ラスト手前の19話まで進めました。
今回はちょっと箇条書き気味にササッとレビュってみます。
キャラデザがアニメアニメした絵で
EP1に戻らなかったのは残念ですが、
邪神モッコスの件以来、長年スルーし続けていた
EP1の続きをやっと楽しむ事ができました。
PS2のEP1をやった時から覚悟はできているので、
ストーリーメインでRPGはオマケ、と分かっては
いましたが、
やはり物語を読み進める時間が長く、
RPG部分はヌルくサクサク進むバランス。
とにかくストーリーに浸れるよう配慮がされていて、
特に頻出する専門用語に関しては
Xボタン一発で用語辞典に切り替わって、
その用語の背景まで詳しく読み解ける親切設計。
こういう時読み込み時間ゼロなのがDSの利点。
「彼女[KOS-MOS]を・・・」
とか、ルビが必要な部分も分かりやすく表示。
さらには必要なタイミングでサイドストーリーが
挿入され、今まで漠然と「何かあったんだな」と
匂わせていた過去に関してもハッキリと語られ、
独りよがりになりがちな設定狂ゲームを、
スムーズに楽しませる事に成功していると思う。
戦闘は、スロットアイコンとコンボシステムが
戦闘を飽きさせない工夫としていい味を
出しているのですが、
アイテムを盗むのに躍起になってたりすると
すぐに育ってしまって、ゲーム難易度が激減。
もう少し歯ごたえがあったらよかったのになぁと
その点は少し残念でした。
育てる&集める事を考えず、サクサク進めた場合に
丁度いいバランスになるよう作られているようです。
戦闘で稼いだポイントを消費して
スキル、エーテル、必殺技、アイテム進化、等
育てる要素が多いのもRPGゲーマーには嬉しい所で、
これも戦闘を苦痛ではなくさせる重要なポイント。
さらに、ミニゲームでもポイントアイテムを貰えるので
戦闘が発生しないパートでも育成可能。
細かい所まで結構気配りが利いていてストレスを
感じないゲームですが、
やはり「フィールド」が存在しない一本道ゲーム故、
遊ぶ人を選ぶゲームだと思います。
大作RPGとしては物足りなく、
RPGとしては佳作で、
ゼノサーガとしては極上……
そんな一本だと思います。
こういうゲームはやっぱり読み込みの無いハードに
向いているんだなぁとつくづく実感。
購入の際はアンケートの続編希望のトコに記入して、
ハガキを投函するのもお忘れなく!
ゼノサーガ I・II 特典 差し替えカレンダー式マウスパッド付き
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