気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi BC8-59「エンディング」

 
戦いは終わった。
 
次元ポータルが破壊されれば、次の世界へのスライドはもう起こらない。
残る仕事は、彼ら自身の後始末のみ……

「休んでる暇はねぇぜー! 掻き集めて来ーーい!!」
「「「おおっ!!!」」」
 
「キャットロンのCPUに、複製体のCPU、ついでにスクリーマーのも……っと」

あとどれだけ時間が残されているかは分からない。
急ぎ、後の世に残すべきではないデータを処分する。
 
いつか再び手にする事があったとして、次元操作技術など、この世界にはまだ早い。
それは、人類が自力で解き明かすべき世界の謎だ。
イズミのような天才が、後の世に知識を繋いでくれるはず。
 
この「修理工場」は、歴史に残っていてはならない。
何のために存在し、何者が、何をしていたのか、その詳細を知られる訳にはいかない。

知識の欠片を処分した後、チーム修理屋の全員は、本拠点を後にする。
 
次元ポータルが閉じると同時に、宝石鍛冶の設備や、血液合金の設備も消滅するだろう。
傭兵達もやがて任期を終え、立ち去っていく。
後は、時がこの地を砂の下に埋めてくれるように祈るのみ。
 
黒と赤の鎧の一団が世界を救った。

 
だが、その英雄達を率いていた者の出自は不明……
歴史には、ふらりと現れた漂流者と記されるのだろう。

そして……
 
謎の一団は、ある日を境に、シェムの北に位置する拠点から姿を消す。

ある者はハブへ、ある者はワールドエンドへ、そしてある者は……
 
この世界に残り、生き延びた者も、多くを語ろうとはしなかった。

ただ、荒野でサボテンを育てて行く知恵だけを残し、奪い合うだけだった世界を変革し……
名は、残さなかった。
 
遥か彼方の天空で、コロッサスが爆発する。

次元スライド現象は不発に終わり、バーンの入力した通り……
 
この世界に残っていた異物のみを排除する。
 
ここから先、永遠に他次元からの干渉は行われない。
 
 
 

1,2,3,4-ED エンディング

 
 
 
 
「俺達の場合、この身体は借り物だからなぁ……」
 
「フム…… 我が長き人生も、これでようやく完全に終わる、か」
 
「肉体は前の世界の人のもので、精神だけ、仮住まいで居座らせてもらっていた状態でしたから……
 次元を修復すれば元の世界に戻る、という現象に、僕達の魂は含まれない訳ですね」
 
「我は無論、これで終わりで構わん。
 無数の平行世界の犠牲の果てであろうとも、ようやく人類の世界が誕生したのだ。
 晴れやかな気持ちで旅を終える事が出来るというもの」
 
「俺も、元々年老いてから次元ポータルに飲み込まれてっから、まあいいがよ……
 クロト、お前、本当にこれで良かったのか?」
 
「……どうなんでしょうね。
 僕は、どうも、戦いを終えた直後から召喚されたみたいで、「その後の記憶」を持っていませんから……」
 
「ああ、そうかぁ~
 こっちに送り込まれた後の自分が、今どうなってるのか、俺達もわかんねーもんな」
 
「もしかしたら、僕達の魂も、帰る場所があるのかもしれません」
 
「ムゥ…… それは、少し困る、な……
 これで最後と思えばこそ、恥を偲んで貴様らの仲間となったものを……」
 
「ハハハ! 帰れると、いいなぁ!
 スゥ、ユキ、カト、ヒメ、リーフ、スキナー、キハク、修司…… 会いたいヤツは沢山いるからなぁ」
 
「僕は……」
 
(他のリーダーの皆のように、勝って終われなかった僕に、その資格はあるのだろうか)
(一瞬でも、並行世界の別人でも、レットと再会して、心揺らいだ僕に、その資格は……)
 
「フン、これだけの戦いを経て尚、自信を勝ち得ぬとは、とんだ腑抜けよ。
 そこの女の無神経さを少しは見習うべきであるぞ」
 
「褒め言葉と受け取っとくぜ!」
 
(僕の弱気もお見通しか…… その笑顔に、救われました)
 
「今まで、ありがとうございました!」
 
「おっと、そろそろお別れか。 名残惜しいなァ」
 
「達者でやれ、とは言いにくいが……
 これで終わりであれ、何かがまだ残っているのであれ、貴様らの結末に祝福のあらんことを、な」
 
 

<チームA>

 
 
・クロコ
シーズン1世界より参戦。

「楽しかったなぁ…… いい戦いをありがとな!
 でも、もうそろそろ、終わってもいい頃だと思うぜ!」
 
チームAのリーダーとして、主に戦闘面で皆を率い、戦い抜いた。
次元ポータルの消滅と共に姿を消し、肉体は七期世界へ帰還。
魂が有るべき場所に戻れたのかどうかは、不明。
 
 
・マスター
シーズン2世界より参戦。

「我が帝国を支えてくれたモズとボーに、礼の一言も言いたかったのだが……
 フン、我には似合わぬ感傷だったか。
 どこへなりと消し飛ばしてくれて構わんさ」
 
クロコへの復讐の念から始まった新たな転生の旅も、覇業を成した後に虚しさを知り、今、終わりを迎えた。
魂に帰る場所があるとして、彼が帰る場所とは、一体どこになるのか。それは誰も知らない。
叶うならば、彼の願い通り、地球の父の御下へと還らん事を願いたい。
 
 
 
・クロト
シーズン3世界より参戦。

「結局、僕はいつも力不足で、いつも優柔不断だったんです。
 ですから、これから何が待っていようとも…… 世界と、そこに住む人を信じて、精一杯頑張るだけです。
 いつか、自分を許せる日が来るまで…… ずっと!」
 
彼はどこに帰るべきかを迷い続けている。
あの日看取ったレットは、本当に彼女自身だったのか? もしかすると……
そんな僅かな希望によって、心の拠り所を揺らがせ続けてきた。
本当は、二度と秘匿技術を蘇らせないため、彼女が自決したのだと理解していたとしても、クロトにはそれを信じたくない気持ちがあった。
彼の魂が還る場所は、そんな彼の心の痛みを理解して、尚寄り添おうとする者の所なのか、あるいは……
 
 
 
・イズミ
シーズン3+世界より参戦。

「いくら勉強してもまだまだ知りたい事は増える一方!
 皆には止められてるけど、私は次元テクノロジーを学びたいという気持ちを抑えられないね!
 ただ、神様にそれを授けてもらうっていうのはインキチだ。
 絶対に、自分の力で解き明かして見せるとも! なんといっても、天才イズミちゃんだからね!」
 
マシニストとして、ワールズエンドに就職。
危険すぎる知識を管理する側に回る事になるのだが……
フィンチと共に全力で研究を開始してしまったイズミは、イヨにとって最大の頭痛の種となるのであった。
 
 
 
・ジュエル
シーズン3+世界より参戦。

「戦いも終わって、ようやくフラフラガーを再建する目処がついたんだ。
 別に、それ以外に欲しいものなんてない……
 幸い、世界は違っても、親友は傍らにいるし、新しい仲間も沢山出来た。
 フフ、幸せだよ、今は」
 
テックハンターとなり、イズミと共にワールドエンドに引っ越す。
傭兵達の多くが帰らぬ人となり、閑古鳥の鳴いている酒場の一軒を買い取り、念願のBAR「フラフラガー」再建を果たす。
カニバル討伐戦と大陸北部復興のため、町は大いに賑わい、フラフラガーもまた伝説に名を残す事となる。
無論、そこにはイズミ達かつての英雄たちの姿も頻々と見られ、笑いが絶える事はなかったと言う。
 
 
 
・エリス
シーズン3世界より参戦。

「俺は、元の世界に戻りたい。
 あっちは、世界共通の敵が現れたってのに、人は一つになれなかった。全然平和でもねぇ。
 それでも…… 最高の、いい女がいた世界だ。 眠るなら、あっちで眠りてぇのさ」
 
エリスは、しばしティンフィストと共に反奴隷主義者達の解散に付き合ってから、姿を消した。
次元ポータルは、消滅の前に彼の願いを汲み、心残りの解消を待って、その力を発動したのだろう。
と言っても、彼は元の世界では既に故人。その魂は、現世に戻る事はない。
ただ1人、壊れ果てた自分を、一瞬であれ愛してくれた女の所に、そっと寄り添う事が出来れば……
彼の願いはそれだけだった。
 
 
 
シーズン3世界より参戦。

「孫の顔も見たいからのぅ……
 やはり、ワシはあの世界に戻りたい」
 
いつ貴様の孫になった、と、馬には怒鳴られそうだが……
彼は、デーリアと馬の間に生まれた娘の面倒をよく見ていた。
それは、残り少ない彼の人生にとって最高に幸せな時間だった。
この世界に転生した事でいくらか若返ったが、やはり、自分の居場所はあの「家庭」なのだと、彼は確信している。
彼と相棒の姿は、次元ポータルの破壊と同時にこの世界から消えていた。
 
 
 
・馬
シーズン3世界より参戦。

「言わせるな…… 恥ずかしい。
 吾輩は皆の父なのだ。いつまでも留守には出来ん!」
 
当然、彼は妻と娘の待つシーズン3世界への帰還を願った。
ヤノルスのちょっかいを払い除け、ダルパンをクロトと結婚させ、バスクリの見合い相手を見つける……
やるべき事は全てあちらにある。
彼の姿もまた、次元ポータルの爆発と共にこの世界から消えていた。
 
 
 
・ソマン
シーズン3世界より参戦。

「ウチは、やっぱ、ここで故郷を再建したい、かなぁ……
 建築を学んで来たのも、この時のためかもって思うし。
 グリーンフィンガーがいないのは寂しいけど……
 ああ、せやなぁ、男になったアイツも、どこかで生きてるかもしれんし、探してみるのもええかもなぁ」
 
ソマンは、浮浪忍者、カニバルハンター、ワールドエンドの協力を得て、北海岸の漁村の復興に尽力する。
だが、それだけで仕事を終えるつもりはない。
かつて村の復興を彼女に託した故郷の皆に報いるためにも、世話になったクロトやピカリング達の志を継ぐためにも、大陸北西部の復興を果たしたいと願っていた。
彼女の奮闘は、まだまだ始まったばかりだ。
 
 
 
・ゲッコー
シーズン1世界より参戦。

「クロコのヤツもいなくなっちまったし、アタイはどうすればいいんだろうね……
 スペイド達も心配だけど、谷の皆も心配なんだよなぁ
 リーフのヤツ、アタイがいなくなってから、どうしてんだろ……」
 
世界を駆け巡り、第二帝国をこれでもかと言うほど射抜いて来たゲッコーは、シーズン1世界よりもっとずっと活躍した。
しかし、旧友達の多くはチームBであったし、ずっとモヤモヤした居心地の悪さのような物はあった。
クロコがいなくなった事で、その気持ちはより大きくなり……
ふと思い浮かんだ、心配性の相棒の顔に、ホームシックにも似た感情を持つ事になる。
そして、しばらくハブで暮らした後、彼女もまた姿を消す事となった。
 
 
 
・イニゴ
現行世界の住人。

「このまま、平和な世界が続くといいなって思うけど……
 平和ってのは、神様にお願いする物じゃなく、俺達が頑張って作るものだって、この戦いを通して学べた気がするんだ」
 
元々ハブの傭兵だった彼は、古巣に戻り、シェク~ホーリーネーション間の橋渡しとなる存在になっていった。
最後まで狼牙棒一本で戦い抜いた彼ではあるが、それでも臆病癖が消える事はなかった。
その臆病さが、平和を維持したい気持ちとなり、仲間達に請われてハブのリーダーの座にも収まった。
きっともう、ハブは何者にも脅かされる事はないだろう。
 
 
 
・バーン
シーズン1世界より参戦。

「かつては名君だった。かつては大帝国だった。
 だが、初めから欠点だらけだったよ。
 あの時代に戻ってやり直そうとは思わない。
 辿り着いた果て、今、この世界こそがフォボス史上最高の至宝だろう」
 
バーンはこの世界に残った。
世界各地を周りながら、キャットロンの精神支配から解放されたスケルトンや、人類から迫害され、行き場のないスケルトン達を集め、フラッドランドに迎え入れた。
人類の多くも、彼らに罪は無いと知っている。僻地まで旅してわざわざ討伐しようという者もいない。
次元ポータルは既に存在しない。全てを隠匿して尚、再び世界を再び滅ぼしかけた事を思えば、これからはスケルトンの知識を人類に伝えて行くのもいいのではないか、と、バーンは「師匠」としての道をこれからも歩み続ける。
 
 
 
・イゾーイ
現行世界の住人。
「良き戦いであった! だが……まだまだ足りん! もっともっと私は強くなれるはずだ!
 未だ荒れ狂う世界が幾つも存在するというのなら、私はさらなる戦いをこそ望む!」
 
まさに、バトルジャンキー。
アイゴアやティンフィストといった伝説と肩を並べて戦った経験は、彼女のさらなる克己心を目覚めさせた。
次元ポータルは彼女の願いを汲み、いずこかの世界へと転生させた。
いつか、どこかで、強敵が現れるたび歓呼の叫びを上げる名もなきシェク戦士を見かける事があったら…… それは彼女かもしれない。
 
 
 
・ワザニィ
現行世界の住人。

「今、この世界に唯一不満があるとすれば、聖王陛下がおられないという事……
 ですが、次元の歪みが修正されるのであれば、きっと……
 一つ願いが叶うのならば、私はそれをこそ願います」
 
ブリスターヒルから消失していた聖王とその親衛隊は、世界に散り散りになって復活した。
彼らはこれまでの戦いを知らぬ者達であり、世界に混乱をもたらしもしたが、とうに彼らは少数派であり、第二帝国の陰謀なき今、聖王をそそのかす邪悪な司祭達も存在しない。
ワザニィの尽力もあり、混乱はごく短期で収まった。
やがて、聖王は彼の世界に対する貢献を高く評価し、新たな上級審問官に任命。バッドティースの新たな領主となる。
 
 
 
・ナイフ ・ディグナ ・レヴァ ・ピア
シーズン3世界より参戦。

 
「モール姐さん、放っておいたら何をやらかすか分かったモンじゃないからなぁ」
「クロコ達からも、世界平和は任せたぜって言われてっからね」
「あの世界では何の役にも立てなかったからな。
 せめて、この世界を守って生きていきたい」
「もう、ホーリーネーションとだって和解出来るはず…… 頑張ります!」
 
四人は、故郷の世界に戻ろうかとも思ったが、あちらの世界ももう平和を取り戻して久しい。
まだこれからが心配なこちらの世界でこそ、活躍の場はあるだろう。
それに、何より…… あちらの世界では彼女達四人は生きられない。
クロトの教え子達がモールの暴走を抑えてくれるはずだと信じ、今ある世界の平和のため、力を尽くす。
まだカニバルは健在だ。マニの遺志を継ぎ、戦いを続けなければならない。
 
 
 
・セト
シーズン1世界より参戦。

「再び母上と出会えた事は何よりの僥倖であった。
 しかし、私の治めるべき国はここにはない……
 名残惜しいが、冒険の時は終わりだ。私は私の責務を果たさなければならん」
 
第二帝国を二度打倒した彼女は、戦士としての喜びより、女王としての責任をこそ重んじるようになっていた。
亡き母の遺志を継ぎ、己を盾としてでも守らなければならない物があると知った。
この世界はもう大丈夫…… ならば、彼女のいるべき場所はここではない。
 
 
 
・ワサンザ
現行世界の住人。

「恩人達に恩返しが出来たのなら嬉しい……
 我々の役目は終わった。本来の仕事に戻るのみです」
 
ワサンザは本来の居場所…… ハブの町のシノビ盗賊へと戻っていった。
と、言っても、シノビはもう盗賊ギルドではない。
組織と組織を結び、平和を守るためにこそ忍ぶ、情報収集の達人として、そのスキルを活かして行く事になる。
彼もまた、イニゴを支え、ハブ繁栄に尽力していく事となる。
 
 
 
・チャド
シーズン3世界より参戦。

「念願は果たした。世界を守った。武術家の誉だ。
 特に願いなんてのは残っちゃいねぇが……
 せっかく平和になった世界、このまま続けて行ければいいなァ」
 
チャドはテックハンターに戻り、大陸中を駆け回り、世界に残る脅威の排除のために活動を続けた。
南東アッシュランドを調べ続け、クロコ達と出会い、第二帝国の脅威に直に触れて来た彼は、念入りに帝国の残滓を調べ続け、各地の遺跡に残る残存兵力と戦った。
復讐鬼と化したアグヌと共に。
 
 
 
・アグヌ
シーズン1世界より参戦。

「……あぐぬ」
 
アグヌに残っていたのは、悲しみ。そして、復讐心。
壊れたAIコアはビープとの再会を願わず、ただ報復を願うのみ。
彼、いや、彼女は第二帝国を決して許さない。
チャドと共に残党狩りを続け、倒す敵が全ていなくなり、バーンが命を掛けて止めるに至り……
そこでようやく、静かな時を得る事になる。
 
 
 
・シミオン
現行世界の住人。

「もう願いは叶った。奇跡はいらねぇ。
 とっとと消えてくれ」
 
シミオンは砦に戻り、生き延びた部下達と共に農場を作り始める。
生きていくためには、まず糧が必要。
大地を耕し、その大地を維持する。
ケルトン達から環境を維持するための知識も学んだ。
世界の再建は、まだまだこれから。彼の滅びへの抵抗は続く。
 
 
 
・ムカイ
現行世界の住人。

「グレートフォートレス復興…… 俺の役目はそれであろう。
 手出しは無用。 疾く消えよ、観測者」
 
ただ強さのみを目指した男の願いは、強さではなかった。
ムカイが目指すのは、国の武力を復活させ、シェクの誇りを取り戻す道。
それでこそエサタを見返す事も出来る。
グレートフォートレスという名もいい。若人を鍛え、育成するには丁度良い場と言える。
ムカイはトラ、フライングブル、スホンの3人を従え、シェクの未来を作る道へと歩み始める。
 
 
 
・イッシジ ・ヒシゾウ
現行世界の住人。

「いかに神とて、死んだ家族を呼び戻す事は出来ますまい。
 ならば、残された命、勇士の願いを継ぐためにこそ使いたいものです」
「世界が再び危機に陥らぬよう、私達で見張るとしましょう」
 
家族の仇を討ちたいという彼の願いは既に叶えられた。
家族の生きている時間に送り届けるという事も出来ないではないが、それは、再び悲劇が始まる事を意味する。
この平和な世界は犠牲の上に立っている。その犠牲を無駄にしないためにも、彼らはクロト達の頼みを聞き、それぞれ故国へと戻った。
 
ホーリーネーションには、工作によって踊らされて来た司祭達が生き残っている。
ロンゲン達ギルドは第二帝国とつながっていたはず。
怪しい動きを始めないかどうか、見張る必要がある。
イッシジはホーリーネーションへ、ヒシゾウは都市連合へ戻り、不穏の種を事前に叩く活動を続けていく。
 
 
 
・アイゴア
現行世界の住人。

「アイゴア、次は誰をころせばいい?
 誰もころさなくていい?
 ・・・・・・・・・
 アイゴアが欲しいのは……」
 
アイゴアは皇帝テングから将軍に復職するよう請われたが、それを断る。
彼の願いは、もう誰からも命令されずに済む暮らし、であった。
やがて、目的を持たぬ彼は、人々の願いを聞く、救世主としての戦いを始める事になる。
最終的に、サザンハイブと人類の融和に一役買う事になるのだが、それはまだ未来の話だ。
 
 
 
・ホテロク
現行世界の住人。

「アイゴア将軍の傍らにいれば安全……
 クロコ達と共にいれば安全……
 そんな、臆病な自分から卒業したい。
 私は、立派な侍になりたい。義によって戦う、真の剣士に」
 
元々アイゴアの部下だった彼女を、テング皇帝は後継者に任命した。
ホテロクは実力の不足を理由に断ろうと思ったが、思いとどまる。
これは弱い自分を変えるチャンスだと。
周囲の支えに助けられ、立派な将軍に成長するまで時間は掛かるようだが……
英雄達と共に魔境を駆けた剣士の魂はそう簡単には折れないだろう。
 
 
 
・ティンフィスト
現行世界の住人。

「私はこのままどの世界にも戻らず、完全に消滅する事をこそ望む。
 キャットロンの魂を受け継いではおらんが、世界の脅威となる知識を有している事は確かなのだ。
 ……ああ、構わん。 あいつらなら、立派に生きていくはずだからな。
 今度こそ、相棒に付き合いたい」
 
オールド・グレイ達に遺書を残し、反奴隷主義者の解散を命じて、ティンフィストは消滅した。
次元ポータルは、願いを汲み取る。
彼らスケルトンにも魂の流れ行く先があるのなら、きっと、キャットロンと共に眠る事が出来るだろう。
 
 
 
・セイント
シーズン1世界より参戦。

「何を驚いているのですか?
 ……ええ、確かに、クロコ様と共にありたいというのは私の願いでした。
 でも、その願いは叶いました。
 自己の全てを主に預けるような、重荷となるだけの女ではいたくありません。
 クロコ様が誇れるような、一人の剣士として、これからも……」
 
セイントはこのクロコのいない世界には残らなかった。
が、クロコを追って行く事も選ばなかった。
まだ見ぬ冒険を求めて、次元ポータルの導くがままに何処へかと漂流する。
だが、その決断が、彼女の魂を、肉体とは別の世界へ導く事となる。
そして、セイントの魂は……
同じように、主君に憧れ、弱い自分から脱却しようとしていた一人の女性の肉体に宿り……
「Mozu」として、転生を果たす事となる。
 
 
 

<チームB>

 
 
・サッドニール
シーズン1世界より参戦。

「そろそろ、静けさが恋しくなって来た所でね……
 このままでは、スケルトンという種が絶えてしまうかもしれない。
 故郷に帰る時が来たのかもしれないな」
 
結局、彼はなんやかやでチームBのリーダーとして皆に慕われ、本拠点を守り続け、「頼れる指導者」と見られるようになっていた。
皆の願いもあり、サッドニールはこの世界に残る事を選ぶが、結局ブラックデザートシティへと渡ってしまう。
そこで、より一層人間達の世界から距離を置かなければならなくなったスケルトン達の未来を案じ、人間達と手を取り合える道を探す事となる。
ケルトンが緩慢な滅びの道を歩んでいる事は確実だが、それでも、その道がどこかへと繋がっていくと信じ……
愚痴をこぼしながら、勇者は誰かのために戦い続ける。
 
 
 
・シルバーシェイド
シーズン3世界より参戦。

「そうですね…… やはり、本当はノーザンハイブの再興が叶えば100点満点ですが……
 流石にそれは無理な話でしょう。70点といった所ではありますが、代わりに……
 え? 出来る? 何故!?」
 
辛うじて西ハイブのクイーンのコントロール下に入る事で維持されている北ハイブだったが、本来シェイ達の暮らしていた北ハイブの領域はもっと広かった。
大国間の戦いに巻き込まれ、疲弊した所で、カニバルとの戦いでクイーンが死亡。以来、彼らは漂泊の民として苦難の道を歩み続けてきた。
 
そのクイーンが、第二帝国の手で新たに製造されていた。
シェイとグリーンは、その新たな女王の下、故郷の再建を目指す事となった。
より効率的に種を増やすため、ディスペンサーユニットを外設型とし、女王への負担は軽微なものとなっていたが、改修の結果、クイーンの精神支配力は極端に弱くなっていた。
より人に近い自由意志を持つようになった北ハイブのプリンスとして、シルバーシェイドは管理職に復帰。
今日も部下達を採点し、的確に仕事を割り振り続けている。
 
 
 
・キャット
シーズン1世界より参戦。

「何せ、世界を救った英雄様じゃろ?
 こっちの世界でハーレム建設を目指す!……と言いたい所じゃが……
 まあ、一番先に浮かんだのは、娘の顔だったんでなぁ……
 なぁに、平和な世界じゃアレな組織は作れんじゃろ? 構わん構わん!」
 
これだけ貧しくなった世界では、自慢の酒もそうそう売れはしない。
ダストウィッチを作り続けるのにも飽きていた所だ。
キャットは元の世界へ帰って行った。
「ブルー建具」で、娘と仲間達が待っている。
何より、犯罪組織が健在である元の世界でなら、まだワンチャン、ハーレムの建設だって……
 
 
 
・ツァウ
シーズン1世界より参戦。

「流石にもう、ホーリーネーションへの恨みも消えたと思うわ。
 どうすればいいのかしらね…… ずっと、敵を撃つ事しか考えてこなかったもの。
 そう、ねぇ…… 似た者同士なアイツは、心配かなぁ」
 
ホーリーネーションへの憎しみからクロコに付いていく道を選んだのは、もう遥か過去の事。
今はもう、敵か味方かという単純な目で世界を見てはいない。
元の世界で狙撃手に戻るのも……と悩んでいたが、そこで脳裏に浮かんだのは、未だ復讐の心を燃やしている相棒の顔だった。
かつての仲間達に心の中で謝りながら、ツァウはクロスボウを担ぎ、トレップの背中を追い掛ける。
 
 
 
・トレップ
シーズン1世界より参戦。

「オクランの名を騙るクズ、その全てを始末する。
 今も昔も変わらないさ。売国奴を炙り出し、駆逐する。
 それは、何も悪い事ではないだろ?」
 
邪悪な司祭の手により、無実の罪を着せられ、妹を火炙りにされたトレップ。
この世界に転生し、ホーリーネーションを内部から腐らせていた真の黒幕が第二帝国だったと知ってからは、その復讐の刃をスケルトン達へと向けていた。
無数の剣を製造し、戦いを勝利に導いた名匠。彼女が次に狙うのは、ホーリーネーション内部に潜む癌の摘出だった。
モールと接触し、故国の清浄化を目指す彼女の活動は、ともすれば危うい方向に流れて行きそうになる。
傍らに旧知の友の姿がなければ、あるいは、取り返しのつかない事になっていたのかもしれない。
 
 
 
・ジャンパー ・レイ
シーズン1世界より参戦。

「あたし達がいなくなって、あっちは困ってるだろうからね……
 ちょっと反省。 もう投げ出すのはやめにしたい」
「今度の戦いも、結局クロコさんは殆どの仕事をクロト君に押し付けてたでしょ?
 ま、適材適所ってヤツで…… 私達もお役所仕事が合ってたと思うのよね」
 
かつては押し付けられた市長の職務に追われる日々に辟易していたジャンパー達だったが、勝手に出奔してしまった事を悔いてもいた。
植田修司に任せたきりというのも心配だ。
何人かの旧友とはここで別れる事にはなってしまうが、2人は元の世界に戻る事を選んだ。
任せられた仕事としてではなく、誰かの代わりではなく、誰かの補佐でもなく、今度は、自分達の意志で町を作っていこうと、決意を新たにして。
 
 
 
・ズー
シーズン1世界より参戦。

「勿論、私はこの世界に残るわ。
 サボテン料理のノウハウは、この世界を救う鍵になるのだもの。
 もっともっと、たーーーーっくさん、噛み棒を作り続けるわよ!!」
 
かつては弟子のカトが担当していた噛み棒製造業務。
それに携わるうち、彼女はすっかりその魅力に取り憑かれてしまっていた。
今ならカトの執着もよく理解出来る。
なぜなら、荒野に食をもたらすサボテンこそが、世界を復興するために必須となるのだから。
病に倒れた自分だからこそ、命を繋ぐ事を使命とする。
その決意と共に、彼女は今日もコンロと対峙する。
 
 
 
・クロウ
シーズン1世界より参戦。

「僕は、愛する者の所に帰るよ。
 子供の顔もまだ見ていないし、あいつもきっと寂しがってるだろうからさ」
 
クロウは勿論、結婚したユキと再会すべく、元の世界へと帰る事を選ぶ。
召喚に応じたのは船上での事。
海の向こう、別の大陸には何が存在するのか、それをまだ知らないままだった。
まだまだ、あいつと一緒に未知の世界を冒険出来るんだ、と、クロウは幸せそうに笑い、この世界から去っていった。
 
 
 
・スペイド
シーズン1世界より参戦。

「誰かが市長を務めなければならないのだから、私は……
 え? ジャンパー達が戻る?! やった!!
 へへ、クロコみたく、風来坊の気ままな旅をするの、憧れてたんだ!
 こっちの世界ならもう怖い連中も出てこないだろうしさ!」
 
刀を携え、拠点を駆け回って敵を迎撃するのが彼女の日常だった。
大国との戦争に出向き、主君と共に決戦に及んだのも過去の事。
変わらない景色の中、人を斬るばかりの日々にはもううんざりしていた。
彼女はただ一人、あてもなくふらりと旅立ち、あちらこちらで人助けをして回る事となる。
この世界に留まった仲間達は、風の噂で彼女の活躍を耳にし、時にはハブやワールドエンドで再会の盃を交わす事となる。
その暮らしは平穏でも豊かでもなかったが、間違いなく、楽しく幸せなものだった。
 
 
 
・カン ・ルカ 
シーズン3世界より参戦。

「いやはや、戦場に戻る事をこそ渇望していたはずなのだがな……」
「シェクにだって職人は必要だ。これもまた、「力」だ」
「そういう意味では、俺達もまた、無敵の力を持つ達人、か」
「壊すのではなく、造る力。守る力。それがこれからのシェクには必要だろう?」
「我らも、ムカイ殿と共にグレートフォートレスに向かうとするか」
 
仲睦まじい2人の防具職人は、こちらの事など気にする事もなく、結論を出していた。
遠征にこそ出ていなかったが、クロコ達から、激闘の中、鎧を持たないシェク戦士達が力尽きて倒れて行った話は何度も聞いていた。
攻撃を喰らってこそ成長する、という考えも理解は出来る。
だが、あまりに多くの命が失われたこの世界では、若い命を守って行かねば明日が失われる。
これからは、下級兵士に至るまで、しっかりと鎧を着せてやらなければ。
そう思い、2人はこの世界で第二の人生を送る事に決めたのだ。
 
 
 
・ミャオ
シーズン1世界より参戦。

「世界に平和を取り戻し、もうこちらのシェク王国も大丈夫でしょう?
 ならば、私は本来の職務に戻るのみです。
 任地がどうなっているかも心配ですので」
 
どうやら、彼女はこちらの世界で守りの戦いしか出来なかった事に不満を抱いているようだった。
だが、屈強な重装シェク戦士の存在は、本拠点において戦力の要であり、皆から頼られてもいた。
自身の才は、軍を鍛える事にあるのかもしれない……
そう感じてもいたため、一層、故郷への思いは深くなっていた。
彼女の職務は、新米戦士を鍛える事と…… ナルコの誘惑に隠された秘密を守る事。
こちらの世界に送り込まれてから、あちらがどうなっているのかが心配だ。
万が一にも、第二帝国の秘匿技術が悪しき者の手に渡らないように、彼女はかつてクロコに託された任務に戻る事を選んだ。
 
 
 
・グリーン
シーズン3世界より参戦。

「シェイが俺のプリンスだ。
 あいつに従って行くだけ。
 ……ノーザンハイブが復活? いいじゃないか」
 
口数少なく応え、軽く笑う。ただそれだけ。
グリーンもまたシルバーシェイドと共に旅立ち、北ハイブ復興のためカニバルとの戦いに赴く事になる。
戦いの中、拾ったはぐれドローンの少年にハグレロと名付けた後、新たなクイーンを守り、活躍を続けて行く。
人間とは違った形ではあるが、彼らにも家庭の幸せというものは存在するのだ。
彼らの苦難の時は終わった。
 
 
 
・アーク ・シュライク ・ウィンイワン ・ジョン
KvS世界より参戦。

「どうせまた、船に戻る事になるのだろう?
 いや、俺達はそれでいい。次元の守り手として、これからも戦い続けるだけだ」
「やれやれ…… また一人で勝手に決めて……
 仕方ありません、付き合いますよ、私も」
「へへへ、筋肉でどうにかなる分、やっぱこっちの世界の方が居心地は良かったけどなァ」
「ワシらにはやり残した未練、いや、無念があろう?
 アークよ、お前さんが守りたいものというのは……」
「ああ。
 排他的で内向きな国なんてのは、本当のモングレルの姿じゃあなかったんだ。
 許されるなら、俺も、クロコ達のように世界を救いたい!!」
 
一つの宇宙の終わりを見て来た彼らは、再び苦難の道を歩む事を決めた。
あの銀河に戻れば、また次元ポータル、いやさ、「観測者」に弄ばれるのだと分かっていても……
まだ、旅を終える訳には行かない。
彼らはまだ、あの第二帝国には勝っていないのだから。
 
 
 
ミウ ・ハムート
シーズン3世界より参戦。

「もう言い訳は許さないわよ。覚悟しなさい」
「フゥ…… こんな世界になってしまったからには、復讐ももう出来ないからね……
 私も観念しなければならないか」
 
口ではそう言っていても、ハムートは幸せそうに微笑んでいる。
クロトが消えた世界に取り残され、妻を奪った奴隷商も既に崩壊を始めている。
都市連合の皇帝が奴隷制度を廃止すると言っている以上、ハムートの戦いは既に終わっているのだ。
ようやく、ミウの気持ちを受け止められるだけの時間が経過した。
ミウもまた、青春の思い出を振り切る事が出来るだけの時間を過ごし終えた。
2人は結婚式を上げ、ミウの故郷、北スケイル村の再建に向かった。
 
 
 
・チュン
シーズン3世界より参戦。

「私の知識もまた、危険な物だ…… 人知れず姿を消した方が良いだろう。
 だが、万が一、生きて元の世界に戻されても、それはそれで困る。
 誰にも知られぬ場所に消えたい。 それが私の願いだ」
 
死にたい、と言い出すかとも思ったが、彼も長い戦いの中で成長したようだ。
世界の真理に近付きたいと渇望し、恐ろしい技術に手を出した、自らの過ち。それを許せた訳ではない。
「修理工場」の生活でそうし続けてきたように、人を救い続ける事こそが彼にとっての贖罪なのだ。
敵も味方もなく、自分を襲ってきた野盗の命さえも救う。
そんな彼の噂は、消息を断った後も、時折仲間達の耳に届く事となる。
ゾンビも、第二帝国もいない世界で、彼の医術は人々を守るためにのみ使われる。
 
 
 
・モムソー
シーズン3世界より参戦。

「こっちなら…… へへ、今なら、このハッシュ様のクランも復活……
 え? 俺の魂は向こうに消える? 残るのはモムソーの小僧だけ?
 チッ…… しゃーねぇな…… こいつにはこいつの人生がある訳だしなぁ……
 ま、綺麗なねーちゃん達に囲まれた、楽しい暮らしを用意してやってくれや。
 モムソーのヤツ、頑張ったんだからよ!」
 
彼は元々、チュンの手術によってかつてのスワンプの大親分、ビッグ・ハッシュの脳を移植された青年だった。
結果、グリーンランダーでもスコーチランダーでもない特異な存在に変貌してしまい、残り僅かな余命を残すのみの状態になっていたのだが……
次元ポータルの消滅と共にハッシュの魂が消える事で、モムソーの魂のみが残る形となり、肉体を蝕んでいた劣化現象も治まる事となった。
彼の意識もまた、ハッシュと共に数々の戦いを経験して来た。
もう、酒も喧嘩もヤクも必要無い。そんな物に頼らずとも生きていける、真っ直ぐな魂を手に入れる事が出来た。
去っていったクロトに感謝の祈りを捧げながら…… モムソーはJRPGのねーちゃんのナンパに向かうのであった。
 
 
 
・ヒトサバ
現行世界の住人。

「もう血を見るのは沢山だ……
 必要な力だったとは言え、あれは、人が触れるべきものではなかった……
 畑仕事でもして、穏やかな暮らしがしたい……」
 
ビープの後を継ぎ、「血液合金」の製造に従事し続け、聞こえないはずの死者の声に苛まされ続けた彼女は、ただ穏やかな日々を過ごしたいとだけ願った。
傭兵として古巣のワールドエンドに戻る事もなく、チームAとして戦った経験を活かして敵と戦う事もなく、ミウとハムートが復興した南西の村に移住し、畑仕事をして暮らしていく。
時折、シェク戦士として、村を守るため武器を手にする事もあったが、新たな故郷で、彼女は安らぎを得る事が出来た。
 
 
 
・ジュシシ
現行世界の住人。

「私はクロコ達の役に立てたのだろうか……
 身体は鍛え続けて来たが、私の戦いはまだこれからと思うのだ。
 彼らの戦いに報いるためにも、どうか、私には新たな任務を与えて欲しい」
 
弾除け代わりでも構わない、この命を役立ててくれ、とクロコに懇願し、仲間に加わった傭兵。
終盤加入のため、最終決戦に間に合わなかった事を悔やむ彼女は、クロコ達への恩返しとして、戦い続ける道を選んだ。
野盗、カニバル、フォグマン、ガーグラー…… まだ、戦うべき相手は多い。
傭兵として転戦を続けるうち、かつての仲間達と連携する事も多くなり、彼女は傭兵ギルドを取りまとめる幹部の一人として成長していく。
いつか見た英雄の背中に追いつけるように、彼女の旅は続く。
 
 
 
・ルミ ・愛
シーズン1世界より参戦。

「クラブ……❤」「ぶくぶくぶく」
 
一応、都市連合とクラブレイダーを繋ぐ外交官、という事らしいが……
毎日幸せそうで何よりだ。
 
 
 

 
さて、彼らがこの後どうなるのかと想像を巡らせて、色々と書き記してはみたものの、今まで書き続けて来た内容との整合性が取れていない所もあるかもしれない。
それでも、こうして彼らがどうなっていくのかを考える作業は楽しいものだ。勢いに任せて延々と書き散らしてしまった。
 
ゲームが終わったとしても、彼らの世界は続いていく。
 
ゲームを終えたとしても、彼らの世界が続いていて欲しい。
 
世界をひっかき回して楽しんだ後で、ただ忘れてしまうだけなんて、彼ら世界の住人からすれば、無責任極まりない話だろう。
何より、勿体ない。
 
Kenshiという、過酷だけれど、とても素敵な世界。
そこに生きる剣士達。
彼らの物語を、形にして残しておきたくなる。
クリスとナタリーの生み出したKenshiというゲームには、それだけの深みがある。
 
彼ら、世界の住人からしてみれば、「観測者」の出現は迷惑なものかもしれないが……
それでも、まだまだこの世界を楽しんでいたい。
 
これで終わりと言う訳ではない。
 
それでも……
 
「修理屋」の旅は、終わった。
 

誰もいなくなったこの地も、やがて遺跡となっていくのだろう。
 
荒野をさすらう剣士が、ふらりと廃墟を訪れた時、この地を見て何を思うだろうか。
砦? 農村? 大都市?
 
どんな人が暮らし、どんな戦いがあったのだろうか。
 
Kenshiとは、そんな、語られる事のない何かに思いを馳せる事が出来るゲームだ。
 
「2」を待たずして、まだまだ、もっともっと楽しんでいたい世界だ。
 
 
 
ではまた、
思い馳せる事の出来る何かを、再び目指す日まで……
 
 
 

(KvSから続投)

アーク :TNG MODのデフォキャラ達のうち一人
無限のウィンワン :TNG MODのデフォキャラ達のうち一人
シュライク :TNG MODのデフォキャラ達のうち一人
クランブル・ジョン :TNG MODのデフォキャラ達のうち一人
 
 
 
(第一期TNG編)
タロウ :元・飢えた野盗
セカン :元・飢えた放浪者
サンバン :元・逃亡した召使い
フォージ :元・草の海賊
ゴロー :元・反乱農民
 
 
 
(第二期エターニア編)
ロック :元・Forsaken Bluwark
セベン :元・反乱農民
ハチベエ :元・飢えた放浪者
ココノ :元・レッドサーベル
ジュー :元・草の海賊
イレボン :元・草の海賊
 
 
 
(第三期レジェンド編)
トゥエル :レジェンドMODのユニーク
ジュウザ :元・ブラッドレイダー
ホーティ :元・英雄リーグ連合
イチゴ :元・飢えた野盗
ジューロ :元・ホーリーネーションの追放者
 
 
 
(第四期ウォーハンマー編)
セバンテ :元・飢えた放浪者
ジッパー :元・吟遊詩人
ワナイン :元・レッドサーベル
フタマル :元・レッドサーベル
トエニワ :元・レッドサーベル
ニンニ :元・レッドサーベル
ツーサン :元・Steeltusk Tribe(ダスト)
ニシ :元・反乱農民
フタゴ :元・ホーリーネーションの追放者
ジム :元・草の海賊
ニーナ :元・Druchii Slave trader
ツェイト :元・反乱農民
ニック :元・草の海賊
サティ :元・奴隷
ミツイチ :元・奴隷
ミニ :元・The Holy Empire
ミミ :元・Holy Empire Outlaws
サンシ :元・Steeltusk Tribe(ダスト)
スリィブ :元・放浪者(神経質な酒場の悪党)
スリム :元・放浪者(酒場のチンピラ)
サブシチ :元・飢えた野盗
ミツバチ :元・飢えた野盗
ザック :元・飢えた野盗
シオン :元・Holy Empire Outlaws
フォーン :元・Holy Empire(Imperial Farmer)
シーツ :元・リーバー(奴隷)
ヨミ :元・リーバー(奴隷)
シシ :元・リーバー(奴隷)
 
 
 
(第5期ビートル編)
フォーゴ :元・ホーンビートル(漂流者)
シムシム :元・ホーンビートル(家畜)
シジュナ :元・漂流者(MODユニーク)
ホエイト :元・テックハンター(MODユニーク)
ジーク :元・ホーンビートル(漂流者)
ゴジマル :元・賞金稼ぎ(MODユニーク)
フブイチ :元・ホーリーネーションの追放者(MODユニーク)
ファイツ :元・ホーンビートル(漂流者)
 
 
 
(第6期魔物狩り編)
イツミ :元・ホーリーネーションの追放者
イツヨ :元・ホーリーネーションの追放者
イツコ :元・ホーリーネーションの追放者
ゴロク :元・シェク王国
 
 
 
(第7期GO WEST編)
ファナナ :元・飢えた放浪者
ゴンパ :元・飢えた放浪者
フィフク :元・反乱農民
シックス :元・ホーリーネーションの追放者
ムーン :元・草の海賊
ムトゥー :元・英雄リーグ連合
ロクザ :元・カニバルハンター(MODユニーク)
ムホー :元・バーサーカー
シクゴー :元・バーサーカー
ムム :元・ホーリーネーションの追放者
ロシチ :元・ホーリーネーションの追放者
リッパー :元・ホーリーネーションの追放者
ムッキュ :元・ホーリーネーションの追放者
ナオ :元・ホーリーネーションの追放者
セヴァン :元・カルト宣教者/ムーンガーディアン
セブニィ :元・カルト宣教者/農家
ナナミ :元・草の海賊
シチヨ :元・ホーリーネーションの追放者
ナツコ :元・スワンプ忍者
ナム :元・レッドサーベル
ナナナ :元・ホーリーネーションの追放者
セヴィト :元・ホーリーネーションの追放者
ナック :元・ホーリーネーション/召使い(低級)
パオ :元・ホーリーネーション/召使い(低級)
パイ :元・農家(ホーリーネーション)
ヤツジ :元・農家(ホーリーネーション)
ハサン :元・ホーリーネーションの追放者
タコヨン :元・ホーリーネーション/召使い(低級)
エイコ :元・ホーリーネーション/召使い(低級)
パム :元・ホーリーネーションの追放者
エイナ :元・ホーリーネーションの追放者
パチパチ :元・ホーリーネーションの追放者
パナイ :元・ホーリーネーションの追放者
クゼ :元・ホーリーネーションの追放者
キューイ :元・元・ホーリーネーションの追放者
ココノツ :元・デッドキャット/漁師(酒場)
クザン :元・デッドキャット/漁師(酒場)
ナイフォ :元・デッドキャット/漁師(酒場)
 
 
 
(第8期 第二帝国編)
クロコ : 元・バーサーカー
マスター :元・リーバー(奴隷)
クロト :元・反乱農民
サッドニール :ユニーク
シルバーシェイド :ユニーク
キャット :ユニーク
ツァウ :JRPG MOD
セイント :JRPG MOD
トレップ :JRPG MOD
レイ :JRPG MOD
ジャンパー :JRPG MOD
カン :ユニーク
ルカ :ユニーク
ミャオ :ランダムNPC
クロウ :JRPG MOD
スペイド :ランダムNPC
ゲッコー :ランダムNPC
ドクター・チュン :ユニーク
ハムート :ユニーク
グリーン :ユニーク
モムソー :ユニーク
ズー :JRPG MOD
ミウ :ユニーク
イズミ :ユニーク
ジュエル :ユニーク
エリス :ユニーク
馬 :ユニーク
ホッブズ :ユニーク
ソマン :ユニーク
バーン :ユニーク
イニゴ :第二帝国MOD
ビープ :ユニーク
アーク :酒場NPCタイプの方
無限のウィンワン :ユニーク
シュライク :ユニーク
クランブル・ジョン :ユニーク
イゾーイ :第二帝国MOD
ワザニィ :第二帝国MOD
ワサンザ :第二帝国MOD
ナイフ :ユニーク
ディグナ :ユニーク
レヴァ :ユニーク
ピア :ユニーク
ヒトサバ :第二帝国MOD
アグヌ :ユニーク
チャド :ユニーク
ボス・シミオン :第二帝国MOD
ムカイ・マウンテン :第二帝国MOD
セト :ユニーク
イッシジ :第二帝国MOD
ヒシゾウ :第二帝国MOD
ジュシシ :第二帝国MOD
アイゴア :第二帝国MOD
ホテロク :第二帝国MOD
ティンフィスト :第二帝国MOD
ルミ :ユニーク
愛 :ペット
 
 
 
シーズン4、主要・使用MOD
Star Trek TNG Mod:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1957411423
②Project Eternia:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1087020672
②OMO'S ARMOUR for the World:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1534443862
③Legendary Weapons:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1519084000
③Kenshi 40k (Chaos Added):https://steamcommunity.com/workshop/filedetails/?id=1518133925
③Japanese Jacket and Japanese Coat:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2285460570
④Dawn of Sigmar - A Warhammer Fantasy Overhaul:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2137132296
④Jewel Edgesmith -宝石鍛冶-:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2403596130
⑤Beetle Horns Faction:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2494005281
⑤Hive Cybernetics:https://steamcommunity.com/workshop/filedetails/?id=2457830380
⑥KawaiiClothes:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1389676984
⑥Shishin:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1558483551
⑥Mist Ghouls:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1877448247
⑥Foulhounds:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1882920758
⑥Grievewraiths:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1729572902
⑥Mist Ghouls Faction:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2509291800
⑦都市連合とシェクのオーバーホールMOD:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2380649246
⑦Conchiction:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2441444928
⑧第二帝国が攻めてくるMOD:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2391377564
⑧血の記憶:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1331798765
 
 
 
シーズン4
ゲーム内経過日数、2913日
プレイヤーキャラクター総数、149名+α
 
 
 
Kenshi プレイ日記
  シーズン4
   <完>