エルフ狩りは失敗に終わったが、一度や二度の失敗でくじける訳には行かない。
しかし、心身ともに疲れ切ったチームに休息は必要だ。
本拠点に戻り、しばし補給と製造のターンへ。
「無駄足などではないぞ!
このワシらの旅路の一歩一歩が鍛錬に繋がり、美しい脚線美へと昇華されるのだからな!」
「ウム。吾輩の夢、エルフへの旅路。
どれだけ遠くとも、その旅路が長い程に幻想は光を増そうというもの!」
「ダメだこいつら、早くなんとかしねーと……」
「新人達にゃ、丁度いい修行の旅になるか。アタシは別に構わないよ」
「人食い人種との戦いなら遠慮はいらないし、全力で戦えるもんね!」
4-4-13「銃士隊の脅威」
本拠点に戻った後は、ダストや飢え盗相手の日常的な戦闘をこなしつつ、エッジ2&傑作の製造を進めていく。
新人のニシには重武器&重装備の「重い」状態で鉱夫を務めてもらい、筋力をつける所からのスタート。
ゴブリンのツーサンともども、もしもの時のためのピッキング上げもある程度行っておく。
では、早速今回の傑作報告から。
ブラックアーク海賊団のヘルメット
ブラックアークシリーズも、他のセット同様侍シリーズの亜種。
侍シリーズ同様のペナルティはあるが、優秀な防具だ。
ブラックアーク海賊団の鎧
こちらは強化が更に大きく、完全に上位互換品となっている。
両腕に加え、両足まで60%保護するというのは超優秀。
おまけに近接のマイナス効果は8から4に軽減。
ペナルティを加味しても装備したい性能。
ブラックアーク海賊団のレギンス
ズボンも、下腹部50%つきの侍仕様。
見た目的に女の子向きなのも嬉しい所。
多分、元ネタではダークエルフの女戦士の装備なのだろう。
ブラックアーク海賊団のブーツ
ブーツはなんと回避UP付き。武術が下がるのが残念。
侍ブーツ比で若干防御力は落ちるが、運動低下も僅かで、弓スキルも下がらない。
前衛は80%保護のローマブーツでいいとして、後衛はこれで行こうかな。
うーん…… しかし、この兜は頭が大きく見えるから、コーディネートが難しいな……
いっそこうして、よりSD度を上げてしまおうか。
鎧の方も派手すぎて他の装備と合わせた時の違和感が凄まじい。
これを着こなせるのは……
吟遊詩人、お前のキャラなら何を着せても似合うだろう。
センチュリオン・ヘルメット ※ローマ軍百人隊長の兜
こちらも侍兜の互換品。
このスタイルで料理をしていても許される。
なぜなら彼が吟遊詩人だから……
軍団兵のヘルメット
まだあった、ローマシリーズのバリエーション。
こちらも侍兜の互換品。顔が見えるのが嬉しい。
面付き兜装備の前衛には順次配布して行きたい所。
新人の事故死防止のため、ニシさんを優先してガチガチに固めていく。
ウォーハンマーMOD製の武器の方は、未完成はもう残り少ない。
カトラス
性能的には「長剣」の亜種。
エッジ2長剣比で火力が劣るが、MOD中で選択肢の多いサブスロ用サーベルの中で、最も防御ボーナスが高い。
射手の護身用として考えれば選択肢になり得るだろうか?
武器はあと、工具類が幾つかと、銃器類が残るのみ。
そうそう、今まで用途不明だったアレの使い道もついに判明した。
「耳」と「腐った食料」で、ネズミ族用の食料が製造出来るようだ。
という事は、ネズミ族、仲間に出来るのかなぁ……?
腐った食料は…… あんまり数用意出来ないだろうなぁ
自作する方法あるのかな……?
ある程度装備を更新し、義足も全て傑作スカウトレッグで揃える事が出来た。
そろそろ出発しよう! 再びのエルフ狩りへ!
ボーダーゾーン周辺に出向くと、早速ドルチーの一団が。 ステータスチェック!!
やはり、ここを狩場と定めて正解だった。
ここならば低ステータスの団体が出現する。
しかし、こちらの団体は男混じりか。
てっきりダークエルフは女しかいないのかと思っていたが……
次からは厳選するとしよう。
またゴブリン加入のようなガッカリ事故は勘弁だよ!
危なかった……
もうフォグアイランドを通るのはやめよう。
聖帝国を相手にする方が逃げ切れるだけマシかもしれない。
カニバル領に到着。
しかし、この景色、なんだか違和感があるなぁ……
あまりに、台地が真っ平らすぎる。
まるで超強力な光線に薙ぎ払われたかのような……
カニバル村に到着。
前回のマッチポンプ作戦時にはほぼ壊滅状態になっていたが……
酋長が生き残っていたせいか、しっかり数が回復している。一安心。
今回もホーティの快足を活かしてカニバルの目の前に一人ずつポイ捨てし、全員が檻に入った所で一気に解放する。
ガチャ爆死
FCSで見てみると仲間になりにくい性格のAIが多めのようだけど、完全に仲間にならない訳ではないように見えるが……
ハブ方面から南北縦断でカニバル領へ移動するのも結構厄介だ。
東寄りで進むと、飛び道具完備の聖帝国の巡回部隊がウロウロしているし……
少し西に逸れると霧の怪物に怯える事になる。
自動移動にまかせておくと大変な事になりそうで、ながらプレイが捗らない。
さて、間を全力でカットして、次のトライへ。
今回の弾は、女エルフ三名。
巡回部隊の目の前でポイして追跡すると……
あらら、ここに来てしまったか。
仕方ない。今回はここでガチャを回そう。
遺跡の目の前でポイして……
仕込みの完了を目視確認。
よし、行け! 隠密担当!
隠密の高いジッパーなら、あるいは気付かれずに檻のある三階まで潜入出来るかも。
って、こりゃいかん!! あのダメージ表記は……
もう調理が始まっている!! 今すぐ救出しなければ!
チーム全員に突入を命じつつ、快足ホーティで一足先に止血を済ませる。
一人で現場に踏みとどまったジッパーもよく持ちこたえ、総力戦に突入。
しかし、既にカニバルは敵ではなく、圧勝。
MOD装備で身を固め、盾持ちの数を増やしたチームの被ダメージは低かった。
まずは、意識のある2人から先に解放。
またハズレ……
解放された2人は「撤退中」モードになるが、なぜか延々遺跡の足元をグルグル走り回っていた。
遺跡から、貴重な「腐った食料」を確保。
これでネズミ飯も一つくらい試作出来るかな?
残る一人が目覚めるのを待ち、解放。
またハズレ。
なんか、気がついたらテックハンターが一人駐留していた。
過去のプレイでも時々見られた「敵地を攻略すると一般人が出現するようになる現象」、この環境では発生し得るのか。
やれやれ、今回もダメだったか…… 失意の帰還。
延々ループしている奴隷商も、可哀想なのでかついで連れてきた。
ゴーストビレッジで解放すると、どこかへ帰ろうとしているので、追跡してみることに。
この弱個体を確実に収集できる場所があるのなら、知っておきたい。
ホリネ追放者が酒場前に溜まっていたように、緑色のまま一箇所に集まるのなら、ハズレ弾の再利用も可能かもしれない。
うーん…… このコースは…… 大砂漠を目指している?
結構危ない所を通るなぁ……
重量負荷のせいでニシがやや遅れているが、完全に離される程ではない、か。
このまま走ろう。
もう少しでバスト地方に入る。
ボーダーゾーンの巡回隊も、ホームグラウンドは砂漠か。
と、ここでついに聖帝国の巡回隊にぶつかる。
これはイカン。救出せねば!
敵のステータスは大した事がない。
堅牢な我チームならば、問題なく勝てるはず。
行け! 初の聖帝国相手の本格戦闘…… 総員突撃!!
えっ……?
お、おねぇさーーーーーーん!!!!
どこからこんな高威力の一撃が!?
こ、これかぁ~~~!!
マスケット銃! 舐めて掛かってはいけない火力だった!!
隣りで被弾したワナインも危険数値のダメージを喰らっている!
潰せ! 後衛に銃を撃たせるな!
手の空いている前衛を走らせ、銃士隊を近接戦闘に引きずり込み、無事チームに事故を起こす前に戦闘を終了。
銃さえ使わせなければ、見込み通り楽な戦いだった。
敵の装備を確認すると、試作品等級で軽くイーグルクロスを越えてくる火力……
完全に舐めて掛かっていたが、危ない所だった……
以降も、油断せず巡回部隊との戦闘は極力避けていく。
ふぅ、危ない危ない…… 目視はされたが、襲っては来なかったか……
この数値、審問官相当か?
銃士隊だけでなく、魔女狩り隊も弓完備。
バニラのままの都市連合軍の斥候隊とのバトルが発生するが、まるで相手にならない……
ショーバタイで一休み。
ここで、すっかり死体を見失っていた、射殺されたエルフさんを、ずっとかついだままだった事に気付く。
なんでかついじゃってたのか分からないけど……
せめて遺品だけでも鉄と猫に変換しておこうか。
と、剥ぎ取った後、火葬すべく遺体を持ち上げた時……
あー、そうか、そうなるか。
都市連合の侍に見咎められ、慌てて市外へ脱出。
南へ走り、ウェイステーションからブラックデザートを越えての帰宅コースを取る。
ひえっ!! もうここ砂漠も南部だってのに、このMOD環境だと聖帝国軍ここまで出てくるのか!
野生動物の脅威こそバニラより激減しているものの、奴らに狩られる義手&異種族混じりだと、バニラ以上に油断できない世界かもなぁ……
お、人狩りだ。
そうだなぁ、彼らから仲間になったケースはないし……
(中立勢力は襲わないという縛り、いつ無かった事になったのかな……)
ヒャッハァー! 人狩り狩りだぁーーー!!
耳もぎの儀式のためにウェイステーションに建てた檻を利用するが……
あら、前回のガチャの時の残弾がまだ残ってたのね。
勿体ないけど、同一派閥からの加入を狙ってはいけない縛りなので、自然に還す事に。
仕込みの終わった人狩りを担ぎ、ウェイステーションから西、ブラックデザートを横断するコースに入る。
と、立ち寄った「ボロ小屋」で、珍しい物を目にする。
ステンドジュエル級に、ヴァンパイアルビー級の武器??
等級は、雪、赤、緑、青、黃、紫、ダイヤ、の七種類かと思っていたが、派生がまだあったのか!
最強等級はダイヤでいいのかな……
いずれ数値比較して確認しないとダメだな、こりゃ。
ブラックデザートシティの小屋が雨漏りしている事に気付かされたりしつつ……
(2階、階段の穴の下だとしっかり酸ダメージを受ける)
酸性雨で体力を削られながら、無事踏破。
本拠点へ帰還するが……
多数の人狩りをかついでいるので、補給だけ済ませてすぐに出発。
旅路はバッサリカットし、再びカニバル村へ。
さあ、ガチャタイムだ!!
今回は7連ガチャだったのだが……
ガチャ爆死。
どうせまた数増えるんだろうからと、彼女らの撤退を支援。
ついでにバーサーカーも救出。
撤退中に再び捕まった子達もしっかり援護。
しばらく追跡するが、「パトロール」状態なので、これはどこにも帰り着かない。
早々に追尾を打ち切り……
ゴーストビレッジで休憩。
大暴れして来たのに、ツーサン一人しかダメージらしいダメージを受けていなかった。
成長……と言うより、盾持ちを増やしたから、だろうなぁ
ニシさんは、ステータス10台から20台へ移行する過渡期って感じか。
筋力と走力は鍛えられたけど、やっぱり成長自体はまだまだだ。慢心厳禁。
ただいまー
壁建てちゃうとガイドビーコン松明も意味がないか……
壁外に移設しようかな。
と、言う訳で、延々と人攫い、耳もぎ、カニバル送りを繰り返す事に終始したものの、まるで成果が出ないままの帰還。
もしかして、仲間になる設定になっていない?と、FCSで性格設定を見て、仲間になるパターンのAI持ちが少ない事も確認してしまい、今後もこれを続けるべきなのかどうか悩みつつ……
次回へ。
<続く>
縛り内容
・装備の購入禁止 義肢、弾、ランタン、パックパックを含む
・加えて、飛び道具は弾を自作しないという制限を掛ける
・固有名詞付きキャラと動物は雇わない(一時保護のみ可)
・極力、同じ派閥出身の仲間を増やさない
・拠点は一つだけ建設OK
・前期からの継続キャラの死亡時のみリセット可
・寝かせ切り等、単純作業による鍛錬禁止(ランニングはOK)
・トゥエルのみズボン装備禁止 足がもげたら離隊
・MOD独自要素を調査する上で必要な場合、全ての縛りは無視して良い
プレイ目標
・全MOD装備のデータを最高等級で記録
・その後、キャットロンを倒す
・達成後に新たなMODを入れてインポートし、前期メンバーを解雇する
メンバー
トゥエル:美尻が自慢の中年オーク 建築+ロボ工学担当 長柄装備
ジュウザ:キザなタフガイ 鉱夫+防具鍛冶担当 重武器装備
ホーティ:嫌味な元貴族の末弟 弓鍛冶+斥候担当 鈍器装備
イチゴ:みんなのアイドル 鉱夫+科学担当 武術使い
ジューロ:ど根性姉御 武器鍛冶担当 弓+鉈装備
セバンテ:元・飢えた放浪者 農業担当 サーベル装備
ジッパー:吟遊詩人 料理担当 刀装備
ワナイン:元・レッドサーベル 水汲み&死体処理担当 鉈装備
フタマル:元・レッドサーベル 農業&鍛冶補佐 重武器装備
トエニワ:元・レッドサーベル 水汲み&採掘担当 鉈装備
ニンニ:元・レッドサーベル 水汲み担当 刀装備
ツーサン:元・鋼牙族ゴブリン射手 鉱夫担当 弓+鉈装備
ニシ:元・反乱農民 鉱夫担当 重武器装備