長い伏線を経て、来月ついに宇宙編に突入という事で、ここらで一度ストーリーの流れをおさらいしておこうかと。
プレ・プロローグ
>ドゥームが世界の秘宝を集め、宇宙のエネルギーを手に入れようとする。
ゲームの稼働に先駆け、公式がYoutubeで配信。
これ含め、各種ムービーはタイトル画面の「シネマティック」の項目でも見る事が出来る。
ドゥームはコズミックパワーを集めるための5つの秘宝のうち4つを手に入れてしまう。
このストーリーの流れは、概ね「マーベル・アルティメットアライアンス」と同様のもの。
ゲームシステムもよく似ており、MARVEL HEROESの原型に使われたのではないかと思える作品で、
オススメの一本。
「アルティメットアライアンス2」も出ているが、日本語版は出なかった。
プロローグ
>ヒドラが超人監獄ラフトを襲撃。ヴィランが大量脱獄。攻撃を命じたのはドゥームだった。
脱獄したヴィランを暴れさせて、その隙にヒドラを使って石版を手に入れようとした。
が、石版はブラックキャットの手でキンク゜ピンの物となってしまう。
チャプター1
>キングピンが盗んだ「生命と時の石版」の回収に向かうが、フードに奪われる。
ブラックキャットは品物を届けるだけで、悪事には関わらず退散。
護衛に付いていたドクターオクトパスを倒すが、フードの奇襲で石版は横取りされる。
チャプター2
>フード、ヒドラと交渉決裂し、石版をハンドに売る。
フードを倒して逮捕した後、尋問によりフードの口から誰に売ったのかが明かされる。
チャプター3
>ヒドラ&ハンドと対決。石版を回収するが、法的に持ち主のピンの手に渡る。
石版の奪取を目論むマダムヒドラを倒し、石版を用いて儀式をしていたハンドも倒す。
石版は取り戻したものの、法的に正当な所有者であるキンク゜ビンに返却せざるを得ない事態になる。
ハンドの儀式は、予定されていた「シャドウランド」ワンショットの前フリだった可能性も…?
人気キャラエレクトラにプレイアブル化の話が中々来ないのも、ワンショット合わせなのか…?
今後、エレクトラのドラマ登場に合わせて何かがあるかどうか、気になる所。
チャプター4
>キングピンの犯罪を暴き、石版を奪還するも、ゴーストに盗まれドゥームの手に渡る。
ジーン・デ・ウォルフとベン・ユーリックのお陰でキングピンの犯罪が暴かれる。
石版はS.H.I.E.L.D.の保管庫に収められるが、物体透過能力者のゴーストに早速持ち逃げされる。
流石のザル警備ぶりである。
ここまでが「石版編」といった所か。
チャプター5
>X-MENの救援要請を受け、ピュリファイ教団と対決。
ここから「遺伝子編」。
ミュータントを悪魔と断じて殺害する邪教「ピュリファイアーズ」の殺戮が始まる。
町の惨状がエグゼビア学院から伝わり、プレイヤー達が駆けつける。
ピュリファイ教に雇われたサイボーグ傭兵団リーバーズも参戦。
デスストライクはアイコンこそおなじみの茶色メット姿だが、モデルは原作ピュリファイ編の物。
ゲーム開始当初からこのアイコン違いは放置されっぱなしである…
コミックではX-MEN単独で戦い、多くの死者をだし、学院崩壊にも繋がった事を思うと、
アベンジャーズ達がミュータントの危機に駆けつけるという正史ではあり得なかった展開には
感慨深いものがある。
チャプター6
>教主を逮捕するが、教団の集めた遺伝子サンプルがシニスターに渡る。
教団は既にマグニートー率いるブラザーフッドの襲撃で壊滅状態だった。
マグニートーを止め、教主は逮捕したものの、彼らの集めた遺伝子データが
狂気の遺伝科学者シニスターの手に渡ったと判明する。
チャプター7
>サベッジランドで倒したシニスターは偽物。ビショップのクローンがドゥームに渡る。
遺伝子データを破壊し、シニスターを倒し、囚われの未来人「ビショップ」を救出。
しかしシニスターはクローン体がある限り死なず、ビショップもクローンがドゥームに渡される。
チャプター7で登場するジャングルの王者ケイザーさんは、ゲーム初期には内部データ解析で
プレイアブル化予定がある事が判明していたが、その後全く音沙汰が無い。
ちなみに、その際プレイアブル化が予定されていたメンツには、他に、
X-23、ストレンジ、ドミノ、マジック 、ジャガーノート、ムーンストーンがいる
チャプター8
>力の制御に失敗したドゥーム、消滅。集めたエネルギーをロキが手に入れる。
ドゥームは「時間の異物」であるビショップの体を利用して、コズミックパワーを取り込む儀式を完成。
しかし、ヒーローの儀式妨害のため暴走状態となり、敗北。
ニセビショップは暴走時に爆死した…?
このビショップが特異点と化す展開は、コミック「エイジオブアポカリプス」で有名。
オイシイネタの使い方です。
チャプター9
>ロキを倒すが、ロキがラグナロクを起こしたためムスペルヘイムの侵攻が始まる。
膨大な力を手に入れたロキは、巨人、エルフ、トロル達を率いてアスガルド侵攻。
お約束の展開だが、映画ソー2の公開に合わせたタイミングでの実装は上手かった。
アスガルドの危機を見逃さず、炎の世界の侵攻、いわゆるラグナロクの戦いが始まる。
レイド1
>ムスペルヘイムでスルトを倒す。ドゥームを拘束したサノス、地球に向け出発。
今ではすっかり難易度の下がったムスペルヘイム・レイドの戦い。
ロキは「俺の力で勝てたんやで!ワイはヒーローや!」などと言い逃れをするが、
覚醒したオーディンが「ヒーローになりたいんやったら、ホレ」などと過去の世界にロキを飛ばし、
プレイアブルヒーローとして実装する。
スタッフが語っていた「なぜ悪党のロキがヒーローとして使えるのかは、いずれ分かる」
という話の種明かしがここで行われた。
そして、忘れられがちだが、ここで既にサノスはこのゲームに登場している。
チャプター8で仮面を落とし、素顔となったドゥームがサノスの船に捕らえれている。
ワンショット1&2
マンエイプがブラックパンサーの母国を襲って稀少金属を狙ったり、
脱獄の後Mrハイドとリザードが組んで怪物軍団を作ったり、
特に本編に絡まないストーリー。
新たなヴィランが追加された事で、パトロールモードが賑やかになったりもしました。
……そういえば、登場予定だったヴィラン、ブリザードが未だに出てないな。
知名度が低すぎて見送られた……?
ワンショット3
>スカル復活。ヒドラの支配者の地位に復帰。
本編ではなぜかマンダリンが玉座に付いていたヒドラアイランド。
その残党を蹴散らし、レッドヒドラが登場。
倒すと、「戻ってくるぞー!」と言い残して消えてしまう(?)。
レイド2
>オンスロート化したスカルをヴィランと共に撃破し、宇宙監獄送り。シニスターはスクラルだった。
ちゃんと文面読んで無いんで理由は不明ながら、スカルがオンスロート化。
(コミックではエグゼビアの脳を奪って自身に移植した事でオンスロート化した)
キャプテンアメリカはこの危機に際し、ヴィランの力を借りる決断をする。
スカルとの戦いに勝った後、セイバートゥースとゴブリンの姿が見えるが……
「ヴィランで戦えるモード」が一時期予定されていたが、その名残りだろうか?
そして、ドゥームとの会合の後出番の無かったシニスターが再登場。
その正体は、変身宇宙人スクラル人だった!
ここで、件の遺伝子データがまだ生きている事も伺える。
また、ナチスの生き残りであるスカルと、この時期プレイアブル化したばかりのマグニートー
(元ユダヤ虜囚)との絡みも趣深い。
AoUモード
>戦闘の後ドゥームがスクラルの侵攻を警告に来るが、遺伝子データは持ち去られた後だった。
映画合わせでポンと出てきたウルトロンを倒すと、いきなり完全復活したドゥームが登場。
変身能力を持つスクラル人の侵攻が迫っていると、ドゥームが語る。
プレイアブル化の時期に合わせたドゥームのムービー登場でヒーロー陣営である点をアピール!
情報を受けてビジョン(こちらもこの頃プレイアブル化)が探査に向かい、
ミュータントだけでなく全ヒーローのデータが持ち去られた事が分かる。
ここで気になるのが、「このドゥームは本物か?」という点。服も綺麗になってるし。
サノスに何か弱みを握られてアゴで使われているとか?
そもそもスクラルの侵攻自体がサノスの手引きによるものだったり?
(映画のチタウリ=スクラルの扱いがそうなので…)
今後、ドゥームとサノスの二大ボスがどう立ちまわるか、要注目。
殺されたニセウルヴァリンがいつから偽物だったのかも気になります。 本物はどこに!?