気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#MARVEL_HEROES 元ネタ解説 チャプター8編

久々に、ストーリーの元ネタ紹介編の続きです。

ついに、完結!

……というのもずいぶん前の話。

今ではチャプター9、RAID、と物語は続き、秋前には新エリアもオープンする予定。

プレイヤーキャラの性能も上がり、ドゥームからラスボスだった頃の威厳が薄れているような……

・S.H.I.E.L.D. ヘリキャリア

 1000人以上の職員が活動するS.H.I.E.L.D.の移動基地。

 登場する度に墜落、乗っ取り、爆発、等々の惨事に見まわれる事でおなじみ。

 しまいにはアイアンマンの超必殺技的な扱いで、敵に直接落として自爆させるという扱いも……

 初出は1965年の「Strange Tales」誌(フューリー主役期)

 度々破壊されるため、アーガス級ペルセウス級、等々、様々なタイプが登場。

 これからも様々な出落ちを見せてくれる事だろう。

ヒドラアイランド

 「ナチスの生き残り」組織だった時代のヒドラの拠点として1968年に登場。

 しかし、ゲーム中に登場するそれとは似ても似つかない。

 http://www.marvunapp.com/Appendix3/hydraisland.htm

 ちなみに、ヒドラ島は実在する。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Hydra_%28island%29

ドレッドノート

 ヒドラアイランド行きのデモムービー中に出てくるロボット。

 1967年初出の古株で、ヒドラ製ロボットだが、AIMやマギアにも利用され、

 何度かモデルチェンジして登場しているようだ。

 ゲームではステイン産業とマンダリンが手を組んで対アイアンマンに

 使用した件から、マンダリンMAPで登場させたようだが、なぜかストーリー中には

 登場せず、ドゥーム戦で召喚モブとしてのみ登場するという謎の扱い。

 他の場所には登場しない。

モッキンバード

 デモ中でドレッドノートと戦っている、パピヨンマスクを付けた女性隊員。

 ホークアイの嫁。ホークアイ同様、特殊なパワーは持っていないが、

 致命傷を負った際に、旧ドイツ製の実験段階の超人血清を与えられ、回復している。

 名称はツグミの一種「モノマネドリ」の英名だが、特に模倣能力があるワケでもない。

 長い間死んだものと思われていたが、スクラル人と入れ替わられ、

 本物は長期間宇宙船に監禁されていた事が判明。

 実は入れ替わられていた時点では離婚状態であり、ホークアイとの間に

 婚姻関係は無かった。

 再婚しそうな雰囲気だった事もあったが、現在は別個に活動を続けている

 いかにもTUヒーロー向きなキャラ。いつかはホークアイと並べて戦わせてあげたい。 

・マンダリン

 アイアンマンの宿敵である誇大妄想狂。他のヒーローとはあまり戦わない。

 夢破れ、世界征服の野望を捨てた後は、身勝手な人類救済の夢に取り憑かれ、

 高い死亡率と引き換えにナノテクで進化を引き起こす「エクストリミス」散布テロで

 人類を強制進化させようと試みた。

 「世界征服を目論むアジアの怪人」という設定が時代に合わなくなってきたせいか、

 近年になるにつれ、小物になりつつある印象がある。

 モンゴル帝国のハーンの末裔という設定も、今では「自称末裔」とされ、

 無かったことになっている。

 宇宙人の遺跡を発見し、遺跡から10のリングを入手。強力なパワーを手に入れた。

 兵馬俑のような土の兵士を使役している事で有名だが、あれも物質変換リングの力。

 拳法の達人であると同時に、高度なロボット開発技術も持ち、本人の能力も高い。

 両腕を切り落とされた後は、指輪を直接脊髄に埋め込み復活。

 指輪を抜き取られて敗北した後は、エクストリミスに適合して復活。

 とことんしぶとい男だったが、2012年のストーリーラインでついに死亡。

 10の指輪は新たな10人のヴィランの手に渡ったが、チームは即壊滅した。

・M.O.D.O.K.

 名称は「殺人専用(DOK)-有機的(O)-思考性駆動機械(MMM)」の略。

 元々はAIMの天才科学者だったが、改造実験の被験体にされ、MODOKとなり、

 ボスを殺してAIMを乗っ取った。以降、AIMの首領として長く君臨した。

 人間だった時にはコズミックキューブ製造に成功しており、天才のはずなのだが、

 MODOKになってからは人格が破綻したのか、もっぱら奇人として描かれがち。

 死後、女性版であるMODAMなる個体も登場。

 配下に戦闘用の八頭身MODOK兵もいる。キモイ。

 近年、真の拠点「AIM帝国」が登場したが、首領は彼ではなく、

 「サイエンティスト・スプリーム」なる新キャラ?だった。

 このゲームの前身?である「MUA」では、戦闘せずクイズで戦う愉快なボスとして

 登場している。アニメでの扱いも大体はギャグ担当要員である。

・ラトベリア

 東欧に位置する、架空の独裁君主制国家。つまり、ドゥーム王国。

 国民は恐怖によって縛られている(キャップ談)との事だが、

 善政を敷いているように描かれる事もあり、国民の支持は厚いようだ。

・マインドレス・ワン

 高度な知性を持たない種族で、主に魔術によって異次元から召喚される存在。

 ドーマムゥらの拠点となるダークディメンジョンを壊滅させた生物として1964年に

 登場して以来、その正体は未だに明かされていない。

 ドゥームが使役していた事もあり、ゲームでの登場も自然な流れである。

 現在、一大イベント「オリジナル・シン」編にて、アルティメットヌリフィアー

 絡みで登場しており、一気に知名度を上昇させている。

・ドゥーム城

 一見ただの古城だが、無数のロボ兵士「ドゥームボット」を配備した科学要塞であり、

 核ミサイルも大量に備えている。

 強力なレーダー網を持ち、侵入者は国境に接近した時点で自動的に察知され、

 ドゥームに報告される。

 ドゥームがNYにウイルス「ベノムボム」を投下した黒幕である事が露見した後、

 マイティアベンジャーズの反撃に遭い、戦いの余波で城が大爆発。

 多くの配下の命とともに城は灰燼に帰したが、タイムマシン技術を用い、

 一瞬で綺麗に元の姿に再生された。

・ビショップ

 なぜかはりつけ状態で装置に捕らわれている彼だが、これには理由がある。

 彼はタイムスリップしてきた「時空の異物」であり、歴史改変の結果発生した

 「エイジオブアポカリプス」世界から元の世界に戻すための「特異点」として

 機能した事がある。

 また、彼のミュータントパワーは、エネルギーを吸収し、撃ち返す能力であり、

 その能力も装置に必要なのかもしれない。

 デモムービーのセリフは適当に聞き流しているので確たることは分かってませんが、

 ドゥームは高次元エネルギーを扱うための装置としてビショップを利用している

 のでしょう。

 

 彼はX-MENが壊滅した未来世界の警官で、X-MENを死に追いやった裏切り者を探し、

 歴史を変えるために現代にやってきた。

 裏切り者の正体はオンスロート化した教授その人だったという結末だったが、

 オンスロートの一撃を彼が吸収した事で歴史は変わり、正史世界は全滅の未来を

 免れる事が出来た。

 彼の世界を荒廃させた元凶は=ケーブルの未来世界の救世主であり、彼は現代世界に

 生まれたばかりの救世主殺害を目論み、X-MENを裏切ってヴィラン堕ち。

 教授を射殺(後に助かるが)し、ケーブル達との戦いに破れ、時空の彼方に消えた。

 近年ようやく現代世界に帰還し、更生中。

 X-MENシニスターとの乱戦の中で片腕を失い、義手を装着している。

・ドクタードゥーム

 天才科学者であり、魔術師。そしてラトベリア国家元首

 あらゆるヒーロー、ヴィランから畏怖される超人界の第一人者。

 ファンタスティックフォーの宿敵であると同時に、仲間でもある。

 オンスロート編では頭脳派として秘密兵器の開発に協力し、続くリボーン編では

 世界を救うために獅子奮迅の活躍を見せている。

 野心はあれど、地球規模での大ピンチにはヒーローと協力して戦う事も多い。

 特に、一度は未来から来たリードの娘ヴァレリアを弟子としていた事もあり、

 リードの子供二人に「お願い」されると、親切なおじさん化してしまいがち。

 トーチが死亡していた時期(後に生還)、FFのメンバーになった事すらある。

 恵まれない子供達のためにサンタドゥームに変身してクリスマス活動をした事もある。

 アメリカのヒーロー界に打撃を与える機会を虎視眈々と狙っているが、

 決して、狂人でも悪人でもない。

 科学者としては学生時代からのリード・リチャーズのライバルであり、

 リードに対抗心を燃やして無茶な実験を敢行し、事故を起こして顔に傷を負う。

 傷を隠すどころか、焼けた鉄仮面を被って復讐を誓う辺り、流石の大物。

 タイムマシンを開発した上、アーマーに内蔵できるレベルまで小型化。

 いざとなれば過去に飛んで(パラドックスを起こさないレベルで)攻撃する荒業も可能。

 その頭脳は決してリードに劣ってはいない。

 魔術の師は、アーサー王の宿敵モーガンルフェイ。

 アイアンマンと共に円卓の騎士の時代に飛ばされ、戦った事もある。

 ルフェイにはヤンデレ気味に熱愛された挙句に壮絶な痴話喧嘩を起こし、

 タイムマシンで原始時代に放逐し、倒している。

 オズボーンがアメリカの権力を掌握した際、オズボーンから秘密結社「カバル」に

 誘われたが、ドゥームは早々に離脱し、失脚に巻き込まれる事は無かった。

 このゲームの当初のラスボス。チャプター9が加えられ、ラスボスの座は降りた。

 様々な超常アイテムを組み合わせてラスボス化していたが、同様の展開は

 このゲームの前身?「MUA(マーベルアルティメットアライアンス)」でも見られた。

 FFを倒し、デモムービーではサイクを圧倒、コロッサスの鋼鉄の体をも砕いている。

 反面、ゲーム内のラストバトルが極めて地味だったのは残念だが……

コズミックキューブの力はロキが回収し、物語は続くワケですが、

正式オープン当初からプレイしていたプレイヤーは、ここからロキの登場まで、

ずいぶんと待たされる事になりました。

衝撃のロキプレイアブル化から、チャプター9実装以降の話は、また後日。