旅先で出会ったパラディンの一団から、入隊希望者が。
国を離れ、第二帝国との戦いに身を投じる覚悟を決めた彼を、聖騎士達は黙って見送る。
古い鎧を脱ぎ捨て、彼は新たな戦場へと向かう。
「へぇ、こんな出会いがあるとはなぁ」
「過去の世界にこういった事例は無かったはずだな?」
「この世界では、こういった出会いがまだ幾つもあるのかもしれませんね」
「なんつうか、都市連合内部に入り込んでいた時と比べて、今の第二帝国は、戦力こそ膨大だが、やり方は雑だなぁ」
「世界を敵に回し、各勢力が対第二帝国で団結していく…… 過去に学ばぬ連中よな」
「うーっし! んじゃ、次の戦い、行ってみようぜ!」
傑作防具一式と、熟練の血メットに、血ルビー製の鉈をメインとサブで。
ステ50台あれば、これで上級兵辺りとも戦えるはず。
補給を終え、出征の前、飢えた野盗の大群の援助を得て、勇躍出陣しようとした所で、大乱戦が始まる。
第二帝国、野生のブル、ダスト盗賊、飢えた野盗が激突。
第二帝国とブルをチームAで倒した後、武装支援の甲斐あってか、ダスト相手に飢えた野盗が数で勝利。
無論、一連の戦いでウエトーはボロボロ。旅に出る前から半壊。契約時間も使い果たす事になる。
まあ、飢えた野盗もちゃんと手渡せば飛び道具を使ってくれるという事は分かった。
今後はサーベルや長柄ばかりでなく、第二帝国弓兵の武装も剥ぎ取って渡していこう。
しかし、飛び道具を持って感知範囲が広がったのが災いしたのか、壁外で待機させていた野盗が拠点内になだれ込む結果に。
しかも、殴られるウエトーをかばうようにして、前回拠点に連れ帰った義足の傭兵が別の傭兵に殴り倒されていたり……
傭兵同士でこんな事が起きる事もあるんだなぁ……
と、本拠点であれこれあった後、ホーリーネーション解放戦の続きへ。
今回のターゲットはこちら。
バッドティース北東の採掘場。
反応は緑だが、近付く事でロケーション情報が更新され、赤に。
31体しかいないなら、余裕あるかな?
重装兵が3体くらいいてそれなりに手こずりはしたが……
適当に突っ込んで、そのまま勝利。
ここで、初めて解放奴隷から仲間入りが発生。
第二帝国の檻の中から、元々はHNの奴隷だった「召使い(低級)」を救出。
うち一人が仲間入りする。
今期、今までこのパターンは棒立ちか檻に戻る系ばかりだったけど、ようやくのイベント発生。
おお、召使いさん、それなりに初期ステあるじゃないか。
戦闘がキツくなってきて、メンバーを増員したい所ではあるけれど……
今期は無名NPCは正規メンバーにしないルール。初期訓練を終えた後でどこかに放流しよう。
採掘場は逃げ出さなかった奴隷2名を残し、壊滅。
死亡判定にならないのは落ち着かないけど、仕方ない。
その後、本拠点西のウェイステーションに向かい、命名式。
パラディンは……
ナンバー132 ワザニィ
召使い(低級)は……
ナンバー133 ヒトミミ…… って、しまった、彼は正規メンバーに加えないんだった!
と、うっかり命名してしまった所で、今度は拠点防衛戦のお知らせ。
チームAが万全の体制で待ち受け、これを撃破。
ここで初めて、第二帝国の襲撃の「敗退」を勝ち取る。
チームBにろくに戦わせていない現状で、これをきっかけに敵のランクが上がったりしなければいいのだけれど……
その後、ウェイステーションで放流しても現地に居着かない召使いさんをハブまで連れていき……
ヒトミミさんはハブの酒場の傭兵チームの一員となり、現地住人となった。
ついでに、かつてのハブ防衛戦の生き残り達に、余剰装備を担ぎ上げから手渡していこうと、シノビギルドに向かう。
すると、一人のシノビが話しかけてくる。 こ、これはまさか!?
やっぱり! また義勇兵イベントだ!
ハブを守って共闘した時の事を覚えていて、仲間に加わってくるとは…… なんという胸熱イベント!
「お、おぉ!? クロト殿、あの低い背丈に、銀髪お団子頭…… もしかすると……」
「まさか! 命名法則的に、彼女はこの世界に転生できないはずですよ!」
「いや、無名NPCであれば、クロト殿同様、法則を乗り越えての転生も有り得るやもしれぬぞ」
ドン!!
くっ…… 男ッ……!!
悲しみのダルパン転生失敗に、意気消沈するクロト達であった……
という訳で、命名。
ナンバー133 ワサンザ
これまた即戦力! つよーい! シノビだけあって忍者系スキルも高い!
ハブからワサンザを連れ帰り、装備を整える。
その間に……
またも第二帝国の襲撃が発生。
ぐぬぬ、スパンが短い……
しかも、心配していた通り、敵の襲撃レベルが上がってしまった。
ステータス75前後の強敵、「重装兵」が3体出現!
今回もチームAを南門の外に配置し、迎撃を開始。
やはり今までの襲撃より難度が高い!
ビークシングまで乱入してきて、メンバーから気絶者も数人出始める。
これは、戦闘経験を積むためにも、チームBの力を借りるべきか、と、防壁上に射手を呼び寄せた所で、到着を待たずして決着。
ダメージは大きいが、今回も無事勝利する事が出来た。
しかし、こうやってチームBを戦わせないで防衛していると、いつまでたっても留守にできない訳で……
損害を覚悟の上で、もっと戦わせて行かないと将来が心配になってくるか。
と、気付かないうちに、チームBのドクターがボロボロにされていた。
どうやら、気付かないうちに西ゲートを殴りに行った敵兵がいたらしく、エンジニア仕事で修理に向かった所でタイマンに負けていたようだ。
西ゲートから1体だけ入ってきた上級兵を、チームBで迎撃。
これを倒した所で、全員KO判定。
これで更に敵襲のレベルが上がる……なんて事にならなければいいが。
旅立ちの準備を進める間に、新たに妖刀が完成。
血液合金を新入りの防具にも回したい所だが、素材がまるで足りていない。
そろそろ、まだ作っていない武器かどうかをしっかり確認してから製造しなければ……
支度を終え、チームAは再度ホーリーネーション領へ。
今回はスタックの町が占領されていないかの確認。
どうやらセタは無事だったようだ。
第二帝国関係の特殊会話は無かったが、町と小屋拠点が健在である事が分かっただけでもOK。
ここを基点に、残る2箇所の確認に向かう。
やはり、緑反応だった軍基地も、接近すると赤反応に……
67体か……
前回攻めた軍基地同様、強化型アイアンスパイダーや、多数の重装兵が駐屯する手強い布陣。
無策で突撃しても返り討ちだろう。
反応するギリギリのラインで敵をおびき出した後、こちらの撤退を封じてくる厄介な狙撃兵を率先して潰しに向かう。
バッドティース戦の反省を活かすべく、こう動いたワケだが……
敵後方の射手に斬り掛かるという事は、前衛が前のめりに動いてしまうワケで、当然こうなる。
射手との戦いにカメラを向けている間に、おびき出した敵を倒し終えた前衛が砦の方に突っ込んでしまった……
結局総力戦が始まってしまい、数の不利によって形成は傾いていく。
「ホッブズさん!! あ、あぁ…… 第二帝国! 貴様らは……私の新たな家族まで奪おうと言うのか!!」
「許さんぞ! スケルトォォォォォォン!!」
ホッブズ「いや、ワシ生きとるがな」
慟哭の叫びを上げるパラディン・ワザニィ。
守るべき家族を失ったがために、故郷を守る戦いから、打って出る戦いに出る覚悟を決めた男だったのか。
だから、同僚達も黙って彼の旅立ちを見送ったのか……
だがしかし、このままでは砦の目の前で全滅という最悪の事態になる。
殴られながらでも、撤退する他無い。
強引に射手を狙って潰し終えた所で、砦から距離を取って、そこで全滅する事にする。
射手がいないせいか、夜になったせいか、死んだふりに入っていないのに見逃してもらえて、今回は比較的早い段階で起き攻めが止まる。
と言っても、結構ボコボコで、-20~-30くらいのダメージを受けた面々も結構いるのだが……
敵の戦力を半分弱は削れた。
これなら、次で倒し切れるだろう。
だが、悠長に回復タイムを取って再攻撃している暇はない。
なにせ、第二帝国の襲撃のスパンが短い。
あと半日で敵が攻めてくる。
気絶者をかついで、慌ててスタックまで戻る。
チームA不在で総力戦が始まると、今度こそ死者が出かねない。
全員でなくとも、ある程度走らせて防衛に当たらせなければ。
敵兵が一体だけこちらに気付いて走って来る。
振り切れそうもないので、クロコでこれを迎撃するのだが、振り返ってカメラを向けた所で、気付く。
ホッブズの回収を忘れていた事に。
「ホッブズ殿おぉォォォォォォ!!」
「いや、死んどらんから。起きたら追いかけるから、行ってええぞい」
かついでいたエリスを下ろし、追っ手2体をクロコで切り倒す。
その間にチームは撤退に成功。
スタックの寝床+宿屋で急いで治療に入る。
シェク戦士・イゾーイの左腕は、あと少しでもげる所だった……
「いっそ、リフターアームと交換してくれた方が有り難いのだがな」
(僕もスカウトレッグが役立つ事が多いから、反論し難いなぁ……)
全員が回復タイムに入った所で……
敵襲撃部隊が進発。
今回の出撃地点は北。
距離的には南から来る際と大差無い。絶対に間に合わない。
到着判定が発生しないように、カメラはチームAに固定しておこう……
ここでホッブズが目覚める。
両脚は無傷なので、そのまま本拠点に向かって走らせよう。
そして、全快した者から順にスタックを出発。本拠点防衛に向かう。
間で、足の遅い者が第二帝国の徘徊部隊と接触してしまい、シェク戦士・イゾーイ、シノビ・ワサンザが逃げ損ねる。
そこに丁度追い付いて来たホッブズが加わり、三人で敵を抑え込む。
その間に、チームAは無事本拠点に到着。
本拠点の南門で待機する敵部隊に反応しないように、カメラを本拠点西側で固定。
そこにチームAを集結させていく。
が、しかし……
次々と徘徊部隊が出現。 都合4度の戦いを強いられる事に。
追手を食い止めるために再び殴り倒されていたホッブズ達も、すぐに目覚めて追い付いてくる。
これで全員が揃ったが…… ホッブズ達はボコボコだし、他の面々もかすり傷を結構重ねてしまったなぁ
と言う訳で、南門の敵はしばらく放置。
そのまま回復と戦支度を進めていく。
シノビ・ワサンザの装備構成はこんな感じに。
当然、武器は機械特効の鉈。
新たに一着だけ血液合金の袴も製造。
準備が終わった所で、カメラわ遠ざけたまま南門前に集合。
タイムラグなく戦闘開始出来る位置に配備した所で……
カメラを切り替え。敵のレイドを発生させる。
良かった…… 今回もまだ、重装兵3の前回の布陣のままだ。
おまけに、巻き込めるNPCの数も多い。 こりゃ今回は楽に勝てるかも!
ゲートを開き、チームAを突撃させ、すぐにゲートを閉める。
一体だけ敵が入って来たので、こちらはチームBで迎撃。
キャラバン系との共闘のお陰もあり、今度は前より楽に完勝判定。
しかし…… 僅か一体の上級兵相手に苦戦してしまうチームBの方は大いに問題アリ、だなぁ……
遠征は手控えて、チームAの引率付きで修行の防衛戦を繰り返した方がいいだろうか……
ただでさえ攻略ポイントの多い世界なので、サクサク進めてしまいたいのだけれども、悩ましい所。
次回は、ホーリーネーション西部への再攻撃、かな?
アグヌ、チャド、リドリィ辺りも早めに回収しに行きたい所だけれど、いつになるやら。
無事でいてくれるといいのだが……
<続く>
縛り内容
・装備(義肢、弾、ランタン、パックパック含む)購入禁止 弾は自作も禁止
・射手&砲手は部隊人数10の桁の数値まで(10~19人で1人 20~29で2人)
・過去縁のあるキャラクターのみ、縁のあるキャラを使って勧誘可能。
・MODキャラのみ正式加入OK。その他は一時加入のみ可。
・暗殺&誘拐禁止+非敵対NPCに対する窃盗禁止(剥ぎ取りは可)
・拠点は今ある一つだけ
・メイン3名の死亡時のみリセット可 クイックセーブ禁止
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・今期のみ、MOD要素の調査で必要な場合でも、縛りを無視はしない
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・第二帝国の侵略から世界を守った後、キャットロンを倒す
メンバー
クロコ :シーズン1主人公 鉱夫担当 サーベル使い
マスター :シーズン2主人公 製鉄担当 鉈使い
クロト :シーズン3主人公 機械工学担当 刀使い
サッドニール :シーズン1メンバー 農業担当
シルバーシェイド:シーズン3メンバー 農業担当
キャット :シーズン1メンバー 料理+酒造担当
ツァウ :シーズン1メンバー 弓鍛冶+井戸担当 射手
セイント :シーズン1メンバー 医療担当 長柄使い
トレップ :シーズン1メンバー 武器鍛冶担当
レイ :シーズン1メンバー 宝石畑+資材運搬担当
ジャンパー :シーズン1メンバー 宝石素材精錬+医療担当
カン :シーズン3メンバー 血液合金防具担当
ルカ :シーズン3メンバー 防具鍛冶担当
ミャオ :シーズン1メンバー 銅掘り+遺体処理担当
クロウ :シーズン1メンバー 農業担当 鉈使い
スペイド :シーズン1メンバー 農業担当 刀使い
ゲッコー :シーズン1メンバー 遠征班 射手
ドクター・チュン:シーズン3メンバー 医薬品担当+製鋼補佐
ハムート :シーズン3メンバー 運搬+銅合金担当
グリーン :シーズン3メンバー 運搬担当 射手
モムソー :シーズン3メンバー 製鉄担当
ズー :シーズン1メンバー 料理担当
ミウ :シーズン3メンバー 小麦+パン焼き担当
イズミ :シーズン3+メンバー 遠征班
ジュエル :シーズン3+メンバー 遠征班
エリス :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
馬 :シーズン3メンバー 遠征班 サーベル使い
ホッブズ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ソマン :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
バーン :シーズン1メンバー 遠征班 重武器使い
イニゴ :現MODユニーク 遠征班 鈍器使い
ビープ :シーズン1メンバー 血液合金精錬
シュライク :シーズン2メンバー ジェム畑担当
アーク :KVSメンバー 農業担当
ウィンワン :KVSメンバー 鉱夫+製鉄担当
ジョン :KVSメンバー 鉱夫+製鋼担当
イゾーイ :現MODユニーク 遠征班
ワザニィ :現MODユニーク 遠征班
ワサンザ :現MODユニーク 遠征班