#ステラリス 地球帝国の逆襲 その12
~~ 第二次銀河大戦 開幕 ~~
作戦はこうだ。
・地球艦隊主力は徹底的にレギンチュを叩き潰す
・南方の対ヒダリ戦線はほぼシンモトロイに任せる
・北方の対セリム戦線は、パカリに時間を稼いでもらって大援軍を編成する
まずは、目の前のレギンチュ陣地をズタズタにし、自陣に入るルートを断つとしよう。
一見周囲が敵ユニットだらけに見えるが、建設艦、陸軍艦、調査船だらけで、敵は700程度の中規模部隊が一つのみ。
約4000の地球艦隊なら、要塞ごと踏み潰せる戦力であろう。
むしろ過剰だ。数百を分離し、パカリへの増援に回す。
さあ、切り込むぞ!
あらら、敵は地球艦隊に背を向けて逃走。
と思ったら、また戻ってきて戦闘開始。妙な動きをする……
背後では自軍拠点に敵が侵攻して来ているが、上陸兵輸送船なので返り討ち出来るだろう。
まあ、これくらいは余裕の完勝。
この後も対レギンチュ戦線は余裕の完全勝利連発。
修理を挟みつつ快進撃でレギンチュをボッコボコにし続けるのみなので、ここから先の戦いは割愛する。
戦力不足の南方、対ヒダリ帝国戦線の方は、防衛に徹するつもりで、少々心もとない戦力しか置いていない。
手動操艦で防衛拠点の背後に陣取り、拠点を盾にしながら戦うように心がけ、予定通りの守りの戦いで安定の勝利を重ねていく。
逐次投入の敵艦隊の波状攻撃により、中々前に出る事は出来なかったが、敵の連続攻撃が弱まった所で、打って出る。
防衛プラットフォームの数が増えていて、若干手こずるが、概ね順調に敵地を切り裂いて行く。
最も危険なのは、北のパカリ~セリム戦線だ。
だが、今の所は800の先遣艦隊が来ているのみ。
よしよし、今の内に散らばった雑多な艦をかき集めて防衛艦隊を編成しなければ……
パカリの戦力は2600まで回復している。地球艦隊と合流すれば、セリムの主力艦隊が来ても対抗できるかも……
と、
ここで大きな判断ミスに気付く。
上の画像のルートを見て欲しい。
先の戦いによる国境の変動により、敵の領域が前進して来ているため、地球側と繋がるルートを断たれ、パカリの本星が孤立してしまっているのだ。
これは…… これは大変よろしくない。
あのOkul星系を確保しなければ、地球とパカリで力を合わせてセリムを迎撃する、という想定が崩れてしまう!
突進するパカリ艦隊に合わせ、
地球艦隊も突撃。
拠点防備相手に損害も出るだろうが、ここで合流しておかなければ……!
その戦闘も終わらぬ内に、
敵艦隊、4700が出現。
いかん…… 早い! まだ早い! 初戦で損傷したタイミングでの決戦は、危険だ!
敵が目の前に迫る中、ギリギリ先遣艦隊と防衛拠点の破壊に成功し、移動指示を出せるようにはなったが……
パカリ艦隊はどっちに向かっている!? 左方向に動き、北には向かっていないように見える。
撤退するなら、同じ方向に撤退せねば!
あれれれ~~~~~~???
パカリ艦隊は北の本国方面に撤退。地球とパカリは分断されてしまった……
移動方向ではなく、艦隊に出されている指示をちゃんと見ておくべきだった……
敵艦隊1400が北上するが、パカリ艦隊は修理のため本星まで後退。
画面では、散発的に生成される連邦艦も合わせて後退させている。
敵が戦力を分散させたのはありがたいが……
こちらの戦力2300に対し、性能で勝るセリム艦隊は3200。
ここで突撃して全滅するのはまだ早い……
地球方面からの分遣艦隊も来るんだ。戦力の集中を急がねば……
敵は地球軍を無視し、全戦力をパカリ母星に向かわせる。
奴ら、徹底的にやる気か……
と、そこでようやく地球からの援軍が駆けつける。
戦力値は4300。数字の上では互角。パカリとの戦闘で傷付いた相手となら、戦えるはず……
行くぞォ!
取って取られてを繰り返したOkul星系に、もう既に防衛衛星が三基も配備されているとは!
続いて、慌てて引き返して来た敵の少数艦隊と戦い……
勝利。
しかし、3700まで戦力は落ちてしまった。
一度修理に戻るような余裕は、無いだろう。
北の方では、パカリの修理設備を使って3000まで回復した敵主力艦隊の姿が見えている。
今の内に決戦に持ち込まねば……と思ってはいても、
敵の波状攻撃により、パカリの救援に向かう事が出来ない。
ついに、パカリの主星が陥落。
周囲の星には敵陸軍の侵攻が始まっている。
時間が無い……!!
連勝はしているが、ダメージは蓄積していく……
だが、ここはセリム本星から遠く離れた最前線。
敵に増援は無くとも、こちらは生産した艦をすぐに送り込める。
このまま、決戦を開始する!
まずパカリ本星の手前、Birana宙域を奪還。そこに敵の主力艦隊が襲い掛かってくるが……
最終決戦は、セリム 2800 vs 地球帝国 3800
性能差を、数で埋める事は出来るか?!
いや、待て、敵に巡洋艦がいない!
これは行ける! はず!
つ、強い……!!
ジワジワと数値の差は縮まっていく……
勝てるのか!? いけるのか!?
よし、追い込んだ!
敵艦隊の消滅を確認! 敵は緊急ワープで撤退した模様!
我々の勝利です!
あれだけ長々と殴り合ったのに、駆逐艦は撃沈1か…… 硬ぇ!!
まあ、それでも…… ついにキノコ艦隊との戦いに勝利!
悲願達成である!
敵連合も慌てて停戦交渉を送って来る。
うーん……
確かにこちらの被害も大きいが、このまま行けば、もっとあんた達の領地切り取れるんだよねぇ……
セリム方面にはまだ3200の兵力があるし、ヒダリ帝国なんて母星周辺を地球軍とシンモトロイ軍に挟まれて大ピンチ。
レギンチュに至っては既に艦隊そのものが存在せず、無人の領域を次々衛星を破壊して切り取っている真っ最中。
やるなら、徹底的にやって、より有利な形で終わりたいものだ。
セリムがパカリの領地要求分を取り戻すくらい出来ればベスト。
さあ、殲滅戦だぁ!
フハハハ ようやく地球帝国っぽい悪役ムーブが出来る日が来たぞぉー!
ん? 敵艦隊発見?
どこだ? どうせフラフラピストン輸送で自滅しに来たコルベットだろ?(フラグ)
地球と目と鼻の先、無人の宙域に、
巡洋艦4! 他、駆逐1、コルベット15!
こいつら…… 宇宙怪獣に襲われる危険を冒して、危険宙域を通って来やがった!?
なんというアルプス越え! こいつはしてやられた!
あわわわわわわわ……
こ、これは引き返しても間に合いませんぞぉ…… 完全に艦隊が留守だ。
要衝であるノドクスを落とされれば、後はズルズル……
戦後の領地要求で辺り一帯を切り取られる可能性も高い……
あと一歩でヒダリ帝国の母星を落とせる所だってのに……
それまで持ってくれ、ノドクス基地!!
……あかん
ふぅ……
名誉を重んじる戦士種族だけあって、こいつらのセリフ回しは趣があって好き。
はい、停戦です。
<領地切り取り結果>
地球 +9
シンモトロイ +1
パカリ -2 +1
セリム +2
前回以上の大勝利である。
が、やはりセリムとパカリの関係は予断を許さない。
ジワジワとパカリが衰退していっている印象がある。
しかし、だ。
蓋を明けてみれば、パカリが失ったのはセリム側の飛び地のみで、最前線の要衝Okulの奪還に成功している。
これは、いい形に落ち着いたんじゃないかな?
一方、地球周辺、レギンチュ方面は……
大きく領土を切り取れたものの、「星」が残ってしまっている。
うーん、陸軍作らないとダメかぁ
南方、ヒダリ帝国方面は……
ついにヒダリの領域を貫通し、シンモトロイと国境を接続する事に成功。
これは大きな成果だ!
ランキング更新。
我ら自由同盟が大躍進。
セリムに大きく差を付ける事に成功した。
ヒダリとセリムが移民協定を破棄。
フフフ、もっと仲違いするがよい。
もともとセリムは「狂信的な排他主義」だし、いずれ敵連邦も崩壊するのではなかろーか。
うむむ、しかし、敵も味方も、随分と「悲惨」勢力だらけになってしまった。
ここからはセリムと地球の一騎打ちか。
あまりシンモトロイを頼りにもできないな……
と言った所で締め。
第二次銀河大戦は自由惑星同盟の勝利に終わった!