リーバーの本拠地、「アーク」を発見。
乗り込んで決戦を挑むべきかどうか……
その判断のためにも、ひとまず偵察前に体力を全快まで持っていこう。
と…… キャンプベッドを設置する暇も無いか。
兄弟同士で争う……どういう意味で言ってるのかねぇ
確かに互いに奴隷制度と戦ってはいるが、こいつらは貴族に戦いを挑むためなら相手を奴隷にしてでも「兄弟」にする外道。
手段と目的が狂ってしまったリーバー達と一緒にされたくはない。
幸い、レーザーも酸性雨も猛獣も見当たらない。
しばらくここで回復して行く事にする。
こういう時は半放置で画面を見ていない事も多いので、1人は敵の襲来に即応出来るように見張り役として立たせておく。
偶然だが…… ここをキャンプ地としたのは、いい判断だったかもしれない。
NPC集団の巡回ルートのようなのだが、集団が通り過ぎるのを遠くに眺めつつ、こちらには気付かれない距離。
おや、あそこを歩いている団体さんは……
デターー!!
彼らこそKenshi世界でも最も奇抜なネタ勢力! クラブレイダー!!
そろそろ彼らのテリトリーが近いのか……
向かう先は東。 次の目的地候補は決まりだな。
しかし、カーソルが赤い。
同盟を結ぶ事も可能らしいが、同志として、無駄な戦闘は避けたいものだなぁ
さあ、体力全快。 アークに乗り込むぞ。
「スパイダー工場」や「ボロ小屋」のような造船所(?)型の遺跡のようだが、他の二箇所より荒廃が進んでいるように見える……
雑兵「リーバー犬コロ」(なんて翻訳だ…)がうろついているだけの地表部を制圧し……
カメラを2階に送ってみると……
ほあぁぁっ!? 何この巨大施設ーーー!!
細かく作り込まれた生活空間…… 意外に真っ当なリーバーの生活環境に驚きを禁じ得ない。
が…… 意外と配備されている人数は少ないように見受けられる。
暗くてよく見えないので、実際の人数はもっと多いのだろうが。
あまりアテにならない地図情報では、敵は総勢62名。
キャンプ地の半数の半分くらいじゃないか。
やってやれない事はないっ!! 行くぞ!!
2階への登り口を突破し……
入り口付近の敵を撃破。
施設の中央近くまで乗り込んでいくと……
出た!! リーバー首領、「バラモン」!!
高っ!! ステータス高いっ!!
防具は皮鎧だが、あの刀身の白さ……火力も高いのだろう! メイトウの可能性大!
頭数はリーバーキャンプよりかなり少ないが、これは油断ならない!
戦闘開始!
よし、ダメージはちゃんと通るぞ。防具自体は脆い!
敵の火力も大した事はない。 何より、砲台も無く、ボウガン隊もいないのがありがたい!
だが…… ここはなんと言っても屋内。
ルカは刀に持ち替え、セトは狼牙棒に持ち替えての戦い。普段通りに戦えるかどうかが心配な所。
包囲を分断するため、ルカとブングルが敵兵を左右に切り分け、セトとクロコでバラモンを追い詰めていく。
まずはいい感じの出だし……
が…… 多勢に無勢! 次々に敵兵が集合し始め、ダメージが蓄積。
本来一番踏みとどまらなければならないクロコが真っ先にダウン!
ぐぬぬぬぬ 下腹部ばかり狙いやがってこの変態どもめ!
それでもやはり、射撃部隊が不在というのは決定的だった。
次第に敵兵の数は減り、最終的にはルカ、セト、ブングルでバラモンを包囲。
慣れない武器での戦いだったが、無事バラモン撃破!
こっちも下腹部ばかり狙われて不運だったが、バラモンも胸ばかり狙われて運が悪かったようだ。
とりあえずで武器と鎧だけ没収し、残敵を掃討。
武器は「長剣」のメイトウ。
性能面ではイマイチ。あくまで「優秀なサブ武装」に留まる小型サーベル。
今回もブングルはギタギタのズタズタになるまで頑張ってくれた……
足一本が-116になりつつ、残敵を掃討。 いつもありがとう……
仲間が治療タイムに入る中、かすり傷程度のルカで奴隷解放タイムに突入。
っと、その前に敵ボスの身柄を確保しなければ…… 賞金5万は流石に捨て置くには惜しい。
んん~~~ 死体の山の中に、鎧を剥いだバラモンの姿は見当たらないが……
逃げたか!?
おやおや、逃げるには逃げたが、行き着く先はそこか。
そりゃそうだ。帰るべき場所、守るべき場所はここだもんな。
流石に素手・鎧無しの状態なら全く怖くはない。
もう一度倒し、担ぎ上げてお持ち帰り。
おっと、ゆっくり休ませても貰えないか。入り口から敵の増援が駆け上がって来た!
しかもボウガン隊混じりで!
地図情報の「徘徊」がゼロでも、結局こうなるんだよなぁ
明らかに5人以上いるし、この拠点の有する兵力とは別の、ランダム生成の巡回NPCチームとしての乱入という事だろうか?
珍しく誰も担いでいないルカさんが、主君を差し置いて記念撮影。
この後奴隷を全解放し、リーバーの寝床で回復してからアークを出発。
ふぅ……
これにて、リーバー殲滅完了!!
ちっとも付いてこない解放奴隷を置いて、北東方面に進むと、また新たなキャンプに出くわす。
これは、またリーバーのキャンプ地か!?
とにかく見に行こうか、と荒野を走り出すと、妙な一団とすれ違う。
生身の人間=敵と認定し、問答無用で襲いかかってくる!
ステータスは50台と、なかなか侮れない数値だが……
うーん…… あれれ? なんか弱くね?
各員10ダメージももらわずに完全勝利出来てしまった。なんなんだこいつら……
さて、新たに見つけたキャンプ地はどこの勢力のモノかな……っと。
遠くからチェックすると……
ありゃま! 町は「リーバーキャンプ」なのに、所属は南ハイブ!
これは、あれだな……
バラモンを倒されて勢力分布が変動したため、キャンプ地の所属が変わってしまったという、聖帝国領がシェクに乗っ取られた時のようなヤツだな!?
今の所、凶暴な南ハイブに用は無い。
素通りして北に抜け、都市帝国領でバラモンを引き渡してしまおう。
ブラックスクラッチを経由し、ブリンクの町で換金。
投獄したボンク達はどうしているかな、と監獄の様子を見に行ってみると……
誰もいねぇ……
ボンクも、スクリーマーも、ガターヘッドも、カルト宣教師も、誰もいねぇ……
奴隷にされたのならまだいいが、脱獄されたんじゃないだろうな。
ホイただいまっと。
魔境南東探検、第一回目はリーバー団壊滅という予想外の戦果を上げて終了。
放置している間、みんな飢えてたりしないだろうな……
よしよし、食料生産体制もバッチリ完成。
合間に発生していた奴隷商の襲撃も、記事に入れるのも躊躇われるほどあっさりと撃退できたし……
(塔と壁からの砲台攻撃だけで完封される敵さんの図)
よし、これなら後顧の憂い無く次の旅に出られそうだ。
次回に続く。