気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi その後のクロト君④ ~それからのあらすじ~

ついにキュアーを完成させたZ研は、最後の難題、「ファイナル・キュアー」の開発に取り掛かる。

キュアー以上に長大な研究ゲージを消化すべく、限界まで研究力を高めて行くが……
研究台Ⅰを多数並べるのは逆効果と判明。
極まってくると、科学スキル94以下の者は足手まといになるとも判明。
検証の結果、研究台Ⅵにスキルトップクラスの人間だけを集めて研究させるのがベスト、という結論に至る。
 
つまり、こうなる。

TORI MODの仕様では、研究台Ⅵの量産に大量のCPUユニットが必要。
コスチュニン達探索班は再び旅に出る。
 
そして、旅に出て、すぐに気付かされる。
 
世界からゾンビの姿が消えている事に。
 
キュアーが完成する前から既に、ラスボスである「ゼロ」を倒した時点でこの現象は始まっていた。
 
世界はもう浄化されてしまった?!
ゾンビMOD独自アイテムもまだコンプしてないってのに! 素材供給源が途絶!?
 
いや、完全に消滅したワケではなかった。

ブラックデザート等の過酷な土地では、まだシェク型や特異体がうろついているし、通常エリアでも極稀に少数のザコゾンビが出現する。
出現頻度や規模が激減してはいるものの、まだ素材集めは可能だ。
 
ブラデザで素材を稼げるのは丁度いい。
CPUユニットも、拠点~虐待の塔~ブラックデザートシティ、の往復によって稼げる。
なぜか虐待の塔に転がっているアイテムは何度も再生成されるし、ブラデザ市(の隣りのボロ小屋)では定期的に入荷してくれている。
 
後は、メイトウ集めついでに各地の遺跡を回ったり。
※(後にポンクが復活して姿を現してから、塔での再生成は止まった)
 
ジワジワ、モリモリと増えて行き、30台の研究台Ⅵが完成。
そこに科学スキル95の人員を25名配置。
研究力は3.74倍に到達。

それでも尚、研究完遂までは遥か遠かった。
それはもう、日々暇を持て余すほどに。
 
自然、プレイはゾンビ・アポカリプスMODの独自要素を調査する事が目的になっいく。
残る2体のゾンビMODボス探しをプレイ目的として、コスチュニンとベッカムはまた旅に出る事に。
(イズミ達三人娘は第2研究班として本拠点残留)
 
拠点サイドでは、まずゾンビ料理をコンプし……

 
中鎧系を傑作コンプし……

 
重鎧系も傑作でコンプ。

 
次にクロスボウ(スプリングバット相当)とその弾丸を自作するが……

 
刀とつまようじに相当するZ装備は(おそらく)自作出来ないと判明。

両装備は割と出現頻度の高かった科学者型ゾンビの持ち物なので、自作出来なくても入手機会は多かった。
 
Z鋼の刀はMk級より強く、エッジ級より弱い。
ゲーム中盤以降の大量雇用時代には、配給武装として便利な物だった。
 
 
リーバー奴隷を解放して仲間に加えたり、まだ訪れていなかった場所で新人を雇用したりと、コスチュニンとベッカムの冒険で、次々Z研のメンバーは増えていった。

 
メイトウ集めもある程度行い……

ここまでの旅で、カルト、カニバル、フォグマン、ダスト、ゴリロ盗賊、リーバー、ホーリーネーションが壊滅。
拠点襲撃を仕掛けて来るのはブラッドレイダーくらいに。
 
リビングワールドMOD環境下で、世界は大きく様変わりした。
 
ホリネ領は都市連合、シェク、浮浪忍者によって分割統治され……
カニバル領はデッドキャットが復興。
ゴリロ盗賊の拠点がシノビの支配地になったのには驚いた。
 
そして、復興されたゴーストビレッジを再び訪れた時、ふと、「この地にJRPGのみんなを帰してやりたい」という思いが芽生えてしまう。
 
当連載、シーズン3の世界観では、ゴーストビレッジには勝手にヨルン村と名前を付け、JRPG種族の故郷であると設定している。
Z-レイの光で壊滅したこの村に、JRPGを戻す事で、物語の締めと出来るのではないか、と……
 
とは言え、様々な外敵に襲撃される立地のゴーストビレッジに、非力な新人や非戦闘系が多くを占める拠点要員を戻すのも不安だ。
 
たまたまバークでJRPGが6人も新たに仲間になった事もあり、

 
奴隷解放系3名と合わせ、新人9名の育成を開始。

この派手な髪色にキャラメイクされた9人、カラフル新人ズを、一定の水準……
主要戦闘スキル40以上まで育てたその時、ヨルン村への里帰りを決行する事とする。
 
旧ホリネ領、ガット、フォグアイランド、魚人島、ハウラー迷路……

 
各地を転戦し、新人達は成長を続け、旅立ちは目前。

そうこうしている内に、ファイナル・キュアーの研究ゲージもそろそろ終わりが近付いてくる。
 
ハウラー迷路を訪れたのは、そんな時だった。
 
ここを訪れたのが原因なのかどうかはわからない。
ただ、異常が発生したのはこの頃だった。
 
研究ゲージリセットという怪現象が頻発し始める。

セーブする前は異常が無かったのに、ロードして再開するとゲージが0になっているという恐怖。
 
辛うじてハウラー迷路を訪れる前のオートセーブが一件残っていたので、なんとか研究を続行する事は出来たが……
その後も怪現象は続き、プレイ再開毎にセーブデータリストの4~5段下のデータを読み込まなければゲージが復活しないという厳しい状況に追い込まれる。
 
ハウラー迷路の遺跡で、なぜか町でもないのに研究ゲージが表示される状態だったのが怪しい。
いや、人数が114人もいるせいでセーブデータが壊れやすかったのか?
ゲーム内プレイ日時が1000日を越えたせいか?
はたまた、開発上想定していない膨大な研究期間が何かをオーバーフローさせたのか?
 
ともかく、怖くてプレイが続けにくい状況に陥ったのは確かだ。
手動修正しようと思って、FCSでセーブデータ内の研究進行度らしきパラメータも確認したが、数値は正常に見える。
 
お手上げ。
 
研究ゲージは90%くらいの所まで進んでいたのだから……
もう、いいか……
そう決心を付ける。
 
FCSで、研究速度を1万倍に設定。
サクッとファイナル・キュアーを完成させてしまう事に。

 
医薬品クラフト台で、人間型ゾンビの血+臓器を消費して製造。

ゲーム内では、単なる上級医療キットの超耐久版でしかないが、MOD設定的には、これで感染者の治療が可能となる。
 
このファイナル・キュアーのごく短いフレーバーテキスト欄、実にいい味を出している。
まるでゾンビ映画のビターなオチのよう、とまで言うのは言い過ぎか……?
ともあれ、ここだけはネタバレせずに伏せておこうと思う。
 
これが、ゾンビMODの実質上のエンディング。
「ここから先は君自身の目で確かめてくれ!」と言うヤツだ。
 
救世の秘薬が完成。
ロード・ナガタの待ち望んでいた治療薬が、ついに現実の物となったのだ。
 
Z研はその設立目的を完全達成。
いよいよもって、彼らのやるべき事は無くなってしまった。
 
そして、新人ズの修行も終わる。
9名のカラフル新人ズに、拠点でZ因子に関わって来なかった作業班・農業班・警備班所属の10名のJRPGが加わり、19人のJRPGを連れて、ゴーストビレッジへ。
イーチパーソンズライフMODにより、JRPGの皆は無事、全員村の住人に。

ヨルン村の復興も完了。
 
ゾンビだけでなく、世界からは既に多くの脅威が排除されている。
「転換の日」以降壊滅状態にあった世界も、こうして平和になって行くのだろう……
 
後は……
 
ボス、「Brutal Bill」と「Bulk Bogan」の2体を捜索する事のみが、残された課題となる。

もう、自力で発見等と言っておられず、ネット検索も解禁している。
 
が、しかし、見つからない。
 
SteamでMODコメをチェックし、MOD作者の発言から場所の特定も出来た。
前者はデッドランド、後者はクレーターで、メガホード級の群れを伴って発生するようだ。
この2箇所を、何度も探索したが……
見つからない。
特異体と名付けたハイブ型の格闘凶悪ゾンビは高頻度で発生しているものの、肝心のボスが全く見当たらない。
見通しが悪く、エリアの広いデッドランドはともかく、クレーターでは見落としようもないと思うのだが……
 
フォーラム情報を辿ると、ラスボスであるゼロの死亡がトリガーとなって、メガホード級の発生は低減されるように見受けられたので、シーズン3最終回時点、過去のセーブデータを使い、ゼロがまだ存命である状態でも探索を試みた。
 
が、やはり出現しない。
MOD作者曰く、ダスト盗賊同様のAIを持ち、規定エリアを放浪する、との事だが……
まさか、生成された後にエリア外に移動して、そのまま消滅してしまった?
 
とにかく、これだけ何度も「出る場所」を探索しても出会えないという事は……
もう、出ないもの、として諦める他は無い。
 
最後の探索として、コスチュニン、ベッカム、イズミ、ジュエル、コッコ、そしてクロト。
6名によるボスキラー小隊を編成。

ブラックデザートを周回させる。
 
シェク型、変異型を相手に射撃戦を行い、次々撃破して行くが……

やはり、今回も出会えなかった。
 
クロトはコスチュニンと頷き合い、納得をして拠点、ガルトナーの町へと戻って行く。
 
最後の旅が終わった。
ついに、この世界にも別れを告げる時が来たのだ。
 
次回、最終回へ、
 
 
 
<続く>