ついに来た、Kenshi界最強の一角、アイゴア将軍。
言うなれば、これはKenshi初回プレイ卒業記念バトル。
拠点で迎撃して終わり、なんて勿体ない!
もっとギリギリの限界バトルを楽しもうじゃないか!
と、言う事で、まずはお手並み拝見。
クロコ単身でのレイド乱入という無茶オブ無茶を敢行。
15:58 交戦開始。
初弾はクロコが命ちゅ…… いや、こりゃ巻き込みダメージだわ。
アイゴア相手に三桁なんて出るワケねー!
しかし、アイゴアの一撃も、そう恐ろしい物ではない、か。
恐るべきは、火力よりその技量……
いやもー当たらないのなんのって……
稀に当たっても一桁ダメージしか入らないし…… これは流石ですわ、アイゴア将軍。
これは100%どうにもならない戦いだ。
限界まで耐え抜いたら、交代要員と代わろう。
巻き込み範囲攻撃で周辺のザコに被害は出ているが…… 本当にアイゴアに対してはロクに命中しない。
対照的に、敵はザコのチクチク攻撃で的確にクロコの行動を阻害し、手数を徹底して減らして来ている。
なんといっても、この数! いやー、上級侍が数人来るだけ、という事前知識とは別種のレイドだったとは!
そうと知ってれば全軍突撃による団体戦でフィナーレを飾ってもよかったのになぁ、と悔やまれる。
これがトレードマークにして来たプレートジャケット(黒)の限界か、胸部にばかりダメージが蓄積し、そろそろ危険な頃合い。
クロコが倒れる前に、二番手を召喚しようか。
この数相手なら、次鋒にはホームランバッターを招待するのが筋、かなぁ
17:01 クロコ撃沈。
奴隷にされるかもしれん……と思い、バックパックに武器をしまい込むが、これは杞憂だった。
17:26 次鋒:ルカ 戦闘開始。
これは、ちょっと早めに中堅も呼んでザコ掃除させた方がいいかもしれないな。
直後、首の長いお客様が登場。 おっそーい!
んもー、大体こんな時に限って姿を見せないんだからなー君達はー
少々敵がビークシングの方に行ってくれた所で、状況に殆ど変化は無い。焼け石に水。
ではあるが…… お、僅か8とは言え、大振りがアイゴアに命中したな。
いや、これはザコに命中した分の巻き込みダメージっぽいか……
いやいや、今度はちゃんとアイゴアを狙ったフラグメントアックスのフルスイングが着弾している!
凄いぞルカ! サーベル使いのクロコでも殆ど当たらなかったのに!
17:48 クロコ起床 後方のザコと戯れ始める。
流石にこのレベルの敵部隊だとビークくんも長く持ちこたえられないな……
17:50 中堅セト、現着。
おっと、うっかりタゲ取っちゃったか。
お前の相手は私だと言わんばかりにルカが斬りかかり……
雑兵はセトが、アイゴアはルカが相手をする形に整えられた。
が…… うーむ、どちらも流石に分が悪いか。 当然っちゃ当然。
18:27 結局アイゴアに絡まれてセトが撃沈。
これは、早めに四番手以降も投入した方が良さそうだ。
クロコもセトも、ここからは倒れたり起きたりを繰り返しながらザコと戦い続けていく。
出来れば、「同盟の力で敵軍に勝利」と言う場面を作り上げたい所だが……
うーん、これはどうも一番近い反乱農民の援軍も間に合うのかどうか……
戦力を小出しにして敵をじっくりと足止めをするにしても、相当ダレそうな予感がする。
お、なんやなんや、アイゴアはんも上機嫌でんな!
唸り声を上げ続けるアイゴアに対し、ルカは驚くほどの粘りを見せ、戦い続けた。
が、しかし……
19:29 ルカ、ついにダウン。
数分後、セトも再びのダウン。
上機嫌のアイゴア、ずっと唸りっぱなし。
いやいや、これはイカン。
足止めする者がいなくなって、アイゴア達はズンズンと先に進んでしまう……
ここは、ミャオ、スゥ、スペイド、ジャンパー、セイント、の都市連合攻略チームの残り全員に駆けつけてもらうとしよう。
とは言いつつ、なんだか敵のザコは随分数が減っているような。
クロコも粘ってくれているが、そんなに倒してはいないと思うのだが……
ああ、やはり君達か。
血の臭いに導かれてか、いつの間にか随分と数が増えるじゃあないか。
起き上がったルカはすかさずアイゴアにタゲを飛ばし、彼を引き戻す事に成功したが……
うん。ビークシングくんはいつもこちらの味方ってワケじゃないよね……
またすぐ寝かしつけられちゃったよ……
ここでこちらの援軍が到着し始めるが……
おっと、いかんいかん。 ブングルは帰るんだ。
いくら四肢の飛ばない動物だって言っても、アイゴア相手に裸で挑むのはあまりに無謀だ。
ブングルさんは是非そちらの方へ…… って派手にブチかましてんなぁ~
最後まで頼れるヤツだったぜ、アンタぁよぉ……
ぼちぼち乱闘モードになって来てはいるが…… うーんやはりそれでもアイゴアは強い。
メイトウの刀でも3ダメージだもんなぁ……
このまま前衛チーム壊滅したりすると、残りの戦力で勝てるだろうか……?
まあ、それならそれで盛り上がる。 よきよき。
20:38 メンバーにそろそろ焦りが見え始める頃、未だにアイゴアの耐久は、こう。
って、あれれ? リーフちゃんいつの間に?
呼んでないはずのクロウも来ちゃって……
ああ、そうか。
ジワジワ戦場が推移して、本拠点から感知出来るくらいの距離になってしまったのか。
20:41 拠点からの援軍が到着。
来てしまったのなら仕方ない。
名残惜しいが、ここからは仕上げに入るとしよう……
レイ、リーフ、アイゴアを狙う位置に着け。
弾幕で追い込むぞ。
やはり、弾幕が絡むと一気に攻撃が通るようになる。
後は、時間の問題でしかない。
どんな勇者であれ、飛び道具の怯み効果の前には完封されてしまうのだから仕方ない……
そのアイゴアの盾になるべき軍団は、どこに行ってしまったのだろうか。
ブングルがかなり蹴散らしてはいるが、それでもまだあの数が全滅したとは思えないのだが。
あ、はい。 把握しました。
21:19 バタバタと前衛が倒れ始め、優勢に思えた自軍陣営が崩れだす。
このまま押し切れるかと思っていたのに……
ギリギリの体力で粘りを見せるアイゴア。
慌ててユキ、スキナー、キハクを増援として送り出すが……
最後まで立っていたのは、ジャンパー&ミャオ。
終盤のプレイで戦場を転戦して鍛えられた力が役に立ったか……
21:29 アイゴア撃沈
アイゴアの武装は、熟練の侍鎧+脛当てと、メイトウのデザートサーベル。
モンスター特効の武装を持たせているのは領地の安寧のためと思えば分かる話だが、なぜ傑作鎧を着せてやらなかったんだ、貴族どもめ……
23:13 反乱農民の援軍が到着。 おっそーい!
やっぱり間に合わなかったなぁ……
アイゴアは拠点内の監獄に収監。
その奮戦に敬意を評し、治療を施しておく。
殺すには惜しい男だ……
こうして、都市連合との戦争は終結した。
さあ、戦後の世界を見に行こう。
改めて、クロコの気ままな一人旅が始まる。
世界の最果てに潜む邪悪の影は打ち払った。
フォグマン、カニバル、フィッシュマン……
残る問題は、この世界の住人それぞれの力で対処出来るものばかりだろう。
まだ倒していない皮剥ぎ盗賊&スケルトン盗賊は、いずれ討伐に行く必要もあろうが……
今は、なんだか無性にこの世界が穏やかに見える。
ハブの町からフラフラと迷い出て、何もない荒野に脅えて類ていたあの頃の事を懐かしく感じる。
結局、ブリンクの町は都市連合の支配域のままとなった。
この地を治める貴族、レディー・ツギが行方をくらまし、倒す事が出来なくなってしまったからだ。
この町では……
足の折れた彼の歩調に合わせて歩くのは厄介だったが……
まあ、この景色が見れただけでもよしとしようか。
今は、なんとなく、そんな気分なんだ。
次回、たぶん、最終回の一個前くらい。
続く。