気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi その後のクロト君① ~これまでのあらすじ~

~これまでのあらすじ~
壊滅した「対ゾンビ特殊任務部隊」。
彼らはついにゾンビ化現象の謎を解き明かし、任務を完遂した。
最早組織としての体を成していない特務隊は、ロード・ナガタの命によって任を解かれ、解散。
クロト達は都市連合貴族直属の侍部隊では無くなった。
以後、ドッグレット、ドクター、サヴァンの残した研究成果、「キュアー」の開発が彼らの目標となる。

組織は新たに「対ゾンビ抗体研究所」略して「Z研」と名称を変える事となった。
とは言え、抗体の開発に必要な素材はまだまだ足りていない。
失われたコスチュニン&ベッカムの脚を補うべく、クロトはロボット工学に集中するが……いかんせん、僅かな生存者達だけでは拠点が回って行かない。
「畑を頼む」とのグリーンフィンガー&ソマンの遺言もあり、クロト達は大規模拠点を維持して行けるようにと、新規人材の確保を行う。
大陸南西部では、エルダーに拉致されなかった難民達が次々と仲間に加わった。
元・クロトの故郷、スケイル村周辺の住人達である。
大砂漠南東部でも同様に、エルダーによって壊滅させられた開拓地の村民達が加わった。
大砂漠の各都市でも、都市連合内での特務隊構想の頓挫によって職を失ったステイヤー達が加わった。
人員の増えたZ研は、「クロト隊」、「農業班」、「作業班」、「警備班」、「調査班」に分けられ、効率的な運用が開始される。

スキルの高いクロト隊が、特務隊時代から引き続きの中心的存在となる。
クロトが機械工学と研究を担当。
ダルパンは調理を担当しつつ、防衛戦時の切り札となる。
デーリア、馬、ホッブズは危険な拠点外での鉱石掘りを担当。
ヤノルスとマルチ(+ガル)は銅を掘る。
パスクリは防具生産に集中。
農業班が食料を生産し、作業班が様々な仕事をこなし、警備班が正門を守り、そして……
調査班は、キュアー開発に必要な素材、科学者ゾンビの脳10個を収集する任務に就く。
コスチュニンとベッカムはスケルトンの頑強さを活かし、世界各地を駆け巡る。

喰われる恐れの無い彼らはゾンビの群れの中に飛び込んで荒行を繰り返し、成長。
長い旅の果て、ついに要求素材10個の確保を達成。
キュアーの研究開発がスタート。
しかし、それは生半可な作業量で完遂出来るものではなく、拠点は大幅に増築され、「訓練班」として修行を続けていた余剰人員全員を「研究班」に再編。
Z研はその名の通り、一大研究機関へと変貌を遂げる。

終わりの見えない研究期間の間、調査隊はキュアー完成後に要求される次の素材、賞金首「感染者0号」を探す旅に出る。

世界各地を旅してきた特務隊の記録の中から、特に凶悪なゾンビが徘徊するエリアにあたりを付け、コスチュニン達は世界中の探索を続ける。
特異体のうろつくバスト地方の危険地帯の調査を終えるが、目当ての0号は見つからず。

ハウラー迷路、不要ゾーン、大陸南西部遺跡群、と言った「人の住んでいないエリア(MOD手配書によるヒント)」の探索も空振りに終わる。
次に怪しいと目星を付けたのは、クロト達が探索した際に特異体に何度も出くわしている大陸北西遺跡群。
だが、南東に位置するZ研から、北西まで向かう進路上は、ホーリーネーション&カニバルの支配域が続く。
Z因子やX-セルの秘密を狙ってZ研に戦争を仕掛けてきたホーリーネーションへの反撃の必要もあり、調査隊は敵国領内に切り込んでの戦闘を開始。
三名の射撃要員を加えた調査隊…… コスチュニン、ベッカム、イズミ、ジュエル、コッコ。
五人は地道な戦いを積み重ね、鉱山を潰し、オクランの盾を落とし、聖都を攻略し、リバースを解放。

敵将の引き渡しにより、シェク王国との正式な同盟も締結。
ホーリーネーションは滅亡し、国土は都市連合、シェク、浮浪忍者によって分割統治される事となった。
続いて、調査隊はカニバルを攻略。

食人族の支配地は難民・デッドキャット達の手に取り戻される事となった。
こうして、目指す遺跡群までの道は拓けた。

一帯にはスケルトンベッドの設置出来る町が存在せず、そろそろ研究所の分所を建てるべきかと悩みつつ、調査隊は北西エリアへと向かって旅立つのであった……
 
<続く>
 

 
 
~おまけの舞台裏話~
 
エルダーを倒した時点で終了する予定だったが、研究台のレベルが6になり、キュアーの存在を知った時から、「ストーリー完走後」もプレイを続ける事は確定していた。
誰が生き残るかで、クロトの身の振り方を変えるつもりだった。
ダルパンが死んだ場合、レットと共に都市連合を乗っ取る覇道… 奴隷解放編へと進ませるつもりだった。
 
ハムートの不穏な言動や、エリスと言う反奴隷主義者との接点、スワンプ編の展開や、モムソーの態度も、後にそうした流れに進む事を可能とするための「保険」だった。
テイクオーバーザワールドMODの導入も考えていた。
 
が、しかし、最終決戦がああなってしまった以上……
もうクロトに王たる覇気を持たせる道は断たれたと感じてしまった。
 
そもそも、研究を続けながら世界制覇出来るような戦力はもう無い。
クロトが世界を獲りに行かない以上、世界を滅ぼす鍵を持ったまま無防備になってしまったドッグレットは、極めて危険な存在になってしまった。
好き勝手に動かせる巨大な手駒である特務隊がまさかの全滅エンド。
彼女の野心もまた潰えたのではないだろうか。
 
元々、放っておいてもビークシングに壊滅させられるモウンだし、いつ事故死してもそのまま続行すると決めていた。
 
敵対勢力が彼女に報復し、暗殺したのか…
彼女の自殺だったのか…
それは決めないでおく事にした。
とにかく、レットは退場せざるを得なかった。
(プレイヤーキャラではないという扱いにくさもあるし…)
 
こうして、シーズン3+は物語性を廃した、トゥルー・キュアー完成への道を記録するだけの物となったのであった……