第16話「友との戦い!VSジャン」
今回はジャンとケントの熱愛編です。
イメージと違って意外とボロいジャンのアパートに出現したガリューン。
ライバルであるケントと戦ってみたいという気持ちを利用し、洗脳しないままパートナーになる事を提案され、洗脳されてしまうくらいなら、と受け入れるジャン。
二人してそそくさと決闘しに出かける。
それを見ていたナオキとドラグオン、
「どうする?ブラックシャークオンで叩き落すか?」
いや、絶対無理ですから、やめてください。
「待て、比べ物にならないくらい強くなっている。ここは高見の見物といこう」
賢明な判断です。
前回通信が途絶して以来音信不通なジャンを心配するあまり夜も眠れず学校で睡眠不足なケント。
「まるで恋人同士みたいw」とかアオイちゃんから嫉妬オーラが。
「なっ、何言ってんだよ!」そこで焦る辺りヤバイですよケント君。
対戦の場としてアスリートエリアに呼び出され、出向くケントとグラディオン。
そこはケントとジャンが初めて会った場所だった。
出会いから友情の深まりまで、愛のメモリーを語り合う二人。
もうお腹一杯という程のノロケ話の後、対決開始。
赤と青の一筋の光となって互いに激突するという定番演出で激闘を繰り広げるグラディオンとガリューン。
激突を繰り返すも、力は互角。消耗戦へともつれ込む。
「ここまでだガリューン。これ以上やってもただの潰しあいになるだけだ」
ジャンは停戦と再戦を提案。マイ伝最終回のような「死闘」は望まず、あくまで「決闘」に拘りたい様子。
反発するガリューンだが、ジャンは「戦いたいの?それとも苦しめたいの?」と諭され、苦悩する。
再度二人の愛のメモリーに突入。
フェンシング対剣道で対決した時の事を思い出す。
互角の勝負で疲れて倒れ、互いの健闘を称えている。
「またやろうな」
なぜか二人とも見つめあいながら赤面していますが、激しい運動のため、という事にしておきましょう。
ジャンはケントと対決した事で初めて、一族の伝統のためにイヤイヤやらされてきたフェンシングを楽しいものと思う事ができたのだった。
「勝つばかりが全てじゃない。高めあい、その先の何かを掴むための真剣勝負だってあるんだ!」
「君は昔の僕だ! 勝つ事ばかりに囚われていた僕と同じだ!」
「どうしても納得できないなら僕を洗脳でも何でもするがいい!」
ガリューンの男気回路はついにオーバーヒート。
なんとデータ浄化する事もなく、自力でデリトロスのジャギを駆逐!
ジャンは決闘を通してガリューンの魂を目覚めさせる事を狙っていたのだろうか。
きっと、確信はなくとも、「あの時感じた気持ち」をガリューンに伝える事で何かが変わると信じていたのだろう。
「お前の仲間になった訳ではない。決着を付けるのはデリトロスを倒した後だ」
定番のツンデレセリフが出た所で、ブラックシャークオンと手下のザコソルジャー軍団が大挙して襲来。
ダメです。既に完全にやられ役としてのフラグが完成しきってます!
「久しぶりにあれをやるか?」
「フッ、お前の腕が錆び付いていなければな」
すかさず合体技、グラディオン・シャイニングモードによる極太シャイニングボルトなぎ払いで、哀れブラックシャークオンとその軍団は一撃で綺麗に壊滅。
「これからは僕も戦うよ」
二人は固く握手。
悔しがるナオキで締め、次回へ続く。
たった三話で全員退場。
意外と短かったっすね、ブラックウェブナイト編。
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