気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi BC3-09 「伝説探して世界中」

カタン南東の遺跡は後回し。となると、未発見の遺跡は残り2箇所。
MOD作者の解説を見ると、手がかりはBARにあると言う。
まだ行っていない酒場となると…… とアタリを付け、北へ。

「まだ行ってねぇ酒場か…… セベン、おめぇらホリネの方はちゃんと回ったんだな?」
「勿論。未知なる物への手掛かり探し、この私が疎かになどするものか」
「て事は、後は田舎の漁村とかって事ですかねぇ?」
「走ってばかりの探索行、あたちはあまり好きではありませんわ……」
「ヒヒヒ! 僻地の獣相手の遭遇戦じゃ、こっちもタダじゃ済まねぇからなぁ!」
「ヒャッハァーッ! やっぱ弱っちい人間を狩るのが最高って事だぜぇ!」
 
 
 

4-3-09「伝説探して世界中」

 
 
 
さあ、今回は散々世界中を走って走って走り回ったから、どんどん進めて行くでよ。
イレボンの期待に反し、北上する途上で遭遇戦となった人間達は容易く片付く野盗達ではなかった。

高位パラディンが一人だけなら……やるか!!
射撃要員のココノ、ジュー、ジューロを三方に展開し、突撃して来る敵に残るメンバーをぶつける。

よし、後輩達も十分戦えている。行けるぞ!

流石に誰も倒れずに勝利とは行かず、ジュウザは倒れたものの……

快勝。 
増援と出くわす前にさっさと移動してしまおう。

ホリネの僻地拠点を攻めたくなる気持ちをグッと堪え……

リバースの横を通過し、北へ。

ここの飯屋はMOD NPCがいないかどうかチェック済みだったとは思うが、休憩を兼ねて不老忍者の里に立ち寄る。

例の誰何してくる会話、まだ消化していなかったか。
ついでに、と、適当に会話を進めていると……
解答を間違えた。

「そんな事するもんか」みたいな選択肢はアウトだったんだな……
悪い事をするつもりはない、という事で選んだつもりが、よく読んでなかった……
イチゴ頭のかわいい不老忍者を殺したくはない。

相次いてくる衛兵数名と戦闘にはなったが、しっかり治療してから立ち去る。
さて、問題の漁村に到着だ。
冒険者である馬達が滞在するここでなら、遺跡の噂も仕入れられるのではないか……

という期待は空振りに終わった。
ここに手掛かりはない……
しかし、ここまでの所、バニラで空白地だったエリアに遺跡が配置されている事が多かった。
あの、北西遺跡群の西端の島とか、怪しいんじゃないかなぁ……

せっかくここまで来たんだから、リバイアサン海岸に寄って探索していこうか。
と、北西部に来ると……
遺跡ではなく、スペースマリーンが見つかってしまった。

彼らはカニバルを見るや、おもむろに銃を構え……
バババババババババ

死~~~ん……
これぞまさに掃射。 ものの1~2秒ほどで殲滅完了。
やっぱ40K MODこえぇ……
 
そこから、大陸北西部をくまなく調べて回るのだが……

端の島まで泳いで渡って調べたが、成果は無し。
割と北西に近い「バーサーカーのなわばり」にヴォールト4があったのだから、2つ目の遺跡がここらに存在しないのも当然か……
少し気落ちしつつ、南へと戻る。

ヴェインを経由し、スクインへ。

ここで、最後の傑作、ブラックテンプラー用の銃が完成。
色違い品のため、アイテム紹介は割愛しておく。

緊急時にのみ使用する事にするとして、ひとまずイチゴとジューロに装備させておく。
まだ新人の2人には高度な飛び道具を使いこなすだけのスキルが足りていないが……

ココノとジューはどうかな?、とスキル確認。

2人とも丁度60になった辺り。
MOD銃であるボルターの要求スキルは60。
いざという時には2人に銃をパスするのもいいだろう。
専用のクラフト台でボルター弾も試作。

アイコンが透明なのがちと残念。
鋼鉄地金を素材として使うため、あまり数を用意出来なかったが、試し撃ちには十分だろう。
と、荷物整理をしている内に思い出す。
まだ行っていない大都市の酒場の存在を。
 

 
やはり! ここにいたか!
引退したテックハンター・マレス

アドマグでは、忍び込んでお宝を盗んで行っただけで、酒場をチェックしていなかった。
見落としを確認し、ようやく次の遺跡の手掛かりをゲット!
 
「よーう、旅人さん! 見ない顔だな。 あたいは引退したテックハンターで、マレスってんだ!
 今日ァ最高の日だなぁ兄弟! んっふふふふ! さー、ここに来て飲め!
 互いの旅の話でも肴にしてよぉ!」

「もちろん、大歓迎よ!」
「(2人は互いの、お宝、危険、そして喪失の物語を語り合った。
 そして、彼女はしばしの間沈黙する。)」
 
「で、貴方が誰にも知られていない古代技術の眠る場所を知っているって話、ホントなの?」
 
「(彼女は悲しみと失意に満ちた眼差しを返す)
 ああ…… 私はそこで仲間を失ったのさ。 本当にいいヤツらだったのに……
 あのロボット達は、親友のプレイの腕を切り飛ばした。
 まるでバターを切るみたいにあっさりと…… バターみたいにさ!
 あたいはその地獄から逃げた。走り続けて、放浪者に助けられたのさ。
 残った物は何も無かったね。 持ってる物と言やぁ、たかってくるハエ程度のもんさ。
 それが、引退前のあたいの最後のハントさ。
 そして、今ではこうして酒場で飲んだくれ、お前さんと語り合ってるってワケさ」
 
「なんて酷い話! 私、貴方と一緒にリベンジしに行くわ!」
 
「絶対ダメだ! イカレてんのか!?
 古代技術のためなら命も惜しくはないってんなら、教えてやらねぇでも無いがよ……
 本当に、本当に気をつけるんだぜ。あそこは本当にマジでヤバいんだ。
 地元の連中も避けて通ってるくらいだからな」
 
「話にツバつけて期待させといて、そのままなんてのはナシ!
 さあ、続きよ!」
 
「この町から西へ、難破船の残骸が散らばる海岸に達するまで進むんだ。
 伝説を信じるなら、その連中は金属の塊を宙に浮かしてたって話だ!
 一体どうやればそんな事ができるのか……
 とにかく、その不可思議なヴォールトはそこで見つかる。
 幸運を祈るぜ、嬢ちゃん。(盃を掲げ) お宝、勝ち取って来な!」

「ありがと、マレス! あなたって最高よ!
 (盃をぶつけ)乾杯!」
 
※意訳注意
 
と、言う事で……
 

目指すはヴェインの西海岸。
まっすぐ西に向かうと、すぐに見つかった。

今回のヴォールトは①。
残るは2と3。
シェクのトレジャーハンターがあれだけビビるという事は、今までより手強い敵が待っているのではないだろうか……

そう身構えて近づくと……
お前らかよ!!

ま、まぁ、ここはヴェインだから仕方ないね……
トレハン前に余計な手傷は負いたくない。
対処に慣れたメンバーにタイマンしてもらい、弓で撃ってさっさと終わらせる。

さあ、遺跡の中身は……
ふーむ……

筆頭
確かに、他の遺跡よりかは少し強めだけど、そんなにビビる程の敵でもない。
今までの遺跡が30~40程度のステータスだったのが、40~50になった程度の変化だ。
無理せず、屋外に引っ張って戦い、特に苦労する事も無く勝利。

秘密兵器を持ち出すまでもない。

新人も前衛に立たせ、経験を積ませておく。
ふーむ、いかにエッジ2フラグメントアックスとは言え、新人のジュウザだと、まだ3桁の火力は出せないか。

とか思っていると……
ここの伝説武器は、重武器だった。

伝説の武器 テンペスツ・スタンピード
斬2.64 打1.90 出血1.00x 貫通15% 攻+4 屋内-6 対ロボ+10% 対人+10% 対動物+35% 55kg 2*10
 
この刃に纏わる物語は、今まで見つけてきた他の伝説の武器のように遺されてはいなかった……
ただ、短いメモ書きに「10000は墜ちた。が、まだ10000以上が残っている」とあった。
なんとも気味が悪い……
この武器はとてつもなく重いが、握った手の中に、何物にも止める事が出来ない力を感じる!
 
待ってました!な伝説の重武器登場。
重さは55kgに留まり、フラグアックスよりはずっと扱いやすい。
と言っても、生身で振り回すのが現実的ではないのは同じか。
既存のどの武器とも似ていない、斬高め、かつ汎用性の高い性能。
どのみち重武器使いが他にいない以上、速度ペナルティを覚悟でジュウザに使わせる他ない。
見た目はこんな感じ。

背面のノコ刃、ブチ穴、曰く有りげな緑の紋章……
謎めいたフレーバーテキストと相まって、これぞお宝といった印象の迫力を感じる。
他には、古代の弓IIの傑作なんかも見つかったので、ありがたく頂いておく。

帰り道、せっかくなので傑作コンプ祝いとして試射を行う事に。

秒ですらない。 まさに瞬殺。
3桁のダメージが3回発生した時点でビークシングが倒れ、射撃は止まったが……
とにかく恐ろしい勢いの連射性能だと言う事は理解出来た。
これはまさに秘密兵器……
封印指定が相応だろう。
アドマグに帰還。
ここでようやく、今までコツコツと積み増してきた建築資材が溜まりきり、アドマグにも我らが「修理屋」の塔が建つ。

バニラだと買える物件が他に無いから、塔を建てるしかない……
急速・荷降ろし用の場所は多いに越した事はない。
今後も末長くインポートで引き継いで行く事を思えば、どんな建設も無駄では無いだろう。
今まで紹介し忘れていたが、お宝の在り処を教えてくれる引退テクハン達は、残念ながらお宝を手に入れて戻っても特に反応が変わる事はない。

場所をもう一度聞きたい人のために、遺跡の場所をもう一度教えてくれるのみ。
仲間の仇を討ってきたって報告したかったなぁ……
さあ、アドマグから出発、となると……

いよいよ、本格的に手掛かりが無くなってくる。
まだチェックしてない酒場、あったっけ……?
ブリンク~ブラックスクラッチ近くの漁村とか、後は辺境の宿くらいしか思い当たらないが……
とにかく、まずは南へ行こう。

スワンプを渡り……
グリッドの横を通過し……

都市連合南部をくまなくチェック

やっぱり、もうどこにも新しい手掛かりは無い……
止む無くカタンへ。

所在が分かっている遺跡から、まず先に潰して行こう。
以前に酒場教えてもらった通り、カタンから南東に向かうと、程なくして、山陰に隠れるようにして遺跡が姿を現した。

ブラックデザートで見かけた巨大な橋脚の残骸のようなオブジェクトが、廃船と共に転がっている。
今後の事も考え、ココノ+後輩達でピッキングし……

今回は忘れず伝説の斧を装備してきたロックに殴り込ませる。

ここも、あっさりとカタが付いた。

南東寄りの遺跡とは言え、中身は従来の物とそう大差はなかった。
 
今回のお宝は、伝説の鈍器。

伝説のメイス ヴィジランテズ・ジャッジメント
斬0.75 打1.90 出血2.00x 貫通30% 攻+2 対ロボ+20% 対人+4% 49kg 2*8
 
全身甲冑に身を包んだ戦士の骨まで砕いたという、伝説のメイス。
伝説的な造りではあるが、この武器を鍛えた鍛冶師長ニコは小柄だったと言う。
彼(彼女?)はクランの誇りであったが、ある日、クランは敵対する忍者クランによって一夜にして一族共々殲滅される。
彼(彼女?)は敵に対抗するため、他のクランに同盟を求めて出かけており、町に戻った時、惨劇を知る事となった。
その後、彼(彼女?)は残った短い生涯において二度と口を開くことなく、彼女(彼?)の敵を討ち果たすため、このメイスを鋳造した。
 
おのれ悪の忍者軍団め!
……な逸話の割に、重くて扱いにくいし、対人ボーナスも低い。
器用度の高い忍者を相手にするには少々厳しいものがある。
が、斬ダメージもちゃんとついているし、ペナルティが一つも無いというのは鈍器としては稀有。
元々メイトウの少ない武器種だし、これは唯一無二の存在感。
流石南東に配置されているだけの事はある。
 
早速鈍器使いのホーティに装備させよう。
見た目はこんな感じ。

常に重い鈍器を2本装備していて筋力が伸びているとは言え、後輩組のホーティではとてもじゃないが使いこなせないだろうな……
まあ、55kgもあるんだし、筋トレ用具として常備しておいてもらおう。
正確な場所はこちら。

今回は③か……
最後に残ったのは、②だな。
後は、もうチェック済みのはずだが、カタン通過のついでで一応モウンもチェックしに行く。
と……

遠目だと分かりづらいけど、あのデカさ…… 老齢だな……
他のメンバーには固守を指示し、ココノとジューの射撃コンビに援護させ、ロックが単身で勝負を挑む。

むぅ…… 流石にまだ無理だったか……
タロウ先輩も倒れてたもんな……
交代したセベンがきっちり仕留めてくれた。
これもセカン先輩を思い出す姿だなぁ……

結局、被害がロック一人で済んだのは、出血ダメージのお陰か。
伝説の武具の力と、射撃班の力に拠る所が大きそうだ。
よく頑張った、えらいえらい、という事で、ご褒美にモウンまでイチゴちゃんに担いで行ってもらった。

ダメージ回復の後、目指すは東の農村&漁村。
あそこで手掛かりが見つからなければ、もう打つ手が無い……
ボーンフィールドを移動中、それぞれの伝説の武器の性能を眺めてみる。

ロックの持つ伝説の斧、なかなかに威力が高い。
流石はシェク王家の秘宝。
伝説のメイスは…… うーん、使い手が未熟なせいか、イマイチ。

とは言え、伝説の重武器は流石に迫力が違う。

未熟なジュウザでも164ダメージを叩き出していた。
ヴェンジを移動中、避けたと思ったのに、この距離でもしっかり焼かれていて大被害を受けたり……

遭遇戦を何度かこなしつつ、レーザー地帯を縦断。
各地を転々とし、酒場のチェックを続ける。

しかし……
結局、ウェイーステーション、ブリンク、ブラックスクラッチ、漁村、農村、眼窩、全て回っても、新たな手掛かりは見つからなかった。
ならば、大砂漠で見落としが残っているのか?と、果て無い放浪の旅を続け……

全ての都市、奴隷施設、果てはバスト・ドリン・エンドインまでくまなく調べて回るが、いずれも成果なし。
しょんぼり……
バスト地方では、またも高位パラディンの部隊に襲撃を受けるが……

このチームD3、最早逃げはせん!
誰も倒れる事なく勝利。

成長を実感。お宝のデータさえ揃ったなら、もう三期の締めに入ってもいい頃だろうか。
最年長リーダーであるロックの現在のステータスはこちら。

流石に武器スキルの伸びは頭打ちになっているが、皮剥ぎ盗賊辺りが相手なら十分に戦える数値……だろう、多分。
この際だから、他のメンバーのステータスも全部……
と、スクショを撮ろうとしていると、またもホリネ軍が襲いかかって来る。
うへぇ! なんて数だ!
こりゃ勝てるかどうか分からないぞ……

が、締めに入る前のいい腕試しにはなるだろう。
受けて立つ! 散開!

お……
おぉ……

気絶者ゼロ!
完封! 

手傷は負ったが、まさか誰も倒れずに済むとは!
って、おかわりの追加だと!?

流石にこれはキツいぞ……
軽装新人のイチゴとジューロは特に危ない。
後方に下げ、敵雑兵とのみ戦わせようと隙を伺うが……

流石に頭数が足りず、後方まで敵兵が迫ってくる。
仕方ない…… まだ試射をしていないコイツの出番って事にしてしまおうか。

もしかすると、黒い方とは仕様が違うかもしれないし、一度試しておかないとね……(言い逃れ)
バッ

ババッ

装填動作が終わってから、その間、1秒にも満たない。
目にも止まらない2連射で、パラディン一般兵は即座に倒れた。
いかんいかん、と慌てて射撃ボタンをOFF。
結局、銃を使うまでもなく、意外にあっさりと戦闘終了。

まだスキル20程度のジューロが倒れるのみで勝利する事が出来た。
バストからスロートへ戻り、途方に暮れる。
いよいよもって手掛かりが尽きた。

(なんだこの黄色い鎧は……と思ったら、これはエターニアMODのデスウォッチパラディンボスが着ていた鎧が消えずに残っていた物のようだ)
世界を旅し尽くし、万策尽き果て、最早ネットに頼る他なし……
止む無くSteamワークショップのコメント欄に救いを求める事にする。
と、一瞬で正解に辿りつく事が出来た。
向かった先は……

 
なぜか、ブラックスクラッチ
とっくの昔に酒場なんてチェックしてるのに、おかしいなぁ……と思いつつ、入念にチェックしてみると……
ああ、そういう事かぁ……
酒場から、テックハンターの兵舎の方に移動してたんだねぇ……

引退したテックハンター・ロー

「へい!すたっぷ! そこのお前ぇ!(ヒック)
 ここに来て座れ! (この臭くてマッチョな老人は明らかに酩酊している)」
 
「うっ…… 大丈夫か、爺さん?」
 
「誰がジジイじゃと! いや、んー、たしかにワシはジジイじゃな。ガッハハハハ!」
 
「大丈夫みてぇだな。それじゃ、俺ぁこれで失礼……」
 
「まあまあ!そう言わんで、旅の話を語り合おうじゃあねぇか!
 しんぺぇすんない! ここはワシが奢るでな!」
 
「おっ、そいつぁ断れねぇな、親父!」
「(2人は危険な冒険の物語を長い時間を掛けて語り合った)」
「そいつぁなんともクソッタレな話だなぁ、オイ!」
 
「その通りじゃ!(老人は落ち着いた声音になっていたが、まだ飲み続けている。どうなってんだコイツ……)」
「今こそ語ろう! (……15秒経過……) おう、ワシの帽子はここにあったか」
 
「ぐぎぎぎぎ……」
 
「オーゥ! 年寄りの話に付き合ってくれた礼じゃ。ちゃんと遺跡のお宝の話は聞かせてやるわい!」
 
「てやんでぇ、そんな美味い話があるなら、なんでテメェでお宝ゲットして来てねぇんだい?」
 
「(とても冷静な口調で)まだ子供の頃の話しよ。ワシは狩りの途中にその崖沿いの遺跡を見つけた。
 その時、ワシらは100人を超える飢えた野盗の大群を見かけてのぉ…… 確かに奴らはゴミ同然じゃが、あの規模は空前絶後で、侮れん戦力じゃった。
 何せ、そんな数じゃから、本当に飢えとったんじゃろうな。
 無謀にも、食い物がないかと遺跡を漁りに向かったんじゃ。ああ、左様。そこに飯などあるはずもないがの!
 とにかく、アホ共のお陰でドアが壊され、ワシらは遺跡の中を探検し、お宝を見つける事が出来たというワケじゃ」
「じゃが、野盗が逃げ込んで来て、ドアを閉め、中のワシらは全員、一分以上の間断末魔を聞き続ける事になり、ドアの隙間から遺跡の中にまで血が流れ込んで来たんじゃ……
 バカ共の三人が、愚かにもドアを開けて走って逃げようとしたが、当然それでスケルトンが中に入って来て、電光石火の早業で野盗共を抹殺しおった。
 100人全員、ひとり残らずじゃよ!!」
 
「なんてこったい! そこには何があったか知らねぇが、俺が取ってきてやるぜ!」
 
「ハハハ、ワシもそう思っとったがの…… あそこは危険過ぎる。やめた方がええ。
 あるいは……屈強な戦士を揃えて行けば、勝機はあるやもしれぬか」
 
「吐いちまいな、爺さん! そのヤベェ場所ってのはドコだい!」
 
「(狂人でも見るかのような目で) オーゥ、自裁したいってぇなら構わんかね……
 (指で指し示しながら) この町から、海に出るまで東に向かえ。
 そこから、海岸に沿って南へ。そこに、3がある。
 (彼はあなたの眼前に三本の指を立て、そのまま語るのをやめてしまった)」

「3ってぇのは……一体?」
 
「ホァ!? おお、そうじゃ!(残っていた酒を飲み干し、ゲップする)
 太古の昔からそこに立っておる、三本の巨大な柱じゃ!
 それが見えたら、(ヒック) あのヴォールトはすぐそこじゃよ。
 (そして、彼はそのまま机に突っ伏して意識を失った。まるでガルに恋するボーンドッグのように……)」
 
「(よーし、んなら確かめてやろうじゃねぇか。そいつが戯言なのか、現実なのかをな!)」
 
言われた通りに、東へ。

途中、草の海賊との戦闘と、傷の回復を挟みつつ……
見えた。あれが「3」か。
バニラにはあんな物は無かったはず。

確かに、その三本柱の足元に遺跡がある。

あれが最後のヴォールトか。
遭遇戦の傷を癒やしつつ、じっくりと解錠。

中身は……
なんだ、いつもの通りか。

百人のバンディッツとか、その辺りは少年時代の印象から話が盛られてしまった感じなのだろうか。
ステータス50台の敵も混じっていたが、最後なのだからと、屋内でそのまま力押しする事に。

もう苦戦はしない。
乱戦で座標が定まらない間に派手にダメージを受けてしまったが、一度ポジショニングが決まってしまえば、後はあっさり。

さあ、残る武器種は……
やはり、今回は長柄!

伝説の槍 リーパーズ・ゲイル
斬1.85 打0.20 出血1.00x 貫通10% 攻+6 防+2 屋内ペナ-8 対人10% 対動物39% 4kg 1*10
 
この武器は、当時の第二帝国最強の闘士と結婚した鍛冶師長によって造られた。
その夫婦の名は不明だが、ヴォールトの記録によると、鍛冶師長の妻は皇帝の友だったようだ。
そして、彼女はある日、何らかの理由で皇帝によって処刑され、鍛冶師は復讐のためにこの武器を鍛え上げた。悲しい事に、その復讐は失敗に終わったが。
 
……と言う事は、最強闘士は女性か。
女剣闘士を戦わせる見世物でもあったのか……
いや、この世界では女性であれ最強になれるか。
 
性能的には薙刀の改良版といった様相。
屋内が苦手な点以外は優秀な性能だが、打撃ダメージと対動物ダメージは薙刀のメイトウより低い。
ポールアームのメイトウは斬・打どちらも行けるとは言え火力が低いし、長柄使いのトゥエルに装備させる事にする。

見た目はこんな感じ。

正確な場所はこちら。

さあ、これで全ての伝説の武器が揃った。
後は……

今、最後にして最大の挑戦が始まろうとしていた……
 
 
<続く>

 
縛り内容
・装備の購入禁止 義肢、弾、ランタン、パックパックを含む
・固有名詞付きキャラは雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・勢力との同盟禁止
・見咎められる犯罪の禁止(剥ぎ取りのみ可)
・暗殺・誘拐・非敵対者への攻撃禁止
・拠点建設禁止
・前期からの継続キャラの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・トゥエルのみズボン装備禁止 足がもげたら離隊
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
 
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、皮剥ぎ盗賊の拠点を攻略する
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、前期メンバーを解雇する
 
全使用MOD
・Kenshi 40k ・Legendary Weapons ・Japanese Jacket and Coat
・イーチパーソンズライフ ・フォント変更 ・キャラクリスライダー追加
・負荷軽減MOD(草減らしとテクスチャ軽量化) ・装備clipping
 

 
メンバー
ロック:江戸っ子的な武器鍛冶職人のおっさん 鉈装備 リーダー
セベン:知的好奇心旺盛な偏執狂 防具鍛冶職人 刀装備
ハチベエ:呑気でものぐさな子分キャラ サーベル装備
ココノ:お嬢様口調の暴れん坊シェク女児 弓&鈍器装備
ジュー:陰惨さを好む海賊兄弟(兄) 弓&鈍器装備
イレボン:派手な殺しを好む海賊兄弟(弟) 刀装備
トゥエル:脚線美が自慢の巨漢♂シェク ロボ工学担当 長柄装備
ジュウザ:元ブラッドレイダー 雑用担当 重武器装備
ホーティ:元英雄リーグ クロスボウ鍛冶担当 鈍器装備
イチゴ:元飢えた野盗 電子機器担当 武術
ジューロ:元ホリネ追放者 雑用担当 弓&鉈装備