その時走ったのは、閃光と言うよりは、闇。
次元転移が発生するその一瞬、チームD5の胸に一抹の不安が去来する。
そして……
4-6-01「暗中模索の新世界へ」
検証のために同盟相手を滅ぼすという、後味の悪い結末を迎えた後……
そのまま再開せず、事前にセーブした所からインポートスタート。
前期で使ったMODを外し、新たに複数のMODを導入。未知なる世界でのリスタート。
チームD6の旅の始まりだ。
さて……
前期で名前付きメンバーを加入させたのは、種族特性を調べたかったからだったワケだが、それなら、調べ終えた時点で解雇するのが本来の縛りルールだ。
が、しかし、ここまで解雇せずに引っ張ったのには理由がある。
これを、確認したかったのだ。
MOD独自種族を仲間に加えた状態でインポートすると、どういう事になるのか。
その答えが、今分かった。
テンプレートが存在しなくなったため、「代わりのテンプレート」=バニラの基本種族……
つまり、グリーンランダーに置き換えられるワケだ。(当然、ハゲ頭で!)
そして、一番変換処理が気になっていた対象……
「ごしゅじん! ぼく、にんげん!」
唯一のペット、ホーンスパイダーのシムシム君は、人間に転生するという離れ業をやってのけた。
こりゃバグマスターもビックリだわ!!
スパイダーの開発素体となった古代の人間の遺伝子が覚醒したのだろうか……
うーん…… この姿でニンニちゃんを追い回すよう指示を出したままにしておくのは絵的に問題が……
しかも、ペット枠からの転生なので、引き継いだ耐久値が凄い事になっている。
いずれダメージを受けて行く事で耐久最大値を上回った分は削り落とされていくのだが……
頭部の425はそう簡単に削りきられはしないだろうなぁ
待機モーションがコレというのが、いかにも元スパイダーらしくて少し笑ってしまう。
「なんか、かがんでると、おちつくです」
と、開幕早々にものすごい数の「飢えた野盗」のお出まし。
「アッシュランド帰りの拙者を舐めるでないわ!!」
一部の装備が消え、チームの装備配布も済んでいないガタガタの状況ながらも、流石に飢え太相手に苦戦はせず、ミツイチのふんばりもあって問題なく蹴散らせたが……
当然こうなる。
ここに拠点を構えている以上、こうなる事は避けられないか。
それにしても早かったなぁ……
更に、「立地の問題その2」がやってくる。
前期ではスルーして面倒な事になったため、今回は教典を手にしたセバンテに対応させる。
「胸糞悪いが、しょーがないネ」
面倒くさがらず、今後逐一祈りの日に応じて行く事とする。
「祈りさえ返しときゃ、異種族・義肢混じりの面々でも見過ごしてくれるんだナ」
「奴隷だと思われてのかもしれないわね」
続いて、「立地の問題その3」が。
パワーダウンした戦力で、多少手傷は負うものの、問題なく殲滅。
食料の持ち逃げも無し。
こいつらが一番面倒臭い。早めにニンジャタワーまで出向いて潰しておいた方が良さそうだ。
さて、初動の迎撃戦も一通り落ち着いた所で、新たに加えたMODの研究項目のチェックを始めよう。
まずは、前々から入れようと思っていた、武器を陳列して眺めるための装飾MOD……
Jewel Edgesmith Decoration -宝石鍛冶装飾-
を紹介。
研究も、設置も、素材要らずでポンポン置けるようだけれども……
納刀状態のモデルが存在する武器は、その状態でも飾れる芸の細かさ。
これを大量に存在するバニラ武器+MOD武器全てに設定しているというのだから、作者様のご苦労たるや如何程に……
しかし…… うーん…… ショートクリーバーとデザートサーベルしか置けない……?
まだ仕組みがよく分かってないので、後でロード順いじってから再挑戦してみるとしようか。
うーん、ハイブ建築が消滅してスッキリしちゃったな。
無理に利用する事もあるまい。空き地のままで放置しておこう。
と、空き地方向の敵に反応し、ワナインが走って行くが……
「なんか、いける気がした」
この期に及んで、新たな壁抜けポイントを発見。
後で壁を増やして塞いでおいた。
食料は足りているが、チームの戦力を測るためにも、野良ブルの群れに戦いを挑む。
うーん、まだ二年生を戦わせるには不安があるなぁ……
今期旅に出すメインメンバーの選定と、「誰が死んだらリセット」のルール設定、どうしたものだろうか。
しばし、悩んだ後、選別されたメンバーが、こちら。
男性2名と…… 覚えておいでだろうか、レッドサーベル四姉妹をチョイス。
隊員ナンバー通りの、17、18、19、20、21、22、の6名。
って……
セバンテ、どうしちゃったんだよお前…… 伊達男が台無しじゃないか。
うん、まずは外科医の所に行こうか。
ステータスは…… 4期終盤の戦いに同行していた事もあり、セバンテは十分すぎる水準。
旅に出ていなかったにしては、ジッパーの水準も高い。
近場をウロウロする程度なら問題ないだろう。
揃ってほぼ同水準の四姉妹の方は、まだチョイと実力不足の感がある。
ビークシングとも戦えるスキルではあるが、強敵と出くわした時には危ないかも。
まあ、(いくら色々入れているからと言っても……)ウェイステーションの外科医の所まで旅する程度なら問題はあるまい。
6人で出発すると、すぐに詩人ジッパーが歌い始める。
結局、今まで発見出来たのは、デブ貴族の歌、ハーモトーの歌、ティンフィストの歌、鼻に虫が入った歌、の四種類だけ。
あまり数多くのレパートリーを見ていないので、今期連れ回して、旅先で新たな歌が出て来るかどうかも見どころか。
倉庫を圧迫している余剰タートルネックをウェイステーションで売却。
フタマルが仕事中に持ち運んでいた宝石鍛冶の素材もついでに売却。
結構いい値段で売れるなぁ
いざとなったら、コイツを全売却して一財産作れるな。
今回から、「店舗の品揃えがリセットされないバグを解消するMOD」を導入しているので、安心してドカドカ売りつけていく。
とりあえず、セバンテの髪型を別の物に設定。
うーん…… 髪型MODの環境は変わってないはずなんだけどなぁ……
続いて、新たなMODの効果を拝むため、レッドサーベル四姉妹の再キャラクリを行う。
長女ワナイン 主に死体処理を担当
次女フタマル 鎧鍛冶師長
三女トエニワ 宝石武器の素材の製造を受け持つ
四女ニンニ 宝石の苗床の生育を受け持つ
そう、最近界隈で話題の素晴らしいMOD、「バニラ種族の顔をJRPG化するMOD」の導入を行ったのだ!
テクスチャがすっきりして、アニメキャラ的な顔立ちが違和感なく作れるようになっているのがありがたい。
一方で、育ち過ぎてしまった筋力により、貧乳・無乳の違和感が激しい。
ちょっとだけ胸を盛ったり、背を伸ばしたりして、過去2期の間の成長を表現する。
「それがしは、いじってもらえんのか?」
詩人さんはそのままでも素敵だよ!
さて、上記の画像でもうお気付きの方も多い事だろう。
ここで、そろそろ今回導入したMODの一つを紹介しておこう。
KawaiiClothes
様々な下着装備を自作出来るようになるMOD。
デフォの下着もサラシ状の黄ばんだいつもの下着から、白いオーソドックスな下着に変わる。
(男性が着た場合、普通のシャツになる)
下着以外にメイド服セットも存在し、ホーティの思い描いた夢のハーレム計画のためには欠かせないMODだった。
今期はセバンテが彼の夢を引き継ぎ、メイド服を量産していく事になる。
研究は本3冊のみで簡単に終わる。
まだ装飾装備に手を回す余裕はあまり無いが、折を見て作って行こう。
が、まず真っ先にやっておかなければならない事がある。
セバンテ達六人の実力を測るためにも、まずは再優先課題から消化して行くとしよう。
チームD6A、ニンジャタワーへ。
やはり防具とスキルの水準が下がったため、結構なダメージを喰らってしまうが、戦い自体は問題なくあっさりと終わる。
実力不足を宝石武器で補い、ニンニもブザン相手にタイマンで勝利出来ていた。
が、ダスターコート組はダメージがかなり深い。
適当に戦っても圧勝ではあったが、この先に不安の残る緒戦だった。
いつものように、敵兵を塔からポイポイして安全を確保してからトレハンへ。
トレハンの結果、MOD武器を発見。
等級は低いが、ちゃんとMODが機能して、この世界に広く配置されている事が伺える。
まだ息のある女子は、1年生候補として連れ帰ろうか。
確か、まだブラドラからチーム入りしたメンバーはいなかったはず。
が、しかし……
拠点に帰って荷物した後、ウェイステに余剰防具を売却に出かけた後……
かついでいたディマクと仲間候補達は、いつのまにか消滅してしまっていた。
本拠点とチームAとの間で画面を切り替えている間に、状態リセットでもあったのかな……
ブラックデザートを越えて眼窩にでもポイして来ようかと思っていたのになぁ
仕方なく、新人候補無しでそのままブラデザ方面に出発。
デッドランド南端には、眼窩行きの前に立ち寄るべき場所が存在する。
それが、ここ。
「四神」だ。
四神
朱雀武器5種、青龍武器5種、全10種の武器を追加。性能はメイトウ以下、エッジ3以上。
自作は不可能で、各10万cat、計100万払って購入するしかない。
玄武、白虎武器も開発予定あり、との事だったが、更新は2018年で停止している。
今期メインとなるMODとは別に、装備MODを入れようと候補を考えていた時、Kawaii MODだけでは物足りないと、同一作者のMODからチョイスした物。
朱雀シリーズには攻撃+5、青龍には防御+5のボーナスがあり、いずれもオーバーパワーすぎない調整で、導入しやすい印象。
そして、ここはMODで追加された武器ショップ。
ドアを開いても襲われる事はないだろうが…… 緊張するなぁ
思ったよりシンプルな内装の店構えだが……
店長のステータスを見て、戦慄が走る。
こりゃ絶対怒らせちゃいけないヤツだ……
部下の方は、店長程でもないが…… 平均90。
現状のチームで喧嘩を売らない方がいいのは間違いない。
品物は2階に安置されているようだが、窃盗対策はバッチリ。
全10種がちゃんと揃っている。
さーて、どれを買おうかな。ここで、確認出来た武器性能を一気にスクショで紹介してしまおう。
朱雀シリーズ
青龍シリーズ
とりあえず2本だけ買って帰る。
いずれも使い勝手は良好そう。後にメイトウに乗り換える事があったとしても無駄にはなるまい。
そこから、アイアンスパイダーと戦いつつ北上し……
武器庫の攻略へ。
って、うわあぁぁぁ ここは数が多いぞぉぉぉぉぉ!!
これを一気に全て相手するとなると、死ねる。
慌てて走って一部だけを釣り出すが、それでも数は多い。
スキル高めのセバンテとジッパーを前に立たせ、迎撃。
苦戦。 大苦戦。 たまらずジッパーが気絶。
重装メンバーまでもが40台のダメージを受けている。
四肢もぎ魔の警備スパイダー、やはり侮れない!
ワナイン、フタマルも倒れ、ニンニも足がヤバい。
が、セバンテがリーダーの貫禄をみせ、なんとか倒し切る。
これ以上の戦闘継続は避け、足を折られたニンニを担いで撤収。
「いやぁ、酷い目に遭ったが、みんな無事で良かったゼ」
「私達、やはりまだまだ実力不足のようですわね……」
「すまん。足手まとい、だったか」
幸い、追加の遭遇戦もなく、無事本拠点に帰還。
流石にアッシュランドを戦って来た男だけあって、セバンテは無傷に近い。
うーん…… 四姉妹をプレイの主軸にした華のある6期にしようと思っていたが……
これはちょっと、人選を再考しなきゃダメなようだ。
回復後、再び四神ショップへ。
熟練防具を山程売却してから、武器を一本買い足し……
武器庫遺跡の仕上げに掛かる。
「どうだい! ロボット特効、ダイヤ製のパラディンクロスのお味は!」
鉈使いのワナインが3桁ダメージを叩き出し、程なく遺跡を制圧。
寝袋で休ませつつトレハンタイムに入るが……
なんと、ダイヤ武器無しの不作。
宝石武器自体は色々と手に入ったので……
四神ショップのcatが底を尽くまで売却。
本拠点に戻り、チームの組み換えを始める。
3年生の中から、アッシュランド戦を生き抜いた実力者を抜粋したチームA、
女性を集めたチームB、
その他を集めた2年生男子チームのC、
という構成に。
いや、これではチームAが10人に満たず、縛りルールによりクロスボウが使えない。
射手のツーサンが実力を発揮出来ないので、彼はチームCへ。
後は…… ホーリーネーション領を歩けるように、義肢メンバーを外してチームCへ。
よーし、3年生男子で五体満足な六人で出発……
っと! サンシとサブシチは4期の聖帝国との戦いで万単位の懸賞金がついたままか!
結局、チームAはこの4人だけになる。
よし、じゃあ、この4人を「6期のメインメンバー」として扱う事にしようか。
「こいつらが死んだらリセット可」のルールも、この4人に限定しよう。
拠点組も、機会がある毎にブル相手に喧嘩を売って訓練を続けさせる。
チームCの射手はツーサンで決まりとして、チームBの射手は、ニ年生唯一の女子、シジュナ(クイーン村で捕まっていたコソドロ)に任せる事に。
ツーサン、シジュナの2人で、それぞれ西と東の門で砲手を続ける事に。
チームAを旅に出す前に装備を整えていく、そのついでで、カワイイ下着の第一号が完成。
ブラックレース
装備効果一切なし! ただの飾り! いっそ清々しい!
黒下着という事で、四姉妹の中では年長のワナインさんに試着してもらった。
うんうん、ダイヤ武器の黒い鞘や、義足の鉄色にマッチして、悪くないんじゃないかな~
そして、あちこち余剰装備の売却の旅に出たチームAは、再び四神ショップへ。
高額武器を購入すれば、山程売却出来て便利なのだが……
前回売却した宝石武器がそのまま残ってるなぁ……
店舗内容リセットMODの効果が出ていないのかな?
今回は朱雀サーベルを購入して行く。
その後、「ボロ小屋」に立ち寄り……
MOD武器と……
その宝石武器版が販売されている事を確認。
そして、ブラックデザートシティ北に存在する武器庫を襲撃。
こっちは中にいる戦力がそう多くない。前回ほど苦戦はしないだろう。
「おびき出しなら俺に任せときナ!」
4体を釣り出し、散開して各自タイマン。
いい形で戦闘を始められたが、やはりそこそこのダメージは受ける。
「ミーのスウェーが見切られているデスか!?」
軽装のニックなど、ごく少数のメカと戦っただけでもうコレだ。
いつまでもトゥエル達の時の感覚のままでいると、いつか大変な事になってしまうかもしれない。
ここの武器庫からも、何本かの宝石武器&MOD武器が出て来るが、ダイヤは無し。
ツイてないなぁ……
回復用に使った寝袋を残したまま出発。
あちこちにこうして寝袋を残していけば、後を継ぐ後輩達の冒険も楽になっていくだろう。
四神ショップは、やはり日数が経過しても売却品が消化されていない。
このままだと保管庫の余裕が無くなって、商品の入れ替えも発生しなくなるのではないか?
……と心配になり、警備員がなぜか外に出て来た事もあり、2階の保管庫をピッキングして確認。
うん、これ以上の売却はやめておいた方が良さそうだ。
しかし、せっかく店舗バグ対策MODを入れたのに、どうして機能してないのかなぁ?
あー、MODショップは対象外なのかなぁ? と、解説文をよく読んでみると……
>>>バニラの店のみ対応しています。
やっぱりそうか……
都合のいいご近所さんの金持ち店舗だからとドカドカ荷降ろししてしまったけど、今後は控えよう。
ウェイステーションに荷降ろし先を変え、そのついででニンジャタワーの様子を見に行った、その時。
ついにMOD派閥と邂逅する。
侍アーマーに身を包んだ彼らの名は……
「グールハンターズ」
一般グールハンターと……
スケルトンのグールハンターが存在するが、ステータスは同一水準。
隊長に話しかける事が出来るので、試してみる。
「やあ! 君は何語を話すのかな?」
MOD作者がロシア人のため、ロシア語と英語から選択出来るようになっている。
当然、ロシア語なんて分からないので英語を選択。
「伝説の怪物、ミストグールがここいらに住み着いているそうだ」
「手が付けられなくなった時のため、我々は組織を越えた結束でこれに立ち向かっている。危険な仕事だが、奴らは根絶やしにせねばならん」
「身を守りたいのなら、我々が君達を、奴らからも、それ以外の驚異からも守ってやろう。当然、報酬は高額になるがな」
11500cat 高めのお値段設定だが、これくらいして当然だろう。人数も多めだし。
バニラの傭兵が安すぎるくらいなんだよなぁ……
と、グールハンター達と別れて本拠点に向かって走っていると……
前方に、かなりの大規模戦闘が発生している。
で、出た! ついに遭遇!
奴らこそ、今回導入したMODの中核を為す…… 派閥「ミストグール」の怪物達だ!
ミストグールズ
バニラでその存在が噂としてのみ語られる幻の怪物、ミストグールをゲーム内に実装したMOD。
幾つかの武器も実装される。
……を導入しているが、おそらく、ここで出くわしたのはこのMODによって出現したミストグールではない。
ミストグールズ・ファクション
解説文に曰く……
大群で世界中を徘徊。30mph以上と足が速い。弱いキャラだと食われるぞ!
……との事。
他にもあと2つ小規模(?)MODを入れているが、紹介はまたそれらに出くわした時にするとしよう。
敵の種類を見て行こう。
まず、目の前にいたのが、ミストフレンド。
トゲの生えた、フォグマンの亜種のような姿。
足が長いので、コイツが噂の30mph以上で走るというタイプも。
※本来の名称は、Mist Fiend フィーンドは悪魔の意
※翻訳MOD作成時に見間違えてしまったようだ
こちらのミストグールが、おそらく一般兵タイプだろう。
高機動タイプのフィーンドと比べ、攻撃・器用の値以外の基礎戦闘力はこっちの方が高め。
そして、主戦力となるであろう、ミストガーディアンタイプ。
ステータスが侮れない高さになっている上、部位耐久がかなり高い。
数も結構多い。
そして、戦場のど真ん中でグールハンターをボコボコにしているこいつが……
名称不明(空欄)
なんだこいつは…… ハイブソルジャー型のひらべったい頭だが、上記ガーディアンタイプよりスマートで小柄。
それでいて、ステータスは見ての通りのヤバさ。
防御が低いという弱点が用意されているのが救いだが……
これは、対決は避けた方が良さそうだ。
まず、ミストフィーンドやミストグールを一匹一匹おびき出し、囲んで叩く。
「この程度、怯える必要は無さそうでござるな」
「が、数はかなり多い! 油断すんなヨ!」
ミストグールは牙1本、フレンズは2本を落とすようだ。
1本/600cat 悪くない収穫だ。
わざわざ雇わなくても共闘は出来る。
無理せず、ハンター達とグール達の戦闘の外縁部に位置取り、一匹一匹囲んで叩いていく。
「おお~ 4対1ならガーディアンも怖くはないようだねぇ」
「楽勝とはいかないテスね! ミナサン、怪我が増えてマース!」
ドロップは、牙5本、3000cat分。
さあて、後はコイツ…… 名称不明のボスのドロップ品を確認したい所だが……
ご覧の通り、ハンター達は次々と倒されている。
君子危うきに近寄らず……
だが、後方から新たに、先程別れて来たハンターズも駆けつけ、我々の方が数で圧倒し始めている。
おっと、いかんいかん、近付きすぎた。
ボス戦に巻き込まれないよう、離れて戦い、次々とガーディアンを撃破。
時間は掛かるが、取り巻きの殲滅は順調。
これなら、他力本願でボスを撃破出来るのではないだろうか……
時間を掛け、じっくり一体一体倒し、牙を抜いてトドメを刺して回り、夜が明け始めた頃……
ようやくボスは4割減と言った所。
かなり手強そうだが、火力自体はそう高くない。軽減と合わせて70ダメージ程度。
これなら……
「ハンターがこんだけの数集まってくれていたってのはラッキーだったゼ!」
「それがしらも一生懸命加勢した甲斐がありましたなぁ~」
「無事、ボスを撃破。めでたいデース!」
「他力本願極まりないが、これで一つ、早速に拙者らに課せられた大仕事が一つ完了した訳にござるな」
敵の武器は…… Mk3止まり。 これがエッジ3とかだとどうなっていた事やら。
この武器自体がMODモンスター各種に特効を持っている事も確認出来る。
種別は、ミストグール、ミストフレンド、ミストホラー。
今戦った敵達とは名前が違うが…… この名称不明ボスが「ホラー」型なのだろうか?
致命部位は、アイテム名称空欄の生首(6000cat)
うーん、これはどうも何らかの不具合のようだ。
名称が空欄なのは意図的なものではなく、フォントの問題で消えているだけ、なのかもしれない。
「グッジョブ、ハンターズ! サンキュー・ソーマッチ!」
「さあ、俺達のダメージも軽くはねぇ。帰るゼ野郎ども!」
ハンター達に別れを告げ、本拠点に帰還。
しめて58800catの収穫。
四神武器を買った分の補填は、案外早く済みそうだ。
主力、チームD6A。 第一話にしていきなり最大の目標と定めていたターゲットの撃破を完了……?
まだまだ詰めの調査は必要だが、これは案外今期も速く終わってしまうのかもしれない。
とは言え、ローマ盾があった頃と比べれば、防御力ダウンは著しい。
スキルペナルティを載せて成長ボーナスを狙う意図もあり、武術使いのニック以外は傑作のサムライシリーズで統一。
伊達男セバンテ、詩人ジッパー、格闘家ニック、サムライミツイチ…… 4人の冒険は、今の所順調。
お調子者、天然ボケ、黒人ボクサー、ちょんまげ侍、アッシュランド帰りの屈強な男達の戦いは、今後も無事に進むのだろうか……
・・・・・・・
あれ? カワイイ下着とJRPG化で、ハーレムプレイを進める予定が……
どうしてこうなった!!
ともあれ……
シーズン4 第6期
魔物狩り編 スタート!!
<続く>
縛り内容
・装備(義肢、弾、ランタン、パックパック含む)購入禁止 弾は自作も禁止
・射手&砲手は部隊人数10の桁の数値まで(10~19人で1人 20~29で2人)
・固有名詞付きキャラと動物は雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・暗殺&誘拐禁止+見咎められる犯罪の禁止(剥ぎ取りは可)
・友好・敵対・同盟関係の禁止(努力目標)
・拠点は今ある一つだけ
・セバンテ、ジッパー、ニック、ミツイチの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、皮剥ぎ、サザン、第二帝国、いずれかの本拠点を制圧する
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、3年生を解雇する
メンバー (整頓中)
セバンテ:クールになり切れない伊達男 遠征隊長 サーベル装備
ジッパー:マイペースな吟遊詩人 遠征隊員 刀装備
ワナイン:妹達を楽させたい苦労人の四姉妹長女 鉈装備
フタマル:四姉妹次女 寡黙な防具鍛冶師長 重武器装備
トエニワ:生真面目で穏やかな四姉妹三女 鉈装備
ニンニ:上昇志向の強い四姉妹四女 刀装備
ツーサン:元ゴブリン、今ハイブ 陽気な熟練射手
ニシ:チーム1の筋力を誇る純朴乙女 重武器装備
フタゴ: 長柄装備
ジム:気難しい武器鍛冶師長 鉈装備
ニーナ:元ダークエルフ 医療品担当のチームのおっかさん 鉈装備
ツェイト:資材運搬担当で、愚痴り屋の働き者 サーベル装備
ニック:アフロ紳士のボクサー 遠征隊員 武術使い
サティ: 鉈装備
ミツイチ:正義に燃えるちょんまげ侍 遠征隊員 刀装備
ミニ:元・ 農業担当
ミミ:元・ 水の運搬
サンシ:ダスト上がりの熟練シェク戦士 遠近両刀 刀装備
スリィブ: 農業担当
スリム: 鉱夫担当
サブシチ:ザックとコンビ 長柄装備
ミツハチ: 農業担当
ザック:サブシチとコンビ 長柄装備
シオン:
フォーン:
シーツ: 武器鍛冶担当(3)
ヨミ:戦いが生き甲斐の陰気な闘士 サーベル装備
シシ: 武器鍛冶担当(4)
フォーゴ:元・漂流者 ハイブから人間に転生
シムシム:元・蜘蛛 虫から人間に転生 料理担当
シジュナ:元・漂流者 コソ泥から砲手に転身したMODユニーク
ヨジーク:元・漂流者 ハイブから人間に転生
ゴジマル:元・賞金稼ぎ 人違いで大失敗したMODユニーク
フブイチ:元・ホリネ追放者 ナンパ男 方向音痴のMODユニーク
ファイツ:元・漂流者 ハイブから人間に転生
粉砕のジョー:元・シェク王国 手足を失っていたMODユニーク