気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

ウェブダイバー 第10~11話

左右合体ゴレムオン、双子設定といい、超竜神の正統後継者なんだなぁ、と思った時、ふと、「ああ、ウェブダイバーとダイガンダーってTFだけじゃなく勇者路線も引き継いでるんだよな」と当たり前の事に今更納得。よく考えなくても、少年とヒーローロボという事で当たり前なんですけどね。 で、時期的にはどんな関係になるんだっけ、と少し調べてみる ・ガオガイガー勇者終了) 1997~98年 ・ビーストメタルス(ビースト終了) 1999年 ・TF カーロボット(TF終了)  2000年 ・ウェブダイバー(プラグイット開始)  2001年 ・ダイガンダー(プラグイット終了) 2002年 ・TFマイクロン伝説(TF復活) 2003年 ・TFスーパーリンク 2004年 ・TFギャラクシーフォースTF終了) 2005年  ・リュウケンドー(特撮開始) 2006年 ※タカラトミーに統合 なんだかなぁ・・・ 落ち着け、TAKARA。 売れないトコは切り捨てて新しいチャレンジを、というのは分かるが、固定枠を盛り上げようという気概に欠け過ぎではないのかと。 ガンダム、ライダー、ウルトラ、に比べてTFが今ひとつ伸びないのは、こういったコンテンツ運用の仕方にも一因があるんじゃないかなー、と。 前期商品は作りすぎでダブつき、後期商品は品切れでレア化っていうのも毎年やってるし、経営の仕方がなんかオカシイ。 まあ、そんなグダグダ感が常に付きまとう辺りも含めて、TAKARAアニメは愛しちゃって止まない訳ですがねー では、今回の本文へ。 第10話  ダイバーランド中を濃霧が覆う。火炎と冷気を両方使えるケルベリオンだから霧を操る事ができるのだろうか? そして、前回に続き幻覚戦法。ニセケント君が友達を酷い目に遭わせて行くんのだけれど……崖から落とそうとするのは分かるが、空中を歩いて見せたり、犬をけしかけたり、池に落としたり、突き飛ばしたり、イタズラレベルなのはなぜなんだろうw 博士はデリトロスにとって驚異だから抹殺を試みたが、ただのガキンチョ共は驚かしてやる程度でいいか、ってトコだろうか。  怪現象を博士に相談すると、博士「昔ゲーテと言う作家がドッペルゲンガー現象というものを」とか唐突に話を飛躍させます。複雑な脳の現象が……とか言ってますが、まず最初にデリトロスうたがえよ!! まあ気付いてたのはアオイちゃんだけ、というのもヒロインらしくて◎なんですけどね。ラブラブ。  「怪獣を見た?ハハ、夢でも見てたんじゃないのか?」と同じお約束を感じます。いいぞ博士。博士たるものそうでないと。「まるで双子で正反対のケント君みたい」「双子……」強引に話を双子に持っていきますねアオイちゃん!  マジカル基地では未だ味方ウェブナイト起動せず。75%から修復が進んでいないようだ。OSフリーズしたんじゃねぇの?! ……はともかく、再インストールで起動しないって滅茶苦茶怖いんですが。やっぱバックアップ大事! まあ、リベイントキャラが次々出てくるこの番組ならその点安心だね!  晴れない霧現象を見て、こんな力見たことないと言うグラディオン。合体した姿も初見だったようだし、自分の管理エリアの仲間なのに、ケルベ&オルト兄弟の能力を知らなかった模様。合体能力はデリトロスに与えられた?とも思いましたが、そ前々回復活能力の際に「これが新たな力だ」って言ってたし、その線は薄いか。とにかく、ゴレムオンの初登場。最初幻覚を使ってグラディオンの姿をしていたので、おいおい、後からニセグラディオンは何度も出てくるのにいいのかよ! と焦ったが、すぐにゴレムオンの姿に変わって一安心。なんのための変装だよ! と思ったが、ああ、合体シーンのCGを作る手間が省けるなぁ、と納得の演出。  戦闘ではジャイアントドリルで殴るシーンが。おお!近接攻撃だ!珍しい! さすがに腕がドリルなのに飛び道具だけというのはスタッフのドリル魂が許さなかったか! 最強の攻撃力と最強の防御力をモードチェンジで使い分け、毎度ながら窮地に立たされるグラディオン。全く手も足も出ないボコボコ状態。絶体絶命の危機に友の声が響く! 偽物にイタズラされて怒ってたクラス三人組が声援を送る。疑ってごめん、ケントがあんな事する訳ないもんな! と友情パワーを送る。……ここは想いを力に変える世界。残り25%は友情で補う!と勇者ばりにウェブナイト達が復活! 四機揃って駆けつける。ベタだが熱いぞ! いい展開だ!  しかしカッコイイのはここまでで、仲間の登場に気力を振り絞って戦うものの、さっぱり攻撃は効かないし、必死に放ったブレイクザーンもあっさり回避される。この回避の仕方がまたイカしてて、シンメトリカルドッキングを解き、真っ二つになって縦一閃攻撃を回避するという荒業。そしてゴレムオンのMAP攻撃であっという間にピンチになるウェブナイト計五体。……お前ら何しにきたんだ!  「ゴレムオンは心も体も二つだが、私達は一つに繋がっている!」「そうか!二体同時にやっつけるんだ!」「(新必殺技)ブレイクシュート!!」……なんだか分からないが盛り上がってやっつけました! 「そうか!二体同時に」って、二話前にケルベリオンが自分から弱点バラしてたじゃなーい! というか範囲攻撃一発で倒せるなら最初から……いやいや、やはりここは想いで戦う世界。友の声援+仲間が駆けつけた事でその想いの力が強くなり、初めて発動する事ができた技だったに違い無い。少年アニメは理屈じゃない、ハートだ!  無事オルト&ケルベもデータに戻し、回収する事に成功。ガリューンがついに「相棒をみつけたぞー!がはははは!」と喜ぶところで次回へ続く。 第11話  フランスのフェンシング大会でジャン君が優勝。ケントと楽しそうに国際電話するジャン。最強のライバル選手がいなかったから優勝できたんだ、と、マジカルゲートに取り残されたままのライバルを心配する。ああなるほど、その彼がガリューンの相棒なんだな、というシーンですが、ジャン君もまた部屋にガリューンそっくりな海賊船のポスターを貼ってたりするフラグの持ち主(というかOPからしてダイバー化確定)なので、リアルタイム視聴者的にはアレ? と思わせられるシーン。  俺ももっと気を引き締めないと!と剣道の素振りをするケント。以前も剣道稽古のシーンがありましたが、どうやらかなりの腕前の模様。背後から脅かしに近寄ったコウジ君(セリフ一つ無くやられたシャークオンのダイバー)を気配察知だけで迎撃する。コウジだけでなく、今まで救出された一同が勢ぞろい。前回救出された双子、親王トモヤ・トモユキ兄弟がお礼を言いに来たのだ。礼を言うのに照れる親王兄はツンデレっぽいぞ。  僕達もケント君のために何かしたいんだ! という事で稽古に付き合う友達ズ。男の友情が燃え、掛け声も高く鍛錬開始。「わかんないなぁ、こういうノリ」と男臭さに呆れるアオイちゃん。……まだまだ801アンテナの高さが足りないようだな、アオイ!  ランニングで真っ先に音を上げるキョウイチ。嫌味で臆病で体力も無いと、ギャグ担当ぶりを遺憾なく発揮。…出番の少ない友達連中の中では一番キャラが立ってるんじゃないか? フェニクオンも「勝つ事の出来ない戦士などクズなのです!」「死ねー!ゴミクズどもー!」「戦いの鉄則その1……」など、イカすセリフの数々で一番目立ってたし、成る程確かにこの子となら相性バツグンだなと妙に納得。  一転にわかに暗雲立ち込め、ガリューンの挑戦状=落雷が一行を襲う。ビルの看板が崩れ、潰されそうになるキョウイチを助けるケント。ケントはこれで怪我をしてしまい、「戦う前に負傷するが隠して出撃」フラグを立てる。キョウイチ君は完全にお邪魔ヒロイン化してますなー。  ガリューンからタイマンフィールドでの決闘を申し込まれるケントとグラディオン。怪我を隠して出撃。待っていたガリューンはいきなりファイターモードに変形し、自分のダイバー、シャルル君を紹介。「手の内は全て見せた、これで心置きなく戦える」と男気モード全開。できれば戦いたくないグラディオンの説得にも「言いたい事は戦いで語れ!」と素敵なお返事。どうせ倒せば洗脳解けるんだから一々説得しなくてもいいじゃなーいとも思うんだけど、これはまた後から活きてくるフラグなのでヨシ。  ケントの怪我のせいで動きの鈍いグラディオン、ジリ貧。「貴様のダイバーはその程度か」「ダイバーの強さは力と技で決まるのではない!」「ならば証明して見せろ!」根性論がストレートにカッコよく見えるのは上手い作りだよなぁ~ 互いに駆け抜けつつ一閃斬りという王道の激突。しかし必殺の一撃を寸止めするガリューン。怪我を見抜いて手を止めたのだ。「俺の挑戦状がお前を傷つけたのか。なぜ不利と分かって出撃した?」「グラディオンが逃げたと思われるのなんて嫌だ!」「今日の勝負はここまでだ。今お前を倒すのはプライドが許さん」……こいつらフラグ立てすぎ!何ですかその熱愛ぶりは!  そんな濃厚な男気時空に耐え切れなくなったのか、ついにデリトロス本人が降臨。ベアード様を彷彿とさせる巨大な黒い眼球の姿。ガタガタ言わずにさっさとブッ殺せと命令。ガリューン、ついに耐え兼ねて反逆。「失せろデリトロス!!」洗脳ウイルスの力を男気力が上回ったようです。  しかしそんなガリューンをシャルル君が支配。彼の中には予め裏切り時のために直接コントロールできるようデリトロスのジャギ(邪気と書く)が埋め込まれていたのだ。暴走し、パワーアップした力で襲い掛かるガリューン。しかしこういう場合のパワーアップは敗北フラグなのが世の常、ブレイクザーンの一撃でデータに還る結果に。  ありがとうケント、と新聞を見せ、シャルルが無事帰ってきた事を伝えるジャン。2100年の新聞は紙面の写真が動画だ! いいなぁ、こういう未来らしい未来。しかしデータに戻したはずのガリューンはなぜかマジカルステーションでは回収できなかった。一体ガリューンはどこに…… それは、ジャン君のPCの中でした! というオチと共に次回へ。 電脳冒険記ウェブダイバー(3)
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