気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

ウェブダイバー 13話

想像以上に参照数が伸びないウェブダイバー日記ですが、そんな事おかまい無しにぶっちぎるぜ!

イェーイ!(CV:塩沢兼人

第13話

 いよいよドラグオン編です。

 今まで何度か回想なんかで出番はあったものの、本格的にナオキについて語られるのはここから。ジャンという者がありながら最大(最愛?)のライバルの地位を不動のものとするナオキ君ですが、登場は意外に遅く、1クール経過してやっとですね。

 入学式一番乗り勝負を第一回の対決として、以後百番勝負として何かにつけて対決している二人。野球(ナオキの勝ち)、サッカー(ケントの勝ち)、大食い(ナオキの勝ち)、写生(ケントの勝ち)、肝試し(ケントの勝ち)、と数々の勝負をこなし、第一話の図工の宿題対決の時点で現在40勝39敗でケントが一歩リード。写生ではアオイちゃんがモデルで、妙に上手いケントにも要注目ですが、肝試し大会のビビリナオキに注目。後のちょっとしたフラグになってます。勝負から逃げるのは弱虫だ!というアンチ弱虫論は、きっと恐がりな事への裏返しなんだろうなぁ、とか。

 廃人のようになって精神エネルギータンクのような扱いだった敵ダイバーも、親王兄弟からは活発になり、悪役ゼリフなんかも吐いてましたが、今回はさらに一歩進み、第三の目が額にとりつけられ、より強く洗脳効果が出ている模様。それでいて尚ケントへのライバル心を失わず、百番勝負の続きに拘る辺りはガリューンの時に似ています。デリトロス様も懲りない人だ……w

 さて、例によってドラグオンによる現実世界攻撃が始まる訳ですが、今回は触れた者を石化させる影が広がっていく、というもの。学校の先生をはじめ、クラスメート男子三人組も次々石化。ケント達も追い詰められていくが、アオイちゃんの機転、照明器具で照らし安全な空間を作る作戦で難を逃れる。こういった現実世界では友人が助け、マジカルゲートの戦いへ、といった展開はなかなかメリハリがあって良い作りだと思うのだけれど、これって各ウェブナイトを活躍させると3Dアニメ担当スタッフの作業量がおっつかなくなるから、現実世界で助けるのみに留めた、という事なのだろうか?と想像をめぐらせてしまったり……OPを見て想像をめぐらせていた部分は、そういう理由だったのかもしれない。

 さて、いよいよ対峙するケントとナオキ、ついさっき挑戦してきたときには百番勝負に拘っていたはずなんだけど、「あんなのは子供の遊び」と、言う事が変化してきている。洗脳による影響だろうか? グラディオンやカロンもドラグオンが相手と知ると「あのドラグオンが相手か…」と戦慄。戦う前の盛り上げは充分。

 戦いが始まると、早速その貫禄を見た目で発揮。トレーラー形態から展開して基地モードになるという、番組が番組なら司令官でしか有り得ないギミックを披露! TAKARA魂ここにあり! 見た目に反して宇宙を得意とするドラグオンは隕石群を操ってグラディオンを翻弄。あっという間にピンチに追い込まれる。「グラディオンは大地を得意とするが宇宙では…」というセリフから、グラディオンが地属性である事が伺えますが、CGの都合上から大地を駆け回る事ができないグラディオン。今までずっと不利な地形で戦い続けていた訳ですなぁ……

 百番勝負の時は、自分の得意地形に誘い込んで戦うなんて手は使わず、正々堂々勝負してきたじゃないか!と批難するケント。しかしここは「有利な状況を利用するのは当然だ」というナオキの方が正論。デリトロスに洗脳された相手なんだから、そういつもガリューンのようにはいかないだろうと。追い込まれるケント達、苦し紛れにBGMも変わらないタイミングでブレイクザーンを敢行。当然の如く効かない訳だが、なんとドラグオン、片手でザーンをキャッチ。電光パンチ一発で返り討ちに吹っ飛ばす。ダウンしたところに見た目にもかなり強力なブラックホールキャノンで追い討ち。あわやで回避するものの、衝撃波だけでグロッキー状態のグラディオン。いつもの事ながら絶対絶命の危機。

 そこに颯爽と参上するのが我らがガリューン様だ! 駆けつけたと思ったら体当たり攻撃でドラグオンに大激突。煙を噴いてヨロヨロと墜落&撤退。しかもドラグオンはノーダメージ。「お前は俺が倒す…」お約束ゼリフも前々決まってません! 「言っただろ宇宙では無敵だと!痛くも痒くもないわ!」「攻撃を仕掛けて自分がダメージを受けるとは愚かな」「漂白のウェブナイトも落ちたものだな!」散々な言われようです!ガリューン様!

 剣先も乱れ、ヨロヨロのケントとグラディオン。ナオキには「逃げた方がいいんじゃねーか?」と馬鹿にされますが、これにケントが激昂。「ナオキは逃げろなんてなんて絶対言わない! 俺に逃げろなんて言うお前は、弱虫だ!」いま一つスッキリしない理屈ですが……ライバルの俺に逃げろなんてすすめるようなおナオキはナオキじゃない!と言いたかったのでしょう。このキーワード「弱虫」に、今度はナオキが激しく激昂。「俺は弱虫じゃなあぁぁぁぁぁぁい!」ブチギレモードになり、ドラグオンでさえ制御不能の暴走状態。シンクロ率の落ちたウェブナイトがいかに脆いものかは第二話で実証済み。こうなれば後は決まったも同然。ブレイクザーンがクリーンヒット。しかし倒すまでには至らず、深い傷を負ったドラグオンは撤退。ライバル対決第一回は精神の弱さを突かれたナオキの敗北に終わりました。

 デリトロス領域で傷を癒すドラグオン。俺のせいで…スマン、しばらく戦えないな、と言うナオキに対してドラグオンは豪語。「今回は不覚をとったが実力は見切った。こいつらで充分だ」出ました、ブラックリペイント軍団! 色違いの黒いウェブナイト四人組が登場! ってジャガオン、シャークオン、グリフィオン、フェニクオン……この面子じゃどう考えても充分に見えないよドラグオンさん!