拠点への帰路を急ぐユキ達の前に盗賊が。
こちとら故郷への長い道を帰るトコなんだよ。 邪魔すんじゃねぇ……
ひき潰して通り抜ける。
もう少しで帰宅という所で、さらに邪魔が入る。
うわっ、ボウガンの数が多い。 チクチクといやらしい……
再び蹴散らすが、ブングルの足がマイナスに……
残りの道のりはユキに担がせるか。
戦闘後、MAP上で情報を確認すると……
知らぬ間に、ダスキンタワーの残存兵力を壊滅させてしまっていたか。
これでしばらくは静かに暮らせるかもしれないな。
で、ここからしばらくは、ゆったりとした拠点タイムが続く。
ベンチ、初設置。
なるほど、内装家具の類は仕事の無い人達がくつろぐための物なのか。
クロコの武者修行も継続。
いやぁ、ルカと二人でヤギ数匹に負けていた頃が懐かしいですなぁ
集中キントレは避け、自然な成長に任せるつもりだったが、流石に能力の伸びに限界が出ている。
多くのメンバーの筋力が30台で頭打ち。
そろそろ、やるべき事をやった方がいいのかもしれない。
井戸水の過剰供給で暇そうにしているミウさんに、地獄ランドセルを装備。
しばらくこれで様子見してみましょうかね……
そうして、拠点生活をだらだらと続けている間に、やはり不満が出てくる。
設計図が足りない！
酸性雨対策も出来ていないし、多くのメンバーの兜は未だにダスト盗賊から奪った物。
隠密を阻害しない靴はゲタしか無いし、生産設備は整っているのにクロスボウも製造出来ない。
よし、前回の締めで言った通り、設計図を探す旅に出るぞ！
どこかで買った店売りの地図で、都市のある場所は分かっている。
まだ見ぬ設計図を求めて、今回は遥か南を目指して遠征する事に。
南へ向かう途中、またバンドオブブラザーズさんに挨拶していく。
どんどん裸率が上がっている……
すまんのぅ、今回も行きがけの駄賃で暗殺スキル上げに付き合ってもらうぞい……
割と戦闘もしているのに友好値が０のまま動かない辺り、バンズさん達も付き合いいいよなぁ
更に南下し、沼地に突入。
あーもー、またブングルが挟まってる……
担いで行くかぁ
沼地の村に着き、土産屋を物色。
沼地北辺のこの村では、麻薬を扱ってないんだな。
とりあえず、性能がどんな物かは分からないけれど、持っていない設計図は根こそぎ買っていこう。
この村は兜系が充実しているなー
拠点、スクイン、道の駅、スワンプ村……と来て、マッドタウンからシャークへと寄り道する事にする。
スワンプの中心地なら、まだ見ぬ設計図が買えるかもしれない。
村からマッドタウンへの進路上、初めて見る勢力「スワンプ忍者」に襲われる。
どこにでもいるなぁ、忍者…… ほぼ野盗と同義ではないか。
マトモなのは義賊っぽいシノビ盗賊団くらい？
反帝国のくのいち軍団とかもいるらしいが……
引き離しつつ、追いついて来た一人だけ倒して先に進む。
さらに沼地でよく見る盗賊団「レッドサーベル」にも絡まれつつ、シャークの町に到着。
やれやれ、相変わらず沼地は移動するだけでも一苦労……
ブラッドスパイダーに出くわさなかっただけよしとするか。
建築系の設計図を買い足し、日暮れも近い16時、一泊していくべきか思案しつつ、立ち寄った酒場でツンツン頭の人物に話しかけられる。
NPCから声を掛けてくるのは珍しいな。
彼女(？)はこの町を取り仕切るマフィアの顔役らしい。
ここらの物騒なエリアで、現地組織と関係を悪化させるのも厄介だ。
挨拶料も安かったので、ひとまず彼ら「ハウンズ」の話に乗っておく事にする。
おおかた、ここらで扱っている麻薬で稼いでいる連中だろう。
気乗りはしないが、ここに来る度に戦闘を仕掛けられるようになったのではたまった物じゃない。
ボスがどこにいるのかは知らないが、ひとまずトラブルは避けられたようだ。
酒場には他にも臓器売買の案内人がいたのだが……
流石に、そういうシステムはこのゲームに無いよな？
ただの雰囲気作りのNPCだろうか。
思わせぶりな事を言うチンピラ。何かのイベントが発生しているのだろうか。
(外で待たせていると蜘蛛に襲われそうなのでブングルを担いでいる)
と、またもや背後から声を掛けて来るNPCが……
うん？ ハウンズと話を付けたばかりだというのに、またこの手の輩か？
男の名はゲール。 ストーンラットと言う組織の顔役のようだが……
ははーん、さては、あれだな？ 映画「用心棒」よろしく、2つの組織で争ってる的なアレだな？
だが、このストーンラット、気に食わない。
金を出せ、なら出してやる。人の尊厳を踏みにじろうと言うその性根が気に入らん。
ストーンラット、ここらでよく見かけるブラックシフターやハウンズと違って、見覚えの無い連中。
舐めてかかってみせるとしよう。
いや、例え相手がハウンズだろうと、頭を下げる気は無い。
ただの旅人相手にこうも高圧的に出てくるお前のその態度は我慢ならん。
売り言葉に買い言葉。 やれるものならやってみろ!!
抜いたな？ どうなっても知らんぞ！
(ブングルを連れて来ててよかった……)
たちまち始まる大乱闘。はっはっは、こりゃ面白い。映画の一場面のようだ。
衛兵を交えての大乱戦が始まるが、やはりハウンズの「両耳」は動かない。
こいつらストーンラットは別組織で間違いないな。
い、いや、待て…… 何かがおかしいぞ！
いつの間にか、NPC同士まで戦い始めているし、ハウンズまで参戦しているではないか！
範囲攻撃に巻き込んだか？ 屋内の戦闘行為は現地勢力に見咎められるのか？
何がどうなって、誰が何と戦っているのかも分からない、めちゃくちゃな乱闘になってしまった！
一つ一つ確認しよう。
とにかくストーンラットは敵だ。
連中は全員ブチのめして関係値は－2。
本格的敵対まで進まなかったし、これはいい。
ハウンズは敵だが、先に顔役に話を通した結果、友好度が14ある。
シャークの町を仕切っている一大勢力のようだし、適当にやり過ごしておきたい相手だ。
酒場を守っている「ブラックシフター」もカーソルが赤い。
彼らも敵対値は０。ハイブ人は好きだし、彼らと敵対はしたくない。
流石に多勢に無勢、ユキ達二人と一匹はあえなく気絶するが……
スワンパーの衛兵さんが孤軍奮闘している。 強い……！
ストーンラットは倒した。シフターの大半も倒した。
残るハウンズとシフターは衛兵が倒した。
ユキ達が気絶していても問題は無い。
人間同士なら、倒れた相手の命までは取らないのがこのゲームだ。
しかし、スワンプは組織関係が複雑だなぁ…… どうしてこうなった？
スワンパー (現地人総称？ 警察組織 強い)
ハウンズ (町を仕切る麻薬組織 数が多い)
黒シフター (酒場と賭博を仕切ってるぽい組織)
石ラット (マイナー組織 弱い)
こんな感じだろうか？
ならば、こちらが優先して味方すべきは、スワンパー衛兵だ。
気絶から起き上がったユキ達は、率先して衛兵の治療を行い、その戦闘を支援する。
そこに、ブラッドスパイダーまでもが参戦。
慌てて屋内に退避。
衛兵の討ち漏らした赤蜘蛛だけを倒し、ユキ達は自身の治療に専念する。
よく見ると、外で倒れているハウンズ、その全員に懸賞金がついている。
衛兵と敵対して、賞金首扱いになったかな。
これは…… もしかして……
「用心棒」よろしく、ラットとハウンズ、共倒れを狙えるのでは？
もののついでで、ハウンズもモンスターと衛兵が片付けてくれるのでは？
果報は寝て待て。 高みの見物としゃれこみますか。
おっと、ストーンラットのゲールさんよ、あんたは別だ。
逃しゃしねぇ。テメェだけはきっちり落とし前つけてもらうぜ。
テーブルに乗り上げての大立ち回りで、起きてきた連中を再び眠らせる事に成功。
まあ、それが永久の眠りになってしまったワケだが……
酒場を荒らしてしまって申し訳ないので、ブラックシフターの皆さんはしっかり治療しときます。
夜が更けても尚、外の乱闘は終わらない。
死体の臭いを嗅ぎつけてきたのか、度々襲来するブラッドスパイダーを交えながら、激闘が続いている。
衛兵に倒れられては、我々まで危険だ。
積極的に「ハウンズ以外」の治療を続ける。
フフフ、こうしてバランスを取っていけば、いずれ衛兵が完全勝利するかもしれんぞ……
戦いが終われば、賞金首だらけで友好度稼ぎ放題になるんじゃないか？
(どこに突き出せばいいのか分からないが)
ユキ達は宿屋でゆっくりと傷を癒やしているが、外は大変な事になっているな……
スワンパー兵とハウンズとの全面戦争に発展してしまったか。
おっと！ いかんいかん！ 傷が浅いからと外で衛兵を治療させていたクロウが倒れてしまった。
赤蜘蛛がワサワサ出てくるここで倒れると、こういう事になる！
慌てて救助して難を逃れるが……油断できんな！
酒場前は衛兵さんが孤軍奮闘を続けているが、倒れた人間は次々と蜘蛛に食われている。
なんというホラー映画な光景か……
日付けが変わる頃、勢力値を確認。
ストーンラットはともかく、斬りかかられて自衛しただけなのに、結局ハウンズともマイナス関係か……
何度治療しても、スワンパーの有効値がメキメキ上がっていくほどの効果も無し。
うーむ、アテが外れつつある……
お、外で衛兵と戦っているのは、さっき「両耳」が言っていたハウンズのボスじゃないか。
会話イベントが発生してはいるのだが……
いかんせん、敵対状態は続いたまま……
クロウは三度気絶させられてしまった。
慌ててユキを起こして助けに向かわせ、ボス「ビッグ・グリム」にやられた衛兵の治療もしておく。
再度の交戦。
これでますますハウンズとの敵対関係は進んでしまったか。
再び死体だらけの酒場に戻り、じっくりと傷を癒やす。
これは、長期戦も覚悟しなければならんか……
時折赤蜘蛛まで入り込んで来て、なかなか安眠できないが……
ハウンズも甘くはない。
ボロボロの状態で尚、寝込みを襲ってくる。
いいだろう。 ハウンズ、徹底的にやるのがお望みか。
気付けば、巻き込まれたチンピラが死にかけている。すまんな……
ああ、蜘蛛にやられたのか、モブ雇用NPCが死んでいる……
もげた腕も転がっている。
裸でこんな戦いに巻き込まれては、たまったものではなかったか……
もしかすると、この子はウチの料理長・カトの前世(インポートで復活)ではなかろうか？
すまん……すまん……
この酒場も、もう生者より死者の数の方が多くなってしまったか。
治療しておいたブラックシフターは生きているが、足を失って床を這い回っている。
あまりにも凄惨な光景……
翌朝。
凄惨極まる戦いはまだ終わらない。
血の臭いを嗅ぎつけてか、ラプターまでもが参戦してくる。
哀れに思い、食われているハウンズの治療だけはしてやるが……
代わりに戦ってやる義理まではない。そのまま見捨てる。
野生動物とまで敵対するワケには行かない。
あちこちを探し、衛兵の治療だけを行っていく。
一夜明けても、ハウンズとの関係は-5のまま動いていない。
まだボスと会話出来るかどうかを試しに、ハウンズの本部を訪れてみる。
あ、抜刀した。 だめみたいですね……
ボッコボコにされたが、二人倒したぞ……
ボス含め、残り10人ほどか。
頑張れ、衛兵さん！
あちゃー……
倒せる敵を倒せる時に、と、こちらからも仕掛けてしまったから、敵対値が跳ね上がったか。
残る敵は少ない。
こっちも死にかけだが、こうなったら時間をかけてトコトン戦ってやろうではないか。
悪しき麻薬組織、壊滅させてやる！
15時過ぎ…… 戦いはまだまだ終わらない。
ハウンズ本部の人員は枯渇しつつあるが、都市外周部分にはまだまだ戦力が残っていたようだ。
気付けば、酒場前にバンドオブボーンズまで倒れていた。一体何があったのやら……
衛兵の治療のため、ユキ達は更にあちこちを駆け回る。
とっくに持ちきれなくなっていた剥ぎ取り装備を処分できないかと店を訪れるが、店舗すらもハウンズの物だったようで、襲いかかられる。
「スワンパー」の肩書きを持ちつつ、ハウンズに所属する人間もいるのだな……
我々と戦う前に、ラプターに襲われていたのか、あっさりと勝ててしまう。
悪いな、手持ちの弾だけは頂いておくよ……
しかし、なんと致命傷の人間の多い事か。
治療中に命を落とす者もいた。
それでも…… 衛兵の治療に専念した事は無駄ではなかった。
次第に形勢は傾いていく。
いずれ、決着がつく時が来るだろう。
色々と荷物を抱えてしまっているので、他に売れる場所はないか……と、町外れのBAR「ダンシングスケルトン」まで足を伸ばす。
おやまあ…… こっちも死体だらけでやんすなぁ……
売れるものを売り、ベッドに転がり込むその傍らで、人が蜘蛛に貪り食われる地獄絵図。
じつくり休み…… ユキは全快。
再び、夜。
いよいよ、手勢を失ったビッグ・グリムが衛兵と直接対決を開始している。
時は来た、か。
ハウンズとの敵対値は既に８３。取り返しの着く状態ではない。
彼(彼女？)にはここで死んでもらおう。
そうだ、こいつの事を忘れていた。
戦力に加わられては困る。
「両耳」さんをKO。
あんたには恨みは無ェ、装備剥ぐだけにしといてやるよ。
衛兵と共にユキでビッググリムに決戦を挑む、が……
さ、流石に強えぇ……
もっと頭数が必要だな…… 衛兵が集まってきてくれればいいが……
いっそ、酒場で新人を雇って、弾除け代わりに使うか？
いや……待て、ここにいる彼らは……
一日2000catで働いてくれる頼もしい連中じゃあないか！
こいつぁ渡りに船、早速働いてくれ！
手始めに、外に出た途端に襲い掛かって来たハウンズを血祭りに上げる。
うーん頼もしい～～～
ブングルとユキはまだ回復中だが、この頭数なら勝てる！
敵本部に乗り込むぞ！
こんにちわ。 死ね！
残り三人か。 へへへ、随分寂しくなってきてるじゃねーか！
さあ、後はあんた一人だぜ、グリムさんよぉ！
って、こんだけ囲んで、未だにかすり傷止まり!? 強すぎる……!!
倒れても起き上がり、最後に立っていた者が勝者、と考え、倒れた味方を治療し続けたが……
ついに倒し切る事が出来なかった。
傭兵の壊滅後、グリムは他の敵に反応。
屋外に出ていった。
傭兵の治療は終わらせたし、なら、ちょいと宝箱を覗かせてもらいますかねっと。
中身は…… 手紙？
このハウンズ本部には幾つかの手紙があり、その手紙と(後で調べた)wiki情報とを要約すると、おそらくこうなる↓
グリムは自身のボス、スワンプを取り仕切る大親分「ハッシュ」の組織「ストーカークラン」と、ハッシュの義兄弟の取り仕切る下部組織「ブラックシフター」とが同士討ちするように謀略を巡らせ、自身はブラックシフターの側に付き、ボスを孤立させて忙殺。クランを殲滅し、自身の組織「ハウンズ」が取って代わり、新たなスワンプのボスへと成り上がった……
ロクでも無いビッグ・グリムのやり方に、ブラックシフターもうんざりしているとの話も見受けられる。
この戦いがスワンプにとっての世直しになってくれればいいのだが……
何がどうなったのか、ブラックシフターとも戦い始めるビッグ・グリム。
先代ボスのハッシュは義理人情を持った親分だったらしい。
結局は大親分の配下と戦う事になるとは……これも因果応報というヤツか。
いよいよこっちの寝床にまで乗り込んで来やがったか……
相手もかなりのダメージが溜まっている。勝機は、ある！
みんな、起きろ！ これで最後にしてやるぞ！
くっ、傭兵の皆さんは起きてこれないか！
だが……
いいぞ、ブングル！ お前の角が頼りだ！
クロウは倒れたが、足をやったぞ！ 畳みかけろ！ あと少し……!!
ユキの刀が最後の一撃を胸に入れ、ついにビッグ・グリムは倒れた。
グリムから装備を剥ぎ取り、急いで仲間を治療する。
こちらも満身創痍…… 危ない所だった。
しかし…… こいつ、女だったのか……
ロクデナシの悪党にしちゃ強かったよ、アンタ。
それだけは確かだ……
だから、あんたには敬意をもって……
二度と起き上がらせはしない。
ユキ達はぐっすりベッドで回復タイムに入るが、グリムの状態は常に監視し、気絶から回復する度にベッドから起き上がって殴り倒していく。
悪態をつきながら、何度も何度も立ち上がろうとするグリム。
治療する者もいないまま、殴り倒され続け、状態は「致命傷」に。
更に意識不明と致命傷とを何度か行き来し……
恐るべき執念。 尚も這って逃げようとするグリム。
そこに、片足を失ったブラックシフターまでもが攻撃に加わる。
グリムは致命傷を越え、「不自由」に入り、長い昏睡時間に陥る。
重傷を負ったまま長時間倒れ続け、状態は「死にかけ」にまで悪化。
丁度日付けが変わる頃……
静かにグリムは息を引き取った。
裏切り者の哀れな末路だ。
既に、ほぼ全てのハウンズが片付いた。
僅かに戦闘は続いていたが、もう残る戦力程度では衛兵達の敵ではない。
ゆっくりとハウンズの宝箱を漁っていく事にする。
大半は食料やガラクタばかりだったが……
忍者刀の設計図！ いいねいいね！
さらに、ハウンズの経営していた店舗の金庫を漁ると……
忍者装束の設計図!! こいつぁいい！ これで傑作等級の隠密装備が作れるぞ！
ん…… この金庫の所有者は、「スワンパー ソト」……
組織の人間じゃなかったのか…… ま、まあ、折角だからもらって行くね……
外に出るとソトさんが倒れていたので、お詫びに治療して行く。
すまんのぅ……
夜明け前……
丸々３日以上の殺し合いが終わり、ようやく静けさを取り戻したシャークの町を後にする。
麻薬組織は壊滅したが、果たして、これで町は平和になるのだろうか？
衛兵達だけで、野生のモンスターの驚異から人々を守り切れるのだろうか？
グリムが謀殺を成功させた直後に手紙を送っていた相手、「ビッグボス」という存在も気になる。
だが……
我々は、ただの旅人に過ぎない。
新たな設計図を求めての旅は、確かな成果を得て、成功に終わった。
後は故郷に帰るのみ。
願わくば、賭博と麻薬に溺れたスワンプの人々に平和と安息が訪れん事を……
朝８時、傭兵との延長契約も終了。
彼らもボロボロになりながらよく戦ってくれた。
ありがとう。世話になったな……
今、丁度ブラッドスパイダーに追われてるトコだけど……死ぬんじゃねーぞ……
戦いの成果を持ち帰り、故郷へ。
ああ、平和と安息の地、我が町、仲間達よ……
我々は、ただ通り過ぎるだけのはずだった町を崩壊させてしまった。
なんとも後味の悪さの残る、妙な気持ちになる旅だった……
で、
一つ持ち帰った賞金首の死体はシェクで換金出来ず、結局ここで焼却炉へ放り込みましたとさ。
