気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#Kenshi 41:知られざる戦争

聖帝国の来襲。
予告が表示された時から、来ることは分かっていた。
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しかし、突発的な奴隷商の無限滞在現象の処理に追われるうち、今がその時だと言う事をすっかり失念していた。
奴隷商数人との戦闘で軽く手傷を負った状態でこの日を向かえてしまうとは……
だが、そう案じてはいない。
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事前にこれがどのようなタイプの襲撃イベントなのかは調べておいた。
これは、布教活動に過ぎない。
よく分からないが、聖書を受け取っておけば帰ってくれる類いの、穏当にやり過ごせるイベントなようだ。
適当に返事をして、さっさとお帰り願おうと、手の空いているクロコを向かわせる。
と……
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異種族、かつ、女性。
出迎えた代表者がシェクの女だというだけで、この反応か。
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ほほう、それは宣戦布告と言う事か?
今の実力で、本気の聖騎士軍とマトモに戦えるとは思えんが……
来るべき時が来てしまったか。
で……
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その報告をさせなかった場合、どうなるのかな?
悠々と敵対もせず帰ろうとする連中を、タイミングよくゲートで分断。
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背後からユキを忍び寄らせ……
*ズシン*
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転がし、装備を剥ぐ。
すぐに起き上がるが、襲い掛かっては来ないな……
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全てのゲートを封鎖し、閉じ込めた。
さあどう動くかな?
まだ戦闘状態にもなっていないのに、血気にはやるミャオ姐さん。
やはり、シェクにとって連中は天敵なのだなぁ
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で、とうとうドアを殴り始める聖帝国御一行。
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ふぅ…… 仕方あるまい。
そろそろ、ヤるか。
一人も生きて返すな!!
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むうっ!  流石に高位のパラディンは強い!!
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この人数差でここまで持ちこたえ、ここまでダメージを叩き出すか!
仲間が次々と倒されていく……
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最後の一人に追い込むまでに、8人が倒れた。
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気絶した味方は次々自力で起き上がり始めるが、予想外の被害の大きさだ。
油断せず、倒れた敵からはすかさず武装を剥いでおこう。
ゲーム内時間で、2時間半ほどの戦闘を経て、ようやく敵を壊滅させる事に成功。
さて、勢力友好度はどうなったかな……
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以前、衛兵を治療して上がった分が帳消しになった程度か。
この戦力差では、まだまだ全面戦争になってもらっては困る……
死体はすぐに処理し、
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生存者は檻にブチ込む。
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これで、生きて戻った者は一人もいないはずだが……
うむ…… やはりこうなるか……
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システム的に、避けられない戦いであるか……
「行った者が誰も戻って来なかった」となると、そりゃ尖兵も差し向けるか。
ロールプレイ的にも問題ない、むしろ当然の対応と言えるだろう。
剥ぎ取り装備の処理は後回しにして、大急ぎで全員の療養を開始。
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ベッドが足りず、寝袋まで追加せざるを得ない程の大損害だ。
wikiによると、次の襲撃は、今回と同規模の人数らしい。
パラディンの数次第では蹴散らされ兼ねないし、ダメージの残った状態で戦う訳にはいかない。
回復、間に合うか……?
思った以上にイベントの進行が早い。
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これは…… マズイぞ……
大体回復は終わったが、まだ四人が寝ている。
そのタイミングで、この位置。
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慌てて装備を改善。
バックパック類を全員下ろし、サブ武器を倉庫に入れ、装備を出来るだけ自家製の熟練~傑作等級に変更し、全員に医療キットを持たせる。
が、それでも尚、自信は持てない。
その上、最悪のタイミングでダスト盗賊が来てしまった。
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こちらから手を出さず、全てのゲートを閉じて様子を見ると、幸いなことに、ダスト射撃班は構えるだけ構えて棒立ち。
近接班はどこかに行ったまま戻ってこなくなった。
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今は動けない。動きたくない。
じっと放置を続けるうち、気付くと連中は全ていなくなっていた。
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別ルートを回って再び姿を現す可能性はあるが、ひとまずはホッと一安心。
明け方、午前4時18分……
いよいよ迫りくる敵軍。
聖帝国の軍団の前に、立ちはだかる者がいた。
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敵軍21人。対するはクロコただ一人。
その狙いは…… 敵将、「戦争の指導者」ただ一人!
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こいつを倒して戦争状態が終わるかどうかは分からないが……
(別の人員が指揮を引き継ぐパターンの戦争イベントもある)
避け得ぬ戦いに対して、これは大きなバクチだが……
試す価値はあるはずだ!
なあに、負けるにしても、死にはしないだろうさ。
奴隷にされたらされたで、ま、なんとかなるさ……
脱走するなり、仲間に救出してもらうなり、手はあるだろう。
ここで剣一本でなんとかしてみようってぇのが、Kenshiの心意気ってモンじゃあないか。
主人公の意地、見せてやるとしよう。
暗殺成功率は0%。
初撃を空振って隙を作るより、正々堂々と攻撃を仕掛け、敵中ど真ん中に飛び込む。
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以前のように、リーダーを放置して軍勢が拠点に進行してしまっては困る。
全員がこちらにタゲってくるように、ど真ん中で戦闘を開始する。
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と、うまい具合に軽装の従卒&リーダーという布陣で戦闘を開始する事に成功。
パラディンまみれでは長く持たないだろうが、これなら……
チクチクと小さなダメージを重ねられつつ、刀の横振りの範囲攻撃で複数ダメージを交えながら、着実にリーダーの体力を削っていく。
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うっ…… いかん、パラディンに背後を取られる……!
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こうなると、引き撃ちでタゲを減らしつつ少しずつ有利な立ち位置で斬っていくのが定番だが……
この人数で上手く相手のリーダーだけ引っ張り出せるかどうか……
いや、待て、敵パラディンが何かに向かって武器を構えて走って行く!
仲間が駆けつけるはずのない、離れた場所だぞ?
何が来た!?
飢え党! 飢え党じゃないか!
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敵対値ぶっちぎりの彼らが、こちらとは一切交戦状態にならない絶妙な位置取りで出現!
彼らの仇敵、聖帝国のパラディンと血みどろの戦いを開始する!
数が多いとは言え、飢えた野盗の連中がどれほど持ちこたえるか……
先の心配はあるが、今はこれだけ頭数が減ってくれた事がありがたい!
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パラディンに囲まれ始めたため、ここで逃げ斬り開始。
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こうする事で、敵の先頭とのみ交戦する形になる。
まさにるろうにKenshiん殺法。
距離を稼いだ僅かな隙で、チマチマと微量ずつ治療も行っていく。
ここで、敵のリーダーをついにKO。
指導者を意識不明状態にすれば、そこで戦争が終わる事もあるようだが……
別のパラディンが号令を発している。
これは、引き継ぎがあるパターンの戦争イベントのようだな……
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こちらは満身創痍。
あと一撃胸に喰らえば、そこで気絶する状態。走って引っ張り回し、隊長(2)と一対一の状況に持ち込む。
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……さあ、始めるかい、隊長さんよ。
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ザン!
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こうなったら、もう逃げ斬りの有効性は薄い。
着実に一手一手を当てて行くより、敵をひるませ、一気呵成に畳み掛ける連撃の期待値の方が大きい。
装備・戦闘技量はこちらの方が上のようだ。
時折一発をもらうものの、幸い胸以外の部位に当たってくれている。
こちらの攻撃はコンスタントに命中。
三連斬、いや、四連斬…… 細かなダメージを次々と積み重ねて行く。
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あと一歩で…… 勝てる!!
その時、クロコの肉体は限界を迎えた。
その一撃が入ったのは、下腹部。
積み重ねられたダメージは、胸以外の部位にも蓄積していた。
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当たりどころさえ悪くなければ、もう少し戦えたか……?
そんなたらればも、虚しいばかり。
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この無謀な賭けに、始めから勝機など無かったのだ。
後は、結果がどう転がるか……
これだけ戦って、死ぬような傷は受けていない。
クロコ、お前はよくやった……
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約三時間の孤軍奮闘の後、クロコ、破れる。
7:40 クロコは意識を取り戻す。
敵の進軍はどうなった?
今頃は相当前進していてもおかしくないが……
!? まるで動いていない……?
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リーダーを倒したせいか、飢え党の連中との戦いがあったせいか、時間経過のせいか、原因は分からないが……
とにかく、聖帝国の連中、帰路についたようだぞ!
チッ、21人揃ってやがる。 命まで取れたのは一人もいなかったか……
ユキのメイトウ、こっちに貸してもらっときゃ良かったかねぇ
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ともあれ、帰ってくれるなら万々歳だ。
隠密状態で、じっと通り過ぎるのを待つ。
移動方向は拠点とは逆、聖帝国方面。
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良かった…… クロコ、お前、自分の町を守りきれたんやな……
味方は無傷。元気に農業・工業に勤しんでいる。
一人、仕事をやり切ったクロコだけ、ズタボロで泥のように眠る……
おつかれさん。 ホトン、ようやったで……
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いよいよ本格的敵対行動を取ってしまった、聖帝国vsメッメ堂座。
しかし、敵対値は0。
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さらなる帝国の逆襲イベントはあるのかどうか……
入念にググッて調べなければ……
今後の課題が浮き彫りになる、格上との戦いだった。
ここからは、内政より戦力強化に重点をおかねばなるまい!
勝ったような、負けたような、複雑な気持ちではあるものの、上手く凌いでやりきった達成感は絶大。
実にゲームタイトル通りなKenshiらしさあふれるプレイが出来て、最高に気持ちいい決戦だった……
さあ、油断せず次に備えるぞ!