セバンテ達が元いた世界へ旅立ち…… 「修理屋」チームD6の戦いは終わった。
元・ビートルハイブプリンス ヨジーク

避けたい所よねん?」
元・ビートルハイブ ファイツ

まだなんもヤッちゃいねぇだろ、俺らぁよぉ!」
元・スタッグビートルハイブ フォーゴ

目を付けられないようにと、観測者様から様々な制限を掛けられているというのに……
まさか、向こうから接触があるとは。
我々が対処を任されたこの世界、何かがおかしい、と言わざるを得ませんね」
我々が対処を任されたこの世界、何かがおかしい、と言わざるを得ませんね」
「観測者様から、任務が届いてないってのもおかしな話じゃなぁい?」
「あれを作れ、こいつを倒せ、って、普通は最初に目的が知らされるモンなんだろぉ?
どういう事だよ、観測者様よぉ!」
どういう事だよ、観測者様よぉ!」
「私達の戦闘力は低い。
数に押され、飢えた野盗相手に重傷を負う事すらある。
今ここで都市連合に目を付けられる訳には行きません」

後ろ盾になって貰えれば、この先楽だしぃ~」
「チッ、せっかく俺らン時代が来たって思ったのによぉ……
偉いさんに頭下げに行かなきゃならねーとは、胸糞ワリィぜ!」
「まずは下準備ですね。 シムシム!」
元・ホーンスパイダー シムシム

「では、拠点に残されたバックパックを集め、医薬品と寝袋を……」

Kenshi
プレイ日記 シーズン4
第7期
GO WEST 編
4-07-01 「約束された未来のために」
元、ビートルホーン出身の三人と一匹、フォーゴ、シムシム、ヨジーク、ファイツ




元コソドロ、シジュナ

災難なお尋ね者、ホエイト

賞金を掛けられた賞金稼ぎ、ゴジマル

方向音痴のナンパ師、フブイチ

元ホーリーネーションの追放者の三姉妹、イツミ、イツヨ、イツコ

3年生8人、2年生4人、計12人。

前期は装備MODの力に頼っていなかったため、立ち上がりの装備更新は最低限で済む。
各々の得意武器を確認し、倉庫に残っている武器から適当な物を選んで装備。
総数が12名なので、使える射撃要員は1名。シジュナにつまようじを配備する。
野盗との戦闘に苦戦してしまうという現実に衝撃を受けながら、少しずつ状況を整理し、仕事の割り振りをやり直す。


2年生の女の子達がある程度戦闘に慣れ、新環境への対応が進んだ所で……
全員で拠点から旅立つ。

目指すは都市連合領。ヘングとヘフト。
ブラデザ経由で酸性雨エリアを越え、大砂漠へ。

か弱い後輩連れでアイアンスパイダーの襲撃に怯えながら、途中ボロ小屋に立ち寄る。

おお、あるわあるわ!

新装備の設計図!

コンチクション
コンチ氏(以前紹介した和風コートMODの作者様)が過去作成したMOD群……
・無頼 ・面頬 ・和風コート ・藁鞄 ・日本刀 ・和槍 ・編笠 ・複合傘
……の詰め合わせセット。
製造対象&確保対象となる武器防具の種類は多いが、今期が長期戦になる事を見越して導入。
解説を見ると、「勢力の制服化してたら面白そうだな~」と思っていたコートを、実際揃って装備している敵もいるようで、探索が楽しみ!
今期のプレイが長期化し、先が長い状態でコンプしてしまった場合、追加で別MODを入れる可能性も。
設計図を大人買いし、気持ちよく散財。

道中、アイアンスパイダーとの戦闘も経験。

ビートルホーンMOD出身の元ユニーク達は初期ステが高いため、冒険を経験していなくてもこれくらいの敵は倒せる。
むしろ、今期メインキャラに指定した、元ビートル四人組の方がステ水準は低い。
ウェイステーションに立ち寄り、小休止。


ウェイステの酒場で、更に追加の設計図を買い足す。
藁の籠、毛皮の籠、の黄色設計図2種に期待が高まる。
その後、ヘングへの道中、ボーンドッグの巣につっこんだ後でスキマーとの連続戦闘になるが……


流石にこの程度の敵には苦戦しない。
今期はとんでもない化け物がウロついている事もなかろうし、大砂漠は安全な土地に思える。
準バニラ環境の荒野に安心感を覚えつつ、ヘングに到着。

フォーゴは受け取った親書を携え、書状の送り主との謁見に向かった。

「……貴方が手紙の送り主、ヤムドゥ、ですか」
「いかにも」

なぜ腹心に応対させながら、長自らも立ち会い、何も言わず黙って立っているのか……
その威圧感に気圧されるフォーゴ。
(いや、これは、威圧感、では、ない……?)
「フフ、やはり感じますか? 貴方も」
「あなたも、とは…… どういう意味でしょうか?」
「元ハイブだった者同士、同じ主を持つ者同士、我々の受信器官が共鳴しているのですよ」
「何を言っているのか、分かりかねますが……」
「フフフ、隠さなくても結構。
何せ、我々も「観測者」様の駒なのですから」

「!!?」
「観測者様から仰せつかった任務は……
『都市連合による世界征服を実現させよ』
なのです」
「ヤムドゥという賢人は「総力戦」は採算が合わないと常々口にしている、と聞いていましたが……
なぜ、今になって?」
「それはもう、神託の通りに、貴方達が現れた訳ですから」
「なるほど……」

「しかし、観測者様の加護があるとは言え、私達「修理屋」は未だ弱小勢力に過ぎません。
過度の期待をされても困るのですが」
「ギルドとして支援し、同盟も組みますが、戦力の問題は些事に過ぎないでしょう。
未来は既に確定しているのですから」
「・・・・・・・」

それはある意味正しいのかもしれませんが……)
「これは、我らにとっての通過点。
共に信ずる神のため、約束された未来へと進むのみ。
で、ありましょう?」
「財務にしか興味が無い、などと資料には記されていましたが……
どうやら貴方はそれだけの男ではないようですね、ヤムドゥ」
「Xセルによる肉体換装は、精神にも影響を及ぼすと言いますが……
私にも、何らかの「目覚め」があったのかもしれませんね。
同じステイヤー同士、今後とも良好な関係を続けていきたいものです」
彼の中では既に同盟締結は確定事項らしい。
一瞬の逡巡の後、決意は固まる。
「こちらが、手渡すよう指示された資料になります」
「ふむ…… 了解しました。
困難な道のりではありますが、私達であれば、不可能ではないでしょう」
(ステイヤーに、Xセル、か……
どうやら、観測者様も彼らに全ての情報を開示している訳ではないようですね)

元ビートルホーンの面々に起きた肉体変異は、過去の記録に見られた、Xセル技術……「肉体の乗り換え」によるものではない。
どうやら、次元スライド現象の事を知っている訳ではないらしい。
観測者にとって「修理屋」の方が「都市連合」より上位に位置しているらしい事を理解し、フォーゴは迷いを捨てた。
「我らが神のため」
「観測者様の加護があらん事を!」
フォーゴが神と口にしたのは、ヤムドゥが喜びそうな単語だ、と思ったため。
そして、ヤムドゥは狙い通りに満面の笑顔で、別れの握手に応じる。

観測者の溜め込んだ膨大な資料データを読み込んで来たフォーゴには、今回流れ着いた次元に今までと違う何かがある、という事が理解出来ていた。
しかし、その違和感の正体にまでは辿り着けない。
「どうだったのねん?」
「ギルドの幹部相手にビビッてたんじゃねぇだろーな!?」

「正直、神経がすり減る思いではありましたがね……」
互いにどれだけの情報を持ち得ているのかが分からない中、探り合うようなやり取り。
ボロは出さなかった、と思いたい。
ともあれ、新たな任務は受け取った。
後は、信じて戦い続けるのみ……
元ハイブ種特有の忠誠心で、フォーゴ達は硬く決心する。
決して都市連合のためなどでは無く、彼らの信ずる「観測者様」のため、都市連合の西域侵攻……
世界征服戦争を成功させてやろう、と。
都市連合とシェクのオーバーホールMOD
旧名、「UC go west」
以前からコレをメインにしてプレイして見たかった大規模オーバーホールMOD。
都市連合による世界制覇を可能とする内容だったが、シェクにも手が入り、MOD名が変わっている。
世界情勢の変化に大きく手が入っているため、プレイを進行させるのが非常に楽しみ。
このMODによって加わる装備もあるため、当面今期の武装コレクション対象が尽きる事は無いはず。
……中にはとんでもない物もあるようだ!
と、言う訳で……
第7期の目標は、
・可能な限り都市連合領を広げる事
つまり、検証のため、ほぼ全てのロケーションを征服する必要がある。
うーん、大変だなぁ……
長期シリーズになる事を覚悟しつつ、のんびり行くべー!
※今回のような物語パートは少なめで行く予定
<続く>
縛り内容
・装備(義肢、弾、ランタン、パックパック含む)購入禁止 弾は自作も禁止
・射手&砲手は部隊人数10の桁の数値まで(10~19人で1人 20~29で2人)
・固有名詞付きキャラと動物は雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・暗殺&誘拐禁止+非敵対NPCに対する窃盗禁止(剥ぎ取りは可)
・拠点は今ある一つだけ
・元ビートルホーン組の死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りを無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・可能な限り都市連合の領域を拡大する
・その後、皮剥ぎの本拠点を制圧する
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、3年生を解雇する





