気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#ステラリス エキニャン戦記 6

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2243年、テゼキアン・エルゾ連合がラギンチュに侵攻。戦闘は本格化する前に終了。連合が勝利した。
2256年、ラクサラがケンジョダンに侵攻。戦いは長期戦となる。
2265年、戦闘を続けるラクサラに宣戦布告。帝国初の国家間戦争が始まる。
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2265年、9月。
我がエキニャン帝国は愚かなトカゲの群れ、ラクサラに宣戦布告。
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口先の強がりに失笑を禁じ得ない。
奴らにとっては長期戦の続く中での後方からの襲撃。
戦力比は「同等」ではあるが、疲弊を突いた宣戦。充分な勝算がある。
2265年、10月。
まずは無防備な1星系を奪い取り、敵を誘引。
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予定通り、敵地に留まる事はせず、即時後退を命じる。
ドンガー星基地で修理と戦力補充を行いながら、艦隊は敵の到来を待つ。
敵推定戦力2500に対し、こちらはまだ2100。
戦力値400の差は、基地と防衛プラットフォームで補えるだろう。
初戦に耐えた所で、増産した駆逐艦を合流させ、反転攻勢に出る。
そういう作戦だ。
が、この計算が狂う。
敵は戦争中なのだ。
当然、こうなる。
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2266年、4月。
敵主力艦隊の姿がセンサー範囲内に映る。
こちらに増やす時間があればば、敵も増えるのが道理と言うもの。
敵艦隊戦力は3200に増加。
この時点で、遠方、他国との国境に配備した艦艇をラクサラ戦線に向かって移動を開始させる。
間に合うはずもない。
確実に、ドンガー星系は陥ちる。
だが、そこから先、「どこで止められるか」が重要だ。
傷を最小限に留め、どの時点で反撃出来るか、そのタイミングは大きく変わる。
ドンガーが落ちる事を見越し、後方のオリム、フェンハバニスを基地化。
生産設備を建てる。
エネルギー資源が赤字? だからどうした。
今、この瞬間にどれだけ早くウルフ級駆逐艦を量産出来るかに全てが掛かっている。
コルベット……弾除けの被害担当艦……を量産している余裕は無い。
前世の戦いの記憶がそう告げている。
今必要なのは、一戦毎に減っていく消耗品ではない。
連続戦闘可能な艦なのだ。

2266年、12月。
ドンガー星系に敵主力艦隊が迫る。
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ドンガー基地自身の戦闘力、706
増強したこちらの主力艦隊、2500
ここに、合流すべく駆け付けたパトロールコルベット2隻、195が加わり、計3400ほどの戦力値。
勝てるかもしれない、という希望の見える線。
祈るようにして戦況を見守る。
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だが……
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やはり、薄く軽いコルベットで構成された戦力値と言うものは、アテにならない。
艦隊が崩れると、初期型の防衛プラットフォームしか備えていない基地単体では長くは保たせられない。
ドンガーは陥落するだろう。
負け、だ。
だが、ここで負けて終わりでは無い。
戦闘はまだまだ続く。
全滅させる訳にはいかん。
ギリギリまで戦った後、艦隊に緊急FTL……撤退を命じる。
2267年、3月。
4ヶ月の時間を稼ぎ、帝国第一艦隊は撤退した。
エキニャン軍の初陣は、恥ずべき物となった。
私の…… 皇帝の失態である。

血気にはやり過ぎたか…… まだ、挑むには早すぎるタイミングだったか?
和平? 有り得ない。
和平可能になる頃には幾つ星系を奪われている事か。
被害算定と必要な戦力補充の手段を頭の中でフル回転で弾き出しながら、負け戦を見つめる。
そして、ドンガー基地が敵艦隊と単身で交戦を始めたその時……
ラクサラはケンジョダンと停戦。
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星系の移動は無い。

ラクサラめ、自ら他国に仕掛けておきながら、星系の一つも奪っていないとは情けない。
いや、待て。
大慌てで戦力を全てこちらに向けたがため、一度奪った星系を奪還されたという事か。
ならば…… 敵はこれだけではない。
少し時間を置いて、第二陣が駆け付ける。

腕試しで後方を撹乱して終わるつもりが、総力戦を引き起こしてしまったか。
こういう時、先史文明人は言ったそうだ。
『藪をつついて蛇を出す』
と。
2267年、4月。
敗退した第一艦隊がオリム星基地に到着。
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惑星だけは……民だけは死守せねばなるまい。
ドンガーの次に狙われるのは、当然、すぐ後方の植民惑星オリムだ。
間に合うかどうかは分からないが、急ぎ陸軍に駐屯を命じ、防衛施設の建造を命じる。
いま有るのは、現地の僅かばかりの警備隊のみ。
間に合せの決死隊。時間稼ぎの捨て駒
もし生き残れたなら、彼らにはたっぷりと褒美をくれてやらねばな。

2269年、5月。
予想より早く、敵の後続が加わる。
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676と257の小規模編成。
敵も大急ぎで間に合せの戦力を掻き集めているな。
ならば…… 戦えない相手ではない。
奴らが無理をしているのが透けて見える。
ならば、勝ってみせよう。
敵増援艦隊がオリムに侵攻。
15隻・戦力1100まで落ちた第一艦隊がこれを迎撃。
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防衛戦に勝利する。

が、駆逐3を残し、第一艦隊は壊滅。もう次は無い。
そして、敵にはまだ次、本命主力艦隊が控えている。
南方戦線からさらに敵の増援が駆け付ける可能性もある。
敵の余力はまだあるのか?
我が帝国は戦いを続けられるのか?
戦える。
まだまだ、戦える。

我がエキニャンの民の強さは、何だ?
燃える闘争心?
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筋力の強さ?
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統一された思想?
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いや、どれも違う。
最大の強み、それは……
「勤勉」
鉱山労働に特化した、愚直なまでの勤勉さ、だ。
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うなりを上げる鉱石生産量で、銀河市場を荒らす。
鉱石を売り、悲鳴を上げ続けているエネルギー通貨を支える。
なぁに、まだエネルギー備蓄は2万以上ある。
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国庫を吐き出すつもりで、全力で市場から合金を買い集めていく。
それを支えるだけの鉱石生産量が、我が国最大の力だ。
急ぎ設備を整え終えたオリム星でも駆逐艦を建造し、2隻を加え、第一艦隊は駆逐艦5隻。
敵主力1800に立ち向かえる数には程遠い。
だが、撤退は出来ない。
後方に、惑星降下占領のための陸軍兵輸送艦が姿を見せているからだ。
ここで戦わずに退けば、敵もそのまま前進する。
周囲の宙域は既に敵の手に落ちている。
撤退もままならず、追いつかれて壊滅するだろう。
結集しつつある応援艦隊の突入には、まだ早い。
だから、撤退はしない。
時間稼ぎを命じる。
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戦力は読み負けたが、戦略は読み通りだ。
このままのペースで駆逐艦の生産を続ければ、反撃の時は必ず来る。
後は、その時がいつになるかの問題……
結集しつつある艦艇に無謀な突撃を命じる事はせず、オリムが爆撃を受けるのをただ見守る。
怒りの炎を胸にして、反撃の時を待つ。
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第一艦隊が破れ、制宙権が確保されると、敵兵が輸送船から降下を始める。
軌道上からの爆撃が行われる中で、決死隊がこれを迎撃。
2271年、11月。
惑星上での陸戦が始まる。
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結果……
2272年、4月。
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オリム星陸軍防衛隊は、これに勝利する。
我らエキニャン、獣の民。
爪と牙を甘く見た愚かなトカゲどもめ。
思い知ったか、これがニャーンの力だ。

そして、これから敵が思い知るのは、さらなる力……
労働力の差、鉱山の差だ。

一隻、また一隻と到着する量産駆逐艦

惑星の制圧を終えたと見て進発した敵主力艦隊、その艦艇の殆どはコルベット
「数値でこちらがやや勝る」という一見同じ状況でも、駆逐艦の数で上回る今のエキニャン艦隊ならば……
敵地に深入りするうかつさを思い知らせてやれ。
2272年、5月。
裁可を下し、皇帝の号令一下、艦隊の反転攻勢が始まる。
上陸兵の補充が行われれば、星を奪われる。
その前に、宙域を奪還するのだ。
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21隻 vs 20隻
数の上では接戦だが……
2272年、8月。
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僅か一隻の被害で敵艦隊を撃退。
オリムに続き、ドンガー、そして周辺の宙域。
エキニャンは全ての星系を奪還した。
主力を落とせば、後は有象無象。
次々送られてくる駆逐艦を加え続ける我が艦隊の敵ではない。
長く耐え続けなければならなかったが、判断は正しかった。
ラクサラに取っては、二度続けての戦争。
先に限界を迎えたのは敵の方だった。
敵は艦隊戦での敗北と同時に、和平を打診して来る。
ドンガー奪還の時点で、国民の疲弊は双方で限界に達しつつあったが、ここで和平など有り得ない。
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予定通り、敵地を切り取るまで戦いをやめるつもりはない。
なんなら、このまま敵の星の一つも占領してやってもいい。
そうして敵地を切り取りながら、国庫の通貨備蓄が4600まで低下した頃……

2274年、7月。
戦乱の第二幕が始まった。
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