戦司祭の痛撃を起点とし、危機に置ける咄嗟の判断ミスから戦線崩壊。
撤退時には全力疾走ではなく、まとまって移動するモードだったような気もする。
戦略も、戦術も、間違っていた。作戦を練り直さなければなるまい。
「敵本丸の攻略はこれからだと言うに、この体たらく……
皆、すまん。面目ない限りよ……」
「吾輩も、自信の技量を過信しすぎておったのだ。
敵は格上。しかも多数。やり方を間違えたようだ……」
「じゃ、そろそろ、だよな?」
「フフッ、聖帝国の襲撃もピタリと止んでいるからねぇ」
「っしゃー! 腕がなるわーっ!」
4-4-33 「第三次・聖都攻略戦」
まず、前回報告を忘れていたダイヤ武器完成報告から。
ダイヤモンド級:ラットクランの槍
長柄
斬1.50 打0.37 出血1.00x 貫通45% 攻+5 防-1 屋内-16 対人14% 対動物50% 5kg 1*8
アスリオンスピアーとほぼ同等の性能。
貫通が高く、屋内ペナルティが強烈。
見た目はみすぼらしいネズミ族スケイブンも、結構いい武器配備されてるんだなぁ
あと、チェイン系の傑作の製造が一点残っていたのを忘れていたので、これも製造中だったのだが……
余剰装備を溶かしてしまおうと炉に突っ込むと、どういう訳かマイナス表示に。
スイッチオンして一度試してみたが、しっかり鉱石のストックを減らされてしまった。
うーん、行商の来訪時とかに出来るだけ売却しとくか。
前回吹き飛ばされたザックの右腕用に、トゥエルが傑作パワーアームを製造。
いっそ重武器使いは全員腕をもいでしまった方がてっとり早いのだが……
それは最後の手段にとっておこう。
サンシ、ツーサンは兜を変更。
チェイン系の兜、シェイズマスクを装備。
顔下半分を覆うマスク+マントという見た目だが、頭部保護率はなぜか100%。
面付き兜より硬い。
そして、今回試す最も大きな変更は、ホーティの装備。
銃士隊を相手にする場合は、確かに重装甲が必要だろう。
しかし、格下と戦う場合ならともかく、格上相手の戦いとなると、各種侍アーマー互換の防具セットによるペナルティで、攻撃スキルの激減が効いてくる。
前回、強個体の魔女狩り隊や戦司祭と戦った際、それを痛感した。
なかなか攻撃が命中しないのだ。
そして、何より……
今まで何度も紹介して来たMOD武器を見返してみれば分かるように……
この世界、防具貫通性能をもった武器がかなり多い。
ブログ記事を作りながらスクショを見返していると、重装甲がロクに機能していないのではないか、という気がして来た。
基本3桁の銃器類のダメージも無傷~軽傷に留めていたトゥエル達が、魔女狩り隊のショボいサーベル持ち相手に15前後のダメージをザクザク喰らっていたのは、そういう事ではないのか、と。
そして、盾装備で減った攻撃スキルのブーストとして、重量を気にして手放してしまっていたヴァンパイアルビー製の重十手を再びメイン武器として装備。
攻撃+8 これは大きい。
33kg重量が増した分は、ある程度荷物を整理する事でギリギリペナルティ無しまで調整出来た。
短い期間ではあるが、追加の筋トレを行っておいた成果が出た形だ。
(現在の筋力:88)
そして……
ここで聖都を陥落させれば、もう完全に襲撃が来る事はなくなる。
野盗の襲撃はチームBに任せ、防衛要員であるチームA、ジュウザ、イチゴ、ジューロを遠征隊に編入。
12、13、14、15、16、23、31、34、37、39、計10人でチームD4Aを編成。
本拠点防衛用にしていたAチーム枠での久々の出撃である。
多少前後してしまうが、(大体)この時期のステータスを一気に紹介しておこう。
以上の10人で出陣。
今度こそ、聖王を倒す!
チームD4A、いざ出発!
いつもの農家に立ち寄ると、更に農民が一人追加されていた。
死なせてしまってもいずれリスポーンする、という事だろうか?
もう放っておこう。
西らかも、東からも銃士隊混じりの敵の大軍が!
今から決戦という時にまともにやりあってなどいられない。
踵を返してやり過ごす。
大軍が通過したのを確認し、渡河。
聖都の正門は…… よしよし、兵士のリスポンは無し!
残存人数も半減まで持っていけているようだ。
ここまでの敗戦も無駄ではなかった。
で、今回も傭兵がリスポーン。
しっかり役立ってもらおう。
戦闘開始!
まずはごく少数の敵兵を始末し、建物内部の警備員等を片付けていく。
戦線が都市の奥まで進むと、敵陣奥の第2の門から歩兵が駆けつけてくる。
ジューロの必殺武器、ブランダーバスをここで初投入。
マスケットを上回る威力。誤射しないよう慎重に射線を確認してからの使用となる。
味方も増えた事だし、誤射対策として、ヤバい銃器の使用は一人に絞っている。
2人以上になると管理が追いつかず、いつ事故が発生してしまうか……
サンシは強敵が出てくるまでつまようじを使用。
ツーサンもシェイズボウを引き続き使用。
っと、射線に気を配っている間に、一瞬で歩兵戦が終わってしまっていた!
君たち進撃早すぎ!! 戻れ戻れーー!!!!!
フゥ、よかった。まだ本丸のヤバい連中が反応する前だったか……
できれば聖王単体を引っ張り出してボコりたいからね。
改めて出直し。
ホーティ一人を先行させ、偵察。
内門の砲座に敵兵は無し。
先程の戦闘で既に片付け終わっていたようだ。
死体が転がっていないという事は、砲座につかせる事なく門より前に引っ張り出して倒せたという、理想的な形か。
ここまで来ても敵兵が飛び出してくる気配はない。
いよいよ、聖王の城へ。
ホーリーエンペラー
ステータスはフェニックス同様のようだが……
装備は戦司祭と同じウォーハンマー+重甲冑!
全身傑作品、しかも優秀な鎖帷子あり、だろう。
バニラのように腕が弱点という事はなさそうだ。
唯一、頭だけは相変わらず丸出し。ラッキーパンチが当たるといいが……
まずは、皇帝に先制パンチ、と思ったが、しっかり反応され、ハンマーを振り上げられる。
無理せず、ここは反転・逃走!
釣り出し開始。捨て駒の傭兵部隊が上手く機能し、敵兵は分散。
追ってきたのは……
一般兵、皇帝、皇帝以上のステータスを持つ「炎の守護者」、の三名!
皇帝一人とは行かなかったが、これは理想的と言っていい! 囲め!!
と、各員を動かし始めた途端……
イチゴが皇帝の一撃を喰らい、片足に大ダメージ。
慌てて後方にさげ、固守モードで自己治療。
この一瞬、ホーティ一人で超強敵×2+おまけを受け持つ形になるが……
敵の攻撃の始動を、味方の弾幕ががっちり抑えてくれた。
強敵はメインチームで抑え、雑魚兵を後輩ズで、と思ったのだが、タゲコントロールが上手く行かず、逆になってしまう。
敵の一般兵、いい仕事をしやがった。
ヒヤリとするが、やはり弾幕の力は偉大。
シェイズボウが唸り、皇帝の全身に次々0ダメージのボルトを突き立てて行く。
生半可な攻撃は通用しないが、小さなダメージを積み重ねていく一行。
楽勝ムードが漂い始める。
と、油断していると……
攻撃スキルを捨て、防御一辺倒に調整したトゥエル相手に、80(-40)のダメージ!
流石皇帝!
トゥエルとホーティが皇帝の相手をする形に整え終え、残り全ての前衛は炎の守護者に向かわせる。
ツーサンの連射ボウで動きを封じられる。守護者は強敵中の強敵とは言え、任せてもいいだろう。
ここで、サンシも武器をマスケット銃に変更。ジューロと2人、高火力で一気に皇帝を始末しようという狙いだ。
そうそう3桁ダメージが出るような事もなく、一発一発のチャージも長大。
結果的にはつまようじの方が良かった、という事になるのだろう。
それでも……
ホーティが着実に命中弾を出し、頭部にダメージを蓄積させ……
撃破。
即、装備チェック。
メイトウ! MOD武器のメイトウと来たか!
装備も全て傑作。データを取らねば!
攻撃が集中し、どれがトドメになったのかはよく分からないが、3桁軽減の痕跡が見える。
銃も仕事をしてくれた、という事だろう。
すかさず誘拐。
炎の守護者も、機関銃のような猛連射に耐えきれず、撃沈。
もしかすると、マスケットやハンドキャノンより、一番ヤバイのはシェイズボウなのではないか……
決戦の幕引きとしてはあっさりしすぎている気はするが、長居は無用。
撤収!
今度は…… やっぱり、シェク、もとい、鉄牙族行きだよな。
アドマグを目指そう。
正門前の小屋で、一発もらって重傷のサブシチをしばし寝かせた後……
イチゴが殴られたのは義足の方なので、もう走れるようになっている。
って……
建物内に残っていた兵力が出て来たようで、まだ戦いは続いている。
うっかり命を奪うのを忘れていた守護者さんまで復帰している。
が、ここは助けに戻るより、さっさとエリア外に出てしまった方が彼らのためにもなるだろう。
最後に、敵最精鋭部隊と鉢合わせる場面もあったが、走って振り切るだけで済んでホッと一安心。
バッドティースに到着。
この兵士たちの反応、何度見てもいいものだ!
撤退を優先したため、まだ怪我をしている者も多い。
ダメージをここで完全に抜いておく。
その間、初めて目にする奇妙なセリフにも出くわす。
シェーケンオウコって何……?
そこからの道中で遭遇戦があり、スタックでも軽く休憩。
スクインは素通り。
オークの首都、アドマグに到着。
毎度お馴染みの引き渡しイベントを消化。
女王への謁見役は、たまたま皇帝をかついでいたザックが担当。
戦神降臨のザックを讃えよ! おらあぁぁ!! の一連のセリフも済ませ……
セト♂ 加入。
正規メンバーに迎える訳ではない。
これで鉄牙族との同盟が成立。
既にオークに陥落させられていた都市群が一気に緑色に。
っと…… アドマグに発生済みのセタレイド、どうなってるのか確認を忘れていたか。
今生のセタは、どうやら軍団のワープ生成に失敗した模様。
襲撃転送バグはなく、襲撃が不発になるだけという、こちらにとって一番ありがたい結果に終わったようだ。
報復予告も無し。
結局、セタバグで以降の襲撃が全て止まってしまったのだろうか。
あるいは、このMODでは報復の仕様が違ったのか。
強敵の襲撃は一度も無かった。
じゃあ、後は各地の状態変更を確認してから帰るとしようか。
旅路の途中、鋼牙族との遭遇戦が2度あった。
王女ならぬ王子セトは、初期装備のままでこの戦いに加わるのだが……
いやぁ、強いなぁ、セトは!
一切の初期訓練無しで十分渡り合える水準。
ユニークの中では珍しいタイプだ。
と、全員に治療指示を出した後、ふと画面を見ると、「そんなに痛くするな……」と、またジュウザが何やら怪しい雰囲気を出していた。
見つめ合う形になる2人。イチゴ…… まんざらでもないのかい?
オーク兵の見送りを受け……
西の砦各種は、バニラ同様、敵の手に落ちていた。
ただし、この世界ではフォグマンではなく、ソンビの支配地に。
敵の残党も出現。
名称は「インペリアルソルジャー」のまま。
この世界でははぐれパラディンは出てこないのかな?
クラル戦士団と共闘した後、彼らもブッ倒して先を急ぐ。
首都は、ちゃんと浮浪忍者が確保。よかったよかった。
バニラから大きな変化は無いようだ。
以前からいたのかどうかは分からないが、「トレーダーズギルドの調停者」が赴任して来ている事に気付く。
聖帝国相手の内通が、今後は浮浪忍者へと変わるのだろうか。
いや、トレーダー内部にはハーモトーがいる。そう簡単に調略が進む事もあるまい……
で、例によって例のごとく、監獄バグが発生。
囚人が回収不能状態で棒立ちとなっている。
ctrl+shift+F11が効いて、一定距離まで近づく事は可能だが、入れるのはここまで。
浮浪忍者・計三名の救助は出来たが、傭兵達は完全に棒立ちで、かつぐ事も話しかける事も出来ない。
可愛そうだが、そのままでいてもらうしかない。
オクランの盾も、バニラ同様シェクオークの支配地に。
これで粗方の確認は済んだ。
凱旋帰国。
これで煩わしい敵襲も完全消滅。
鍛冶暮らしに集中する事が出来る。
今後は、残る武器庫タイプの遺跡からダイヤ武器を収集する事を目的に切り替えて行く事になるだろう。
サザンハイブ領だろうと、今の彼らなら問題なく攻略してくれそうだが……
さて、どうなる事やら。
色々と今後の方針に思いを巡らせつつ、次回へ。
<続く>
縛り内容
・装備の購入禁止 義肢、弾、ランタン、パックパックを含む
・加えて、飛び道具は弾を自作しないという制限を掛ける
・固有名詞付きキャラと動物は雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・拠点は一つだけ建設OK
・前期からの継続キャラの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・トゥエルのみズボン装備禁止 足がもげたら離隊
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、キャットロンを倒す
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、前期メンバーを解雇する
メンバー
トゥエル:美尻が自慢の中年オーク ロボ工学担当 長柄装備
ジュウザ:キザなタフガイ 防具鍛冶担当 重武器装備
ホーティ:嫌味な元貴族の末弟 弓鍛冶+斥候担当 鈍器装備
イチゴ:みんなのアイドル 科学担当 武術使い
ジューロ:ど根性姉御 武器鍛冶担当 弓+鉈装備
セバンテ:元・飢えた放浪者 農業担当 サーベル装備
ジッパー:吟遊詩人 料理担当 刀装備
ワナイン:元・レッドサーベル 機織り&死体処理担当 鉈装備
フタマル:元・レッドサーベル 農業&防具鍛冶サブ 重武器装備
トエニワ:元・レッドサーベル 宝石精錬担当 鉈装備
フタゴ:元・逃亡した召使い 鉱夫担当 長柄装備
ジム:元・草の海賊 武器鍛冶サブ 鉈装備
ニーナ:元・ドルチー奴隷商 生地織り+医薬品担当 鉈装備
ツェイト:元・反乱農民 宝石育成担当 サーベル装備
ニック:元・草の海賊 パン焼き担当 重武器装備+砲手
サティ:元・奴隷 農業担当 鉈装備
ミツイチ:元・奴隷 遠征隊に編入
ミニ:元・聖帝国民 農業担当
ミミ:元・聖帝国の追放者 水の運搬
サンシ:元・鋼牙族 遠征隊に編入
スリィブ:元・放浪者(酒場の悪党) 訓練中
スリム:元・放浪者(酒場のチンピラ) 訓練中
サブシチ:元・飢えた野盗 遠征隊に編入
ミツハチ:元・飢えた野盗 農業担当
ザック:元・飢えた野盗 遠征隊に編入
シオン:元・聖帝国の追放者 水の運搬