気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi 80:勇者の挑戦

相変わらず凶悪な戦闘力ではあるが、そろそろマンネリを感じつつあるグレゴリさんとの特訓。
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突き刺さるブングル、食われるユキ、また机に乗ってるクロウ…… 良い絵だ……
こっちは匍匐前進でなんとか撤退するような体たらくでも、割とすぐ回復するからいい。
問題はグレゴリの回復速度だ。
部位耐久が高い割にすぐに失血してしまうため、復調を待つのに時間が掛かりすぎる。
しかし、ビークシングも駆逐しすぎたのか、魔境モウンも敵襲頻度が下がってきてしまった。
行方不明だった老齢ビークシングも見つけて倒してしまったし、テンポよく戦う事が出来ない。
そろそろここを旅立つ時が来たのかもしれない……
そんなある日。
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お分かり頂けただろうか……?
いた!! 初遭遇!!
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本ゲーム最大の敵! 
手足と頭の部位耐久が約3600、胸と下半身は7200ほどあるバケモノ中のバケモノ。
リセット前提でこいつ相手に腕試しをしてから帰郷するとしよう。
あっさりユキの腕がもげ、無事リセット…… しょんぼり
いやぁ、人間より大きなブルでさえ踏み潰されそうな、この狂ったサイズ差と来たら……
見るからに無理ゲー。
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いや、各部位1000ずつくらいは削れた……
メンバー総動員で戦えば勝てそうな手応えはあったか。
しかし…… これで(大人)か…… 老齢になったら部位耐久万単位か?!
くわばらくわばら。
さあ、記念バトルも済ませたし、そろそろモウンにさよならしよう。
この数相手に片足59減程度で勝てるようになったし、修行の成果はあったかな~
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第78回と比べ……
ユキ  
筋力+1 打強+2 器用+3 刀+3 近攻+3 近防+6 回避+3
クロウ 
筋力+0 打強+3 器用+4 刀+4 近攻+5 近防+8 回避+3
あれ? 大して強くなってなくね?(汗)
グレゴリさん相手の特訓は一戦一戦のローテが長く掛かるし、効率的には今ひとつか。
まあ、単純作業での特訓は出来るだけ避ける方針だし、こうしてジワジワ鍛えていくのも楽しみの一つってトコかなぁ
表に出て戦うタイプの衛兵はすっかり姿を消してしまったが、治療を続けた甲斐もあって、酒場の面々は結構生き残っていた。
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ナナシ、ジャレッド、ギルズ、スキナー…… 元気でな。 死ぬんじゃねーぞ!
あ、あれ……? 賞金首のブルーアイズさん、いつの間にいなくなってたんだ……
空き家に住み着いてる皆さんはすっかり飢餓状態。
餞別代わりに*ズシン*して食料を配布して行く。
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さようならモウン。 いつかまたグレゴリさんと戦いに来るよ。
モウンを去った直後、真西方向に廃墟を発見。
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ここは本当に廃墟でしかなく、何一つアイテムは落ちていない。
半ば地面に埋まってしまっているため、かなり古い都市の遺跡と思われる。
壁や門構えも見慣れない感じ…… 古代の様式?(自分が知らないだけの可能性も高いが)
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一旦プレイを休止し、さあ次はどうしようか、と悩んでいる、丁度その時……
あるツイートを目にする。
剣術修行をするなら、フォグランドはどうだろう。
 一体一体は弱いが、尋常ではない数。
 戦うチャンスがいくらでもある』(抜粋引用)
このツイートに、キュピーン💡とひらめく。
(フォグマンに食われない)スケルトンメインの男子チームにピッタリの修行法じゃね? と……!
やって来ましたフォグアイランド。
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キャット、ビープ、サッドニール、バーン、アグヌ、の男子部フルメンバーで出張する事に。
いやぁ、ハハハ……(乾いた笑い)
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いやぁ、以前来た時は隠密で全部やりすごしたけど…… 戦うとなると、ほんと凄まじい数になるなぁ……
前述のツイートには続きがありまして……
…というわけでフォグランドに来たのだが…。多すぎて無理!
確かに、こりゃキビシー!!
倒しても倒しても次から次へと……
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だがしかし、これでこそ修行地に相応しい!
なんとかフォグの中心、モングレルまでたどり着き、修行拠点として延々戦う態勢を築き上げるのだ!
フォグマンの巣2つ分の襲撃を捌き切り、もうボロボロだが、ビープ君の手足がもげる事もなく、足をやられて鈍足化する事もなく、なんとか切り抜ける事が出来た。
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よく考えれば、バックパックを降ろして戦えばよさそうなものだが、ヴェインでの修行時も、拠点での生活時も、もうずっと超重パックを背負ったままだったりする。
ペナルティの乗ったままで戦い、経験不足のメンバーのタフさを鍛えて行こうと考えていたのだが、微ダメージを沢山喰らう形で、これはこれで丁度いい感じになっている気がする。
とりあえずは、このまま鈍足状態で修行を続けよう。
そして…… 少し進む度、こうなる。
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サッドニールとビープのホームランスイングでバタバタとなぎ倒せるのが気持ちいいが……
まだ気絶者こそ出ていないが、流石に物量に押され始めている。
おかわりを加え、二集団を殲滅。
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続いて三集団目に勝利。
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そろそろ限界だ。メンバーの部位の幾つかがマイナスまで落ちてしまった。
ケルトンは倒れても問題ないが、キャット爺さんとビープ君は気絶する訳にはいかない。
この地で倒れるという事は…… お持ち帰りされ、バリバリもぐもぐされてしまうという事だ。
ここからは一気に駆け抜けよう…… という訳にも行かない。
今回ずっと、ビープ・アグヌの2人は「重い」状態のままなのだ。
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おまけに、モングレルへの道は複雑怪奇なルートとなっており、単純に直線を進めばたどり着ける訳ではない。
更に追加で出現した巣のすぐ脇をハラハラしながら通り抜け……
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やっと着いたぞー!!
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さーて、小屋以外で購入可能な建物は……
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ふぅ、これで一安心。
スケベッド一つ分の資材を背負って来て正解だったなぁ
ケルトンは回復が速いから、一つあれば使いまわしでもあっという間に回復が終わる。
回復を終え、町で資材と設計図を幾つか買い、「傑作の侍鎧」を購入してビープに装備させ、準備万端。
「んじゃ、衛兵さん達、ちょっくらスナック感覚でフォグマン壊滅させてくっから、期待して待っててくれ!」
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先程到着直前に発見した巣の掃討に向かうと……
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あぁ、やってるな…… 哀れな犠牲者がモグモグバリバリされているようだ……
なんとか救出できるといいが……
戦闘開始!
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行ける! やれるぞ俺達っ!
悲鳴が近い! 奴らのねぐらは目の前だ! 行くぞ!
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くそっ…… あと少しで犠牲者の所までたどり着けるのに……
なんて数だ! 前に進めない!
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っ!! いかん! ビープが拉致られている!
助け出そうにも、敵の数が多すぎ、担いだ敵をタゲる事が出来ない!
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キャット爺さんが倒れ、バーン老師が倒れ……
アグヌはこうなると戦力外だ。 サッドニールのホームランで数を減らしていくしかない……
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だ、大丈夫…… 自力で縄抜けすれば、逃げられるし……(震え声)
ビープ、足もう折れてて走れないんだよな……
い、いやいや、生贄は他にも二人モブがいるから、順番はまだ先……
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サッドニールは…… 倒されたか…… バーンが交代で起き上がるが、素手戦闘の彼では長く持つまい。
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そして、キャット爺さんまで担ぎ上げられてしまったか。
これは本格的にヤバいぞ……
スキル不足でモタつくビープの横で、早速キャット爺さんが自力縄抜け。
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すかさずビープの解錠を手伝って、担いで逃げようとする爺さん。
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サッドニールが起き上がり、敵がそちらに集まっている今、千載一遇のチャンス到来!
通りすがりのモブ犠牲者と入れ替わるようにして走り出すキャット爺さん。
このまま一直線にモングレルまで撤退だ!
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が…… しかし……
そう、撤退ルートは、今まさなサッドニール達が死にものぐるいで戦っている現場なワケで……
チーン
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サッドニールに群がっていた敵の一部が撤退中の爺さんに反応。
ボロボロのまま重い仲間を担いだ状態で逃げ切れるはずもなく、ビープ共々再び拉致られてしまうのであった。
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よく踏みとどまって戦ってくれたが、スケルトンの三人は全員長期昏睡状態。
生身の二人は配膳待ち状態ではりつけ。
悍ましい光景が背後で繰り広げられる中、なんとか解錠して逃げ出そうとする二人。
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モブ2名が食い尽くされ、3人目に取り掛かるフォグマン達。
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次は…… こっちだ……
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ええと…… 最後にセーブしたの、どこだったかな……
<テイク2>
悲鳴が近い! 奴らのねぐらは目の前だ! 行くぞ!
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戦うな! 走れ!! どこの誰かも知らないが、あいつを救い出す事だけを考えろ!
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が、しかし、現場はこの状態。
飛び込んだはいいが、解錠する余裕があるはずもない。
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脆いビープがまた真っ先に倒れてしまった。 これは、またリセットコースだろうか……
いや、まだだ。 まだ諦めないぞ……
それにしても、この数…… 無双シリーズかよ……
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それに、これでも半分くらいで、残り半分はお食事の真っ最中。
だめだ。
隠密キャラならともかく、修行中のメンツ5人程度で救出だけして逃げ出そうってのは不可能だ。
これはもうモブNPCには悪いが、生還だけを考える事にするしか……
ビープとキャット爺さんがまたポールにくくりつけられてしまった。
キャットは解錠済みだが、先に脱出させてもビープの解錠中に殴られてまた失敗するだけ。
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ここは二人とも解錠済みの状態からタイミングを合わせて……
後は走って脱出…… って、やっぱ無理かぁ!!
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倒れたアグヌは放置。 サッドニールとバーンでビープ達の撤退を援護する!
のだが…… なかなかそう上手くは行かない。
倒れ、担がれ、取り戻し……
死闘を続け、なんとか運び去られようとしていたキャットを助け出す事には成功したが、ビープはまた連れ去られてしまった。
どうする…… 何か手はないか?!
拉致者に攻撃タゲを向けても殺気に反応するような状況ではない。
もう、どうしようも無いのか……?
また、無慈悲なこの世界で死のループを繰り返してしまうのか!?
その時、奇跡が起こった。
ビープ、宙(ソラ)へ……
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キャラ視点切り替え時に読み込みが発生。
何の拍子か、突如上空静止状態で放り出されているビープを目にする事となる。
しかも、意識回復まで、あと3秒!
我にHAVOK神の加護あり! 最強ビープ、復活!
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片足をやられ、もう走れない。
片腕もやられ、もう板剣を振り回す事はできない。
だが、奇跡的に無傷に近い右腕で一本で慣れない狼牙棒を振り回すビープの勇姿がそこにあった。
ビープ一人で、この十秒程度の時間を切り抜けたのは大きかった。
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間に合った。
逃していた爺さんを引き返させ、足を痛めたビープを担がせる。
超重量バックパック+ビープの全重量を抱え、尚フォグマンと並走可能な脚力……
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運動能力、お前、97もあったんだな……
職場と材料の間に距離があり、日々小麦やサボテンを回収するために拠点内を駆け回っていたのは無駄ではなかったのか……
よし! サッドニールとバーンが見えてきた!
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「気にするな。ここは私に任せて先に行け」……そんな機械音声が聞こえてくるようだ。
既にバーンも倒れた。
敵中ど真ん中で一人絶望的な戦いを続けるサッドニールの脇を、ビープを抱えた爺さんが駆け抜けて行く。
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道は開けた! 後は走るだけ……!
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胸部に一発でも当たれば、それで終わり。
足に痛いのをもらえば、速度が落ちる。
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運を天に任せ、キャットは走り続ける……
手足に小さなダメージが蓄積して行くが、奇跡的に胸部には一度もダメージが来ない。
あと少し…… この霧を抜ければ……!
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前方に人影!
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「すまねぇ! すまねぇ衛兵さんっ! 大見得切って出ていって、こんな戻り方しちまってよ……」
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ありがとう! 後は任せた!
気絶と復帰を繰り返しながら、バーンがアグヌのための活路を切り開く。
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サッドニールも起き上がり、後は三人が何事もなく撤退出来る事を祈るのみ。
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モングレルに戻り、地面に下ろすと、ビープが意識を取り戻す。
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奇跡的に……今回もまた手足が飛ばないまま、-43止まりで絶体絶命の危機を乗り切る事が出来た。
(乗り切れなかった事は忘れろ!)
右腕と両足はまだ無事。もしもの時に再び戦えるように、即座に爺さんはスケベッドIN。
左腕の義手の修理に入る。
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部位3つがマイナスになりながらも、バーンのお陰で逃げ切れたアグヌが一足先に町に帰り着く。
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これで、あと二人。
アグヌを逃し終えた後、自身も撤退を開始したバーンだったが、道中でついに力尽きる。
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胸部-45で昏睡状態。 復帰までしばらく掛かる状態だが……
気絶と戦闘を繰り返すのも、もう何度目だろうか……
サッドニールが復活。 黄色隠密で少し距離を稼いだ後、発見されると同時に走りだす。
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後は、バーンを担いで戻るだけ……
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胸部、残4…… 
「胸に食らいさえしなければ、お前らなど!」
「お前らなど!!」
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胸部、残0
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
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「見えたっ! バーンはあそこだ!」
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片足をやられ、ヨロヨロとバーンの方へと近付いていくサッドニール。
もう修理キットで回復できる状態はとっくに過ぎている。
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「あと少しだってのによ……」
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「そこをどけ!!」
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「そこを、どけえぇぇぇっ!!」
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「まったく、死にぞこないのジジイスケルトンが、世話を掛けさせやがって……」
きっと、根暗なサッドニールの事だ、ぼやきながら担ぎ上げていることだろう。
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担ぎ上げようとした、その瞬間……
「いいだろう、掛かってくるがいい……」
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「貴様らなど、何体現れようと……!!」
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胸部、-4。 立っているのが不思議な状態。
だが、サッドニールはやり遂げた。
「さあ、帰るぞ爺さん」
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バーンを担いだまま、歩き続け、戦い続け……
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再び胸部0。 ついに力尽き、倒れる。
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が…… この時、地面に落ちると同時にバーンが意識を取り戻す。
「後は、任せろ」
バーンの拳は90ダメージを出せるまでに成長していた。
下級フォグマンの2匹程度、最早敵ではない。
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胸部、残1。 際どい戦いではあったが、ようやく危機を乗り切る事が出来た。
「よっこらしょ、と…… ここまでよく耐えたな、サッドニール」
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皆の待つモングレルまで、あと僅か……
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一泊3200猫とは、とんでもない宿代もあったもんだが…… 背に腹は変えられない。
彼らはそれに見合う働きをしてくれたしなぁ……
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それぞれがそれぞれの寝床で長期療養に入る。
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お疲れさん…… 次からは無茶させないで、着実に各個撃破で行く事にするよ……
ほんとすまんかった、ビープ君……
ちなみに、バックパックを最後まで背負ったままなのは縛りプレイとかではなく、すっかり習慣になっていて完全に忘れていただけなのであった……
勇者サッドニールの奮闘が霞むような、みっともないガバガバプレイを露呈しつつ、プレイを終了。
続く。