#ステラリス 地球帝国の逆襲 その9
~第一次銀河大戦、後編~
北では、パカリが景気よく進撃を続けていたものの、敵の本気艦隊3200が出現し、地球軍もろともに蹴散らされてしまう。
キノコ艦隊36隻相手に、こちらの連邦艦隊15隻。コルベット1しか落とせていない、大敗である。
東は、三正面で戦う隙を突かれて翻弄されたものの、急造艦に提督を付け、なんとか迎撃。
他方面から主力艦隊をぶつけて調子よく挽回が進む。
敵残存戦力は乏しく、連戦連勝。
が、序盤で撤退した主力艦隊がまだ残っているはず。気をつけて行こう。
南では、ソコロム基地の防備を活かし、戦力逐次投入の愚を犯す敵を各個撃破し続けていく。
提督も配置せず、勝ち目の無い戦いを延々繰り返すとは、AIのレベルが低く設定されているのか……
次々やって来ては壊滅していくので、デブリボーナス連チャンでウマウマ。
一方その頃、ソコロム方面の敵、ヒダリ帝国の反対側の国境では…
シンモトロイ領域に取り残される形になったままの連邦艦隊が、忘れたまま放ったらかしになっていた。
逐次投入されるNPC製造の連邦艦が単艦で敵に食われていて、ようやく存在を思い出す。
シンモトロイは敵側を食い荒らし、敵はシンモトロイ領内を食い荒らすという、しっちゃかめっちゃかな状態。
ここは味方陣内を綺麗に片付けておいてあげるとしよう。
快勝。
相手はヒダリ軍かと思いきや、セリム所属。
ああ、そうか、キノコが大連合に加わって盟主がヒダリから切り替わったから、敵の連邦艦を操るのはセリムになってるのか……
と、
続いて、ヒダリ帝国の中規模艦隊が出現。
自軍1100 vs 敵軍700
周囲は友軍だらけだし、安心して激突する。
快勝!
この様子だと、シンモトロイvsヒダリ帝国はほっといても大丈夫っぽい。
ここは上手く挟撃を進めた方がいいようだ。
戦いも長引いて来た。戦争疲労が60%を越えた辺りで……
入植を終えたばかりの惑星で、反戦機運が高まってしまう。
先々の事を考えたら、平和主義が力を持つのは困る。
ここは涙を飲んで、弾圧を選択しよう……
一方で、銀河を隅々まで探索し終えた調査船は暇を持て余して研究要員として働くべく帰還していた。
その余った調査船を、序盤に難易度故に放置していたプロジェクトの解析に回してしたのだが……
研究の結果、
超古代文明、サイブレックスの痕跡を発見。
これが最後の一つで、イベント完遂。
出た! 母星の位置判明! どこだどこだ~~~
最前線の小脇に出現!
そこならセーフ!
前回プレイではこのイベントの星域はウマウマだったし、早速建設船を向かわせて領有しなければ……
うーん 建設船が遠いなぁ 時間掛かるぞこれは……
しかし、調査の方はつつがなく終了。
かつて銀河で猛威を奮った有機生命体皆殺し種族が、閉鎖世界でヌクヌクしている間に逆に殲滅されてしまったという、なんとも奇妙で哀れな顛末。
復活して暴れだすとかいうイベントもどこかに有ったりするのかな……
総合力ボーナス8000美味いっす。
そうして、しばし戦火の事を忘れていると……
シンモトロイの属国、ボースが参戦してくる。
ウチの属国と同じように、技術力を付けて国の格が上がったのかな?
一方で、地球近隣宙域では、
海賊が発生。
戦乱が長引くと色々歪みが出てくるモンだな……
ただでさえあっちこっち全方位戦闘で手が足りないってのに……
たかだか500の戦力であっても、今はとっても鬱陶しい!
ピストン輸送中の細かな戦力をかき集め、提督をつけ、急遽討伐艦隊を編成。
敵軍わずか三隻の損耗で戦闘は終了。逃げ場の無い海賊はそのまま消滅してしまう。
しかし、頭目は地球軍人か…… キナ臭い背後関係がありそうだ……
北方では、連邦艦隊とパカリの衛星を次々と撃破し続け、敵主力艦隊が前進中。
哨戒モードでウロウロさせていた中規模艦隊があやうく捕まりそうになるが、なんとか逃げ切る。
3200あった戦力をどこかに小分けしたらしく、2800に減っているだけでも御の字と言った所か。
逃げて逃げて逃げ続け……
海賊退治を終えた味方との合流を図るが、立て直した所で2800には勝てないぞ……
こいつは厄介な持久戦になりそうだ……
戦いは長期化し、
戦争疲労は、自由同盟89%、敵大連合100%にまで到達。
そろそろ我慢比べも終わって停戦になりそうな気がするトコだが……
さて、あちこちで色々手こずらされている間に、序盤の戦闘で壊滅した行方不明艦隊が戦線復帰。
残存した損傷艦を修復。建造ラッシュの艦艇を加え、主力艦隊と合流。
合計3100の戦力でレギンチュに決戦を仕掛けに行く。
立て直して来た敵艦隊の戦力は600台。
敵の母星は目の前。
このまま一気にひねり潰してくれる! と、瞬く間に敵を踏み潰して前進。
レギンチュ軍に残されたのは僅かコルベット2隻のみ。陸軍の兵員輸送船を仕留め、敵母星宙域を制圧。
ま、こっちは陸軍なんて全く編成してないから母星自体に上陸攻撃を仕掛けるワケじゃないんだけどね。
更に母星後方の残存艦も殲滅。この地球帝国、容赦はせぬ。
ソコロム方面でも敵軍は戦力が枯渇。
連戦での損傷が悩みどころだったが、敵前線基地に修理設備があったため、居座りが可能に。
敵母星を目と鼻の先に捉え、こちらもいよいよ決着が見えてきた。
さあ、これで東方は完勝。南方は安泰。
レギンチュ軍は事実上壊滅、ヒダリ軍は包囲殲滅を待つばかり。
メインの東方3100艦隊から少数の防衛を残し、北方パカリの救助に向かった方がいいだろう。
北方は、かなり危険な状況だ……
自軍艦が逃げては追いつかれそうになるのを何度も繰り返しつつ、
自軍拠点近くまでなんとか無事に逃げ帰って来た。
なんとかここで踏みとどまって、地球艦隊の到着を待つしかないが……
敵はかすり傷のみの2800の戦力。
こちらは、無傷だが、2つの艦隊合わせて1600ほど。
来るかどうか分からないパカリ軍の援護は当てにできまい。
拠点の防備と力を合わせようとしても、果たして上手くこっちに攻めて来てくれるかどうか。
艦隊全滅か、パカリ本国がやられるか、これはかなりマズい状況……
仮にこのままパカリが壊滅しても、こちらはヒダリとレギンチュをほぼ全滅させている状態。
戦後を考えれば、いずれセリムと互角に戦える力も持てるはず……
自軍艦隊とパカリが食われている間に地球艦隊が追いつけば、前線で孤立した2800艦隊との決戦で勝利出来るはず。
問題は、いつどこで残された自軍艦隊をぶつけるか……
と、悩んでいた、その時。
停戦。
<戦果:獲得領域数>
侵略側 セリム+2
防衛側 パカリ+2 地球+8 シンモトロイ+1
大勝利!
大勝利であーる!
あら?
そうか、戦争が終わると宿敵認定が解除されるのか。
国境封鎖が解けて、前回みたいに飛び地を領有されたりしないように気を付けなければ……
南方では、ソコロム基地前方の2宙域を切り取り。
東方では、ブロキオン~ノドクス間の領域を広く6宙域も確保。
複雑怪奇な国境が出来上がってしまう。
脅迫したら領地奪えたりしないかな……
パカリ~セリム間の領土要求は更に厄介で……
互いに互いの領域を確保しつつ、自分の領域を取られる形となり、パカリは孤立した飛び地を確保する苦しい形。
これは実質セリムの勝ちである。
シンモトロイは、ヒダリ帝国側に一歩前進したのみ。
地球の新たな領地が増えたって事で……
早速飛び交う敵からの領地要求宣言。
なるほど、このゲームの戦後というものは、こういう物なのか。
銀河地図は、こう。
北のセリムと国境を接しているようにも見えるが、間に宇宙怪獣が存在するため、今の所は直接接していない。
一方で、がっつり接してしまった西方南面のラルテク軍の動向が気になる。
今回参戦していないのだから、隙を突いて防備皆無のウマウマ地帯に殴り込んで来たりはしないか……
ランキング変動。
地球とシンモトロイが敵軍をバリバリ撃破し続けたためか、大きくランクアップ。
セリムがランクダウンし、他は変わらず。
満足行く結果だが、まだキノコの本気艦隊には勝てていない。
次の戦いまでに、実力差を埋めなければなるまい……
艦隊許容量も余裕のオーバーだし、しばらくは内政に取り組まなければならないだろう。
時に、西暦2284年。
こうして、当プレイヤー初の大戦争は幕を下ろした。
~次回へ続く~