気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

GCガンダム 戦士達の軌跡@780円

また投売りゲーで貧乏臭さバツグンのブログですよ!

ついに1000円切ってたので、名作と名高いGCガンダムを買ってみました。

 

まずは噂の「MSグラフィックス」を堪能。

これは、古谷氏ナレーションの「カーグラフィックスTV」と言う番組の

MS版、というネタらしいのだけれど、

そんな元ネタとか、パロとか、そういった面で語るのは間違いで、

 

何このウンチクの濃さ!?

 

ビームライフルやアンテナのメーカー名から、

各部バーニアの形式番号まで、

呆気にとられる異常な情報量!

私ゃかなり重度のガノタを自認しているので、どうせ聞き飽きたような

解説をつらつら語るだけなんだろうとタカくくってたんですが……

スンマセン、ナメてました。

とりあえず、初期機体四機の解説見た時点で780円の元は取れました。

 

で、本編スタート。

 

まずは操作系統が旧来ゲーとかなり違うので、慣れるまでに一苦労。

ライフルの両手持ちとか、武器の切り替えとか、ちょっと最初は混乱して

わたわたしてしまいました。

タックル暴発してボコられたりとか・・・

 

なんとか宇宙でシャアザクを撃退して、ガルマ隊戦に移った訳ですが

この2ステージ目が……

 

なにこの難易度!?

 

モタモタしてると、どんどん木馬の体力が削られるし、

補給や修理を的確に使わないと、まだゲームに慣れていない現状では

かなりの高確率で死ねる。

おまけに、敵増援の出現状況に寄っては六機のザクにリンチにされるか、

木馬が瞬殺されるかで、能率的な戦術を要求される作りのステージに

なっている。

ええ、はい、ここで軽く10回はゲームオーバーになりましたとも!

 

説明書だけでは実感的に分かりにくい、ロックオンカーソルの動きや、

武器の使い分けや、補給、修理の仕方が、ここで学習できるように

なっているのだと思います……が、いきなり2面でこの難易度だと、

学ぼうとするより、投げ出してしまう人も結構いるんじゃないかと思ったり。

 

実際には、最初の敵を殲滅した後は木馬にベッタリはっついてれば

OKで、そう複雑に考える事はないんですが、敵増援を警戒して

離れてたりしてたので、木馬瞬殺率高かったです。

ステージに仕掛けられたイベントがどういう風に発動していくのか、等

考えないといけないな、とたっぷり学ばせていただきました。

 

で、3面以降、

サクサク進むこと、この上ナシ。

 

キャノンでグフと戦うトコとかはスリリングでしたが、今までとは打って

変わって、スムーズに進行するようになりました。

少なくとも、理不尽さは感じない程度に。

このゲームの世界を理解すればするほどに、リアルなガンダム世界を

感じられるこの作り……かなり楽しませてもらえそうです。

 

MSの挙動なんかは、連ジ的なモッサリ感があるんですが、なぜ

リアルさを感じるのか、と言うと、

 

・弾の少なさ

 ゲーム的にバンバン撃てる無限弾ではなく、実際に携行できそうな

 数しか撃てない&リロードできないというシステムのリアリズム。

 ライフルは15発、バズーカは5発、弾装は一個。

 無駄撃ちできないんでサーベル重要>ガンダムらしい戦いに。

 

・当たり判定

 バズーカの着弾範囲によっては数機の車両を一度に破壊できたり、

 ライフルだと貫通したり、サーベルを薙ぎ払った範囲に当たったり、

 単純にゲーム的なON・OFFで判定しておらず、見た目の通りに

 作用するというリアルリズム。

 

・ダメージ

 直撃さえしなければ、装甲がかなり防いでくれる。

 遠距離ではロックオンしていても戦車にすらなかなか当たらない。

 ザクに当てても殆ど減ってない、等、正面から撃ち合うだけでは

 済まない、 「いかに直撃させるか」のリアリズム。

 

そういった要素が噛み合わさり、難易度は高いが没入性の高い

ガンダム世界を組み立てている。

 

ああ、俺今モビルスーツ動かしてるんだなぁ、という感覚が

ガノタにはたまらないのです。

これでモーションがMS戦記みたいなロボロボしさだったら

もっと良かったんだけどね~

 

なにせまだまだ始めたばかり。

先が本当に楽しみです。

一年戦争ゲーなんてもうゲップが出るほどやってきてるのに

こう思わせてくれるのは、凄いと思いますよ。ホント。

 

機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡