モングレルチームを仲間に加え、本拠点に預け、増えた人員分チームAを増員。
だがしかし、隊の練度が下がった事で、一戦ごとのダメージも増える。
第二帝国との戦いで大きなダメージを負い、ウェイステーションに引き返す事となった。
「今からこれじゃ、ちっと先が心配になって来るなぁ」
「スワンプでは第二帝国に加えて、現地の敵も油断ならない相手ですし」
「観測者の記録で見せてもらった。少年も苦労したようだな」
「お恥ずかしい限りです……」
「なに、我も最初は誇れるような戦いはしておらん……」
「昔話より、これから、だろ! 激戦はまだまだこれからだぜ!」
4-8-25「スワンプ突入」
ミウ、ハムート、ドクター、モムソー、バーン、のステータス水準は低め。
バーンは集中筋トレで79まで来ているし、防御に関してはペナルティ武器を常備している効果もあって、大体が40台。
しかし、筋力・防御以外の値は30~20台止まり。
第二帝国と出くわした時には、多対一にならないように心がけるべきだろう。
と言う訳で、ウェイステで回復後、警戒を厳にしつつ、南下。
最初の中継地、ロットへ向かう事とする。
ロットなら、自宅+寝床もあるし、店で補給も出来る。
道中戦闘になっても安心……
と、思っていたのが大間違い!
MODのフラグ進行により、ロットは既に第二帝国の手に落ちていた!!
しかも、何がどうなったのか、イニゴが壁抜けして、一人敵地で孤立している?!
いかん いかん いかん!! 撤退だーーー!!
砲座の射程範囲内で倒れるのはヤバい!! まだ全員走れるうちに走れ!
うへぇっ…… ゾロゾロと、かなりの数が出てきてるぞ……
しかし……
「こりゃ逃げきれねぇ! 戦うしかねーぞ! 気合入れろぉ!!」
狙撃兵付きで、多数の上級兵+門番と同時に戦う羽目になり、かなり苦しい戦いになるが……
思ったよりピンチではない、か……? 敵の方も相当数バタバタと倒れている。
とは言え、これは流石に勝てないかな……? 微妙な所だ……
踏みとどまっている面々を見ると、侍鎧装備メンバーが多い。
うーん、血の記憶装備を過信しすぎるのもいけないかもなぁ……
予想以上の粘りを見せるチームAだったが、その代償も払う事になる。
マスター、左腕欠損。
「なに、これでようやく筋力UP。我にとっては良い結果よ……」
クロコが粘り、他のメンバーもボロボロになりながら敵のパーツを抜いてトドメを刺して回る。
もしかして粘り勝ちも出来るのでは、という頃合いで、後方に戦闘の気配が発生。
もしかすると、ラプターの援護が入ったお陰で、敵の増援が遮られていたのかもしれないな……
ともあれ……
クロコが倒れたので、そろそろ限界と見て撤退を開始。
うーん、惜しかったけど、これ以上の戦闘継続は撤退する足が無くなるから仕方ない。
傷の深いドクター達の安全を確保すべく、北の水辺に向かって退避を開始。
まだ走れるイニゴに重症者をかついで来てもらうのだが……
あっ…… スワンプ名物……
血蜘蛛にかじられて目を醒ますマスター。
びっくりして逃げ出す血蜘蛛。
追い払う手間が省けて助かったけど、ビークシング以外でもこういうびっくり逃げ反応ってあるんだなぁ
知らなかった。
で、びっくり逃げの後、別の獲物を見つける訳で……
結局イニゴで倒す事に。
ミウが、気絶から起きた所で遅れてスパイダーセンスを発揮するという愉快な光景も挟みつつ……
いやぁ、 酷い目に遭った…… みんなボロボロ……
これ以上遭遇戦になるとマズい。いざとなったら水中に逃げ込める湖畔で、じっくりと回復しよう……
何せここはスワンプ。遭遇戦はいつだって起こり得る。
そして、最悪な事に、第二帝国巡回部隊のおかわりが出現。
しかも強編成!
これはマズい! と、水中に逃げ込もうとするのだが……
なんてこった!!
浅い!!
こりゃ足を取られて不利になるだけだ! と、止む無く応戦開始。
まだ戦えるメンツを盾にして、他のメンバーを後方に下げる。
が、しかし、敵の布陣は二手に分かれており、丁度下げたチームにバックアタックが仕掛けられる挟撃の形に……
これはマズすぎる。 頭のスイッチを逃走モードに切り替え、北への撤退を開始。
まず、足を怪我していない重傷者を先頭にして走らせ……
主力が残って戦っている間に、もう走れないメンバーをしんがりにして仲間を逃がす。
この順次撤退は上手く機能し、チーム主力と足を骨折したメンバーのみを残し、撤退は成功。
と、思っていたら……
またこのパターン!! 逃げた先に、別の敵部隊が!!
しかも、撤退中に沼忍まで発生してやがる! なんてこった!
い、いや、第三者がいると言う事は、タゲを引き受けてもらえるという事でもあるか……
ミウをかついで移動していたモムソー、たまらずここでダウン。
下腹部-62。
悪化状態にはないが、追撃を受けるとヤバいぞ、これは……
更に更に、スラル+スケ兵のレベル2軍団まで出現!
上級兵部隊+スケ兵部隊+スワンプ忍者の連続攻撃。
これは流石に逃走の足も止まる……
先に逃した負傷者チームも、仕方なく応戦し始めるが……
当然、次々倒れていく。
クロコ、クロトが駆けつけてはいるが、この状況でどこまで持つやら。
バーンが倒され、ゲッコーが振り落とされるが……
ゲッコーはスケルトン兵を自力で撃退。
「足がイカレてんだから、踏みとどまって戦うしかないよねぇ……」
ボロボロのチームに奴らを連れて行く訳にもいかないし、あたしらで食い止めるよ、傭兵!」
イニゴとゲッコーで、敵部隊の末尾部分を攻撃。
イニゴ以外の戦えるメンバーは、モムソーら重傷者の倒れている戦線に集中させる。
おお…… やれる、か……? 緑の数字が多いぞ!
マスターとホッブズも敵の追撃を食い止め、戦線に加わる。
鉈使いを多めに編成しておいてよかった…… 行ける、行けるぞ!
よっしゃ、勝った!!
勝ったと言っていい状態かどうか、疑問があるが……
これ以上一秒だってこんな所にいられるか! 私は帰らせてもらう!
ひい、ひい…… まさかスワンプの入り口に入っただけでこれ程までに苦戦を強いられるとは……
ほうほうの体で沼地を抜け、ウェイステーションまで引き返す事に……
とは言え、相当数の敵は倒した。
砲台が厄介だし、油断はできないけれど……
次にロットを攻める時は、少しは楽に戦えるはず。ウェイステーションで回復タイム。
うーん、ロットの自宅が壊されていたりすると、スワンプ南進時に中継地として使えなくなる訳だな……
無事だといいのだけれども……
走れないと、帰宅の道も危ない。高い金を払って義足も修理。
回復後、無事本拠点に帰り着き、マスターの義手を見繕う。
うーん、傑作リフターアームは右しか残ってないか……
クロトが頑張ってくれたお陰で、左の傑作が仕上がる。
よしよし、これで筋力大幅UPだ。
終盤になったらスケルトンアームの器用度UPの方が重宝するかもしれないけど、今は火力を優先しよう。
さて、次はどうしようか…… と、しばし悩む。
スワンプで修行するのは、倒れた後がヤバめ。
じゃあ、酸性雨エリアではあるけれど……
お隣さんくらいの位置にあるあそこに行ってみようか。
「人間の生きて行ける場所じゃない」まったくその通りで……
カニメットが行き渡っているとは言え、昏睡状態で放置する訳には行かない土地柄だ。
第二帝国MODの方が、武器庫強化MODより読み込み順位は上。
武器庫遺跡がどうなっているか、不安だったが……
以前と変わらず、「大量の警備スパイダーが詰め込まれた遺跡」のままだった。
小分けして戦って、計15体のスパイダー+スケルトンを倒し終える。
うんうん、第二帝国相手にするよりはかなり楽だぞ、これは。
とか言ってたら、倒れたスケルトンの治療をするため、第二帝国がやって来た……
慌てて戸口を閉めて隠れる。
流石に、警備スパイダー15体との戦いの後で、こっちの被害も大きい……
が、致命パーツを持たない遺跡のスケルトンのせいで、結局ドアは開けられるし、戦闘も発生する。
騒ぎによって第二帝国も駆けつけてくる。
勝ちはしたが、しっかりとダメージを重ねる羽目に……
遺跡の方の収穫は悪くなかった。
MOD武器のバンパイヤルビー製の他……
有用な血ルビー長柄や……
ダイヤのサーベルも出てきた。
酸性雨を避け、屋内で回復…… は、出来ないか……
傷付いたままのチームで本拠点まで引き返す。
そう長い道のりではない。
そうそう敵と出くわしたりは……
左から第二帝国強編成部隊! 右から第二帝国強編成部隊!
最悪だぁーーー!!
メイン三人組+酸性雨の心配のないバーン+対ロボ特攻の鉈使いを盾にしての撤退戦を開始。
島津式撤退法で上手く味方を逃がす事に成功。
現地にはクロコ、マスター、バーンの三人が残る形となる。
バーンは早々に倒れてしまったが、チームのツートップは流石に強い。
囲まれて尚、粘る粘る……
が、手数で圧倒され、マスターが倒れ、クロコも片腕をやられ、メイトウ刀で戦う羽目に。
起きてきたマスターと共に、かなりの間踏みとどまって戦い続けていたが……
敗北。 流石に強編成2部隊をこの少数で相手するのは不可能……
だが、狙い通りではある。
硬い二人の傷は浅く、酸性雨も殆ど影響が無い。
バーンも待っていれば目覚める程度のダメージだ。
他のチームAメンバーは無事離脱。
本拠点に帰り着くが……
帰り着いた先で、また第二帝国との戦いが待っていたのであった。
常駐傭兵達の助けもあって、これは難なく仕留められた。
カメラをクロコの方に戻すと、既に全員起きていた。
うーん、トドメを刺す作業を怠ったせいで、殆ど倒せてなかったか…… 無念。
クロコ達も本拠点に向かって引き返し始めた所で、また敵襲。
「こんだけボロボロでも、スラルにゃ負けねーよ」
マスターが再び軽い気絶をしたりもしたが、これは軽く撃退。
無事全員が本拠点に帰り着く事が出来た。
いやはや、なんとも苦しい戦い続きの回になってしまったもんだ……
一度の戦闘であれば、上級兵相手にも余裕が出てきているが、連戦となるとまだまだ厳しい。
装備で戦力不足を補うのにも限度があるため、もっとバリバリ戦闘して成長しなけばならない。
比較的安全な場所で、となると……
次回は、西に向かうとしようか。
<続く>
縛り内容
メンバー
クロコ :シーズン1主人公 鉱夫担当 サーベル使い
マスター :シーズン2主人公 製鉄担当 鉈使い
クロト :シーズン3主人公 機械工学担当 刀使い
サッドニール :シーズン1メンバー 農業担当
シルバーシェイド:シーズン3メンバー 農業担当
キャット :シーズン1メンバー 料理+酒造担当
ツァウ :シーズン1メンバー 弓鍛冶+井戸担当 射手
セイント :シーズン1メンバー 医療担当 長柄使い
トレップ :シーズン1メンバー 武器鍛冶担当
レイ :シーズン1メンバー 宝石畑+資材運搬担当
ジャンパー :シーズン1メンバー 宝石素材精錬+医療担当
カン :シーズン3メンバー 血液合金防具担当
ルカ :シーズン3メンバー 防具鍛冶担当
ミャオ :シーズン1メンバー 鉱夫+遺体処理担当
クロウ :シーズン1メンバー 農業担当 鉈使い
スペイド :シーズン1メンバー 農業担当 刀使い
ゲッコー :シーズン1メンバー 遠征班 射手
ドクター・チュン:シーズン3メンバー 遠征班
ハムート :シーズン3メンバー 遠征班
グリーン :シーズン3メンバー 運搬担当 射手
モムソー :シーズン3メンバー 遠征班
ズー :シーズン1メンバー 料理担当
ミウ :シーズン3メンバー 遠征班
イズミ :シーズン3+メンバー 遠征班
ジュエル :シーズン3+メンバー 遠征班
エリス :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
馬 :シーズン3メンバー 遠征班 サーベル使い
ホッブズ :シーズン3メンバー 遠征班 鉈使い
ソマン :シーズン3メンバー 遠征班 長柄使い
バーン :シーズン1メンバー 遠征班 重武器使い
イニゴ :現MODユニーク 遠征班 鈍器使い
ビープ :シーズン1メンバー 訓練中
シュライク :シーズン2メンバー 訓練中
アーク :KVSメンバー 訓練中
ウィンワン :KVSメンバー 訓練中
ジョン :KVSメンバー 訓練中