気刊くろみつタイムス

主にゲームプレイ日記。過去記事一気読みは「目次」からどうぞ! ※他ブログからのインポート引っ越し時に改行崩れ&画像消滅が発生しています。

ゴジラ対メガロ 初視聴レビュー(前編)

画像
先日、以前から見たかった
ゴジラ対メガロ』を念願叶って見ることができた。
しかもLDで。
以前から、メガロカッコイイのに映画の評判散々なのは余程の
出来なのかなぁ、と、自分の目で確かめたかったんですよ。
友人のLDピチガイが快く貸してくれたので、
この度無事視聴とあいなりました。
視聴記念に、レポートも書いてしまえ、とつらつら書いてたら
ブログのバイト数規制にひっかかる長文になってしまったので、
今回は前・後編に分けてお届けします。
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<レビュー 前編>
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冒頭、いきなり核実験で怪獣ランドに地割れ。
そんなトコで実験してたら核大好きっ子の東宝怪獣が
えらい事になるじゃないか!!
ラドンも慌ててるし! 
アンギラスなんか地割れに飲まれてるし!!
こいつらが出てくるって話聞かないし、もしかして
このままこいつら退場!?
アンギラスが長らく声掛からなくなるのはこのせい?!
おのれ核実験!!
メタルステラザウラーの悲劇再び!?
(再びも何もこっちが先です)
そして、本編スタート。
男性二人が少年を連れて三人で旅行をしている。
湖の上、ボートで遊ぶ少年、微笑ましく見守る二人の男。
怪しい。
こいつら、絶対ホ(r
そうこうしていると湖に異変が。
大地が裂け、大渦が発生。子供がピンチだ。
なんとか難を逃れたが、結局怪獣が出てくるワケでなし、
ここのところ天変地異が続いているらしい。
過去大災害に飲み込まれたムーやレムリア大陸の例を挙げ、
日本の危機を憂う男達。
レムリア大陸?? どこだそりゃ!
どうやらそのレムリアというのが今回の敵になりそうだ。
帰宅する男達。
どうやら彼らは科学者と助手と助手の弟らしい。
他に家族もいないし、女っ気ゼロ。
やっぱりこいつらデキ(r
少年が工作するガレージとかあるし、どうも助手の家っぽい。
科学者は助手の家に住ませてもらい、研究所にしているのか?
科学者、どうもヒモ(r
科学者達は自宅に着くと、さっきの地震でロボットが壊れて
いないかと心配を始める。
にしても奇抜な家だ。 奇怪な立方体のオブジェがぶら下げて
あったり。 それ危険だろ、カドが頭に当たる位置だし。
と、研究所に賊が!!
賊は慌てて去っていくが、洋服のボタンのようなものを落として
いく。
追跡しようとするが、賊は火炎瓶を使い、車で逃げ切る。
狙いはこのロボットか?
首がまだ取り付けられていないジェットジャガー登場。
おお、あの顔が無いと、結構かっこよく見えるじゃないか。
賊は謎の赤い砂を落としていた。
調べると、謎の赤いボタンと同じ成分だった。
なんと、それは海底三千キロの地層と同じ砂で、
イースター島の地層と同じだったのだ!
ショボいモアイ映像が一瞬オーバーラップする。
さすがに長い時間これをイースター島の風景と主張する自信は
無いらしい。
そして、ロボット工学の研究者のはずなのに地層にまで詳しい
のはさすが『東宝の博士』。
博士とは万能でなくてはならないの法則発動!
助手の弟はガレージで自作ポケバイを完成。
走って遊びに出かける。
おーい、そういうのは自宅の敷地内から出ちゃイカン法律だろ、
止めろよ兄貴!
どうも弟も技術者の才能があるらしい。
研究所に盗聴器を仕掛けていた悪党ズ、出かけた少年を早速拉致。
ちぇ、こういう時女の子なら燃えるのになぁ~
一方、研究所ではジャガーさんが完成の時を迎えていた。
両目はテレビカメラで、自動制御……つまり、自律行動ロボだ。
そんな危ないロボを作ろうというのだから、個人的な施設で
研究していたのだろうか。
どう考えても商用には作られていないし、基礎研究にしては
資金援助受けてなさそうな研究所だし、どうもこの計画は
助手君の自腹で資金出してそうな感じがしますよ。
そこで賊は、今だ!とばかりにジャガーさんを強奪に研究所に
襲撃を掛ける。
銃で撃たれ倒れる助手と博士。 
ええっ!?まさかここで死なないよね?
賊は研究所の通信機で『シートピア』へと連絡。
携帯用通信機を持っていないようだ。
そしてその『シートピア』登場。
うわっ……胡散臭っ!!
胡散臭い大王風の男が、モアイ像を背景に、半裸の女性を
クネクネ躍らせまくり。
エロいよ! エロいよダンサーズ!
もし私が独裁者になる事があったら、見習いたい風景ですね?
大王かくあるべし。
どうも核実験のせいで海洋汚染が進み、激怒しているようだ。
パターンは『歌う竜宮城』と同じ。
大王も美少女と一緒に暮らせば怒りも無くなっただろうに!
ジャガーを手に入れた事が計画の発動に繋がったらしい。
メガロ、ついに発進。
ここで発進という事は、冒頭の湖の異変はメガロの
せいじゃなかったようだ。
にしてもメガロはやっぱりカッコイイ。
ムシキングブームなんだし、来年辺り
『MEGALON2006』
とかピンで映画化しましょうよ! ゴジラもお休み中だし!
そしてライザーシロガネをジャガーにリデコして戦(r
ジェットジャガー、操られ、飛ぶ。
さも飛ぶことなど当然であるかのように軽やかに飛ぶ。
助手と弟は緊縛されたまま目覚める。麻酔銃だったか。
トラックのコンテナに監禁され、どっかに輸送中だ。
少年のナマアシが色っぽい。
嗚呼、これが弟でなく妹だったらなぁ(二度目)。
シートピア人、どうやらトラックの運ちゃんに報酬を渡して
コンテナを地割れまで運んで落とせと依頼しているらしい。
自分では運転できないのか、それとも人手不足なのか……
異文化の地で苦労しているな、シートピアン。
黒ずくめの海底人類と運ちゃんとエロポスターのコラボで、
車内はかなりのグルーヴ感を醸し出している。 
博士も縛られたまま目覚める。
殺せば早かったのにわざわざ麻酔で済ます辺り、
シートピア人の優しさが伺えます。
シートピアンだって本当はこんな事したくないんだよ!
……多分。
ジャガーは動作良好、と呑気に通信しているシートピア人の
背後にジリジリと迫る博士。
どうやら通信内容からすると、ジャガーを奪ったのは
シートピアを守る防衛ロボットが欲しかったから、らしい。
って、一体きりではどうしようもないし、設計図の方を
奪えばいいんじゃないか!
博士だけ拉致らず研究所に置いていたのは、実はまた後で
作らせようという意図があったのかどうかは不明。
早速、さも当然のように素早く縄を自力で解く博士。
早速、バイオレンスの嵐でシートピア人を圧倒する博士。
強いぞ博士、ワイルドだ。
絞め殺さんばかりの勢いで締め上げ、二人をどこやったと
自白を迫る。
シートピア人は白状するんだが、容赦なく絞め落とす博士。
バイオレンスだ。 一応殺してはいないようで安心。
二人を取り戻すべく車で追う博士。
それよりジャガー呼び戻した方が良くないか博士。
だがしかしすぐにも追っ手がかかる。
シートピア人の自動車とバイクの二台が追撃する。
ゴジラ映画では珍しいカーチェイスシーンの始まりだ。
このシーンがさり気なくかなり派手。
階段を自動車のまま駆け下りたり、超急な坂道下ったり、
まさか本物じゃないよな、ミニカーだよな、という場面の
『落下』に近い駆け下りでも、ちゃんと中で人が動いてる。
工事現場の作業小屋に突っ込んで振り切るのだけれど、
ハデに小屋を壊した後、シートピア人のバイクの上に
ペンキがだばーーーっと浴びせられるオチが付いて綺麗に
終わる。 うーん、さすがファミリー向け映画。
メガロ、ついに地上に姿を現す。
ジャガーに先導させ、東京を襲う計画だ。
って、もしかして東京の場所が分からないのか?!
にしてもメガロの飛行音は良いなぁ
オルガンの鍵盤を同時に鳴らしたような……フヒィーン
助手と少年を乗せた車にメガロが近づいていく。
トラックの運ちゃんはその辺の崖に落とせばいいじゃんと
妥協案を言いだすのだが、なぜか銃突きつけて脅してまで
いいや、ダムに落とさんと許さんぞぅ、と強硬。
我が身の危険も省みず、二人の人質を自分の居城に
保護しようというのか!やっぱりシートピア人優しいよ!
自衛隊出動。メガロを迎え撃て!
メーサー車キターーーー!!
しかし、BGMは沈痛で暗い。完璧に負けムード。
こりゃだめぽ……
トラックの運ちゃん、いよいよ危険が迫ってきて、
シートピア人に反逆。依頼主をぶん殴って車のドア開けて
ほり捨てる。
仕事の依頼受けた相手に対してえらい仕打ちです。
あっさりと殺人も厭わぬ行動で、シートピア人より凶悪。
で、さっさと転がしていけばいいのに、わざわざコンテナを
ダムに沈めることにする運転手。
雇い主をブッ殺してまで逃げたがっていたのに、いまいち
よく分からない行動原理だが、きっと彼なりのプロ根性
だったに違いない。
ん……ダム?
特撮映画で、ダム?
だめだ、運ちゃん!! 早く逃げて!!
 一 刻 も 早 く !!
果たして、ダムの向こうから、何かの泣き声が!
メガロ来た! やっぱり来たよ!!
ダムは怪獣吸い寄せる特性があると学会に発表しなきゃ!
振動でトラックとコンテナはダムに落ちそうだ。
間一髪で踏みとどまっている。
そこに博士が到着!
危機に陥った運転手達はいかにも速そうな博士の車を見た
せいか、乗せてくれ、と懇願する。
いやいや、あのコンテナ降ろすのが先だと説得する博士。
既に人間の理性を失った運ちゃん達は「やかましい!」と
博士を銃で脅し、車を強奪。 最早暴徒だ。
コンテナから二人を救う間もなく、メガロがダム破壊。
やっぱり壊される運命にあるのがダムか。
だがしかし我らのメガロ様はここで他の怪獣とは一味違う
ところを見せてくれる。
自分で壊したダムの流れに飲まれる怪獣初めてみたよ!!
破壊の衝撃でコンテナはついに落ちた!!
ふっ飛んだ!!
木の上に落下した!!
跳ねた!!
地面に落ちた!!
コンテナ開いた!!!
・・・・・・
生きてるーーーーーーー!?
カートゥーン的生還劇で見事に脱出に成功した二人。
無傷です。 ええ、無傷ですとも。
無事を喜ぶ博士達の上空を、ジェットジャガーが飛ぶ。
ジャガーゴジラを呼びにいけたらなぁ」
などとつぶやく。
ああ、怪獣ランドに収まった我らが怪獣王は呼べば来る
程度の存在なのだなぁ、と嘆息。
まさに飼い獣王ですね。
(うわ、俺チョー面白ぇ!)
博士、こんな事もあろうかと、リモコン装置無しでも、
超音波でジャガーさんを操る機能も付けといたと言う。
助手さえ知らない新機能をこっそり仕掛けている辺り、
二人の関係の危うさが伺えます。
助手に奪われた時のためなんだろ? そうなんだろ?!
自衛隊が攻撃を開始。
だがしかしBGMはやっぱり沈痛だ。
森の木々をなぎ払うメーサー光線がカコイイ。
×メカゴジ冒頭のメーサー、もしかしてこのシーン元に?
逃げ回るメガロ。 効いてる? 効いてるよ!
逆襲に出るメガロ。 ああ、やっぱりだめだ。
炎に包まれ、ぐんにゃり歪む戦車模型。 いいねぇ~
超音波操作の有効範囲へ近づこうと、博士達、自衛隊
ジープにいきなり乗せてもらう。
顔パスなほど有名人なのか?! 
それとも自衛官が融通の効く人だったのか……
ジープからヘリに乗り換え、ジャガーを追う一行。
メガロ、珍妙にピョンピョンと飛び跳ねながら
ジャガーの先導で進んでいく。
肉薄するヘリ。 危ない!ジャガーと正面衝突だ!
だが間一髪、超音波での割り込みが成功し、博士は
ジャガーのコントロールを奪い返す。
「怪獣島へ行け、ゴジラを呼んでくるんだ!」
うろたえるシートピア人、
「M宇宙ハンター星に救援を!」
ガイガンの出動要請だ!
海底人類、えらい規模の小さい組織なのに、コネは
宇宙スケールかよ!
メガロは自衛隊航空戦力と激戦を続ける。
怒涛のミサイルの猛威に、火薬の煙で姿が隠れる程の
激しい特撮! 迫力だ!
だがしかしBGM無しの無音。 
うーん、ゴーゴーとは言わないが、景気の良い劇伴が
欲しいシーンなんだけどなぁ
とか言ってるとまた悲痛なBGMに……
<レビュー後編へ続く>