銀河の危機の真っ最中に覚醒帝国に戦いを挑まれるという最大の危機を乗り切った我ら「甲殻同盟」。
ようやく平和になった宇宙で、各国は傷を癒やし始める。
ただ穏やかな時の流れが続くことを祈り続ける中……
長期イベントと呼ばれる(らしい)、本体付属の無料DLCによるイベント「ホライゾンシグナル」が発生。
・・・・・・
スッ
そっ閉じ。
さて、宇宙は平和になった。
内政タイムが始まり、あちこちの新たな惑星・星系の開発で鉱石が枯渇。
上位国家以外の弱小勢力と資源交換して鉱石特需をなんとか満たしていたのだけれど、油断すると即枯渇。
ゲーム終了も近いこの時期(2464年)、上限15000のデフォ体制では流石に物足りなくなってきたか。
と、枯渇を心配してくれたのか、なんとユトレランが資源を寄贈してくれた。
8830もの鉱石がドンと送られてきた。
戦争が終わった後、優先的に資源交換していた相手だから、すっかりなついちゃって……
ユユユ同盟で唯一生き残ったのは伊達ではない世渡り上手ですな。
2467年、また覚醒帝国さんとの間でギスギスし始める。
有り体に言って、彼らにもう未来は無い。
技術先行している利点も、あと30年少々では大した影響は無いだろう。
こちらは既に2度、正面から戦って勝っているのだから心配は無い。
心配は無いのだから……
心配の種は早期に取り除くとしよう。
残った休眠帝国さんの覚醒同時に宣戦布告、などという面倒くさい事態は避けたいのだ。
パパパパパウアー ドドン
残るチート惑星3つと、あの巨大構造物がターゲット。
可能なら完全制圧で滅亡まで持っていくぞ!
美しいコルベットの群舞でまたたく間に破壊されて行く敵衛星。
2472年、敵主星を制圧。
請求権(影響値)が有り余っていたのか、周辺星系は盟友オクラルに横取りされてしまうが、ここだけはしっかりとウチでいただく。
チート惑星のうち一つと、サイエンスネクサスとやらを持っていかれはしたが、このゲーム終盤では大勢に影響は無いだろう。
残った最後の惑星にも、コルベットによる数の暴力+量産されたゼノモーフ兵による降下で制圧を開始する。
しかし、まだ10万近い敵艦隊が残っていたはずだが…… どこに行ったんだ?
いた……
属国化したドマナ領内をウロウロして、本国に戻るのが随分と遅れてしまっているようだ。
あるいは、こちらの同盟国艦隊でも食いに行って釣られてしまったのか。
何にせよ、連中にとっては致命的遅れとなる大失態。
もう間に合うまい。
2474年。 覚醒帝国フジャシビン、滅亡。
エルゾ帝国は今回の戦いでチート惑星1つを奪還し、更に目玉の超チート「エキュメノポリス」(惑星全土が都市化されている)惑星を獲得。
唸る幸福度で、大量の失業者を送り込んでも平穏に維持出来てしまうありがたい惑星。
内政が捗りすぎて、こちらの通常の惑星は大体どこも80億前後になっている。
人口問題は悩みの種なので、チート惑星各所は半ば強制収容所のような使われ方になっている。
2477年、戦争狂ドマナとの関係が悪化。
互いにエールの交換を行うが……
協定の破棄は次々と進められたものの、国境封鎖にまでは至らず。
彼らも「次の矛先」になる事を恐れているのだろうか。
同盟国も次々ドマナへの態度を硬化させはじめ、次の生贄に決まりそうな空気が醸成されていく。
そんな中、2481年。
ついに来た。
最後に残った強敵、停滞帝国「Tジェル」が、盟友ズカカンに宣戦布告。
ええい、ズカカンめ、聖域惑星にでも手を出したか? 余計な事を~~!!
まあいい。
まだ艦隊戦力が回復しきっていないとは言え、信頼と実績の艦隊力でどうとでも対処可能だろう。
艦隊を迎撃地点に待機させる。
敵戦力は、11万×2個艦隊。
敵帝国領の北と東の2箇所でそれぞれ対応する形になる。
艦隊の集結が間に合わず、東は82000艦隊と24000要塞とで出迎える事となる。
これは……勝てるかどうか、微妙な線だが、果たして……
あ、あれ……? なんか強くね……?
敵戦力を半減すら出来ず、殲滅されてしまった!!
続いて、北の連邦艦隊+自軍コルベット艦隊少数で、敵11万艦隊と激突。
は????
随伴自軍コルベット艦隊は生存ゼロで提督死亡。
銀河最強の剣()連邦主力艦隊も生存艦1という凄まじい前代未聞の被害。
いくら長く続いた大戦争で疲弊していたからと言って、これはあんまりではないか……
何が、何がいけなかったんだ!?
覚醒すらしていない停滞帝国相手に、装備も整った今になってここまでいいようにやられるとは……
互角以上に戦えたフジャシビン帝国とどこが違うのか、調べる必要がある。
wikiを確認。
「没落した帝国」の項の下の方、「艦艇性能詳細」に性能差が記載されている。
精神主義のTジェル帝国は、ミサイル重視。 一方、フジャシビンはエネルギー兵器重視。
こちらは対アンビドゥン仕様でシールド重視の艦が未だ多く、フジャシビンには相性が良かったが、Tジェルに対しての相性は悪い。
兵装をバランスタイプに戻していなかったのが敗因……だろうか?
連邦艦には艦載機&対空砲がほぼ搭載されていない。自軍に至ってはコルベットしかいない。
精神系没落帝国の専用装備「予知型コンピューター」等の力も大きいのかもしれない。
これらの装備差でいいようにやられてしまった、という事なのか……?
どうやら、ここまでのようだ。
艦載機&対空砲無しでは限界があったという事か……
残念ながら、これはもうコルベットの大量生産ではどうにもならない。
ここでコルベット縛りは諦める事にする。
しかし、そこに「え?お前んトコそんなにいたの?」という3000オーバーの陸軍が追加され、敢え無く陥落。
星一つくらいは許容範囲。 あと僅かな年月を凌げればそれでいい。
早期の和平を実現させたい所なのだけれど……
宣戦布告されたのはウチではなく、ズカカン。
こちらでタイミングを決める事は出来ない。
2483年。
1位と2位に位置するエルゾとズカカンに停滞帝国の猛威が迫るが、耐えきって勝利を収める事はおそらく可能だろう。
停滞帝国は戦力を補充しないし、領土欲も無い。
後はどれだけ傷を小さく抑える事ができるか、だ。
残り17年。
何事もなければ、次回最終回。
続く。