気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

悪法 電気用品安全法 その3

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朝日や日経、と言った大手新聞でも取り上げられました。

http://www.asahi.com/business/topics/TKY200602200084.html

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060221AT1F1700W20022006.html

MBSやTBSでもTV報道もあり、じわじわと認知度は広まっている模様。

しかし、危機感が足りてない感は否めない。

日経の方は紙面での大きさも小さく、非常に危機感の無い扱いで

色々と想像させられる扱いだったようですが、

朝日は割と大きく、詳細に取り扱っている点、よくやったと言いたい。

普段はアカヒとか蔑称で呼ばれがちだが、

先の民主党ライブドアメール偽造に真っ先に切り込みを掛けたのも

朝日だし、ちょっと見直してしまったかもしんない。

極左洗脳メディアとか言ってる人は反省するように。

さて、そうして問題の危機意識が浸透していっている最中でも、

具体的にどこの誰がこの法案を捻じ曲げてしまったのか、

最大の犯人は、経済産業省周辺、という事意外明確にはなっていない。

唯一、法案推進している経産省『消費経済部』の個人名が明らかになったくらいだ。

(少なくとも、不勉強な筆者である私はそれくらいの認識しか得ていない)

当然、先の記事で紹介した谷みどり氏のブログには、国民の怒りの声が殺到した。

今回の問題が発覚するまで、一件につき1コメント程度しかついていなかった

ブログに、1000件を越すコメントが即日殺到。

このままでは廃業するしかない、等、痛切な声が多々ある中、

「谷みどりさん、これだけの声が寄せられているのに、何かコメントは?」

と、何らかの反応を求める声も出始める。

その声は、一日が過ぎても何の反応も無いことから、ますます大きくなる。

そして……ついに谷みどり氏の新しい記事投稿が行われる。

それが、これだ

・2006年02月19日 このブログについて

http://blogs.dion.ne.jp/tanimidori/tb.cgi/2883456

読んでいただくと分かるかと思うけれど、

全く、中身の無い答弁です。

ここで谷みどり氏が述べているのは、終始

>これは、私の書く内容が経済産業省の組織的な合意を経たものではなく、

>私の一存で書いているものだからです。

という内容だけで、

今回の件についてどう思うか、という人間的な反応は欠片もありません。

添削点だらけの某エイベックス文書とは大違い。

一分の隙もありません。  さすが日本国が誇る消費経済部長様です。

『私のブログは経済産業省とは無関係です』

ただ、それだけ。

さすが、責任を回避する術に長けておられます。

なるべく第三者的視点から、冷静に記事を書こうと心がけている私ですが、

さすがにこれは酷い、と、嫌悪の念を隠し切れない内容です。

悲壮な思いを抱え、このブログに一縷の望みを託していた人々です、

この反応に、怒りを感じない訳がありません。

殺到する怒りの声、声、声……

谷みどり氏は、どうするのか?

当然のように

・2006年02月20日 ブログ閉鎖のお知らせ

http://blogs.dion.ne.jp/tanimidori/tb.cgi/2890817

この通り、です。

>これから、なるべく皆様のお役に立つ情報をお届けしたいと思います。

>どうぞよろしくお願いします。

谷さん、この初心は、どこへ行ってしまったのでしょう。

渦中に在っては、誠意を失すれば、火の手はより苛烈に、大きくなるもの。

そんなことは、民間企業の不祥事を見ていれば、一オタクにでも分かる事です。

谷さんが、とても残念な選択肢を選んで(選ばされて)しまったのが、

とても残念です。

一体、この国はどうなってしまうのでしょうか……