待望の新人女子メンバー、イチゴちゃんを仲間に加え、次へと向かう一区切りがついた。
次の狙いは、北西部の遺跡だ。
「気持ちは分からなくもありません。
私もようやくチェーンソードのエッジ2が完成した時には興奮を禁じ得なかったものです」
「セベンの旦那は色々とズレてやすね……」
「あたくちではアイドルとして不満と言う……その事には目をつぶってさしあげますが、このチームに入ったからには拠点でヌクヌクしているだけ、などという生活は認められませんわよ?」
「ヒヒヒヒ! まずは弱いもの虐めで基礎から鍛錬開始だなぁ!」
「ヒャッハァーッ! 弱いヤツとの戦いは大好物だぜぇ!」
4-3-07「北に向かってはみたものの」
スクインを出発。
目指すのは北。
大陸北西部の「バーサーカーのなわばり」に存在するという伝説の武器を収納したヴォールトのうち一つ。
その途中、新人育成も兼ね、あそこに立ち寄ろうと思っている。
と、荷物整理をして旅立ちの準備をしていると……

ふふふ、我々は学習しているのだ。
町の中では斬り掛からない。遠く離れ、鉱床を越えた所まで待ってから……

ヒャハァーッ! 攻撃だぁぁぁ!!


って、オイ!!
この距離でも警報鳴るんかい!! と焦っていると……
おいおい!! お腹がすいた!とジューがスクインの食料庫めがけて走り出す始末。

しかし…… 警報が鳴ったのみで、犯罪状態はついていない。
見られてなかったからセーフ、だったのかな……
落ち着いて、改めてスクインで旅の準備をやり直す。
と、この機会に、最近気になっている事にちょっと触れておこうかな、と。

前からこうだっけ……?
ヘフトの門の前の鉱脈辺りもやけに青くなっていたし、現環境で何かテクスチャ弄られてたりするんだろうか。
今期の第一回目で赤と青の光を(フォトショで)出したのは、

40K MODの方でテクスチャに軽く色を乗せてたりは……
無いかな? 多分そうじゃないんだろうな。
さて、食料は持った。回復用資材、予備パーツ、寝袋も揃ってる。
一応、聖火の経典もいくつか持った。
出発だ!

ヴェイン東端のハイブ村を経由して行く。
油断するとこれだ……

自動移動の間にビークシングの巣のど真ん中に突っ込むという、Kenshiあるある。
幸い気付くのが早めで、数も多くなく、さしたる被害も無く済んだ。
やはり、即死事故の無いように戦闘で基礎訓練を積ませておかなければ……

ザコがいるなら、率先して襲いかかっておこう。
まずは、倒れたカニバル相手から。
地道な拳術訓練のスタート。

お、あそこにもキャンプの光が見える。
敵なら襲うぞ!!

と思ったら、先輩方の誰かが残していった消し忘れの焚き火だった……

せっかくだから残していくか。
そして、ヴェインを抜け、ハイブ村の北~モングレルの南のエリアを北上中……
よもや、高位パラディンがこんな僻地まで足を伸ばしているとは!

今の我々ならば勝てると信じ、戦闘開始。
ココノ&ジューには射撃を解禁。
無論、ひな鳥でしかないイチゴちゃんには走り回って逃げてもらう。

と…… ここで援軍が出現。
飢えた野盗の乱入により、かなりの余裕が出来た。
臆せず、弱兵を狙ってイチゴにも戦闘を行わせる。

すっかり数字は緑ばかりに。
よしよし、審問官がいない高パラ一体が率いるチーム程度なら、もう負けないぞ!

倒れた従者相手にバッチリ経験値稼ぎも出来た。

流石に高パラはしぶとく、チームリーダーのロックが伝説の武器で相手をしても尚快勝とは行かなかったが……

射撃援護も上手く機能し、倒れる者もなく、無事勝利。

巻き添えで倒してしまった飢えた野盗には、せめてもの礼として治療をしておこう。

とかいいつつ立ち上がっても、どうせ反応は赤なんでしょー?
ほらね…… 余計な手傷を増やしおって……

てめぇ覚悟は出来てんだろうな、と担いで拉致する事に。

そう、北の遺跡に向かう前に滞在する修練場とは、モングレルだ。

適当に移動していると、すぐこうなる。

適当な所で放り出してフォグマンに与えてやろうという、野盗に対する報復行動だったが……
うーん、この程度の数では数秒でカタが付いてしまうか。

とか言ってるとコレだ!
これぞ霧の谷名物! すげー数だぁぁぁ!!

この規模だと、流石にイチゴちゃんには走って逃げ回ってもらう他無い。

パンツ丸出し男のトゥエルも、もう担ぎ状態のままでは危険だろう。
そんな男ポイ捨てしてしまいなさい!

超大規模戦闘でチームが散り散りになる中、飢えた野盗さんは無事お持ち帰りされるのであった。

運と縁があったら助けてあげるよ。
と、その直後にさっそく悲鳴センサーに反応が。

って、飢え太さんじゃなくて、別の犠牲者か!
幸い反応は近くからだったので、少し寄り道して救助に向かう。

あれ…… お前、さっきの飢え太じゃん……
助けてもさっさと走って去って行くのみ。

じゃあ、さっきの悲鳴の召使いさんは?
と、会話ログをチェックすると……

飢え太の救助前に悲鳴は止まってしまっていた。
どうやら間に合わなかったようだ……
若干の後味の悪さと共に、モングレルに到着。


しかし、前期MOD装備消滅のため、残されている装備の数は少ない……

今回のMODコートも結構優秀だし、しばらくはここで鉱夫をしながらじっくり衣類鍛冶を進めて行くとしようか。

和風コート&ジャケットは、布、皮、鉄、どのクラフト台でも作れるので、材料が布だけで済む。
皮の獲れないモングレルでも量産は可能。
酒場2軒+宿屋1軒で、食料の枯渇する心配も殆どない。
じっくり腰を据えての長期滞在を開始する。
と…… 今度の世界でも、またお前がいるのか……

派閥リーダーであるアークと…… 普通に仲間になるランダムNPC同様の男。
そうか、いつも鎖頭巾姿のアークにロン毛のイメージがあったのは、こいつのせいか。
影武者なのかな?
あるいは、別次元、別時系列からやって来たもう一人のアーク?
などと、適当な空想を巡らせつつ……
イチゴちゃんには、正門前の鉱脈で働いてもらい、修行を開始してもらう。


ちょっと、まだ単体放置するには危険な段階なので、監督役としてココノちゃんにも一緒に働いてもらおう。
ロボット工学やクロスボウ鍛冶のためにも、銅が欲しい所なのだけれど、モングレルは近場に銅鉱脈が無い。
確か、シーズン2・マスター編では結構離れた場所に小屋を建てて、そこで掘っていたような覚えがある。
見落としがないかと地質調査をポーンとやってみると……

おお?! 本当にあったぞ、見落としが!
正門からはそこそこ遠い位置だが、小さいけれど2名で掘れるしっかりした銅鉱脈だ!

巨大鉄骨の下に隠れるように配置されているので、今まで気づけなかったんだなー
超巨大モーター? 銅線コイル?
子供の頃授業で作ったのを思い出すような、巨大な何か……

このポイント、銅以上の思わぬ掘り出し物だった。
延々とフォグマンに襲われ続けるこの場所は、ステータス60に満たないロックにとって絶好の訓練場所だった。

40K MODのサブスロット用武器も、防具貫通性能こそ高いものの、素の火力が低いため、60台のダメージしか出ず、手数を稼げて経験値効率が良い。
メイン武器は鍛冶場作業の邪魔になるから勝手に武器庫に自動で収納してしまいがちだったけど、これは良い結果に繋がったなー
現在、チームリーダーであるロックのスキルはこんな感じ。
武器鍛冶は90に到達。

武器スキル以外はもう立派に「ランク6」と呼んでいい水準に。
その後、鉈スキルも60くらいまではトントン拍子で伸びていくのであった。
防具鍛冶の方は後でまとめて紹介するけれど……
モングレルの長期滞在の間、例のあのノイズ音を全く拾っていない事に途中で気付いた。

以前はチャット流しの荒らしのようにさんざんビービー言っていたのに……
今回の世界では、フラッと外に出て食べられた後なのかな、ビープ……
今までは製造に掛かる手間を考えて作っていなかったが、前任者セカンが完成手前で放置していた物をセベンが完成させ、バニラ最強シャツ「鎖帷子(黒)」の傑作が初完成。

後に熟練品も2点ほど完成。ロック達前衛に装備させる。
これでますます盤石。
って、ロックの働いてる銅掘り現場、大漁だなぁ
ある程度育ったら、ここで銅掘りするのは定番の修行メニューとして活用できそうな感じ。
覚えておこう。
と、うっかり戦闘に反応して釣られてしまったのか、正門前で働いていたイチゴがふらふらとロックの近くまで移動してしまっていた。

しかも、敵に囲まれた状態で気絶! こりゃいかん!
ウチのアイドルに手ェ出してんじゃねぇ! とばかりにジュウザ達の怒りが爆発。

即座に敵は叩きのめされるが……
おや、目に見える範囲で悲鳴が!

ついでの人助けに出動だ!
被害者はモヒカンのお姉さん。

既に片足を食いちぎられていて危ない状態だったが、トゥエル達が殴られながら止血し、命を取り留める。
トゥエルはもう熟練義肢を製造出来る所までスキルが伸びている。
自作の余剰品、高品質の義足を常時持ち歩いていたのが幸いした。


お、珍しくお礼を言われた。
これは……
追従モードだ! 狙ってたワケじゃないけど、これは新人が増えてしまう流れ……?



来た!!
新人ナンバー⑯、通算20人目の正規メンバー、加入!


担当武器は、鉈……もいいけど、ぼちぼち射撃メンバーも増やしておこうかな。
メイン弓/サブ鉈、で行こうか。
と、まだ敵中ど真ん中だっけか。
油断せずじっくり戦ってモングレルへ戻ろう。

むむ、また犠牲者か……

今回は右足を失う前に助けられたが……


流石に連続加入は無し。そりゃそーだ。
過去の事から考えたら、今回一人加入が発生しただけでも、かなり幸運だった方だろう。
とか言って油断している間に一瞬だけイチゴちゃんが足をかじられていた……

殴り倒されて地面を這いつくばったまま噛み付くとか、油断ならないフォグマンめ……
と言うか、ほんとこの時期の新人はあっさり気絶しちゃうなぁ
慢心&油断大敵。
無事、新人を連れモングレルに帰還。

連続戦闘で結構ダメージが蓄積している。
じっくりと治療タイム。

治り次第、余剰品で新人を武装。

そこからまた、一通り新人用の装備が完成するまで、そこそこの時間が経過。

毎日、店が開くのを待って鋼材や布地を購入するルーチンワーク。

合間合間に発電コアを買いため、審問官戦の際に失ってしまった筋トレ器具の補充も進めて行く。

その後、また救出イベントの機会もあったが……




加入は無し。
まあいいさ、トゥエルの工学訓練のついでって事で!
さて、ぼちぼち行くか。
いつまでも新人のお姉さんが名無しのままでは可哀想だ。
来た道をもどり、南下してヴェインへ。
再びのビークシング遭遇戦。

気付くのが遅れ、先輩達は走り去るが新人達は取り残されるという最悪の形……
足にダメージを負ったトゥエルとジュウザを慌てて下がらせ、自己治療を指示。

イレボンとホーティがそれぞれタイマンで対抗しはじめるが……
前期組のイレボンはともかく、ホーティ一人ではまだ無理だったか。

12、13、14、15、の新人四人掛かりでもまだ力不足……
結局、他の個体を駆逐し終えた先輩が駆けつけるまで倒す事は出来なかった。

慣れてしまった感はあったけど、やっぱりビークシングは手強いな……
遭遇戦で酷いダメージは受けたものの、しっかり回復して無事スクインに到着。

ウェイステーションまで足を伸ばし、改名へ。

新人ナンバー⑯:ジューロ


イチゴちゃんと対照的になるように、身長高め+乳盛りでキャラクリ。
その盛った乳の上に和風コートが加わると…… こうなる。

和風コートに、まさかこんな秘められたパワーがあったとは……
さあ、新人の身支度も整ったし、せっかくスクインまで戻って来たのだから、北に戻るのは、済ますべき任務を済ましてからにしよう。

一行は、アドマグを目指し、西へと走り出す……
<今回の傑作MOD装備紹介>
和風ジャケット・アラベスク



和テイスト控えめなのが、滴度にKenshi的でいいかも。
和風コート・アラベスク


こちらはぜんまい感あるうず巻きが全体的に広がった印象。
こっちは唐草模様と言ってもいいかもしれない。
清潔感ある爽やかな緑色で、貴族にも似合いそう。
和風コート・木



名前からして、木皮のコートと見るべきなのだろう。
しかし内掛の赤に花柄も加わって、姫様感が出る装備になっている。

和風コート・波



鮮やかな水色で、イチゴちゃんの濃い赤との対比としてジューロに愛用させる予定。
残る傑作ノルマもあと僅か。
伝説の武器は残り5本。
早期終了を目指す一行は、シェクの宝剣を狙ってアドマグへ。
ここでは都市連合やホーリーネーションの時とは違い、一波乱あったのだが……
それはまた、次回へ。
<続く>
縛り内容
・装備の購入禁止 義肢、弾、ランタン、パックパックを含む
・固有名詞付きキャラは雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・勢力との同盟禁止
・見咎められる犯罪の禁止(剥ぎ取りのみ可)
・暗殺・誘拐・非敵対者への攻撃禁止
・拠点建設禁止
・前期からの継続キャラの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・トゥエルのみズボン装備禁止 足がもげたら離隊
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、皮剥ぎ盗賊の拠点を攻略する
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、前期メンバーを解雇する
メンバー
ロック:江戸っ子的な武器鍛冶職人のおっさん 鉈装備 リーダー
セベン:知的好奇心旺盛な偏執狂 防具鍛冶職人 刀装備
ハチベエ:呑気でものぐさな子分キャラ サーベル装備
ココノ:お嬢様口調の暴れん坊シェク女児 弓&鈍器装備
ジュー:陰惨さを好む海賊兄弟(兄) 弓&鈍器装備
イレボン:派手な殺しを好む海賊兄弟(弟) 刀装備
トゥエル:脚線美が自慢の巨漢♂シェク ロボ工学担当 長柄装備
ジュウザ:元ブラッドレイダー 雑用担当 重武器装備
ホーティ:元英雄リーグ クロスボウ鍛冶担当 鈍器装備
イチゴ:元飢えた野盗 装備撮影担当 訓練中 武術
ジューロ:元ホリネ追放者 訓練中 弓&鉈装備

