気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

#MARVEL_HEROES 元ネタ解説 チャプター3編

元ネタ解説コーナー第4弾、チャプター3編です ハイドラとの戦いに入り、忍者軍団も登場。 犯罪組織相手の戦いからワンランク規模が拡大された印象のチャプター。 ブルードも顔見せ的に出現し、世界観が広がっていきます。 ・マドリプール 東南アジアに位置する架空の国家。モデルはシンガポール。 ゲームに出てくる「Lowtown」はそのままの名前でコミックにも登場している。 犯罪組織の温床として描かれる事も多いが、国家元首が変わって友好的になる事もある この国の将軍の娘「カルマ」はMagik達ニューミュータンツのメンバー。 日本製アニメ「ウルヴァリン」の舞台にもなった。 ウルヴァリンの活動拠点の一つ「プリンセス・バー」があり、恋人(何人目だ!)のセラフがいる。 首相が彼に惚れているバイパー(マダムヒドラ)だった時期もあり、 この国ではパッチ(ウルヴァリンの偽名)の顔はかなり効く。 ・グリムリーパー アベンジャーズメンバーであるワンダーマンの兄。 富豪の家に生まれた長男だが、弟サイモン(ワンダーマン)の方が優秀だったため、 ひねくれて育ち、マギアに参加してしまった挙句、実家も(スタークのせいで)破産。 弟がアベンジャーズを救うために命を落としたため、アベンジャーズに報復するため改造を受け、 片腕が鎌のヴィラン、グリムリーパーとなった。 復讐に失敗した後、死んだ弟を復活させたが、そのまま弟はアベンジャーズ入りを果たす。 その後は何度も主を変えながら、しぶとく死んだり復活したりを繰り返していたが、 最近ローグに撲殺されてまた死んだ。 死後、その遺体を未来から来たアポカリプスの双子が回収。「死せる四騎士」の一人として蘇生。 ローグを鎌で突き刺し、エネルギーを吸い尽くして殺害。ローグは骨だけの状態になってしまった。 でも死亡時のローグはウルヴァリンのパワーをコピー中だったから、きっと復活する……よね? しないと怒るよ? ・ザ・ハンド その成立は戦国時代にまで遡り、はるか古代の悪魔を崇拝する邪教。 いわゆるニンジャ軍団。下忍は倒すと煙になって消えてしまう。 オカルト的な要素も強く、儀式による死者蘇生術や洗脳術を得意とする。 長い間、組織のボスはマツオ・ツラヤバ(円谷の誤表記説あり)であり、マツオの時代には オメガレッドを使役、サイロックを洗脳、と、90年台のX-MENブームを支えた敵組織。 マツオは再起不能の身体になった後、サイロックの手で介錯を受け、絶命。 「シャドウランド」事件ではこの悪魔がデアデビルに憑依し、NYに出現した魔城の主として君臨。 ブルズアイを殺害し、キングピンを追い落とし、ヒーロー・犯罪界双方に大きな影響を与えた。 当然のように、ブルズアイは瀕死ながら生きていたオチが待っていたけれども…… ハンドの日本人女ヴィラン四人組「ネイル」なるチームも誕生したが、即崩壊・解散。 ・ゴーゴンウルヴァリン:エネミーオブザステート」編(2005)が初登場の、割と新顔のヴィラン。 見た者を石化するミュータントパワーの持ち主。切られても平気なようなので、おそらく再生能力もある。 ザ・ハンドの秘術を学ぶべく、自ら入門志願し、蘇生を願い出てハンド幹部の前で切腹。 その後ヒドラに取り入り、ヒドラのボスの妻を籠絡。ボスを殺してヒドラをも掌握。 剣技も相当なレベルであり、ウルヴァリンとの初戦では気配を察知させず背後からの一撃で仕留め、 二度目は正面からウルヴァリンと戦って圧勝。三度目に石化光線を反射されて敗北。かなりの強キャラ。 ハンドの秘術でウルヴァリンを洗脳転生させ、多くのS.H.I.E.L.D.隊員と、 スパイダーマンの仲間「ホーネット」、X-MENの「ノーススター」の命を奪い、 別の事件ではオリンポス神のフォボス(少年の肉体だが)と対決し、殺害。 フォボスの「草薙の剣」と、愛刀「ゴッドキラー」とは互いに折れてしまった。 2014年1月現在、「アベンジャーズワールド」第1号でハンドの首領として再登場中。 ちなみに、同名の超人がインヒューマンズにもいるが、全くの無関係。 ・ブルード 昆虫のような生態の宇宙人。他の生命体に寄生し、女王に使える兵士とする。 一度寄生されると基本的には二度と元に戻れない、恐ろしい敵。 そんな恐ろしい連中を捌いて食肉にしてるこのゲームのマドリプール市民って、凄い…… X-MENの若手だった頃のハボックは、寄生された一般市民を殺害してしまった事が トラウマになっていた。 ケイジ&フィスト不在期のヒーローズフォーハイアーもまた餌食になりかけ、 昆虫と会話できるメンバー「ハムバグ」が女王の虜となり、仲間の手で命を断たれる 事を自ら願い、散っていった。 知能はあるが、本来自我らしい自我を持たず、個体名も持っていない。 なんとなく、ハンター×ハンターのキメラアントの元ネタっぽくもある。 中には高い知能や自我を持つ個体も存在し、ハルクの仲間となった者や、 ウルヴァリンの開設した学園の生徒になった者もいる。 ・マダムヒドラ 肉体的には一般人。一流のスパイで、バイパーの二つ名の通り、毒を得意武器とする。 利害関係次第でヒーローともヴィランとも戦うため、味方が少ない。 ヒーロー側までは行かず、大悪党でも小悪党でもないという微妙なポジション。 ウルヴァリンに激しく惚れ込んでおり、洗脳して無理やり結婚しようとした事も。 レッドスカルは彼女を高く評価しており、恋愛感情も持っていたようだ。 ボディーガードとして雇っていたシルバーサムライを恋人にした事もある。 スパイダーウーマンとの因縁も深く、二重スパイと知りつつ利用していた。 生い立ちはかなり悲惨で、幼い頃にハンガリーの孤児院から騙されてヒドラに拉致られ、 幹部「クラーケン」の手で育てられる。 成人して幹部となってから、キャプテンアメリカとの戦いに破れ、生死不明となった際、 (成り行きで)組織を抜ける事が出来た。 その後、蛇の名を持つヴィランのみの組織「サーペントスクワッド」に所属し、 ボス「バイパー」を抹殺して名前と地位を奪い、自力で犯罪界に地位を築く。 割と穏健なポジションでマドリプールの支配者となっていた時期も結構長い。 ゴーゴンが失脚した後のハイドラに復帰し、なんとかまとめていたようだが、 ハイドラとの繋がりをマドリプール国民に暴かれ、失脚した。 エレクトラ 前の記事でも書いたように、元々はキングピン配下の殺し屋。愛用の武器は釵(サイ)。 デアデビルに惚れて組織を裏切った結果、ブルズアイに殺害され、ハンドに蘇生される。 ゲームでの彼女は、この初期の殺し屋時代のポジションだが、本来はヒーロー陣営。 ハンドを抜けた後に老師スティックの教えを受け、超人的な精神力と忍術とを身につけ、 自分自身の暗黒面を打倒し、ハンドの精神支配から脱した。 ウルヴァリンとは何かと縁があり、熱愛とまで行かずとも、何度も共に戦い、イイ感じになってもいる。 ウルヴァリンの獣化が止まらなくなった際には老師の霊と共に彼の精神統一に協力し、 自我を取り戻させた事もある。 フューリーに雇われてS.H.I.E.L.D.のエージェントとなった後、前述のゴーゴンの事件では 再びウルヴァリンの自我復活に寄与している。 ウルヴァリンとのエピソードは絵物語としてMARVEL公式で天野喜孝に描かれた事もあり、 その内容はDVDの映像特典でも紹介されている。 異星人スクラル帝国の地球侵略が行われる少し前、彼女は激闘の末に捕らえられ、 スクラルの変身能力で入れ替わった偽エレクトラがハンドの首領となった。 アイアンマンによって収容船から救い出されたが、監禁時の拷問で後遺症が残ってしまった。 暗黒時代編ではハンデを抱えたままオズボーン長官による抹殺対象となるも、自力で切り抜けた。 その後前述のシャドウランド編でデアデビル救出に協力した後、ロス将軍=レッドハルクの誘いで サンダーボルツ入りする。