近い!
 
彼らと防衛協定を結べれば安心なのだが……

やはり、国是によって協定の締結は禁じられている。
当方は防衛を外国に頼る戦略は取れない。
地道に戦力を確保して行く他無い、か……
 
2260/01
大戦が勃発する。
パカリ研究院vsホーリーネーション

宣戦布告はパカリから。
パカリは連邦を組んだ2国を味方につけ、ホーリーネーション側は防衛協定を結んだ第一帝国が友軍となる。
パカリ+都市連合+エルゾ vs ホーリーネーション+第一帝国
5カ国が参戦。この銀河始まって以来の大規模戦争となるだろう。
 
が……

「第一帝国、ホーリーネーション、いずれも当方と比べて「圧倒」的な国家では無かったはずだな?」
「おう。当初「優位」だったホリネ軍も今では「同等」。敵連邦を圧倒できる軍事力は持ってないはずだぜ」
「対して、エルゾ、パカリ、都市連合の側もエルゾ以外はそう軍隊が強い国ではないのじゃが、彼らには大きな優位点、「連邦艦隊枠」があるぞい」
「総じて、パカリ側が有利。結果が見えている戦いとも思えるな」
「介入致しますか? アーク様」
「軍事行動は絶対にやらんが…… 打てる手を打つべきかどうかは、悩ましい所だな」
 
 
2260/06
エルゾ艦隊が動き出す。

我が方の領域を通過し、大きく南下してホーリーネーションを攻撃に向かうのだろう。
ホーリーネーションのためにエルゾへの国境解放を取りやめ、増援を断つ事も考えたが……
 
現状、エルゾ&パカリとの関係は最悪に近い。最後の一線を越える危険性もある。
仮想敵の一つであるホーリーネーションを生かすために危険を冒す気にはなれない。
しかし、先の事を考えれば、彼らとの関係を改善しておくのも悪くはないだろう。
 
それでどうなるとも思えないが、ホーリーネーションに対しての国境封鎖を解く。

資源外交も行い、ジワジワと関係を修復して行く。
 
エルゾの三個艦隊が南を目指す。
おそらく、この艦隊が到着すれば戦局は一変するだろう。

問題は、エルゾ抜きならば軍事力で優位に立てるホーリーネーションが初動でどれだけ戦果を挙げているか、か。
 
2261/01
情勢がよろしくない事をホーリーネーションも理解しているのか、新たに地球帝国&エキニャン帝国との友好関係も深め始める。

エルゾを中核とする連邦に、それ以外の勢力が対抗する、という銀河の形が形成されつつあるようだ。
 
連邦を設立した商業強国である都市連合。
モングレルは、パカリ・エルゾとの関係は最悪だが、彼らとの関係だけは良好。

さしずめ、我らモングレルはどちらにも与しない中立勢力と言った所か。
 
2261/08
戦況を確認。

攻撃国であるパカリの艦隊は、ホーリーネーション南方に切り込み、無防備な宙域を切り取り始めている。
では、肝心のホーリーネーション主力はどうしているのか……
 
「報告します。
 ホーリーネーション主力艦隊は、反対側、国境西の都市連合の入植惑星を攻撃しています」
「戦力3000以上の大艦隊だぜ。
 都市連合西方には第一帝国の艦隊3000が出現。
 既に都市連合の防衛戦力はズタボロにされちまってるようだな」
「聖騎士どもの艦隊は悠々と敵地に居座り続けておるぞい。
 背後ががら空きじゃというのに、のんきなモンじゃのぅ……」

「これは、悪い予感がするな」
 
シェク王国の二の舞。
そんな言葉が脳裏をよぎる。
 
 
2262/01
サイブレックスの遺物を発動。

鉱石を大量に消費し、合金5000を生成。
艦隊と星系基地を増やしていくための資源を確保するためだ。
大戦を他所に、当方は領有宙域を着々と増やし、国力を高めていく。
 
2262/05
悪い予感は的中する。

ホーリーネーション主力艦隊が敵惑星上で静止している間に、パカリ軍は好き放題に宙域を切り裂き、ホーリーネーション本土攻撃を目前としている。
 
一方で、第一帝国の艦隊は都市連合の防御を突き破り、首都星グレートデザートを制圧。

都市連合に残されたのは2惑星のみとなる。
 
「都市連合軍はもう終わりだ。第一帝国艦隊に任せ、主力艦隊を本土防衛に戻せばよかろうに……」
「動かんな」

都市連合が陥落するのが先か、増援の出現でホーリーネーションが陥落するのが先か。
そういった戦いになりつつある。
 
 
2262/08
エルゾ艦隊がモングレル領を通過し、いよいよホーリーネーション領を目前とする。

先遣艦隊は僅か1000の戦力しかないが、防衛衛星しかないガラ空きの首都を攻撃するだけなら十分な戦力だろう。
 
 
2263/05
モングレルの調査船が居住可能惑星を発見する。

この発見は大きい。
移民船を出発させ、この遥か遠い新惑星へと旅立たせる。
 
 
2264/05
新たな戦争が勃発する。

地球帝国が、ラクサラに宣戦布告。
共に手を取り第二帝国の暴虐に抗して行かなければならない両国が、よりにもよって開戦とは!
 
 

黙々と領域を増やしていくモングレルを他所に、銀河情勢は大きく動こうとしている。
 
 
2264/06
都市連合は残存艦隊を終結させ、2400の戦力を無防備なホーリーネーション宙域へと進軍させる。

首都奪還は諦め、危険な賭けに出たか。
 
都市連合に残された惑星は1つのみ。

 
既に首都周辺宙域は完全に制圧され、ホーリーネーションと第一帝国の両艦隊は合流を果たしている。

約6000の大艦隊。
だが、ホーリーネーションは未だ、じっとこの宙域から動かない。
彼らは一体何をしているのか……
 
それは、浄化だった。

異教徒は抹殺すべし、との彼らの教義によるものなのか、彼らは延々、都市連合の惑星レフィングウェルを爆撃し続けている。
 
 
2266/06
領有星系基地を繋ぎ、新発見惑星への進路を確保する。

一方で、パカリ領間近の宙域にまた新たな惑星を発見するが、こちらは居住敵性が劣悪。
優先度は低くなる。
 
 
2268/01
モングレル首都付近に海賊が発生。

巡洋艦の建造が始まり、艦隊の再編成を行っている間に、警備網が緩んでしまっていたか。
 
ビープ提督の発掘巡洋艦と、キャット提督のパトロール隊の駆逐艦2隻が攻撃を仕掛ける。

戦力は海賊艦隊に及ばない。後続が到着するまでの時間稼ぎだ。
 
ビープの発掘艦は健闘するが、やはり多勢に無勢の中、駆逐艦は長く持たない。

キャットのパトロール隊は一隻を撃沈され、撤退。
 
残ったビープが孤軍奮闘を続ける中、後続が遅れて到着。

戦力値としては小さいが……
ようやく完成した、モングレル製巡洋艦第一号だ。

緊急の事である故、提督を配する事も間に合わなかったが、巡洋艦2隻の耐久力により、軽量級ばかりの海賊艦隊は次第に力負けして行く事となった。
 
 
2268/07
海賊騒ぎは早期に終結する。

「いい知らせだ。海賊の連中、結構いい装備を積んでやがってな。
 残骸のサルベージで、それなりの成果が上がったようだぜ」
「無駄な戦いでは無かったと言う事か。
 またビープを褒めてやらねばな」
 
 
2270/01
モングレルは旧ゾンビ領を開拓し、新たな宙域を獲得し続けていたが……
同様に空き領域を獲得しているパカリ研究院との国境摩擦もまた、加熱を続けている。

関係性はついに落ちる所まで落ち、修復不能なレベルにまで達してしまった。
 
「外交の出来んワシらではもう、いかんともし難いぞい」
「当方が次の獲物として狙われるのは時間の問題か」
「だが、奴らもホーリーネーションとの戦いでちったぁ戦力を消耗しているはずだぜ。
 時間的猶予はある。連中が揉めてる間に強くなっとくしかねぇぜ!」
 
新規に開拓した宙域で、幾つか遺跡発掘ポイントも見つかっている。

そろそろ本格的な調査体勢を整えるのもいいだろう。
 
一方、長駆遠征を続けた移民船団も、ようやく新惑星へとたどり着く。

この宙域を、当方は「隠された森」と名付けた。
 
が、居住条件の悪い、もう一方の惑星の存在する宙域はパカリに取られてしまった。
パカリの建設船の動きは素早く、あと一歩という所で間に合わなかった。
無念……

ともあれ、これで国境線は固まった。
後はゆるりと囲った空き領域を占領して行くのみ。
 
 
2271/03
パカリvsホーリーネーション 停戦。

北からのエルゾ艦隊がホーリーネーション首都を叩いた事が決定的だった。
都市連合領で孤立した主力艦隊を他所に、本国はボコボコのズタボロ。
 
9星系を手放す羽目となったホーリーネーションは、その国力を大きく減じる事となったが……

入植惑星は一つも奪われずに済んだようだ。
 
ホーリーネーション艦隊は無傷か」
「それ所か、星系基地の増強までされてやがるぜ」

「国力は削られたかもしれぬが、まだこの銀河の役者の一人として舞台を下りる程ではない、と言った所じゃぞい」
「これを機に、我々としても彼らとの友好関係を上手く構築していきたい所ですね」
 
主に星系基地との戦いのみで終わったエルゾ艦隊も、戦力を削られてはいるものの、大きなダメージを受けてはいない。

一見すると痛み分け程度にも思える戦いだったが……
 
ゾンビ領に続きホーリーネーション領までも切り取ったパカリが戦争による疲弊から立ち直れば、今までパッとしなかった彼らもいよいよ大国として輝きを増して行く事だろう。
 
では、地球帝国 vs ラクサラの戦争はどうなったか。

こちらは一方的な戦いだったようだ。
地球帝国が大きく敵地へ切り込み、首都周辺にまで迫っている。
 
都市連合とパカリは軍事力を消耗してはいるが、基盤となる力は伸びている。

 
結局、エルゾ、パカリ、都市連合の連邦三国が上位を占める情勢となって……

 
「どういう事だこれは!?
 当方が勢力比でトップに躍り出ているだと?!」
「落ち着いてください、アーク様」

「ワシらが手に入れたサイブレックスの遺物。
 あれが大きく評価を上げる要因となっておるだけ、じゃぞい」
「実質的に見りゃ、俺たちゃ6位ってトコだぜ」
「あ、ああ…… そういう事か……」
 
当方もかなりの星系を新たに領有してはいるが、強国と伍する所まではまだまだ、か。
 
 
2274/05
エルゾ帝国の「志向」に変化が発生した。

平等主義を採用したとなれば、幾らか当方との相性が改善される……か?
 
 
2274/10
当方の強みである遺物を発動し、2度目の合金生成に踏み切る。

 
「常に1万の合金を確保しておけ、というのか?」
「はい。急ぐ話ではありませんが……」

「サイブレックス・アルファを再建し、モングレルの物として復活させるには、一基につき合金10000が必要なのじゃぞい」
「メガエンジニアリング技術を完成させるまで、どれだけ時間が掛かるのかさっぱりわかんねぇけどな……」
「いざとなったら貯金を取り崩して艦隊を増強可能。
 そう考えれば、1万の貯蓄をキープしておくのも悪くはない、か。」
 
 
2274/11
地球帝国とラクサラの間の戦争も、決着が着く。

こちらは、予想外の結末となった。
 
地球帝国側は奪った惑星を独立させ、「ラクサラ自由独立国」が誕生。

第二帝国とも、ラクサラとも、従属国を挟んで国境摩擦を解消する形となった地球帝国。
領土欲を剥き出しにすることも無く、なかなかに上手い立ち回りを見せてくれる。
 
そして、当然の帰結のようにして、ホーリーネーションは地球帝国と防衛協定を結ぶ。

これで、再び開戦となった際にはエルゾ達連邦は銀河南方の広大なエリアを敵に回し、都市連合は三方から同時に攻撃を受ける事となる。
これにエキニャンとモングレルが呼応すれば、あるいは……
 
エルゾら連邦の一強体制を崩すための道筋を探りながら、モングレルは淡々と空き星系の領有を進める。
当方は大きな「伸びしろ」を有しているが、これから国力で巻き返せるのかどうか……
版図自体は広いが、入植惑星はもう無い。

ホーリーネーション、エキニャン、両国と上手く連携を取れれば、敵連邦に対しても勝機が見えてくるのだがな……」
「その形で開戦した場合、最も危険な位置にあるのは我々モングレルだという事、決してお忘れにならないように」
「そこなんだよな……
 防衛協定も無理だから、一番叩きやすいのは当方。パカリ・エルゾに包囲されるのは自明の理か……」
「こちとら軍港・泊地の建設を殆どやってねぇからな。
 艦隊規模が違う。パカリとエルゾに挟み撃ちされりゃ、長くは持たねぇぜ」
「エルゾ一国のみが相手であれ、ワシらにゃ「勝ち目」は無いぞい」
「ならば、次の戦いが発生した際には、国境封鎖という手を取るか。
 ウチが門戸を閉ざせばエルゾ艦隊はどこにも行けない。
 パカリと都市連合だけが相手となれば、ホーリーネーション側も互角以上に戦えるかもしれないな」
「国境封鎖のリスクを甘く考えないで下さい。
 もしもエルゾが我が方に一度でも宣戦布告する事となれば……」
「やはり、艦隊戦力の強化が優先事項か」
「だが、三カ国の連邦艦隊に単独で比類する戦力を組むなんざ、現実的じゃあないぜ?」
「うむむむむ……」
 
他国が容易く侵攻を決断しないだけの抑止力は維持出来ているが、それ以上ではない。
いつ何時その抑止の効果が切れるのか…… 緊迫した状況は今後も長く続きそうだ。
 
 
<続く>

 
やはり、このゲームのAIは防備を疎かにしすぎる……
地上軍を用いる事もしていないため、ゲーム序盤の効果の薄い惑星空爆でジワジワ削り続けるという無駄行動が致命傷となり、無防備な本土を攻められて敗北。
もう少し時代が進み、各国が惑星降下部隊を編成出来るまでになっていたら、電撃戦で都市連合が滅亡、という線もあったかもしれないが……
 
一方で、合金を出し渋って1万の貯金を積み立てたモングレルは、列強と比べて戦力が伸びていない。
資源強国になりつつあるのだから、星系軍港・泊地を増やして艦隊を増強できる余地は十分にある。
勝てないまでも、AIに宣戦を判断させないだけの抑止戦力の確保を目指すべきか。
 
外交が縛られた内向き国是プレイの、「出来ないからこそ」の緊迫感。
意外と面白いかも……