早く書き進めてしまわないと視聴と感想の差が開くばかり。
視聴の方は30話まで進んでるんですが…
視聴メモつけながら見てるんで、後からでも書けるんですけどね。
という訳で今回は14話。
第14話
『黒い竜巻!狙われたケント』
今回からはブラックウェブナイト編。
洗脳ウェブナイトに植え付けていた「ジャギ」を回収し、そこからドラグオンの能力によって誕生したブラックコピー軍団。
いかにもお手軽な、CGスタッフに優しい存在です。
今回はブラックジャガオンのお話。
ただでさえジャガオンな上に、黒リペイントの再生怪人。
どう考えても噛ませジャガー。
……なのだが、ところがどっこいやる事はド派手でした。
気象コントロール衛星を乗っ取り、気象管理マシンを操ってケントを直接攻撃するという、電脳冒険記らしい展開に加え、作戦としても狙い所のいい感じ。ジャガオンのコピーにしてはやる事が冴えてます。
ケントはダイバーランドで完成したばかりの気象コントロールマシン「風神」の生み出す竜巻に閉じ込められ、中でビシバシと痛めつけられる。
今までに無い、ケントの肉体への物理的攻撃!
おまけに隔離してウェブダイブ不能にする意味もあり、再生怪人にしては的確かつ効率的な作戦。
ケントパパが建機に乗って突撃するも、空気の壁に弾き飛ばされる。恐るべし風神!
ワールドリンク管理局へ駆けつけ、博士と共にケントの救出方法を探るアオイ達。
デリトロスのウイルスにより機能停止命令も受け付けず、悩んだ末に思いついた作戦は、今は使っていない古い衛星を気象管理衛星にぶつけ、物理的に破壊するというもの……
一人の人命のために一体被害総額はいくらになるのだろうかと思うと空恐ろしいものがある……
そして、突入角などを計算し、地上に被害が出ないように素早くシミュレートを済ませるアオイはやはり天才かと。
衛星の破壊に成功し、風神もまた停止する。
墜落して壊れる風神。被害総額加算。恐るべしデリトロス。
さっそくマジカルゲートへプラグイットし、出撃するケント。
傷だらけのケントをグラディオンは心配するが、ここであの名言が登場。
「痛めつけられればられる程、俺は元気が出るんだ!」
毎回痛めつけられてから逆転する理由が垣間見えた気がします!
天性のM気質が、思いを力に変えるマジカルゲートの法則と噛みあって、驚異の逆転パワーとなっていたのかっ!?
コスモエリアに駆けつけると、黒ジャガオンと共に巨大扇風機のようなマシンが。
おそらく気象管理衛生を乗っ取ったウイルスプログラムがコレなのだろう。
第三話の映像を使いまわして攻撃を仕掛けてくる黒ジャガ。
スピードがあまりに速く、こちらの攻撃がことごとく回避されてしまう。
そこに本物のジャガオンが駆けつけ、変形合体。グラディオン・ガトリングモードのガトリングバスターで巨大扇風機ごと一撃粉砕。
特にこちらがスピードUPしたようには見えませんが、スパロボ的に言うと命中率の高い武器なのでしょう。
やはり「力は見切った! こいつらで充分だ」がまるでダメだったドラグオン。
しかし反省するでもなく、
ナオキ「チッ、運のいいやつめ」
ドラグオン「焦る事はない、次が控えている」
どう見ても運とかじゃないよ! 相手が合体する事見越しておこうよ!
ダイバーランドに途方も無い被害額を出した今回の作戦も、多分ブラックジャガオンの立てた作戦だったんだろうなぁ……
敗因を少しは考えたのか、次は黒フェニクオンと黒グリフィオンを同時に出撃させるようです。