ハウンズとの戦いを終え、病院棟から一人二人と立ち上がり始め、ようやくいつもの拠点生活を取り戻しつつある我が拠点。
作物の収穫もほったらかしになっているが、それより先に、まず真っ先にやるべき事がある。
傷は治ったばかりだが、クロコとギャリコを護衛にし、スキナーでキハクを担ぎ、ハイブの村を目指す。
質はどうあれ、とりあえず彼女の義足を確保するのが最優先だ。
MAPを開くと、赤い点が2つ。
一つは南へと帰るハウンズだろうが、もう一つは……
そうだ。忘れていた。
盗賊からの襲撃予告もあったんだっけか。
地形にひっかかっているのなら丁度いい。しばらくはそのまま放置しておこう。
ハイブ村までの道のり、敵と出会わないはずもない。
こういう時のために、乱戦に強いギャリコを連れてきたのだ。
村は近い。スキナーだけ先行させ、迎撃する。
いつもボロい寝袋を借りるだけだった義肢屋に、世話になる日がとうとう来てしまった。
散々安宿として世話になっているのだし、一番いい義肢を買ってやろうじゃないか。
だ、だめだ……「格安脚」しか置いてねぇ……
仕方ない、熟練等級の格安脚一本、頼むよ……
こんな杖みたいな脚しか用意してやれなくて、ごめんな、キハク……
珍しく買い物をしてくれて嬉しいのか、店主も上機嫌でお見送り。
いつも村の外までしつこく追ってきてセールストーク続けてたけど、商品買った場合はこういう反応するんだなぁ
やっぱり西ハイブは愛嬌があって好きだ。
何はともあれ、これで彼女が這い回って移動する哀しい姿を見なくて済む……
若干足が遅くなった気はするが、みんなで走って帰る事にする。
で、帰りもまた絡まれる。
今日は快気祝いだ。今回は主人公に任せてもらおう。
判断ミスから、キハクには取り返しのつかない事をしてしまった。
これからは一人一人を大切に守り、育てて行こう……
この義足は、その誓いの義足だ……
で、拠点に帰ってからも、まだダスト盗賊は山岳地帯に引っかかったまま。
なんとも落ち着かない。
慢心はしないと言った直後に何だが、ダストとハウンズとで戦闘力がどれくらい違うのか試したい意図もあり、また武者修行モードに。
ああ、確か以前も同じところでスタックしてたなぁ……
ウム。やはりダストとハウンズでは全然違う。比較にならないくらい脆い。
景気よく切り倒していくのだが……
また腹パンされて負けちゃったか……
そろそろ「侍の袴」以上の下半身鎧を手に入れないとマズいか。
この戦闘で敵のスタックは解除され、無事拠点に向かって動き出した。
何事もなく殲滅完了したのは言うまでもない。
クロコの身体に、恐ろしい数の矢がハリネズミのように突き立てられている……
クロコの荒行は続けているものの、イマイチ能力の伸びが良くない。
基礎となる筋力も、未だに48止まり。
そろそろ、アレが必要だ。
*ズシン*
ここまで避けてきた単純労働でのキントレを解禁。
約400kgの修行パック+ガル一匹を担ぎ、地上から監視塔の屋上の往復運動を延々繰り返す。あっという間に+7 うーん……ここまで劇的に効果が出るのか。
味気ないものだが、戦力を底上げしなければここから先の戦いを生き延びる事は難しい。
また誰かが犠牲になる前に、少しずつ各メンバーの強化を行っていこう。
一方、拠点の強化もまだ完成していない。
ハープーン砲台を最終形態にするまでには、まだまだ素材が必要だ。
ユキ達探索班を再びデッドランドの遺跡へと送り出す。
まだ調査していない遺跡で一番近い場所となると、酸性雨地帯ではあるが、ここになってしまう。
素材だけでなく、良質な「右足」も見つかってほしいところ。
鉄はいくらあっても足りない。途中の廃墟で鉄板を回収しつつ……
またまたデッドランドへ。
え? 何これ怖い。 第一文明の都市の名残り……?
真っ暗でよく見えないから…… 落雷で初めて気付く、巨大な遺物の数々。
そうそう、余談を一つ。
個人的には、この世界はテラフォーミングに失敗した火星ではないかと思っていたのだけれど……
実際の火星から見える地球は、ゲーム中に見えるあの星ほど大きくない。
あるいは、惑星の軌道すら変わる大異変でもあったのかもしれないが、火星と断言は出来ないっぽいようで。
で、今回は、今後のデッドランド探索のためにも、酸性雨地帯に入ってすぐの辺りに小屋を建てておく。
以前建てた「ナルコの誘惑」付近の小屋だと、ちょいと遠すぎて使い辛い。
あ、こっちは探索済みの遺跡の方だっけ?
えーと、どんなトコだっけ……
一回殴り倒されて逃げ帰った場所だったような……
まあいいや、入ってみれば分かる事だ!
インポートでお宝二重取りはズルしてる気になるけど、記憶ガバを言い訳にして、漁って行く事にしよう。
で、侵入して、雷鳴に照らされて思い出す。
ここは「ハズレの遺跡」だったな、と。
蜘蛛達に気付かれないかとビクビクしながら箱を漁り、幾つかの戦利品を持ち帰る過程で、ああ、そういえばこうだったな、と思い至る。
刀にしても、もうエッジ2が完成してるしなぁ…… まあ、黒帷子シャツはありがたい。
で、そうやっていらぬ調査に時間を取られている間に、これである。
頻度高くない!!?
来ちゃったよ…… はーっ
この狭い立地に建てられるのはMk2の門まで。長くは持たんぞ……
慌てて新設を終えた迎撃用砲座に人員を配置する。
その名の通り、威嚇の雄叫びを上げ始めるハウンズ。
やめて…… 本気で怖いから……
ユキ、クロウ、ブングルを欠いた状態で、持ちこたえる事は出来るか!?
威嚇が終わり、襲撃イベントが始まると……
敵将、突然の帰宅宣言。 ポカーン……
ごく少数のハウンズだけが拠点攻撃を開始。
これなら勝てる、と迎撃地点にメンバーを集めていくが……
なぜか後方から襲ってくる飢えた野盗たち。
最近とことん間の悪いヤツらだなぁ、もー!
予想外の連戦からのスタートとなったが、射撃チームと砲撃チームを所定の位置につけてからのスタートで、戦いは優位に進められた。
敵の半数ほどが去っていったから良かったものの、全力で来られていたらどうなっていたやら……
だが、幸運ばかりが続く訳ではない。
またも、偶然は悪いタイミングでやってくる。
ダスト盗賊が乱入。
飢え盗>ハウンズ>ダストの三連戦になってしまった。
散発的にゲート外に出ていったハウンズが戻ってきて戦闘を継続するものの、数の優位で問題なく対処出来た。
今回は余裕を残して勝つ事が出来たが、たまたま敵が妙な挙動をしてくれたから助かったようなもの……
まだまだ実力不足。やはり修行は続けなければならないだろう。
戦いの後、通りすがりの遊牧民がハウンズを治療していたけど、友好関係なのだろうか?
それとも無差別に治療する聖人?
で、適当に待機させたまま拠点襲撃の対応をしていたせいで、酸性雨でガッツリ削られてしまうユキであったとさ。
おまけ。
謎の毛髪消失現象、三度発生。
砲手のツァウさん、綺麗な長髪がトレードマークだったのに、どうしてこんな事に……
形成外科をまた探しに行かないと……