電脳冒険記ウェブダイバー(2) [DVD]
ウェブダイバー 第６～７話
個々のウェブナイト話は盛り下がるかと思ってましたが、一本一本にしっかり山場があり、見せ場がしっかりしていて、見てて飽きないですねぇ
むしろ問題はブラックリペイントとかの方ですかね。
第６話
いよいよ相棒と書いてライバルと読む、ガリューンさんの出番。洗脳された今もただひたすらに正々堂々、大好きなグラディオンと戦うことだけしか考えていません。愛＞＞＞＞デリトロス様の邪気。他のウェブナイト達も元の人格が一部残ってましたが、この人の場合分かり安すぎ。
そして、クラスでは助け出されたコウジ、マモル、キョウイチを祝ってパーティー。女子キャラが一堂に会してのハーレム状態ですかこんちくょう！ ハッ……待てよ、という事は今までクラスで男子はケント一人だったという事に……！？ ケント、仲間助けなくていいよ！！ もうがんばらなくていいんだ！（落ち着け俺）
助けた友達に感謝され、ジャン達にも称えられ、すっかりルンルン気分のケント。しかし、アオイの「グラディオンが可哀想」の一言から、「仲間をぶった切り続けているグラディオンの事を思えば一人はしゃいでちゃいけないんだ……」と、急転直下でヘコみモードに。マモル達がフォローするのも聞かずグラディオンの元へダッシュ。事件も無いのに行っちゃダメらしいのに、構わずダッシュ。ダメだこの人、グラディオンと弟の事しか考えてねぇよ！
ケントとアオイの優しさに感謝するグラディオン。友と戦うとはいえ、倒せば修復から復活するんだから心配するなと、再度基本設定を解説。そして、友と戦う葛藤という番組骨子の際たる相手、グラディオンの親友、ガリューンの出番へ。
アオイちゃんはグラディオンを励まそうとお手製のグラディオンぬいぐるみをプレゼント。ケントに手渡し、ピンチもあったけれど無事グラディオンに手渡せた。……のだが、公式サイトにも書いてるように、現実世界の物体をどうやってグラディオンに渡したのかなぁ～と…… スキャンしただけで、本物はケントの部屋に残っているのだろうか？
そして、いよいよガリューンとの決闘。ビークルモードのままで華麗に戦うガリューン。グラディオンは追い詰められるが、そこでぬいぐるみを見て気力回復。「私は一人ではない！」ブレイクザーンで逆転……かに思われたが、効いてない。ファイターモードに変形すらしないまま撤退。シンクロする相棒の存在が大きいのだと彼も気付き、相棒を見つけてから再戦だ！と宣言。こうしてまた一人、ウェブナイトが少年愛の魔性に……
今回の見所としては、アオイの手作り人形、ガリューンの渋さに喰われた感じ。この渋い男汁溢れるガリューンがぽややんなジャンと組むというのが面白いなぁ、と。忠義の騎士ドラグオンの方がジャンに性格も近いような。しかも、事前にグラディオンの戦いを研究した割にはウェブダイバーの重要性に気付いていない辺り、あまり頭はよくないような気もします。天才と勝負馬鹿という組み合わせでやはり正解か。
第７話
もっとも(口先が)熱い炎の貴公子(自称)フェニクオンの出番です。一人称はミー。合言葉はビー(違)。まずは仲間の失態を(真っ暗な部屋で一人)罵りほくそえむフェニクオンさん。素敵です。ケロロ小隊で言えば間違いなく黄色です。
炎の属性のウェブナイトである彼は、ダイバーランド中を異常猛暑に包み、人々を蒸し殺そうとする。……エアコンを操るのはまだ分かるんですが、陽光まで強くなるというのはどうなんだろう……？ 気にしたら負けですけどね。
あまりの暑さにフルチンになり、アオイちゃんにモロ見せするケント。革新犯的犯行ですか！ さらにはカロンとキャッキャウフフに突入。一緒に風呂に入ろうとかケントのショタオーラがカロンを襲う！ ちくしょう！アオイちゃんを映せ！アオイちゃんを！ ゲンドウ式冷却法で涼むアオイちゃんもポイント高かったですが。
パニックの中で大人達は必死にコンピューターの熱暴走を防ごうと奮闘。アスファルトの熱でタイヤは溶け、水道のホースからは炎が吹き出る。……ホース耐熱仕様？ コンピューターどころではなく人命が！
そしてフェニクオンとの戦いへ。逃げ回りで体力を削り、機雷散布地帯に誘い込み、ウェブダイバーから力を搾り出し、ダミーを使って必殺技を浪費させる。しかし奇策を重ね、追い詰め、必殺技を浴びせても、まるでコイツが勝てるようには思えない。だってマ・クベじゃなぁ…… で、やはり、「無理矢理力を引き出しているお前では、ともに戦う仲間の力には勝てない！」の一喝で決着。想いが力になる世界マジカルゲートではこの展開が理に適うのがイイ感じ。
「心は熱く、頭はクールにな」グラディオンの締めの一言の後、新たな敵ゴレム兄弟のシルエットが出て終了。
電脳冒険記ウェブダイバー(2)
