戦争に次ぐ戦争。
次第に弱者は肉を食いちぎられ、強者の台頭が目立ち始める。
次の宣戦布告はどこだ? 次の犠牲者は誰だ……?
そう思っていた所に、予想外の開戦告知が表示される。
北の聖域、フジャシビンがまたユスラヴァに宣戦。
眠れる獅子の尾をわざわざ踏みに行くとは、AI国家の愚かさよ……
そこに追い打ち。
ドマナがユスラヴァに宣戦。
(あ、これユス&ユマ2国終わったわ……)
はい、ここはこっちも便乗ですね。
用意も出来ている事だし、ホイホイ宣戦。
早く食べないとドマナに美味しいトコ取られちゃうからねー
即空爆、即制圧。
が、まだ時期尚早。
各国からの領土請求権が足りない。
2366年、停戦に至っても他国から請求権が出ていない土地は戻って来る。
特に、停滞帝国に占領されていた星系が丸ごと戻って来るため、結果的にはユスラヴァにとって「停滞さんに喧嘩売っていて良かった」という形になる。
タラッシは属国スプスラクを統合して大国の仲間入り。
エルゾも飛び地惑星を複数増やして国力を増した。
特に、今回ユマッカの首都星を奪取出来たのが大きい。
受容国は浄化とは違い、戦後の吸収がスムーズに進むのが良いですねぇ……
度重なる戦乱で各国の飛び地がてんでバラバラに入り乱れる結果になっている。
これは、早晩ドマナとの激突は避けられないのではないだろうか。
この後、ドマナはさらにタ・ポルに宣戦布告。
2383年、タポルが滅亡。銀河の表舞台から姿を消す。
タラッシ、及び我ら連邦も、負けじとユトレランに宣戦布告。
まだまだ弱者を喰らう戦争は続いていく。
快進撃が続く。
そんな中、ドマナも祭りに乗り遅れまいと参戦してくる。
最早、「誰が一番美味い部分の肉を食うか」に戦いの本質が移りつつあった。
2399年、延々一方的な蹂躙を続けた「食い散らかし戦争」も一旦終息。
敵国は全ての星系を完全制圧されつつも、請求権不足でなんとか生き延びるという形。
第三次食い散らかし戦争がくれば完全に滅亡するだろう。
その時のため、こちらも影響力ポイントを温存しなければ……
ここに来て停滞帝国がスコアで追い抜かれ、弱体化著しいと思われていたズカカンが1位に躍り出る。
うーむ、直接国境を接してるだけあって、ユスラヴァを大きく食えたのが良かったのか。
いつのまに……
ウチだけ差を付けられ始めているので、そろそろ焦らなくてはいけない頃合い。
うーむどうしたものか。
ここは次の戦いでユトレランの首都でも奪って……
と思っていたら、
なんと彼らまで連邦入りしてしまった。
まあ、今回は制覇プレイではなく腕試しでもあるので、ここはおとなしく連邦大勝利の流れのまま進んで、今後の展開を見守っていくとしよう。
そして、2400年が来る。
動乱の時代の幕開け……
ドマナvs全連邦の戦いになるのか?
覚醒帝国の大暴れが始まるのか?
さてさて、どうなる事やら。
続く。