※ 今回も、ネタバレ注意 ※
#Kenshi その後のクロト君③ ~決戦編~
ついにMODラスボスの居城(仮)を発見。
最終決戦が始まる……?
まずは門番を釣り出し、塔へアプローチする道を切り拓こう。
どうやら今回の主役はスケルトンコンビではなくイズミになりそうだ。
ジュエルとコッコは「つまようじ」装備で、イズミ一人が古代の弓Mk1。
射程の長さを活かして敵を撃ち、釣り出して各個撃破する作戦を取る。
まずは、科学者型1、変異型2、ザコ少数が釣れたので、退き撃ちで始末。
釣りだした敵をコッコとジュエルの射程圏内に引き込み、安全な距離を確保したまま殲滅。
よーし完璧。 ここまでは作戦通りだ。
釣り出し2回目。
今回も狭い谷間になった地形を活かし、綺麗に片付けられそうだ。
と…… ここでコッコが後方に射撃している事に気付く。
まさか……
やっぱりだ! ベヘモットが埋められた沼地(仮)方向から、あの恐ろしい群れが近付きつつある!
イズミの射程の長さが災いしたか!?
射撃キャラは感知の値が大きいから、遥か遠くの敵にまで殺気を飛ばしがちなんだよなぁ……
気付けばご覧の有様。
塔の方向から来る変異型に集中砲火を浴びせて急いで始末した後、湖側から迫る敵群に追い立てられるような形で塔側へ。
このまま敵陣に突っ込んで大丈夫なのか心配だなぁ……
念の為にスケルトンを先行させつつ、前方へと撤退。
幸い、塔の中から出てくる敵の増援は少数に留まり、包囲殲滅という最悪の事態にはならなかった。
敵の数は多いが、このままジワジワと下がりながら撃ち続けるとしよう。
しかし…… 敵主力である量産型ハルクの耐久は、全部位が750もある。
そう簡単に削りきれるものではなく……
ズルズルと後退を続けざるを得ず、塔周りの広場状の地形から更に後方へと追い立てられる形となる。
キリが無い…… 無限湧きだったらどうしよう…… 弾は足りるのか……
そんな不安を抱えつつ、慎重かつ確実に、距離を保ったまま退き撃ちを続ける。
後方の地形は確認出来ていない。
スケルトンを先行させつつ、行き止まりになっていない事を祈っての後退戦。
迫る肉の壁。
絶対に接近戦に持ち込ませてはいけない。
が、しかし、敵の移動速度は極めて緩慢で、4mph程度。
これなら余程の大ポカでもなければ問題ない……と思っていた、その時。
イズミに突然のダメージ発生。
そうか! 後方には敵の科学者タイプがいたか!
これはますます安全距離に余裕を持たせたままでの後退戦を心掛ける必要がありそうだ。
ようやく敵の一体が倒れた。
この非力な弾幕では、深手を与えられてもいまい。
目覚められる前にトドメを刺さなければ復活してしまうだろう。
敵の群れを迂回させてコッコを走らせ、トドメを刺しておく。
ハラハラしつつも、鈍足の群れ相手、問題なくトドメを刺して戻って来るコッコ。
そのまま後退戦は続き、気付けばオビディエンスの霧の谷を出てしまっていた。
撤退方向から新たな群れが来ない事を強く祈りながら、延々と弾幕を張り続けるのだが……
なぜか、ここに来て敵が倒れるペースが上がってきている。
トドメを刺しに走らせる作業の中、気付く。
これは失血による気絶なのだと。
グレートホワイトゴリロを普通に倒してしまったモウン市民と同じだ。
非力でも、出血効果のついた武器で手数を稼げば、こういう勝ち方も出来ると言う事だ。
もう半分以上片付いたか。 この調子なら……
これで最後だ!
よしっ! 悪夢のようなボスラッシュ、捌き切ったぞ!
気絶時間はやたらと短い。
失血効果で起きては来ないと思うが、一応スケルトンでトドメ刺し作業を行っておく。
万が一の時、人間だと一発も耐えられないだろうからね……
ここまで追い立てられて、他のゾンビやフォグマンに出くわさなかったのは不幸中の幸いか、そういうエリアだという事なのか……
弾はかなり減ってはいるが、ほぼ無傷に近い。
戻って塔の偵察を続けよう。
ロケーション名は「ゾンビ クローニング バッツ」。
Vats…… うーん、どういう意味の単語なんだ?
「大桶」を意味するVat?
まさかフォールアウトは関係あるまい。
『ゾンビクローニング培養槽』とでもしておこうか。
塔へと来た道を戻るのは簡単だった。
敵の流した血が、そのまま道標として機能していた。
失血攻撃、侮れぬものよのう……と滴る血の跡を辿りながらしたり顔に。
スプリングバットの火力も魅力だが、退き撃ちするなら射程やリロード速度も必要だし、武装選択は案外これで良かったのかも。
しかし、まだまだ出てくるのか……
接近すると、ザコの群れ+変異型数体が出現。
そろそろ弾切れが心配ではあるが……
科学者型はつまようじの弾をたくさん持っている。
現地補充で問題が解決出来た。 イズミの方は弾の型が違うけどね……
引き続き蜂の巣にして行く。
まだ結構数がいた事に恐怖しつつも、ここまでと同様に後退戦を続け、問題なく変異型を処理。
残る科学者型は脅威ではない。
出番の少ないスケルトン達を前面に立て、接近戦で始末する。
さあて、ようやく塔から敵が出てこなくなった。
ゾンビ特効武器を持つコスチュニンを偵察に送り込むとしよう。
ドキドキ……
塔の内部が見えた瞬間、すかさず停止ボタン。
うへぇ、まだ結構な数が残ってるなぁ……
と、階上にカメラを飛ばした瞬間、戦慄が走る。
ステータス100越え!
こいつが、手配書の「感染者0号」の正体なのか!?
『指揮官・ドゥガウル』とでも読めばいいのだろうか。
いや、この文字列…… なんとも奇妙な符号……
ずっと、感染者0号の正体を、ロールプレイ面でどう設定すべきかを考えていた。
姿と名前を確認したら、その設定をでっちあげてやろうと、色々候補を考えて来ていた。
DuGaulle
Gは音として読まない時もある。
Duaulle
これに一文字tでも付け加えれば……
ダウレット、と読める。
ゾンビ化して、発音に障害でも出ていたのかもしれない。
いや、わざわざの大文字の「G」。
クロト編では遺伝子操作技術の象徴として扱っている。
丁度いいじゃないか。
感染者0号、その正体は、ドッグレットの父、辺境貴族ダウレット。
まがりなりにも貴族だったはずの男が侍の姿をしている辺り、この盛り方は少々苦しいが……
イズミの弾はもう尽きる寸前。
ラスボスと相対するには準備が不足していると言わざるを得ない。
ここらが潮時だろう。
一度出直すとしよう。
遺跡探索の途中での突発のラスボス戦だった訳で、荷物がぎっしり……
ブリヒルで買い取った警察署に荷降ろしをして、拠点まで持ち帰る品を選別。
何度かの遭遇戦を捌き、本拠点へ帰還。
弾薬と食料を補充。
余計な荷物を極力省き、身軽さを優先。
誤射を恐れて「高品質」のつまようじを持たせていたジュエルとコッコの武装も改めなければなるまい。
傑作のつまようじに…… いや、どこかでもっといい弓を買って行こう。
キュアー研究開発の進捗はこんな感じ。
スキルUPに伴い(?)、速度は2.86まで成長。
ゲージは60%ほど進み、ゲーム内時間で、残り1600時間ほど。
どうせキュアーが完成しても、次には真・キュアーの開発が待っている。
そう焦ってラスボスを仕留める必要も無いか。
再出発し、今度は東から目的地を目指す。
選んだ武器は、バランス型の「古代の弓Mk1」。
残念ながら傑作級が無く、熟練品で我慢。射撃組三人を同じ武器で揃える。
用心のため、弾切れ対策としてつまようじも持参している。
世界情勢はすっかり変わっている。
ここまでの道のりもすっかり安全になったものだ。
オクランの拳に攻め込んだ以外は多少ザコゾンビに絡まれた程度で、問題なく進行。
今回は、前回撤退したルート、南東側からアプローチ。
前回同様、このルートは極めて安全だった。
デッドハイブから培養塔まで、一切遭遇戦に出くわさないで戻って来る事が出来た。
さあ、コスチュニン、頼んだぞ。
ベッカムは後方警戒。
三人娘に迎撃陣形を取らせ、偵察を送り込む。
ウッ…… なんか増えたような……
2階にいるダウレット公には変化無し。
よし…… このまま釣り出し戦を始めるとしよう。
数が増えたような気はするが、結構な数、深手を負っている敵が混じっている。
弾幕を浴びてから後方に撤退していった敵もいたと言う事か。
ともかく、前回と同じようにコツコツと各個撃破を進めていく。
引っ張り出せたなら、後はこっちのもの。
だが……
屋内に入り込んで敵を挑発しなければならないコスチュニンは結構危ない。
あまりさっさと出てきても敵がついてこないため、ハラハラしながらギリギリの線を探っていかなければならない。
結果、ヒヤリとさせられる場面も。
更には、屋内の科学者型からの射撃まである。
この足止めの間に殴られたらやべぇぞ……
あまりギリギリを攻めすぎるのはやめておこう……
おや珍しい、素手ゾンビが武器を持っている。
ゾンビでも、倒れた味方の死体から武器剥いで使う事があるんだなぁ。
三度目の釣り出しで、ついにダウレットが動く。
ひえっ…… 射撃を喰らった所に飛び膝が飛んできた!
あと0.5秒でも下がるのが遅れていたら危ない所だった……
さあて、問題は……
ダウレットの移動速度だ。
おお、6mph程度か!
これなら大丈夫!
ステ100が猛スピードで走って来たらどうしようかと……
変異型の4mphよりは早いが、これならどうとでもなる。多分。
多分……
うっへぇ…… 硬いなぁ……
ええい、だからどうした! 失血狙いの手数で勝負だ!
誤射しないよう、射撃班の隙間を縫うようなルートでコスチュニンを下げ、弾幕戦開始。
よしよし、谷間の地形がいい感じに機能している。
弾幕が収束し、かすり傷以外のダメージもちらほら出始める。
足に深手を与え、移動速度も落ち始めた。
このまま削り落としてやる!!
おっと、また敵の射撃型からの弾が飛んで来ている。
もう少し距離を取らねば……
武器を切り替えて来たため、射程も伸びたし、失血ダメージ値も上がっている。
行ける。 行けるぞ。
このまま押し切れる。
意外なほどあっさりと、三人の弾幕によって倒されてしまうラスボス(仮)。
ここは、多少無茶をしてでもトドメを刺しに行かねば!
頭部-1の気絶。血液はまだある。
起きてくる前に、間に合わせる!
これだ! 真・キュアーの開発素材! ゼロブレイン!
脳を引っこ抜き、ラスボス絶命!
よっしゃーっ!!
よしよし、ゼロブラッドもちゃんとあるな。
これで素材は揃った!
おや……
ダウレットの告白の手紙が……
私と、私の帝国を滅ぼした君へ、この手紙を残す。
君はなぜ私がゾンビを率いていたのか不思議に思うだろう。
私は見てきた。
都市連合で、餓死して行く農民達がいる一方で、貴族が肥え太り、侍達が腐敗していく様を。
私は見てきた。
連中にとっては正義の類であると言う、リバース鉱山と言う名のクソを。
私は見てきた。
常に戦争と共に在るシェク族もまた腐り果てているのだと言う事を。
私は侍の兄弟達と共に、砂漠で血を流し、戦い続けた。
カニバル達。殺人狂の聖騎士達。
もう、こんな世界にはうんざりだ。
世界に平和をもたらす力……ゾンビ化プロセスは完璧に近い形に仕上がっていた。
もう飢える事はない。
もう神は要らない。
もう主は要らない。
あと数年あれば完璧な物に仕上がっただろう。
だが、君はそのユートピアを破壊した。
完全だった調和は崩壊してしまった。
任務達成おめでとう。
君は「現状維持」の救出に成功したのだ。
さあ、戦い続けたまえ。
憎悪と戦争のサイクルを断ち切り、この大地に平和をもたらすために。
ダウレットも、このバックパックが無ければもう少し強かっただろうに。
あ、でも、矢は回避対象じゃないんだっけ。どっちみち変わらなかったかな。
まだ戦いは終わっていない。
残敵を掃討。
外部の敵は片付いた。
後は中だ。
コスチュニンで中への視界を確保し、入り口正面から矢を撃ち込んで釣り出す。
最初からこうしていれば、もっと安全に釣り出せていたか……
弾幕で迎撃し、殲滅を終える。
一階は片付いた。
転がっているアイテムは破れた本一冊のみ。
タルの中身は空。
さて、2階はどうだ。
まだこんだけ残っていたか。
うんざりしつつも、また釣り出しで弾幕で始末。
科学者型は直接戦闘で始末し……
最後に残ったのは、変異型1体。
よし、ここは手動回避を駆使してタイマンで打ち勝って、ラスボス戦の締めを飾るとしよう。
って、痛ぇぇぇぇーーーーー!!
格闘相手はモーション読むのがちょっと難しくなるな!
続けて失敗するが、今度はガードに成功して一安心。
見切った…… それが攻撃動作の「おこり」!
すかさず後退して跳び連撃を回避!
着実に一撃一撃を積み重ね…… 勝利!
当たりどころが悪くなくて助かった……
頭部のダメージは大きいが、予定通りタイマンで最後を飾る事が出来た。
これで落ち着いて塔の探索を……
何も無ぇ……
屋上もなーんもなし。
しょんぼり……
ま、ともあれ、これでラスボス戦、完了だ!
引き上げるぞ!
と、その前に……
ダウレットの鎧を外し、素顔を確認する。
髪は銀色ではなく、グリーンランダーっぽく見えるので、ドッグレットの父という設定とも噛み合うが、バスト方面の砂漠でパラディンと戦って来た侍のCaptain、という設定とは噛み合わない。
いや、まて……
クロトのスタート職を覚えているだろうか。
指揮官の息子(Son of a Captain)
で、ある。
まさか、この肉体は……
ダウレットは、人望厚いクロトと、クロトの父を好いてはいなかった、と設定している。
ドクターの施術でもってして、その頑強な肉体を奪っていたとしても不思議ではない……
賞金額の100万catにも目がくらみ、遺体を持ち帰ろうかとも思ったが……
コスチュニンは、この事実をクロトに伝えるべきではないと考えた。
幸い、G、X、Z、の各技術に関しての知識を持ち合わせているのは、スケルトンの自分達だけ。
イズミ達に何か勘付かれる前に手紙を隠匿し、死体もここに打ち捨てて行く事にする。
帰還。
バッドティースにも立ち寄る。
ここで、久々に雇用可能NPCに遭遇。
研究要員を増員したいという事もあり、記念に連れ帰る事にする。
身長最大にキャラクリ。
最小のコッコと並べると愉快な絵面になる。
何度かの遭遇戦を乗り越えて、無事本拠点へと辿り着く。
ゼロブレインとゼロブラッドを研究台にセット!
後はキュアーの完成を待つだけ!
研究力を強化したため、以前は2万越えだった真キュアの要求時間も、手を付ける前から7800ほどに短縮されている。
後は本拠点でのんびりまったり放置プレイで行けそうやねー
研究棟の18台に加えて……
追加のL字ハウスを建設。
研究台Ⅴ×2、Ⅳ×1、Ⅰ×4台を追加。
イズミ達3人娘を研究に従事させる。
ベッカム達は壁外で鉱夫作業。
延々義肢や防具を生産し続けているため、鉄鉱石はいくらあっても足りない。
スクイン時代に戻ったようなベッカムの姿に和むものを感じつつ……
後は、ゆっくりと彼ら「Z研」の任務達成への日々を見守る事にしようか。
ここからはまた、ツイッターで軽めの経過報告をするに留める事とします。
<続く>