強力なユニーク義手を装備し、眼窩を攻略。侵攻ルートは開かれた。
決戦の地ブリンクへ赴く前に、世界各地の情勢変化を確認しに向かったチームAは、特に大きな発見をする事なく旅を続けていたが……
「ハイブには変化無し、か。 せっかく酸の海を泳いだってのに無駄足だったなぁ」
「ここまで来たのですから、用は無いですけど、あちらにも寄って行きませんか?」
「・・・・・・・・」
「どうした? マスター? お前としちゃ行き辛いか?」
「いや、構いはしないのだが…… あれらを斬る事になるかと思うと、な」
4-8-50「新たなる力」
ウェスタンハイブの島から戻り、チームAは南に進路を変える。
図書館遺跡に立ち寄り……
フレーバーテキスト類を発見する。
いいなぁ~ こういうの~~
MOD独自解釈ではあるけれど、皆の想像にピタリとハマる内容なのではないだろうか……
勿論、これが目当てで帰路を取らずに南下して来た訳ではない。
チームは更に南へ……
そう、目的地はアラックである。
先日、MODの更新内容リストをザッと眺めている時、目にしてしまった……
「バグマスターに所持品追加」を確認するためである。
冒険外で情報を得るのは邪道という気もしなくはないが、この情報が無かったら立ち寄らなかったかもしれないので、結果的には見ててよかったかな、と。
でも、仲間入りイベント等のネタバレも多数載っているので、気にする人は見ない方がいいかも。
おっと、アラックに第二帝国の巡回部隊が……?!
しかも、オレンジ鎧の重装兵混じり!
世界中に発生している上級兵部隊より強い!
敵が多い上、進行ルートが制限されるアラックでは、道中の戦闘は避け辛い。
普段より強力な敵部隊との戦いを余儀なくされる。
しかも、バニラ同様、スパイダーもしっかり湧いて来る。
「くっ…… 今の我を、我とは理解出来ぬのは道理……
すまぬ、皆…… 今の我にはお前達と心を通わせる手段がないのだ……」
これまで以上に過酷な道行き。いきなり倒れる者も出てくる。
しかも、敵は次々と姿を現す。
戦闘の連鎖反応を封じるためにも、自軍クロスボウの取り扱いは要注意か……
レヴァに続き、ジュエル、ナイフが倒れ、
更にチャドとイッシジが倒れる。
戦闘頻度が高い…… このままではマズいか?!
それでも、第二帝国との戦いが3回。スパイダーとの戦い2回が発生。
損耗の大きいまま、バグマスターの城へと到着する。
安全の確保出来ないこの地で回復キャンプを張るのは愚策……
このまま突入し、場内に寝袋を敷く方がいいだろう。
突入。 スパイダー相手なら被害はそう嵩まない。
やはり、第二帝国を避けて城に突入した方が安全だ。
さあ、蜘蛛を片付けた所で、一回に寝袋を敷いて回復してから上へ……
っと!! 敵の方から来てしまった?!
階上から、バグマスターのお出ましだ!!
この多人数で一斉に囲むのは愚策。
メイトウでバッサリやられれば範囲必中でとんでもない被害が出るだろう。
今この状況では事故死の危険すらある。
「マスター同士」を戦わせるのは避け…… ここは、クロトとクロコの2人をぶつけつつ、ゲッコーとワサンザの弓でバグマスターをハメる事にする。
うおっ、やっぱ強いわ、バグマスター……
硬い所で受けたお陰で助かってるけど、130ダメージは中々のお点前!
が、しかし……
やっぱり、弓の援護があると、ねぇ……
あっという間にKO。
済まない、バグマスター。帰りの事を考えると、ここで一騎打ち修行とかやっていく余裕は無さそうだから……
おお!! これか! 追加されたアイテムというのは!!
メイトウの他に、バグマスターが着るはずだった決戦兵装の設計図!!
これは熱い!!
さて、身柄はどうするか……
やっぱ、シェク送りかなぁ? とりあえず担いでおこう。
あっさり勝てたのはいいけど、ダメージは回復してからここを出たい所。
外はコレだしなぁ……
スパイダーでは重装の第二帝国部隊には勝てない……
マスターのかつての同胞が、為す術なく壊滅して行く。
「あ奴らのお陰でゆっくりと休めるのだ…… 無駄にはすまいよ」
城の3階に移動し、寝袋を敷いて行く。
担いだままでは寝る事が出来ないため、とりあえず目の前の檻にバグマスターを突っ込む。
そして、あらかた回復が済んだ所で、バグマスを出そうとすると……
会話可能、だと?!!?
こ、これは…… 日本語だー!!
「私の時間はもう長くない」「理性が戻るのは檻に入っている時だけ…」「お前達に託す…」
彼は、もうすぐ知能無き蜘蛛へと変貌するのかもしれない……
託された設計図、役立つ程強力な物だと良いが…… 確かに受け取ったぞ。
「ヤツが、ヤツ一人だけが、世界がこうなる事を見越して準備を続けて来たんだな」
「三大国が内部から弱体化されていく世界で、あの人だけが……」
「なに、結局は、貴様ら人類の言う所の「結束の力」と言うヤツが世界の崩壊を防いでおるのだ。
我と我らの千年の抵抗は、無意味に等しい物であったという事……
そして、鎧を残した分、我よりも優れた我である」
「珍しくしおらしいじゃねーか。 らしく無いぜ?」
「フン…… これで我の心残りは済んだ訳だ……
次は少年、貴様の番だな」
「えっ……?」
「ここまで来たら、大陸南西部へも足を運ばねばなるまい?」
「どうせ廃墟が残っているだけ、でしょうけど……」
「確かめとかないと、落ち着かねーだろ? 行こうぜクロト」
「…………はい。 そう、ですね。 行きましょう!」
と、言う訳で、バグマス城を出発。 ロケーションの死亡も確認。
空気を呼んでくれないバニラ会話を聞き流しつつ……
大陸南西の遺跡群へ。
幾つかのフレーバーテキストアイテムを発見する。
「転用可能」ってトコがポイントだなぁ……
わかりみの深い内容に感動を禁じ得ない……
武器庫からの収穫はイマイチ。
ダイヤ製の武器は見つかるが、これと言った新発見は無し。
全ての遺跡を回った訳ではないので、新発見がまだ残っている可能性はあるけれども……
と、ダイヤ武器の話題が出た所で、ここで一度拠点の方も見ておこう。
ダイヤ製のMOD武器、完成。
これで全武器のダイヤ・妖刀をコンプリート。
トレップの仕事もこれで一段落。
武器キャビネット2つにダイヤ武器がパンパンに詰まっている状態に、愉悦を感じる……
数が多すぎるからと後回しにしている大作武器MODにも、いずれ手をつけたい所……
せっかく宝石鍛冶MODには陳列用クラフトがあるんだから、キラキラを拠点に並べて飾りたいよねぇ~
さて、武器鍛冶師トレップの仕事が終わった所で、今度は防具鍛冶師カンの出番だ。
第二帝国式黒鋼鎧
黒鎧 56% 81% 85% 85p 弓070 回080
侍鎧 61% 81% 90% 85p 弓050 回060 攻-8 武-10
防御性能は微妙に劣るが、ペナルティが少ない。
スキル補正-8が無いのが何よりも大きい。
最終決戦での強敵との戦いではこの差が物を言うかも。
ダスターコートのままでは辛い武術使いにとっても最終装備となるだろう。
第二帝国式黒鋼袴
黒袴 54% 77% 90% 81p 回避0.90
侍袴 61% 81% 90% 85p 回避0.60 武術-10
こちらも鎧と似たような仕様だが、防具としての性能差は鎧より大きいか。
しかし、回避性能が10%減に留まるようになったのは大きい。
とりあえず武術使い用に2着は欲しい所。
第二帝国式黒鋼靴
黒靴 61% 81% 100% 85p 保護40% 運094 回090 武術-5
侍靴 61% 81% 100% 85p 保護40% 運094 回090 武術-5
板靴 45% 66% 080% 76p 保護40% 運098
血靴 57% 81% 100% 85p 保護50% 運085 速114 知覚+2
これは、移動速度低下が痛いけど、保護率+10%の優位がある血の記憶ブーツが最優かな?
個人的に良く使っているのはペナルティの少ない装甲尽き長靴。
新人のジュシジちゃんは筋トレ中。
負荷掛けてから町をパトロールする傭兵の後を追従させるだけでいいのが楽ちんちん。
でも、今からチームAに混じるのは難しいし、ステ30台の後輩達はこのままチームBとして働いてもらうしかないかなぁ……
と、本拠点を眺めた所で、チームAにカメラを戻そう。
クロトの故郷、大陸南西部の廃墟の町へ。
何も残っていないのを確認。
ここから、攻略済みの大陸南部の情勢変化を確認に向かう。
遠景描画があると、移動の目星が付けられていいなぁ
と、ドリフターズラストに辿り着いてみて驚く。
人類の手に取り戻されている!?
傭兵ギルドの手もここまでは届かず、門番は難民達による自警団。
とは言え、戦力は充分。
第二帝国が来ないなら、この辺りの敵は蹴散らせる水準だろう。
と、表を歩いていたシェク男性に突然話しかけられる。
コックとして雇ってくれ!というハープさんを勧誘。
これは…… ユニークではなく、酒場系NPCが向こうから話しかけて来るようになった、というだけ?
よく分からないけれど、ステータスも低いし、これは一時保護止まり、かな~
続いて、市内に入った所でハイブにも話しかけられる。
今度も料理スキルを売り込んで来る、ランダムNPCタイプかなぁ?
酒場系NPCを雇わない縛りプレイが長く続いているので、会話に見覚えが無いのが新訳のためか、MOD由来なのかがよく分からなかったり……
ドリフターズラストで休息と補給を済ませた後、更に東へ。
ウェイステーションに立ち寄り……
ここでまた、ちょっとした出会いが。
これは、こちらを敵と認識して襲いかかって来るタイプのヤツ!
選択肢から説得出来るはずだけど……
どうも結果が一定していない気がするヤツだ。
今回はどうなるか……
勧誘成功! ダブルモルテスが一時保護としてチームに加入する。
その後、クラウンステディに移動。
残っていた僅かな装備と、現地生産の袴を加え、「裸よりはマシ」程度にはなる。
そこから、更に東に移動。
象の肉を取りに行った所で背後から赤蜘蛛の奇襲を受けてドッキリしたりしつつ……
「奴隷市場」で、取り残されていた奴隷を解放。今回は追加保護は無し。
そして、奴隷市場まで来たので……
カタンの様子も見に行かねば……と、新人連れではちょいと危険なエリアまで移動。
が、しかし、ここは無人の廃墟のまま。
カタンに残されていた装備で、もう少しマシな見た目に整えてから出発する。
一気に北上し、本拠点へ帰還。
第二帝国の勢力が衰えているせいか、道中の遭遇戦の回数はそう多くなかった。
よーし、ここは早速……
武術使いの装備変更からだ!
重装鎧の防御力を獲得しつつ、武術へのマイナス補正が無い。
回避は若干低下するが、保護率の低いボロと、防護の薄いコートのままで南東に挑むのは危険すぎる。
この2人には黒鎧を活用してもらおう。
「平行世界の自分」であるバグマスターが残した装備という事で、マスターにも着用してもらう事に。
それでなくともスキル-8が消えるのは大きい。
多少硬さが減るとは言え、追々傑作の黒鎧を増やして行きたい所。
持ち帰った生肉によって、血液合金の防具も増産出来た。
装備が柔らかめだった浮浪忍者四人娘に優先配備していく事に。
防具の更新時の余剰品、熟練級の防具はNPCに配布していくのだが、その際、奇妙な現象に出会う。
あれ……? 傭兵は空腹値減らないはずなのに……
どうしてこうなった?!
こうして、新たなる力、バグマスターの遺産によって、チームの戦力が向上して行った。
装備更新のため、しばらくの本拠点暮らしが続き……
大陸南部から連れ帰った3名をハブに放流。
人口は57まで増加。
そこから、スクインへ。
バグマスターの引き渡しのため、アドマグに向かうためだ。
ここで、またNPCから話しかけられるイベントが発生。
今度は医療スキル持ちを一時保護。
今度は長く連れ回さず、帰りにハブで別れて行くか。
更に、道中でシェク小隊と出会う。
百人衆1名+戦士数人の小規模部隊だが、これは頼れる追加戦力だ。
シェク部隊と共にアドマグに到着。
そして、バヤンにバグマスターを引き渡す。
とっくに友好度は100だし、戦神降臨イベントも済んでいるので、賞金が貰えるのみ。
まあ、頑固者のバヤンを折れさせるのは、何度やっても達成感があるから、それでいいさ!
「・・・・・・・・・」
「どっかで見た光景、だな。
今度は遊び半分で足を切断したりはしないでおくよ……
あの時は、悪かったな……」
その言葉の意味がバグマスターに通じるはずもないのだが……
彼をアドマグに残し、チームは元来た道を引き返す。
旅路は平穏そのもの。第二帝国の姿は見受けられない。
これも解放戦の成果。地味に達成感を感じられる変化だ。
一時保護したハンプさんをハブに放流し……
本拠点へ帰ろうとした所で、
拠点防衛戦が発生。
今回は久々の「偵察部隊」だったので、チームAの帰りを待たず、Bのみで対応する事に。
が、なんだか今回はやけに数が多いような……
手こずらされ、完勝判定は逃したものの、やはり「偵察部隊」相手ならばチームBだけで撃退は可能だった。
戦闘終了後にチームAが帰還。
と、ここで、バグマスターを処理した影響が出てしまう。
うーん、投獄しなければこの発生フラグは立たなかったのだろうか……
無駄に面倒を一つ増やしてしまったか?
まあいいか…… これも戦闘経験。
所詮は半裸のバーサーカー。現在のチームAの敵ではない。
本気で戦えば一瞬で終わる戦いだが、チームBならば丁度いい訓練相手になるかもしれない。
さて、と。
襲撃予告は入っているけど、もう遠征を先延ばしにするのはやめにしよう。
今は打って出るべき時。
チームBを信じ、守りを託し……
チームA with シェク部隊、出撃。
ヴェンジを避け、ブラックデザートシティの南を通過。
道中の戦いと酸性雨のダメージをウェイステーションで回復。
さあ、ブリンクは目の前だ。
次回、四天王最後の将との決戦へ!
<続く>
縛り内容
・装備(義肢、弾、ランタン、パックパック含む)購入禁止 弾は自作も禁止
・射手&砲手は部隊人数10の桁の数値まで(10~19人で1人 20~29で2人)
・過去縁のあるキャラクターのみ、縁のあるキャラを使って勧誘可能。
・MODキャラのみ正式加入OK。その他は一時加入のみ可。
・暗殺&誘拐禁止+非敵対NPCに対する窃盗禁止(剥ぎ取りは可)
・拠点は今ある一つだけ
・メイン3名の死亡時のみリセット可 クイックセーブ禁止
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・今期のみ、MOD要素の調査で必要な場合でも、縛りを無視はしない
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・第二帝国の侵略から世界を守った後、キャットロンを倒す
メンバー
クロコ :シーズン1主人公 鉱夫担当 サーベル使い
マスター :シーズン2主人公 製鉄担当 鉈使い
クロト :シーズン3主人公 機械工学担当 刀使い
サッドニール :シーズン1メンバー 農業担当
シルバーシェイド:シーズン3メンバー 農業担当
キャット :シーズン1メンバー 料理+酒造担当
ツァウ :シーズン1メンバー 弓鍛冶+井戸担当 射手
セイント :シーズン1メンバー 医療担当 長柄使い
トレップ :シーズン1メンバー 武器鍛冶担当
レイ :シーズン1メンバー 宝石畑+資材運搬担当
ジャンパー :シーズン1メンバー 宝石素材精錬+医療担当
カン :シーズン3メンバー 血液合金防具担当
ルカ :シーズン3メンバー 防具鍛冶担当
ミャオ :シーズン1メンバー 銅掘り+遺体処理担当
クロウ :シーズン1メンバー 農業担当 鉈使い
スペイド :シーズン1メンバー 農業担当 刀使い
ゲッコー :シーズン1メンバー 遠征班 射手
ドクター・チュン:シーズン3メンバー 医薬品担当+製鋼補佐
ハムート :シーズン3メンバー 運搬+銅合金担当
グリーン :シーズン3メンバー 運搬担当 射手
モムソー :シーズン3メンバー 製鉄担当
ズー :シーズン1メンバー 料理担当
ミウ :シーズン3メンバー 小麦+パン焼き担当
イズミ :シーズン3+メンバー 遠征班 長柄使い
ジュエル :シーズン3+メンバー 遠征班 鉈使い
エリス :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
馬 :シーズン3メンバー 遠征班 サーベル使い
ホッブズ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ソマン :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
バーン :シーズン1メンバー 遠征班 重武器使い
イニゴ :現MODユニーク 遠征班 鈍器使い
ビープ :シーズン1メンバー 遠征班
シュライク :シーズン2メンバー ジェム畑担当
アーク :KVSメンバー 農業担当
ウィンワン :KVSメンバー 鉱夫+製鉄担当
ジョン :KVSメンバー 鉱夫+製鋼担当
イゾーイ :現MODユニーク 遠征班 鉈使い
ワザニィ :現MODユニーク 遠征班 鉈使い
ワサンザ :現MODユニーク 遠征班 鉈使い
ナイフ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ディグナ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
レヴァ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ピア :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ヒトサバ :現MODユニーク 血液合金製造+水の運搬
アグヌ :シーズン1メンバー 遠征班 武術使い
チャド :シーズン3メンバー 遠征班 武術使い
ボス・シミオン :現MODユニーク 遠征班 サーベル使い
ムカイ :現MODユニーク 遠征班 重武器使い
セト :シーズン1メンバー 遠征班 鉈使い
イッシジ :現MODユニーク 遠征班
ヒシゾウ :現MODユニーク 水の運搬
ジュシシ :現MODユニーク 訓練中